那覇から離島に行く際に利用することが多いのが泊埠頭です。個人ブログ等であまり紹介されていない泊埠頭についてご紹介したいと思います。
[泊埠頭とは?]
那覇港を構成する一部で、泊埠頭にはターミナルビルの「とまりん」があり慶良間諸島をはじめとした離島行きの定期船が出ています。
付近にはNHKのお天気カメラが設置され沖縄に台風が接近した際の那覇のニュース映像ではよくこの泊埠頭に船が停泊している姿が登場します。
[どこに行く船が出ているの?]
利用できる船会社と行き先は以下の通りです。
大東海運 南大東島・北大東島
久米商船 久米島・渡名喜島
粟国村営 粟国島
渡嘉敷村 渡嘉敷島
座間味村 座間味島・阿嘉島
これらの航路図は以下の通りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/22/7deb306c9a462b23c737d0687ea8755e.jpg)
ご覧の通り離島間の移動は非常に制約があり、多くの場合一旦泊埠頭まで戻らないと他の離島に行くことができません。加えてどの船も本数は少なく、他の島に行く場合は那覇で一泊して翌朝出発するしかありません。また通常ダイヤで日帰りでのQRVが可能なのは渡嘉敷・座間味・阿嘉島に限られ、久米島は飛行機を利用すれば日帰りQRVが可能となります。
従って例えば久米島に行っている移動局に「座間味の予定はありませんか」と聞いても一旦那覇に戻り一泊しないと行けず無理な話となります。リクエストをされる場合は特にご注意ください。
[とまりんとは?]
泊埠頭の再開発で建てられた複合施設で、各社のチケット売り場や飲食店などの商業施設、ホテルが入居しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d2/f59845e8eb381825d656cf003a285f3c.jpg)
船を利用する際に必要なチケット売り場や売店は1Fに集められています。コンビニのローソンがありますし、マーミヤかまぼこのお店でお弁当を扱っていますから離島に出かける際には便利です。
お弁当はマーミヤかまぼこの方が安いですし種類も豊富だと思います。200円台からお弁当があり目移りするほどです。どの船にも売店やレストランなどはありませんから特に航海時間の長い久米島や大東諸島、食堂や商店の少ない渡名喜に行かれる場合は弁当はマストアイテムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d6/1b89562ac0670f4b5b0d4005748d9418.jpg)
船の停泊位置は図の通りです。
[アクセスは?]
ゆいレールの美栄橋駅下車約10分です。美栄橋駅を出て川沿いに海の方向に進み、国道58号線に出たら右折するのが初心者でも分かりやすいルートだと思います。
バスを利用の際は泊高橋バス停が最寄りです。那覇バスターミナル方面から乗った場合、泊高橋のバス停は久茂地(国道58号)経由ならばとまりん前にバス停がありますが、牧志(国際通り)経由ですと又吉通りにバス停があり、かなり歩きますので久茂地経由の利用が便利です。バス前面の本土なら「ワンマン」と表示されているところに「久茂地」と黄色で表示しているバスが久茂地経由便です。
なお那覇空港から直接泊高橋バス停に行くバスは23番(一部)・99番・120番とやんばる急行バスが利用できます。本数は多くないので急ぐならタクシーが便利です。タクシーで向かう場合は「とまりん」で通じます。
[渡嘉敷・座間味方面の高速船利用の際は]
渡嘉敷と座間味行きの高速船は泊埠頭の北岸から出ています。とまりんから徒歩5~7分前後かかりますので時間ギリギリの場合は特にご注意ください。
なお北岸の待合所で座間味行き高速船の乗船券を、その先「とかしき島」と書かれた看板の奥にあるプレハブ小屋で渡嘉敷行き高速船の乗船券を販売しています。下の画像右手奥に入口のみ写っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/93/1f85ba614bc5745abe8d33a7facbb2f1.jpg)
とまりんでも乗船券は購入できますが、タクシーの場合は「泊港北岸」と言って直接こちらに来てもOKです。北岸待合所には売店があり弁当などはこちらでも買えます。
渡嘉敷・座間味ともフェリーの乗船券はとまりんでの発売となりますのでご注意ください。
[だいとう利用の注意点]
だいとうは通常泊埠頭からですが、危険物輸送便に限り那覇新港からの発着となります。発着埠頭については大東海運に電話すると教えてくれますので確認を怠らないようにしてください。那覇新港へは101番のバスで「埠頭入口」下車となります。101番のバスは本数が多くないためあらかじめ時刻を確認の上でご利用ください。
[フェリー粟国の注意点]
粟国行きのフェリー粟国は出航の10分前にはタラップを外すことになっています。従って出航時刻の25~30分前を目安に時間に余裕をもって泊埠頭に着くようにしてください。
[他に船の出る港があるの?]
先の「那覇新港」と「那覇埠頭」があります。間違えないようにお願いします。
那覇新港 マルエーフェリー阪神航路(大阪・神戸方面行き)
那覇埠頭 マルエーフェリー・マリックスライン鹿児島航路(本部・与論・沖永良部・徳之島・
奄美大島・鹿児島方面行き)
那覇埠頭はゆいレール旭橋駅下車徒歩10分です。
[よくある質問]
Q:近くに生活用品を含め買えるスーパーがありますか?
A:徒歩約5分の所にユニオン前島店があります。24時間営業です。
Q:近くに金融機関はありますか?
A:国道58号線を挟んで反対側に沖縄銀行が、とまりんアネックス棟に郵便局が
あります。とまりん内のローソンにもATMがあります。
Q:船の到着後すぐに那覇空港から本土に帰る予定です。乗り継ぎは何分ぐらいですか?
A:船の到着後飛行機の出発までタクシー利用ですと60分、ゆいレール利用ですと
80分が標準だと思います。LCC利用の際はさらに余裕が必要です。
[泊埠頭とは?]
那覇港を構成する一部で、泊埠頭にはターミナルビルの「とまりん」があり慶良間諸島をはじめとした離島行きの定期船が出ています。
付近にはNHKのお天気カメラが設置され沖縄に台風が接近した際の那覇のニュース映像ではよくこの泊埠頭に船が停泊している姿が登場します。
[どこに行く船が出ているの?]
利用できる船会社と行き先は以下の通りです。
大東海運 南大東島・北大東島
久米商船 久米島・渡名喜島
粟国村営 粟国島
渡嘉敷村 渡嘉敷島
座間味村 座間味島・阿嘉島
これらの航路図は以下の通りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/22/7deb306c9a462b23c737d0687ea8755e.jpg)
ご覧の通り離島間の移動は非常に制約があり、多くの場合一旦泊埠頭まで戻らないと他の離島に行くことができません。加えてどの船も本数は少なく、他の島に行く場合は那覇で一泊して翌朝出発するしかありません。また通常ダイヤで日帰りでのQRVが可能なのは渡嘉敷・座間味・阿嘉島に限られ、久米島は飛行機を利用すれば日帰りQRVが可能となります。
従って例えば久米島に行っている移動局に「座間味の予定はありませんか」と聞いても一旦那覇に戻り一泊しないと行けず無理な話となります。リクエストをされる場合は特にご注意ください。
[とまりんとは?]
泊埠頭の再開発で建てられた複合施設で、各社のチケット売り場や飲食店などの商業施設、ホテルが入居しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d2/f59845e8eb381825d656cf003a285f3c.jpg)
船を利用する際に必要なチケット売り場や売店は1Fに集められています。コンビニのローソンがありますし、マーミヤかまぼこのお店でお弁当を扱っていますから離島に出かける際には便利です。
お弁当はマーミヤかまぼこの方が安いですし種類も豊富だと思います。200円台からお弁当があり目移りするほどです。どの船にも売店やレストランなどはありませんから特に航海時間の長い久米島や大東諸島、食堂や商店の少ない渡名喜に行かれる場合は弁当はマストアイテムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d6/1b89562ac0670f4b5b0d4005748d9418.jpg)
船の停泊位置は図の通りです。
[アクセスは?]
ゆいレールの美栄橋駅下車約10分です。美栄橋駅を出て川沿いに海の方向に進み、国道58号線に出たら右折するのが初心者でも分かりやすいルートだと思います。
バスを利用の際は泊高橋バス停が最寄りです。那覇バスターミナル方面から乗った場合、泊高橋のバス停は久茂地(国道58号)経由ならばとまりん前にバス停がありますが、牧志(国際通り)経由ですと又吉通りにバス停があり、かなり歩きますので久茂地経由の利用が便利です。バス前面の本土なら「ワンマン」と表示されているところに「久茂地」と黄色で表示しているバスが久茂地経由便です。
なお那覇空港から直接泊高橋バス停に行くバスは23番(一部)・99番・120番とやんばる急行バスが利用できます。本数は多くないので急ぐならタクシーが便利です。タクシーで向かう場合は「とまりん」で通じます。
[渡嘉敷・座間味方面の高速船利用の際は]
渡嘉敷と座間味行きの高速船は泊埠頭の北岸から出ています。とまりんから徒歩5~7分前後かかりますので時間ギリギリの場合は特にご注意ください。
なお北岸の待合所で座間味行き高速船の乗船券を、その先「とかしき島」と書かれた看板の奥にあるプレハブ小屋で渡嘉敷行き高速船の乗船券を販売しています。下の画像右手奥に入口のみ写っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/93/1f85ba614bc5745abe8d33a7facbb2f1.jpg)
とまりんでも乗船券は購入できますが、タクシーの場合は「泊港北岸」と言って直接こちらに来てもOKです。北岸待合所には売店があり弁当などはこちらでも買えます。
渡嘉敷・座間味ともフェリーの乗船券はとまりんでの発売となりますのでご注意ください。
[だいとう利用の注意点]
だいとうは通常泊埠頭からですが、危険物輸送便に限り那覇新港からの発着となります。発着埠頭については大東海運に電話すると教えてくれますので確認を怠らないようにしてください。那覇新港へは101番のバスで「埠頭入口」下車となります。101番のバスは本数が多くないためあらかじめ時刻を確認の上でご利用ください。
[フェリー粟国の注意点]
粟国行きのフェリー粟国は出航の10分前にはタラップを外すことになっています。従って出航時刻の25~30分前を目安に時間に余裕をもって泊埠頭に着くようにしてください。
[他に船の出る港があるの?]
先の「那覇新港」と「那覇埠頭」があります。間違えないようにお願いします。
那覇新港 マルエーフェリー阪神航路(大阪・神戸方面行き)
那覇埠頭 マルエーフェリー・マリックスライン鹿児島航路(本部・与論・沖永良部・徳之島・
奄美大島・鹿児島方面行き)
那覇埠頭はゆいレール旭橋駅下車徒歩10分です。
[よくある質問]
Q:近くに生活用品を含め買えるスーパーがありますか?
A:徒歩約5分の所にユニオン前島店があります。24時間営業です。
Q:近くに金融機関はありますか?
A:国道58号線を挟んで反対側に沖縄銀行が、とまりんアネックス棟に郵便局が
あります。とまりん内のローソンにもATMがあります。
Q:船の到着後すぐに那覇空港から本土に帰る予定です。乗り継ぎは何分ぐらいですか?
A:船の到着後飛行機の出発までタクシー利用ですと60分、ゆいレール利用ですと
80分が標準だと思います。LCC利用の際はさらに余裕が必要です。