JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

奄美大島移動運用メモ

2020-03-30 | シャック便り
奄美大島メモ
[鹿児島県奄美市・大島郡]
奄美大島は奄美群島の主島です。人口は約6万人と離島では最大で、サトウキビの栽培やタンカン、マンゴーなどの果物栽培が盛んです。大島紬や黒糖焼酎などの特産品もあります。

中心は奄美市の名瀬で、このほか大島郡龍郷町・瀬戸内町・大和村・宇検村から成ります。

歴史的には本土側が支配した時代と琉球側が支配した時代があり、江戸初期の薩摩による琉球侵攻により奄美は薩摩の支配下となりました。明治に入り鹿児島県の一部となりますが1945年の敗戦で沖縄とともにアメリカの施政権下に組み込まれます。

しかしながら沖縄に比べると産業再建や援助は手薄で、困窮した島民はハンストや血判状による非暴力の復帰運動を展開、軍事的な価値を見いだせなかったこともありアメリカ政府は1953年12月25日に奄美群島を返還、日本に復帰しています。

近年は主産業の農業が衰退し高齢化と過疎化が進んでいますが、奄美空港へのLCCの就航などで注目され「沖縄より外国人観光客が少なくのんびりできる」と夏場を中心に観光客が増加傾向にあります。


[島内での運用]
集落の外れにある公園、海岸などが候補になるでしょう。


[島へのアクセス]
空路が一般的で、JALグループにより羽田・伊丹・福岡・鹿児島・那覇からの直航便があります。オフシーズンは意外と安いのが魅力です。また鹿児島からスカイマークが、成田・関空からピーチが就航しています。

加えてマルエーフェリー・マリックスラインによる鹿児島-那覇航路、奄美海運による鹿児島-沖永良部航路もあります。


[島内でのアクセス]
しまバスが路線バスを運行しています。空港-名瀬が約30分ごと、名瀬市内もバスが多く運行されています。一方で瀬戸内町は古仁屋まででその先は南部交通が、大和村へは名瀬から大和村のバスが運行されています。

タクシーは名瀬市街地・空港などには多くいますが、その他の地域では電話で頼まない限り拾えないと思います。


[宿泊施設]
名瀬市街地には数多くのホテルが、郊外にはリゾートホテルや民宿があります。名瀬市街地で平均的なお値段のホテルならば本土並みの設備です。


[島内の店]
名瀬にイオン、この他各地に大手コンビニエンスストアがあり、大手チェーンも名瀬を中心に多数進出しています。郊外では個人商店が中心となり、定休日や営業時間にご注意ください。

飲食店も名瀬市街地であれば困ることはないと思います。郷土料理としては鶏飯、油そうめん、ゴーヤやパパイヤなどの炒め物などがあります。

金融機関は名瀬に鹿児島銀行と南日本銀行が、島内各所に奄美大島信用金庫や郵便局があります。


[注意点]
奄美大島にもハブがいます。沖縄よりも凶暴だと言われていますので、活動時間帯には不用意に山や草むらなどに近寄らないでください。


[おみやげ]
黒糖製品、黒糖焼酎、南国の果物や大島紬の製品など様々です。空港の売店に揃っていますし、龍郷のショッピングセンター「ビッグ2」もお土産コーナーが充実しています。
コメント
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