6m and Downコンテストも移動運用自粛の見込み

JARLの第50回理事会報告の中で専務理事よりの報告として7/4～5開催予定の「6m and Downコンテスト」についてもオールJAコンテストと同様のマルチオペ部門の中止・移動運用自粛の方向で進めるとの内容があります。

これでいいのかと言えば、
・オールJAコンテストの規約上はマルチオペ部門は削除されているが、移動運用の自粛については言及がないためルール上違反にならない。
・オールJAにおいても（告知を知っているか知らないかは別にして）移動局が結構出ていたのも事実。
ということで対応が十分機能していなかったのは間違いなく、今後守られるかは正直分からないはずです。６Ｄの50MHz部門はこの数年「８エリアで101など局が少ないところに移動した局の勝ち」というパターンになっており、既に移動運用を計画してしまった局にとっては「今更言われても」となるはずです。

足下では東京都内での新型コロナウイルスへの感染者が増加傾向にありますが、ならば例えばエリア毎に何らかの制約という手はないのでしょうか？そもそも6Dは各バンドエリア別表彰があるので、全国表彰を取りやめた上で例えば１エリアのみ移動自粛でも大きな問題はないはずです。感染者がほとんど出ず現状新たな感染者が出ていない徳島県や鹿児島県などの局からすれば納得ゆかないのではないかと思います。


また「三密」を避けるという観点で言えばコンテストよりハムフェアの方がはるかにリスクが高いわけですが、今の時点になっても中止か開催かを明らかにしていません。これまでの事務局の対応を見れば開催中止は明らかなはずで、出展者のためにも早めに中止を宣言した方がいいのではないでしょうか？まさか開催すれば一貫性を欠く対応になるでしょう。