JCCアクティブリストの活用法についての続きです。
[赤文字だけがレアか?]
アクティブリストに慣れてくると「赤文字=レア」とばかりにこのような場所がないか探し求める方も少なくないようです。
ところが実際に調べて頂ければ分かるのですが、赤文字になっているのは多くが以下のいずれかです。だからこそ移動運用がないってことの裏付けでもありますね。
・離島町村
・エリアが狭い、市域が平坦などの理由で移動運用が難しい
・不人気バンド(24/28/2400/5600MHz etc)
人気の7MHzなんかでは全国レベルで赤文字を探しても鹿児島県の鹿児島郡十島村など僅かです。トカラ列島にある十島村は定期船の便数が少なく、観光開発もされていないため渡島が難しいところです。従って7MHzなんかでは無理に赤文字を狙う必要はないと思います。
また、珍市珍郡の宝庫と思われがちな北海道の50MHzも、市郡単位で見ればnoneはなく、赤文字になっているのは有珠郡だけだと分かります。アクティブリストを参考にした移動運用が行われているのではないかと思われます。ということは1シーズン頑張れば8エリアはほぼ揃うということになりますね。
[どういう場所を狙うべきか?]
先ほども述べましたが、無理に赤文字を狙う必要はありません。同じバンドにこだわるなら同じ県の他の市などと見比べてQRVの少ないところを目指すべきでしょう。
特に7MHzなんかはJCC/JCG/WAKUだけにこだわらず、道の駅アワードや名勝アワードなど他のアワードと絡めてみるのも一つの方法です。
今年に入って名勝アワードが騒がれたことは皆さん記憶に新しいと思います。これによって神戸市中央区や京都市伏見区のように今までだと人気薄だった移動地の人気が急に上がりたくさん呼ばれる場合があります。
逆に長年な移動運用が行われてこなかった場所で大規模な移動運用があると直近のニーズが満たされ一気にレア度が下がるという現象もあります。このようにレア度やニーズは「時価」であり、固定観念によらず常に情報のアンテナを張り巡らせてアップデートすることが大切だと思います。
あるいは別のバンドを試してみるのもよい方法です。人気の低い24/28あたりのバンドでもオープンすれば聞いている人はいます。ダイポールなど簡単な設備でよいと思いますから用意しておくのもよいと思います。
JCCアクティブリストの活用法はまだまだあります。各局で研究してみてください。
確かにバンドによって、運用実績が分かり、参考になりました。
3月中旬以降1週間程度かけて、十島村に行ってみたくなりました。
ただ船に耐えられるのかどうか、それが心配です。
まずは手堅く、沖縄の離島でしょうか、、、。
DST局は離島移動のスペシャリストですから、学べる部分が大きいと思いますよ。
それでしたら、当方が行くと、ご迷惑かもしれないですね。。。
出稼ぎも考えなければならないかも知れないですね。。。