[JTAが沖縄県内路線にクラスJを投入]
日本トランスオーシャン航空(JTA)の沖縄県内路線のうち、那覇-宮古、那覇-石垣の一部便に上級座席のクラスJを設定することが決まりました。7月の夏ダイヤから予定しているとのことです。値段はJALの他路線と同じ+1,000円です。
JTAの一部機材には以前からクラスJの座席があり、福岡-那覇、岡山-那覇など本土との路線ではクラスJとして使用してきましたが、これらの機材を沖縄県内路線に使用する際には普通席扱いとしていました。LCCが石垣に就航することもあり、利用率の高いクラスJで他社との差別化を図るようです。
ちなみにクラスJを普通席扱いにする場合はマイルの上級会員などに優先して割り当てるルールがあり、個人的には何度かこの割当を受けています。クラスJにするとマイルが10%アップになるのですが、宮古や石垣線ですと普通席でも空いていることが多く、短距離ということもあり追加の1,000円を払うかといえば微妙かも知れませんね。
[座間味-渡嘉敷間の航路]
昨年試験運航された座間味-渡嘉敷間の「ケラマ航路」が4/27から定期運航になりました。これは座間味村が所有し座間味島と阿嘉島を結んでいる行政連絡船の「みつしま(定員12名)」を活用したもので、1日2往復運航されるそうです。運賃は片道700円、渡嘉敷島に入島する場合は100円の環境協力税が別途かかります。
利用にあたっては前日までに座間味村の公営企業課に電話予約が必要で、当日の申し込みはできません。予約のない日は運航しないとのことです。
座間味・渡嘉敷とも同じ慶良間諸島にある島ですが、これまでは互いを直接結ぶ航路はなく、一旦那覇の泊港を経由するか漁船をチャーターするしかありませんでした。ともに観光が主産業の島ですので、相乗効果が出ればいいでしょうね。
[宮古島でハブを捕獲]
毒蛇のハブがいないとされてきた宮古島で先日サキシマハブが捕獲され、大きなニュースになっています。見つかったのは島の繁華街に近い平良港近くの公園で、市民が捕まえてペットボトルに入れた蛇がサキシマハブだったとのことです。私もすぐ近くで移動運用をやったことがあるので驚いています。
専門家の意見によると宮古島で繁殖しているとは考えにくく、石垣島からの貨物船に紛れ込んでやってきたのではないか、とのことだそうです。もちろん宮古島の気候ですとハブが生きてゆけますから、他に紛れ込んだハブがいないとも限りません。念のため草むらや隙間のある石垣などにはご注意ください。
宮古病院にハブの血清を用意しているとのことで、万一の際は慌てず宮古病院に連絡して欲しいとのことです。