[さるびあ丸が新旧交替]
東海汽船の貨客船「さるびあ丸」の三代目が6/25に就航、二代目が引退となりました。
三代目は三菱重工下関で建造された6,099t・航海速力20ノットの船で、橘丸と同様にスクリューと電動アジマス推進器を併用しています。低速時はスクリューのみ、高速時はアジマス推進器を併用し低騒音と低振動を実現しています。アジマス推進器は360度回転させることができるため船首にあるスラスターと併用することで船体を真横に動かすことができ、御蔵島など港湾施設が貧弱な港での就航率アップを実現しています。引き続きレストランも設置されており、来年以降は「おがさわら丸」のドック時代船としても活躍する予定です。
二代目さるびあ丸は6/29(月)12時に母港の竹芝を離れる予定だそうです。
[熊本空港アクセス鉄道は再検討に]
熊本市内から大きく離れた熊本空港へのアクセス改善としてJR豊肥本線の三里木駅から空港までのアクセス鉄道を建設する構想について、6月の熊本県議会で工費が当初予想の380億円から最大で約180億円増える見込みであることが県側から報告されました。
新型コロナウイルス以降の需要が見込めないこともあり、この計画は中止も含め再検討されることになりました。
この鉄道計画については豊肥本線が熊本市中心部を経由しない(南に大きく迂回している)ために現行のリムジンバスから乗客が移らないのではないかとの指摘も根強く、現在の計画のままでは到底建設費を回収できないものと考えられます。
[土生商船の三原-重井航路が廃止へ]
広島県の三原-佐木島鷺-因島重井港を結んでいる土生商船のフェリー航路が新型コロナウイルスの影響による乗客の急減により10月にも廃止されることになりました。
同区間の高速船は維持されるほか、代替としてグループ会社の弓場汽船が運航する三原須波-瀬戸田間のフェリーを佐木島向田港に寄港させるようです。
[オリエンタルエアブリッジの新機材はカナダで身動きできず]
オリエンタルエアブリッジが自社のDHC-8-200型機の置き換え用として購入した中古機がカナダで足止めされたまま身動きできなくなっているようです。新型コロナの影響が原因で、長崎への到着は早くても8月になる見込みだそうです。現在のところオリエンタルエアブリッジも減便運航となっていることから影響は出ていませんが、秋以降に遅れる場合はダイヤ維持が困難になる可能性もあります。
東海汽船の貨客船「さるびあ丸」の三代目が6/25に就航、二代目が引退となりました。
三代目は三菱重工下関で建造された6,099t・航海速力20ノットの船で、橘丸と同様にスクリューと電動アジマス推進器を併用しています。低速時はスクリューのみ、高速時はアジマス推進器を併用し低騒音と低振動を実現しています。アジマス推進器は360度回転させることができるため船首にあるスラスターと併用することで船体を真横に動かすことができ、御蔵島など港湾施設が貧弱な港での就航率アップを実現しています。引き続きレストランも設置されており、来年以降は「おがさわら丸」のドック時代船としても活躍する予定です。
二代目さるびあ丸は6/29(月)12時に母港の竹芝を離れる予定だそうです。
[熊本空港アクセス鉄道は再検討に]
熊本市内から大きく離れた熊本空港へのアクセス改善としてJR豊肥本線の三里木駅から空港までのアクセス鉄道を建設する構想について、6月の熊本県議会で工費が当初予想の380億円から最大で約180億円増える見込みであることが県側から報告されました。
新型コロナウイルス以降の需要が見込めないこともあり、この計画は中止も含め再検討されることになりました。
この鉄道計画については豊肥本線が熊本市中心部を経由しない(南に大きく迂回している)ために現行のリムジンバスから乗客が移らないのではないかとの指摘も根強く、現在の計画のままでは到底建設費を回収できないものと考えられます。
[土生商船の三原-重井航路が廃止へ]
広島県の三原-佐木島鷺-因島重井港を結んでいる土生商船のフェリー航路が新型コロナウイルスの影響による乗客の急減により10月にも廃止されることになりました。
同区間の高速船は維持されるほか、代替としてグループ会社の弓場汽船が運航する三原須波-瀬戸田間のフェリーを佐木島向田港に寄港させるようです。
[オリエンタルエアブリッジの新機材はカナダで身動きできず]
オリエンタルエアブリッジが自社のDHC-8-200型機の置き換え用として購入した中古機がカナダで足止めされたまま身動きできなくなっているようです。新型コロナの影響が原因で、長崎への到着は早くても8月になる見込みだそうです。現在のところオリエンタルエアブリッジも減便運航となっていることから影響は出ていませんが、秋以降に遅れる場合はダイヤ維持が困難になる可能性もあります。