JF4CADの運用日誌2.5

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埼玉川越御朱印巡り①

2022-12-25 | 御朱印めぐり
今回は埼玉県川越市の御朱印巡りです。

「蔵の街」「サツマイモの街」として知られる川越は江戸時代以前の武蔵国では最も大きな都市で、江戸時代に川越藩が置かれ江戸への食糧集積地として栄えました。新河岸川から隅田川に下ると江戸ですので舟運でサツマイモや木材などが運ばれています。

1893年に大きな火事があり、その後蔵造りの商家が立ち並んで今の町並みが作られます。一方で1894年に中央線の国分寺から東村山・所沢を経由し本川越に至る川越鉄道(現在の西武国分寺線・新宿線)が開業、さらに1914年には池袋から最短で結ぶ東武東上線が開業しています。

1922年12月に埼玉県初となる市制を敷き川越市となります(浦和や大宮より早かったのです)。1940年には大宮から川越線が開業し、3線が市内に乗り入れることになりました。戦災の影響がほとんどなかった川越は市街地が南の川越駅周辺に移ったものの蔵造りの町並みが残り、サツマイモを活かしたスイーツも人気となり東京から手軽な観光地となっています。しかしながら埼玉県の急速な人口増加の中で取り残されてしまい、現在の人口は35万人です。さいたま市発足直前の旧浦和市(49万人)や旧大宮市(46万人)を下回っています。

川越の中心付近には西武新宿線の本川越駅、東武東上線とJRの川越駅、東上線の川越市駅があります。東上線で川越までは30分前後なので東上線が便利です。


それでは池袋から。駅の券売機で「小江戸川越クーポン」を買います。池袋から川越市までの往復運賃で東上線に加え川越中心部の東武バス乗り放題がプラスされます。

急行や快速であれば川越に早く着きます。次の列車は快速急行。途中の停車駅は和光市・志木のみです。以前は成増以遠が各駅停車となる準急が主力でしたが、副都心線への乗り入れなどで急行以上の種別の運転本数が増やされています。

東上線は川越駅と川越市駅がありますが、バスは川越駅発着ですから川越で下車します。

バスに乗って川越氷川神社から。氷川神社に直接行くバスは少ないので、本数の多い喜多町で下車すると便利です。

欽明天皇の時代に創建されたとされ、1457年に太田道灌により川越の総鎮守とされて整備されています。

毎年10月に市内を山車が練り歩く川越氷川祭はこちらの例大祭です。

本殿は1849年に完成し、川越大火を免れたものです。

川越氷川神社の御朱印です。


少し戻って川越熊野神社です。

1590年に紀州の熊野より近くにある蓮馨寺二世の然誉が勧請しています。

熊野本宮大社から八咫烏の紋を掲げる許可を頂いているそうです。ご存知サッカー協会もこの八咫烏をモチーフとしていますよね。これは明治時代に初めてサッカーを紹介した中村覚之助が那智勝浦町の出身であったこと、神武天皇を勝利に導いた縁起の良い鳥であることが理由だそうで1931年に制定されています。

こちらは御朱印に力を入れており、季節限定の御朱印を多数出しています。窓口も整えられていて分かりやすくなっています。

川越熊野神社の御朱印です。帳面書きのものだけ頂いてみました。

秋葉神社と厳島神社の御朱印も帳面書きで頂けます。

今回はここまで。続きます。
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