JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

兵庫県川西市・宝塚市移動運用報告①

2025-03-10 | 移動運用結果報告
3/8(土)に兵庫県川西市(JCC 2718)と宝塚市(JCC 2715)に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

鹿児島から帰ってきて移動運用の後処理になるのがQSLカードの発行ですが、今回喜界島は400枚以上になるためプリントパックに印刷をお願いしています。既に原稿は入稿済みで、到着までしばらくかかりますからどこか移動に行ってみましょう。

場所は前回ゴルフ場アワード対応で意外にコールのあった川西市とお隣の宝塚市にしました。宝塚もゴルフ場が10ヵ所あるため皆さん苦労するはずです。

バンドは7Mhzだけでいいでしょう。


ということで川西市を先に回ります。

前回と同じ猪名川の河川敷からです。なかなか寒い中アンテナを設営します。やっぱり喜界島は暖かかったと実感しましたhi

7時15分にスタート。この時間なので混み合っており、空き周波数の確保に苦労します。何とか見つけてCQを出します。

オープンは1エリア中心なのですが、なぜか新規の方が多いです。呼ばれるペースも低めで不思議に思います。どこかアクティブな各局が挙って参戦するようなパイルがあったんですかね?ちょうどこの時間お世話になっているJQ1TMC局が那覇から南大東に出発されるところでXでメッセージ交換をやりながらなのでこのペースでも大丈夫でしたhi

ようやく8時を回って1時間経った頃からコールが広がってきました。さらにクラスタに乗せていただきわっと呼ばれるようになりました。近場の2~5エリアも好調です。「川西市のゴルフ場、まだ残っています」という方もいて皆さん苦労されている印象です。

9時を回って全体落ち着いてきました。遠距離のオープンが厳しくなり近場のみになってきたためでしょう。コールが途切れた時点で終了し次に行きたいと思います。


結局9時20分でコールが途切れ、ここで終了となりました。川西市からは63局でした。後半に続きます。
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鹿児島移動運用報告⑦

2025-03-09 | 移動運用結果報告
3/2(日)鹿児島市内→日置市→鹿児島市内→鹿児島空港→伊丹
今日は最終日。14時40分発のJAL2410便で伊丹に引き上げます。

最終日は日置市か垂水市かにすることが多く、今回はゴルフ場アワードの対象になっている日置市としました。帰りの飛行機を考えると11時過ぎまでのQRVになりますから7/18だけでいいでしょう。

今日は「鹿児島マラソン」があるそうです。市内(主に天文館より東)で交通規制が敷かれます。これもあって規制のかからない時間に出発することにしました。


ホテルを出て鹿児島中央駅に向かいます。コインロッカーに使わない荷物を預け、伊集院駅に向かいます。タッチの差で7時24分発の電車に間に合わず58分発となってしまいました。34分のロスです・・・

8時17分に伊集院駅到着。いつもの城山公園に向かいます。

まずは7MHzのアンテナを設営しましょう。今日も呼ばれなくなれば途中で18MHzに切り替えるつもりです。

8時50にスタート。さすがにこの時間だと3エリアより西のエリア位しか開いていません。それでもゴルフ場アワードの対象が3つあるため呼ばれます。時折1エリアからもコールがありますが、コールサインの欠片が分かってピックアップできるくらいです。

帰り時間と18MHzでのQRV時間を考えて10時で終了し、18MHzに張り替えます。

18MHzは今日もFBです。今日も大票田の1エリアが開いていますし、2エリアも強いです。7MHzで開かなかったエリアが強く開くので上手く補完できています。


伊集院11時58分の電車に乗るため11時10分で終了します。日置市からは7MHzで47局、18MHzで20局の計67局でした。ありがとうございました。


伊集院駅から中央駅に戻りましょう。中央駅改札前のお店で薩摩揚げなどの生もののお土産を買い込んでからリムジンバスに乗ります。

現在鹿児島市内発は全便ノンストップです(吉野経由・下伊敷停車便は運転されていません)。マラソンのため午前中は鹿児島中央駅始発となっていましたが、午後のバスの運転は平常通りだそうです。

機材一式に朝日酒造の酒瓶2本、喜界島のザラメなどで激しく重いです。JGCなので預け荷物が25kgをオーバーしてももちろん何も言われません。リグや酒瓶などは機内に持ち込みますが他は預けてしまいましょう。最後に少しのお土産と食べそびれたお昼を買いましょう。


JAL2410便に乗ります。E170なので普通席のみになります。WiFiもありません。14時45分出発予定でしたが前便到着遅れのため5分遅れの出発予定となりました。

結局5分の遅れは取り戻せず15時50分に伊丹到着。荷物を引き取り帰宅しましょう。予算も少し残りましたしあまりにも重いのでタクシーで帰宅となりました。


今回トータルで7MHzで285局、18MHzで197局、21MHzで125局の計607局でした。開局40周年の記念移動にふさわしい好結果でした。皆様ありがとうございました。次回鹿児島は6月に奄美大島で予定しています。Esシーズンの奄美は初めてになります。50MHzがオープンすればいいなぁと思っています。
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鹿児島移動運用報告⑥

2025-03-08 | 移動運用結果報告
3/1(土)喜界島→鹿児島空港→鹿児島市内
本日は午前中QRVし、午後は朝日酒造さんの蔵元見学をしてから鹿児島市内に向かいます。

テレビで名瀬の天気予報を確認したところ今日は雨は降らないようです。奄美では全く意味のない「桜島上空の風向き」が表示されるのはご愛敬でしょうかhi 日の出は6時46分ですから6時30分に宿を出て昨日と同じ場所に向かいます。

7時に7MHzでスタートさせます。12時までの予定ですから途中でアンテナを張り替える時間を含み約5時間。張り替え中はリグの電源を落としますからその間はバッテリを消耗しませんが、それでもかなりギリギリです。

周波数をXで知らせていますので、見ていただいた方に次々声をかけていただけます。早い時間にクラスタに乗せていただいたこともあってどんどん呼ばれます。

しかしながらこちらでは分からないQRMがあるとのこと。「7xxxkHzが空いていますよ」といったご提案なら有り難いのですが「QRMがあります」では言われてもこっちにはQRMがないので何もできないので困りものです(他の空き周波数にQSYしても本土ではQRMかも知れないため)。

しかも7MHzのCondxは昼に向かって下がってゆく方向ですから8時過ぎで呼ばれなくなりました。ここで7MHzは断念しましょう。沖縄奄美からだと夕方のオープンの方がやりやすいですね。

ということで想定より早い8時20分から18MHzにQSYしました。こんな時間でと思われる方もいるかも知れませんが、東日本は意外と開いています。9時になると今度は3エリアくらいまでオープンしてきて楽しくなりました。

この日は朝の鹿児島からの便が鹿児島空港の視界不良で1時間近く離陸できず、大幅に遅れて喜界に来ていました。この機材が午後の鹿児島便になるので注意しておく必要がありそうです。

2時間ほどで呼ばれなくなったので今度は21MHzにQSYしましょう。こちらも1エリア中心の東日本がオープン。他バンドでQSOしており「21もFBですね」と声をかけていただける方もいます。Sも比較的安定しており快適です。

817に内蔵させた「予備の予備」のバッテリもほぼ使い切り何とか12時まで持ちこたえました。これにて喜界島からのQRVは終了です。400局を軽く超えており、プリントパックにカラーQSLを発注することになりました。


お昼は昨年できた沖縄そばの「島そばDARUMA」で。沖縄市の「だるまそば」じゃありませんhi

炙りソーキの沖縄そばとジューシー(炊き込みご飯)のセットをお願いしました。

炙りソーキは本島でもトレンドで時折見かけます。こちらでは麺の上に載せていますが、沖縄ではスープの味に影響が出るため別皿で出してくれるお店もあります。ご主人は沖縄本島にいたそうで、Uターンして店を開いたとのこと。すっきり系のかつおだしで、麺は沖縄から取り寄せているそうです。


本日は13時15分から朝日酒造さんの蔵元見学です。

朝日酒造さんは事務所と工場が別の場所にあり、宿泊先近くの事務所に来て下さいとのことでした。

いい感じの写真が撮れました。

1916年に創業した蔵元で代表銘柄は「朝日」です。奄美群島で一番東にある喜界島は朝日が一番先に昇ることから名付けたとのこと。朝日酒造さんでは河内菌(河内源一郎商店の白麹や黒麹)を使っています。与論までは河内菌、沖縄は石川種麹店の黒麹を使っていてはっきり分かれるのが特徴です。黒糖は波照間産とのこと。米を蒸す工程の関係で3日サイクルでの作業になるそうです。

朝日酒造は見学をするとタンクから汲んでくれる原酒の試飲と量り売りをやってくれます。蒸留から数日しか経っていない「朝日」の原酒が旨いの何の。加水していないので市販の「朝日」以上の旨みが詰まっています。もちろんお土産で買いました。360/720/900/1800の好きなサイズで売ってくれるのが嬉しいです。

宿に戻り荷物を引き取って空港まで送ってもらいました。鹿児島行きのJAL3784便に乗りましょう。ATR42ですから狭いためお隣にお客さんがいない席をお願いしておきました。プロペラ機の場合は重量バランスの関係できないでの座席変更ができないケースがあるため、カウンターでお願いしておくのがベターです。乗客は15人ほどと少なかったです。

朝の遅れのその影響が午後便にも出ており、15時30分出発予定となりました。

空港には小さな売店兼食堂があります。いろいろ売っていますがヨシカワの方が豊富かも知れませんね。徒歩でも10分かからない場所ですし。

とにかく狭いので保安検査後の待合室はプレハブで増設したもので、なんと通過後はトイレがありません。テレビも故障してますしhi

喜界には出入口が機体後方にあるATRしか来ないので搭乗順案内の③「後方席のお客様」を「前方席のお客様」に張り替えています。私は②に相当しますが、こんなとこで「オレはJGCだ」とか鼻高々に優先搭乗しても意味がないので④で乗っていますhi

#優先搭乗の権利行使をしたのは那覇→石垣の1回だけです。お昼を食べる余裕がなく慌ただしかったので機内でおにぎりを食べるためでした。

いかにもプロペラ機のふわっとした離陸で喜界島を後にしました。思ったよりお店とかが便利で過ごしやすいし、人当たりも穏やかな島で良かったです。

桜島が見えてきました。あと少しです。

定刻より20分遅れの16時40分に鹿児島空港到着。次の鹿児島市内行きリムジンバスは16時45分発ですがこれは無理、その次は17時で荷物を受け取りバスに乗ろうとするも結構な行列で、17時発は補助椅子まで満席で乗れませんでした。幸い次の17時10分はお客が少なめで乗ることができました。バスに乗りさえすれば天文館まで寝てればいいので有り難いです。

18時過ぎに天文館に到着。宿にチェックインし荷物を下ろします。「礎」の開店は19時30分。大急ぎで買い物と夕食を済ませましょう。

またもや鹿児島マラソンと重なったため人出が多くて飲食店は混み合っています。仕方ない・・・ここにしましょう。

鹿児島王将。京都の「餃子の王将」とそっくりですが、鹿児島県内での出店の権利を京都の王将側からもらっています。それに関わったのが京セラの稲盛さんで、弟さんが鹿児島王将の社長になっています。

看板メニューは黒酢を使った「天津飯」です。確かに京都の王将とは明らかに違う味わいです。

あとはスーパーで「つぼ漬け」や「豚みそ」などを購入しいつもの焼酎バー「礎」へ。マスターがいましたのでお礼を言いました。楽しく飲んで宿に帰りましょう。


本日は7MHzで55局、18MHzで72局、21MHzで51局の計178局でした。7MHzが割と早い時間で終わってしまいましたが18MHzが伸びてくれましたので救われました。ありがとうございました。
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鹿児島移動運用報告⑤

2025-03-07 | 移動運用結果報告
2/28(金)喜界島(続き)
15時になりましたので片付けて蔵元へ。もちろん徒歩で行くことができます。

喜界島酒造は1916年に創業した黒糖焼酎の蔵元で、代表銘柄は「喜界島」です。喜界島は宮古島などと同じ珊瑚礁が隆起した島ですから水は硬水だそうで、自社で確保した地下水の硬度を調整して利用しているとのこと。使っている黒糖は与那国産でした。

お昼の喜界島酒造の画像を見ていただければ蔵から蒸気が上がっているのが分かると思います。ちょうどこの時期が酒造りの最盛期で、米を蒸していたそうです。一段落付いた時間だったら見学可とのことで15時からになった次第。

QRVしている場所からも見えていた海辺の大きなタンクで一次熟成をしているそうです。こんな屋外で温度が上がらないのかと思ったら量が多い上にタンクのステンレスの肉厚があり中のお酒の温度は通年でほぼ一定とのこと。ちなみにこのタンク、蔵元をアピールするために文字を加えたそうですが、飛行機はまさに真上を通過するので見えませんし、フェリーも早朝か夜なのでほとんど見えないそうです・・・

「酒蔵見学だけで喜界島に来たの?」と聞かれたのでアマチュア無線を港でやっていたことを話すと、島の最高点である百之台で昔アマチュア無線をやっていた人を見たことがあるとの話になりました。430MHzのSSBが人気だった頃に伝説級の移動運用をされていたJH1HUK局が百之台でQRVされていたので、このときのことでしょう。

喜界島酒造は別法人を作ってラム酒の製造に乗り出しています。こちらも黒糖を使うそうで、今は製造を止めてしまったナインリーブスのラムに近い製法だと思われます。喜界島だと製糖の際に出てくる廃糖蜜も使えますから、また別の味わいのラムもできますよね。


見学を終えましたから、日没までもう少し7MHzに出てみます。16時55分にスタート。今日も日没近くの18時10分が終了予定時刻です。

昨日と同じく早いタイミングでパイルになってきました。本日は距離の近い6エリアや5エリアが強力です。次第にコールバックが取れない局が出てきましたので今日も「1」「7・8・0」「2・3・9」「4・5・6」の4ブロックで回すことにしました。

これでかなり楽になります。特に1エリアの局は整然となり、スムースに捌くことができましたtnx

加えて本日もQRPの局と沖縄奄美の局の指定も行いました。QRPの局はこうしないとピックアップできないほどのパイルでしたから「ありがとうございました」とすごく感謝されました。

残り時間は15分ほどなのでオープン戦に戻しますがロングコールをする局があとを絶たず苦労します。必死なのは分かるのですが、他局の邪魔ですしQSOのレートが下がるので自分で自分の首を絞めていることになるんだけどなぁ・・・四苦八苦しながらも20局15分(80QSO/h)のペースは死守できています。

予定通り18時10分で終了、片付けます。これ以上は暗くなって撤収作業ができなくなりますから申し訳ありませんがリグの電源を切りましょう。


今夜は居酒屋の「天晴」へ。

昨年新築の建物に移転しており、ヨシカワから海の方に歩いた方が現在のお店の場所です。店内はきれいで地元のお客さんで賑わっているため予約がベターです。

漁師から仕入れた地魚の刺身が名物です。夜光貝の刺身も頼んでおり、島の黒糖焼酎と一緒に頂きます。

こちらはニガウリ味噌炒めです。沖縄のゴーヤチャンプルーの奄美版で、茶請け味噌という粒味噌と砂糖を加えていますからこれも黒糖焼酎に合います。ちなみに地元のお客さんはキムチチャーハンが人気のようで、なぜかキムチチャーハンがどんどん出ていましたhi

ヨシカワで明日の飲み物とかを買って宿に戻りましょう。


本日は7MHzで84局、18MHzで67局、21MHzで36局の計187局でした。朝の7MHzがQRVできず惜しかったですが午後でかなりリカバリーできました。
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鹿児島移動運用報告④

2025-03-06 | 移動運用結果報告
2/28(金)喜界島
今日は午前に風景印巡り、午後に喜界島酒造の蔵元見学を入れており、その合間にQRVします。

本日の日の出は6時46分です。この辺から始めようとしたのですが起きてみたら雨と風が強いです。テレビで確認したらどうも強い風に流された雨雲が断続的にかかるようです。

ひとまず朝食を。昨日奄美の栄商店で買った鹿児島本土のパン業者・池田パンの「ジェットパン」です。「シンコム3号」とか「ラビットパン」とかネーミングがユニークなのが特徴です。「粒入りピーナツクリームをサンドしました」とのことでどこがジェットなのか全く意味不明ですhi

できりゃラッキーで雨の止み間に港へと行ってみました。アンテナ以外を設営してみたものの風が強いので東屋にも雨が吹き込みます。機材が濡れてしまうのでこれでは無理と判断、撤収しましょう。

コーラ専用コンテナって・・・そんなに飲むんかね?

午前中は宿のレンタサイクルを借りて風景印巡りの予定でしたがこの雨ではそれも無理と判断し湾地区をうろうろしてみます。

こちらは飲み物などの調達に便利な「ヨシカワ」です。「おみやげセンター」を名乗っていますが、お土産物が1/4、生鮮品以外の食料が1/4、衣料が1/4であとは100円ショップという面白いお店です。空港の売店でもお土産を売っていますが、ヨシカワの方がアイテム数が多い上に営業時間も22時までと長くて使いやすいと思います。

こちらはAコープ。生鮮品含め揃っており意外と品数が多くて驚きです。徳之島のスーパー(秋丸やダイマル)より多いかも知れません。島で生産された20kgの粗糖なんてものも売っていました。これ、どんな人が買うんですかね?


早めにお昼を食べて宿に戻ります。ようやく雨が上がる方向ですから蔵元見学の時間まで18/21に出てみましょう。

こんな感じでこのあと見学に行く喜界島酒造さんが見えています。海辺のタンクがアイラ(アイラ島のスコッチ)の蒸溜所っぽいイメージです。ボウモアに対抗できますねhi

アンテナを張って12時20分に18MHzからスタート。この時期なので昼間のF層伝搬であり、主に1・0エリアが強く入感しています。さらに7や3、時には4エリアや6エリアも入感してきて面白くなってきました。「18の喜界町はファーストです」という方もいて有り難い限りです。昨日奄美でQSOできた石垣のGKSさんは今日もFBに入感しています。

次は21MHzです。14時からQSYするとこちらも1・0エリアが中心で聞こえています。エリアの広がりは18程ではないものの大票田の1エリアが開いていますからコンスタントに呼ばれます。私は昔JARL NEWSに掲載されていたバンドごとの伝搬予報に従って通常21を正午に近い時間帯に持ってきて、その前後を18にするのですが、その逆でも悪くないCondxですね。


どちらのバンドもQRMがないので快適でした。15時になりましたので片付けて蔵元へ行きましょう。続きます。
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鹿児島移動運用報告③

2025-03-05 | 移動運用結果報告
2/27(木)伊丹→奄美空港→笠利→奄美空港→喜界島(続き)
奄美空港に戻ってきました。改めて荷物を預けます。

JAL3837便は奄美15時45分発の喜界島行きです。ダイヤ上の所要時間は20分ですが、なにせ奄美空港からは喜界島が見えています。昨年RACが大東島の午後便を三角運航から北大東・南大東への直航に変更したため、この路線が国内で最も短い定期航空路線となりました。

県庁などの出先機関は奄美大島の名瀬にありますし、奄美大島-喜界島の船便は奄美海運が1日1往復、しかも喜界発が早朝、名瀬発が夜発というダイヤですから意外とお客さんが乗っています。

離陸後律儀に車輪を格納しますが、すぐに出し直して16時ちょうどに喜界空港に到着しました。かつての大東は何度か乗りましたが、なぜか毎回定刻には到着できず、中には40分かかったこともあったので実は今回が実質の最短になりました。


喜界島は全島が大島郡喜界町に属しています。

人口は6,300人でサトウキビの栽培が主産業です。喜界島では黒糖ではなく糖蜜をある程度落とした粗糖(赤ザラメ)として出荷しています。赤ザラメは黒糖ほど味の主張をしませんがある程度の風味やミネラルが残り、煮物などに使うとコクが出るなど使いやすいです。またゴマの生産量が日本一です(ただし国内消費のほとんどは中国などから輸入)。

島の中心は役場や空港、港が集まる湾地区です。

空港の滑走路は1,200mと短くプロペラ機が1日4回来るのみですから中心の湾にあっても差し支えないのでしょう。まるでローカル線の駅のような佇まいです。

鹿児島の離島空港名物手荷物引き渡し場。ターンテーブルがあるのは種子島・奄美・徳之島のみです。他のお客さんのゴルフバッグが見えていますが、喜界空港のお隣がゴルフ場(喜界ガーデンゴルフ)です。ショートコースのためか「ゴルフ場アワード」の対象になっていません。荷物を引き取り宿に向かいましょう。こんな小さな空港でもちゃんとJGCの優先引き渡しをやってくれますhi


宿は喜界第一ホテルにしています。こちらも湾にあり徒歩10分ほどのようですが連絡すると迎えに来てくれますからお願いしてあります。湾の集落は沖永良部の知名や和泊よりも大きな規模です。たぶん茶花<知名・和泊<湾<亀津<<名瀬じゃないかと思います。

マルエーのマークが入っている通りでマルエーフェリーなどのグループである奄美航空ツーリストが運営しています。ちなみに喜界空港の建物のオーナーも空港のハンドリングも喜界島の路線バスも奄美航空です。

建物自体は1979年の開業時のもので古いものの、手は入れてあります。シングルでも意外と広いですしWiFiも使えます。


本日の日没は18時19分。夕食は19時からで予約を取っているので日没までQRVすることが可能です。7MHzの本土は朝夕しか開かないため滞在中のチャンスは27夕・28朝夕・1朝のみです。1の朝が混み合うことが予想されますから分散させる目的もありお試しで出てみましょう。

場所はフェリーの発着する港の先にある緑地です。

いい具合に東屋があり、しかも少し周囲より高くなっており電波の飛びが良さそうです。しかも湾港を発着するフェリーは下りが朝4時半着で5時発、上りが20時30分着なので邪魔にはなりません。17時前に設営完了。

Xで周波数をアナウンスすると「待ってました」とばかりにコールが来ます。全国開いており、早いタイミングでクラスタに載せてもらうとものすごいパイルになってきました。次第にコールバックが分からない状態となってきました。

こうなるとエリア指定がベターなんですが、エリア指定を行うにはCondxの把握をした上でのブロックの割り振りとQRVできる残り時間の勘案が必要で、そのためにはオープン戦で何局かこなす必要があります。少し我慢して続けて「1」「7・8・0」「2・3・9」「4・5・6」の4ブロックで回すことに決めました。

久々ですので再度のご紹介となりますが、エリア指定は呼んでくる局を制限しパイルに伴う混乱を軽減することが目的ですから、10個のエリアをそれぞれ回す必要はなく、いくつかのブロックで回す形で十分ですし、早く回すことができ、待っている局のストレスを軽減できます。

この4ブロックでかなり混乱が軽減できました。何とかなりました。

さらに1周回してQRPの局と沖縄・奄美・大隅諸島の局指定をやってみました。QRPの局はこのパイルでは潰されるでしょうし、実際潰されるようなSでしたから、このタイミングで拾うことができてよかったです。コールいただいたQRPの局からはすごく感謝されました。

#最近はFT8への移行局が多いので猛パイルを捌くことがほとんどなくなりましたが、やっぱり以前の経験は活きるものですね。と開局40周年で改めて思いましたhi

18時10分の終了は決めていますから残り時間は20分。これでは4つのブロック回しをもう一度やるには時間が厳しいためオープン戦にするのがいいでしょう。エリア指定をする前よりも少しは混乱が軽減できています。

予定通り18時10分で終了。片付けて宿に戻りましょう。喜界町からは7MHzで99局でした。あと1局やっとけばよかったですかねhi


港には共同組海運の「みさき2」が来ています。

「みさき2」は2021年に大分の三浦造船所で建造された2,592t・航海速力18ノットのRORO船です。RORO船は車両甲板を持つ点ではフェリーと同じですが、客室がない(正確には12人分までは可能)点で異なります。荷物や車だけ運ぶフェリーと思えばイメージしやすいでしょうか。

ちなみに先代の「みさき」は鹿児島市内の鴨池港で「ぶーげんびりあ」の船名に変えられて係留されていましたが、どうやら鹿児島商船が中古で買って馬毛島の基地建設で物資の大量輸送が必要になっている種子島航路でRORO船として使っているようです。鹿児島商船のフェリーやRORO船はいかにも岩崎らしい不思議な船が多いのが特徴です。岩崎だしhi


今夜の夕食は居酒屋の「十兵衛」です。

島なので新鮮な魚が売りですが、郷土料理やピザなども置いています。

こちらは豚骨。

沖縄で言うソーメンチャンプルーに近い「油そうめん」です。喜界では「油うどん」も見かけました。乾麺であれば保存が利くので喜界島でも用意しやすいのでしょうね。


本日は奄美市・喜界町合わせて7MHzで99局、18MHzで38局、21MHzで12局の計149局でした。ありがとうございました。
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鹿児島移動運用報告②

2025-03-04 | 移動運用結果報告
2/27(木)伊丹→奄美空港→笠利→奄美空港→喜界島
計画編でご説明の通り伊丹から奄美に飛び、奄美から喜界島行きに乗り継ぎます。以前にもご説明の通り奄美行きはオフシーズンですと片道1万円を切る安い航空券が出ますので、鹿児島空港乗り継ぎよりも安くなるメリットもあります。奄美市でQRVできることも考えたらこの選択がベターでしょう。

奄美までJAL2465便に乗りましょう。伊丹9時55分発で奄美には11時45分に着きます。伊丹のJGCカウンターで奄美空港で一旦荷物を出してもらうようお願いしておきました。

いつもの通りJGC専用席を確保してあります。今日はオフシーズンの木曜でガラガラです。

屋久島が見えてきました。宮之浦岳は雪が積もっているようですね。那覇行きでしたら奄美大島を過ぎると高度を下げ始めますが、奄美行きは屋久島を通過すると高度を下げてベルト着用サインが点灯します。

出発が早く、向かい風になる季節風も弱かったため定刻より15分早い11時30分に奄美空港到着。荷物を受け取りましょう。

4時間近くあるとはいえ中心の名瀬や龍郷の「大勝うなぎ」や「ビッグⅡ」まで行っていては時間がなくなるため空港近くでお昼とQRVにします。空港のすぐ北に宇宿漁港があり、東屋があるみたいですからここでQRVしたいと思います。奄美空港付近は旧笠利町で、現在は奄美市ですから奄美市としてQRVできるのです。

こちらの栄商店で弁当が買えるようです。レスリングの吉田沙保里さんを金メダルへと導いた栄和人監督のご実家だそうで、吉田さんも合宿で奄美を訪れており、店番に立っていたこともあったそうです。

宇宿漁港で馬毛島向けの大型のテトラポットを作っている関係で弁当は売り切れでしたが惣菜パンがありました。明日のパンも買えたので宇宿漁港に向かいましょう。

いい具合に東屋とアンテナを設営できそうなものがあります。

飛行機が早着したこともあって時間に少し余裕がありますから21MHzからスタートしましょう。アンテナを設営し12時20分からスタート。平日なので多くはないですがコールがあります。1・2・9エリアあたりが強かったです。

40分ほどでコールが途切れたので18に張り替えます。13時5分に再スタートです。こちらは21以上に好調で、時には3・4エリアからもコールがあります。また石垣島のGKSさんともQSOできました。

乗り継ぐ飛行機は15時45分発です。宇宿漁港から徒歩20分かかり、撤収作業や搭乗手続きを考えると14時20分が限界でしょう。4時間あるとはいえ意外と時間が取れないです。惜しいですが14時20分で終了し引き上げます。

奄美市からは18MHzで38局、21MHzで12局の計50局でした。

空港に戻りましょう。
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鹿児島移動運用報告①

2025-03-03 | 移動運用結果報告
計画編
毎年春の恒例「春の鹿児島キャンプ」、今年も出かけたいと思います。

今年は「開局40周年記念」として奄美群島で残っていた喜界島にしました。毎回鹿児島移動でお世話になっている天文館の焼酎バー「礎」のマスター池畑さんに喜界島にある2つの蔵元である喜界島酒造さんと朝日酒造さんをご紹介いただく縁があり、「喜界島に行きます ぜひ見学させてください」とお願いした経緯もあって喜界島が良いだろうと判断しました。さらに風景印巡りもやりたいので喜界島に2泊することとしました。

喜界島はJE6KTB局がいらっしゃいますが、近年はFT8が主流でSSBに出られることがほとんどないのでその点でもベターと判断しました。


一方で喜界島は伊丹からの直航便がない上に乗り継ぎも良くありません。私の出発予定日で考えられる乗り継ぎは
伊丹10:55-JAL2407→12:10鹿児島13:35-JAL3785→14:45喜界島
伊丹09:55-JAL2465→11:50奄美大島15:45-JAL3837→16:05喜界島
のいずれかになります。

前者は鹿児島空港で山形屋名物の焼きそばを食べる時間はありますがどう考えても(鹿児島空港付近の)霧島市でQRVするだけの時間はありません。一方後者は奄美空港で約4時間の乗り継ぎ時間が生じますが、その時間を活かして奄美市移動としてQRVできますからこちらを選択しました。

喜界島からの帰りは15時15分発の鹿児島行きJAL3784便に乗ります(16時20分に到着予定)。この時間なら鹿児島空港から伊丹に乗り継ぐ便が残っていますが(JAL2412便で伊丹19:20着)、せっかく鹿児島に行くのですから焼酎バーの「礎」にも行きたいため一旦鹿児島市内に向かう形です。最終日は鹿児島本土からのQRVとし、「ゴルフ場アワード」の対象となる日置市にしました。

ということでこのような形になりました。
2/27(木)伊丹→奄美空港→笠利→奄美空港→喜界島
28(金)喜界島
3/1 (土)喜界島→鹿児島空港→鹿児島市内
2 (日)鹿児島市内→日置市→鹿児島市内→鹿児島空港→伊丹

バンドは秋の沖縄移動と同じ7/18/21MHzです。7MHzですと大票田の1エリアとのパスが朝夕しかないため、昼間の時間帯向けで18/21MHzを用意します。
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鹿児島から帰ってきました

2025-03-02 | シャック便り
鹿児島から帰ってきました。

開局40周年記念移動として臨んだ今回の移動運用、28日の喜界島は朝から昼過ぎまで悪天候でQRVできなかったのですが、それ以外は概ね問題なくQRVできました。おかげで久々の猛パイルとなり4日間トータルで600局近くとなりました。ありがとうございました。初の喜界島でしたが、島の皆さんが人懐っこいので居心地が良かったです。

レポートは明日以降順次アップします。また喜界島のQSLは大量発行となるためプリントパックに印刷を依頼します。このため奄美市・日置市の発行と前後する場合がありますがよろしくお願いします。

画像は3/1の喜界島・湾港の風景です。この海の色、いいですよね。
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2/27~3/2 鹿児島県奄美市・喜界町ほか移動

2025-02-24 | 移動運用予定
開局40周年の記念移動として以下の日程で鹿児島県から移動運用を行いますのでご案内します。
以下にて最終のご案内とさせていただきます。


(1)奄美市[奄美大島]移動(JCC:4623)
 日時:2/27(木)12:30頃~14:15頃
 場所:奄美市内からQRVの予定です。
 バンド:18/21MHz帯(SSB)


(2)大島郡喜界町[喜界島]移動(JCG:46005)
 日時:2/28(金)朝:7MHz 午後:18/21MHz 夕:7MHz
    3/1(土)朝:7MHz 午前:18/21MHz(午後のQRVはなし)
 場所:喜界島からQRVの予定です。
 バンド:7/18/21MHz帯(SSB)


(3)日置市移動(JCC:4617)
 日時:3/2(日)08:30頃~11:15頃
 場所:日置市内からQRVの予定です。
 バンド:7/18MHz帯(SSB)
  
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。逆に時間ができた場合にはスケジュール外でQRVすることもあります。

・他の予定との兼ね合いで喜界島からQRVする時間と周波数は当日Xで公開します。
 
・現地からのご連絡はX(Twitte)rで行います。X(Twitter)は[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。
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