JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2013-04-03 | シャック便り

[全日空がミリオンマイラープログラムを開始]
全日空が生涯のマイルを通算し、一定値に到達した際に景品をプレゼントするミリオンマイラープログラムを始めるようです。

生涯マイルが50万・100万・200万マイルに達するとネーム入りタグがもらえるそうです。既に達成している場合にはスタート時点で贈呈するとのこと。ただしボーナスマイルは評価されず純粋にフライトマイルだけでの評価だそうです。

タグだけで「ミリオンマイラープログラム」というのは少々大げさな気もしますがこのマイルに達するくらいならマイルの上級会員を取得しているはずなのでラウンジサービスとかを追加しても不要ってことなんでしょうかね。

でも上級会員ならタグをくれますから、このプログラムの価値って何だろう?と考えてしまいます。

一方のJALも最近生涯マイルの表示がされるようになりました。ゆくゆくは同様のプログラムを始めるのかも知れませんね。ちなみに私の場合、本年3/31現在でJALグループへの総搭乗回数377回、生涯マイルは約12万マイルです(全日空は10回くらいしか乗ってないはずHi)。伊丹-羽田など短距離路線が大半なのでこんなもんです。50万マイルですら一生かかっても無理でしょうね。

 
[MD-90型機が引退]
JALのMD-90型機が3/30をもって引退しました。

MD-90はマクドネル・ダグラス社の航空機で、元々は日本エアシステムが羽田や伊丹から地方空港を結ぶために16機投入したものです。当初は故黒澤明監督がデザインした独特の塗装でした。JALとJASの経営統合後はクラスJが設置されて活躍していたものの、ボーイング737型(-800)への置き換えのため引退となったものです。

マクドネル・ダグラス社はDC-8/9/10の成功でジェット旅客機のメーカーとしてボーイング社と肩を並べる有力メーカーでしたが、MD-11型機の失敗やエアバス社の台頭で経営が行き詰まり、ボーイング社に吸収されてしまいました。吸収後に投入されたボーイング717型機も含めてダグラス社の飛行機は全て生産中止となっており、DC-8以来連綿と続いてきたダグラスのジェット機が日本の航空会社から消えることになります。

私はDC-10,MD-11/81/90は乗ったことがありますが、MD-87だけは乗れませんでした。MD-87は小型でパワーがあり、滑走路が1600mしかない北九州空港とか高地にあってエンジン性能が低下する松本空港など特殊な空港に優先して乗り入れた機材でしたので乗るチャンスがありませんでした。

このシリーズは後方にエンジンが付いているため機内が静かで快適でした。JALのMD-90はアメリカのデルタ航空に引き取られ国内線に使用されるそうです。

 
[調布飛行場新ターミナルが供用開始]
大島・新島・神津島行きの新中央航空が就航している調布飛行場の新ターミナルが完成し供用が始まりました。

今までのターミナルは仮設のもので、飛行場の管理者である東京都が隣接地に本格的なターミナルを建設していました。新しいターミナルは待合室が拡張され、2階には展望デッキも設置されたそうです。新中央航空は全日空が撤退した三宅島線に来年参入予定とのことで、ターミナルの利用者は今後増えるものと思われます。

調布飛行場は戦時中は陸軍の飛行場で、戦後アメリカ軍が接収していました。返還後は飛行場を廃止し跡地利用を考えたもののまとまらず、暫定的に飛行場(場外離着陸場)として使用されてきた経緯があります。その後正式に飛行場に復帰し、800mの滑走路1本でプロペラ機やヘリ専用の飛行場として存続しています。

新中央航空は荷物の輸送に難点があること(伸縮ポールやアンテナなどを預け荷物にすると結構料金を取られる)、調布飛行場が京王線からバスかタクシーで交通の便がよくないことから私は利用していませんが、多摩地区の方でしたら東海汽船より利用しやすいのではないかと思います。

コメント
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