JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

JARLコンテスト意見募集の結果公開

2020-03-31 | シャック便り
昨年10月に行われたJARLコンテストへの意見募集の結果がまとまったそうです。詳細ページはこちら

内容をかいつまんでお知らせします。

(1)QSOパーティの期間延長
現在1/2~3で開催されているQSOパーティで「20局達成できない」という局からの声があるため期間を延長すべきか、延長するならどれくらいにすべきかの意見募集でした。

162件の意見が寄せられ、上位回答は以下の通りであったそうです。
1位 1/2~7とする案 38票
2位 1/2~3とする案 32票(現状通り)
3位 1/2~4とする案 28票

この3案で分かれた感じです。「正月はゆっくりしたいから長い方がいい」という案もあれば「参加者が分散してかえって達成が難しくなる」という案もあるなど意見が分かれています。また1/4開催のオール兵庫コンテストとのバッティングが生じることへの危惧を訴える声もありました。

QSOパーティの問題は「自分が20局達成したらさっさと止めてしまう局が多い」ということです。もちろん外での移動は寒いでしょうし、家の用事もあるでしょう。全員が全員に20局達成したのちもサービスを続けるよう強制はできないでしょうから、アクティブな局にインセンティブを与えて20局達成後も引き続きQRVしてもらうような仕掛けがあってもいいと思います。

例えば「100局達成したら豪華版のステッカーを出す」「100局達成したらPDF版の賞状を出す(今回5エリアの局が提案)」といった形がいいのではないかと思われます。


(2)FDとACAGの日程入れ替え
フィールドデーコンテスト(FD)と全市全郡コンテスト(ACAG)の日程を入れ替える案に対しては賛成63票に対し反対85票となりました。

夏の猛暑を理由として入れ替えたところで移動局には何ら対策にならないことが反対の大きな理由で、他にも「10月では8エリアでの移動が困難」と言ったものがあり、「10月は移動に適した時期なので賛成」という意見と相反する意見となっています。


(3)その他意見
50MHzのコンテスト周波数の見直し、FDでのホームステーション同士のQSOへの違和感、今回の意見募集の唐突感を訴えるものなど様々でした。

参加局が減っていることに危機感を持つ局も多く、開催数の縮小意見もありました。私はJARLのコンテストは残しておいて構わないと思いますが、各都道府県支部のコンテストは参加局の多いコンテスト以外はエリア単位に集約し廃止すべきと思っています。あまりにも多すぎること、参加局が減っても何も対策を打たず放置していることから使命を終えたものとして整理すべきと考えています。


今回募集した意見を元に変更案を検討し公示するとのことです。
コメント
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