以下の日程で福岡県から移動運用を行いますのでご案内します。
この内容にて最終のご案内とさせていただきますが、期間中雨の予報が出ているため当日の天気により予定を組み替える場合があります。最新情報はtwitterでお知らせします。
(1)糟屋郡新宮町[相島]移動(JCG:40005 JIA:40-107)
日時:4/20(金)13:00頃~15:30頃
場所:新宮町相島からQRVの予定です。 ※雨の場合は移動地変更
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(2)筑後市移動(JCC:4016)
日時:4/21(土)08:30頃~10:30頃
場所:筑後市内からQRVの予定です。 ※雨の場合は移動地変更
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(3)福岡市中央区(AJA:400103)
日時:4/21(土)16:30頃~18:00頃
場所:中央区 南公園からQRVの予定です。 ※雨天決行
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(4)糟屋郡宇美町移動(JCC:40005)
日時:4/22(日)11:00頃~13:00頃
場所:宇美町内からQRVの予定です。※雨の場合は他の移動地に変更
バンド:7/21MHz帯(SSB)
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。
相島は運用場所に雨除けがないため雨の場合は渡島を中止し
別の移動地に変更することがあります。
・時間に余裕がある場合、スケジュール外でQRVすることもあります。
この場合はTwitterでお知らせします。
・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。
4月分のQSLをビューロー宛発送しました。
・2/18の大阪市東成区移動の全て
・3/10の岡山県備前市頭島移動の全て
・3/17~18の福岡県移動の全て
を発送しました。
しかしながら、
・3/20の兵庫県宝塚市移動の全て
は送りきれず未発送のまま残っています。来月最優先で発送したいと思います。
順次発送していますのでご理解頂きますようお願いします。
[久米商船が新船を建造中]
那覇の泊港から渡名喜島を経由して久米島への航路を持っている久米商船が「フェリーなは」の老朽化に伴い新しい船を大分の臼杵造船所で建造中の模様です。新しい船は「フェリー琉球」(1200t)となり、今年7月にも就航の見込です。艤装中の風景が個人ブログに出ています。
「フェリーなは」は1982年に建造された国内ではきわめて船齢の高い船です。同型船の「ニューくめしま」(1988年建造:下の画像)もゆくゆくは置き換えられる模様です。
なお、「ぶるーすかい」の老朽化による引退以降復活要望の多い高速船は久米島町議会の議事録によると海域の特性上揺れに強い三胴船あたりでないと就航率の確保が難しいそうで、国内で適当な三胴船の中古がないため新造になることから、検討に着手するにしても「ニューくめしま」の代替船が就航した後になるとのことです。
このほか沖縄本島近辺のフェリーでは伊江村・渡嘉敷村が今年船を新造していますので他の航路の船も含めドック入りのパターンが今までとは異なっています。本島近辺の離島に渡られる予定の方はドック入りのスケジュールを確認の上で計画を立てて下さい。
[九州郵船のフェリー「きずな」が就航]
九州郵船のフェリー「きずな」(1,809t)が今月就航しました。主に博多-壱岐-対馬航路に入っているようです。これに伴い1989年建造の「ニューつしま」が引退しています。
九州郵船ではボロ船と評判の悪かった「フェリーあがた」が2009年に置き換えらていますし、昨年五島方面の九州商船でもフェリーが新造されています。利用客の減少による経営環境の悪化や新造の際にバリアフリー化を求められて建造コストがかさむなどの事情があり、国内のフェリーは置き換えが進まなかったのですが、ここにきて行政の支援スキームを活用した新造が増えてきました。
本日は泉南郡熊取町から移動運用の予定で出かけたのですが、途中で強烈に吐き気がして大阪駅で断念し引き返しました。調子が悪いので昼過ぎまで寝ていました。大変申し訳ありませんでした。
ということで、ネタがないので先日常置場所から引き取ってきたQSLをご紹介します。
JQ1YSR あさひ無線愛好会のQSLです。昨年のFDでQSOいただきました。たくさんのアンテナが目を引きます。データによるとオペレータ6名で3.5~2400MHzまで10バンドとのことです。
ちなみに私は7~430の6バンドでした。個人ではこの辺が限界でしょうか。
沖縄県宮古島のJS6RPI 高森OMのQSLです。平坦な宮古島と瑠璃色の海がよくお分かり頂けるかと思います。このQSLは昨年5月の中城村移動の時のものでしたが、OMとはのちに宮古島でアイボールし、今年のNYPでもQSO頂きました。
また行きたいですね>宮古島
新潟市のJE0OUF 栗原OMのQSLです。昨年11月の宮古島(先ほどの高森OMとアイボールの日)でQSO頂きました。アンクルトリスでおなじみ柳原良平さんの船のイラストで2E型戦時標準船です。戦時標準船は戦争中に大量建造された規格型の船でして、2E型は880tの貨物船です。資材も人手も足りない中「とにかく浮いて動けばいい」という粗悪な船で、敵の攻撃で沈められた船も多かったそうですが、幸運にも生き残った船は戦後の復興に貢献しました。
ちなみに柳原さんは無類の船好きとして有名で、東海汽船や商船三井などから名誉船長の称号を受けています。東海汽船のかめりあ丸の後継船のデザインと命名を任されているそうで、どのようになるか楽しみです。
またQSLが来ましたらご紹介します。
羽曳野コンテスト参加のため以下の日程で大阪府泉南郡熊取町(JCG 25002)に移動します。
日時:4/15(日) 午前9時頃~13時過ぎまで
9~12時は羽曳野コンテスト(50/144MHz部門)参加ですので
コンテスト周波数にいます。
雨の場合は中止します。
場所:泉南郡熊取町 永楽ダム公園付近(約280m)からQRVの予定です。
バンド:50/144/430MHz帯(430はFM、その他はSSB中心)
今回50MHzのアンテナは3エレです。30W運用です。
羽曳野コンテストにつきましてはこちらをご覧ください。
どちらからお呼びいただきましても交信対象となります。
※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。
※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。
以下の日程で福岡県から移動運用を行いますのでご案内します。
以下の日程は現時点での予定です。変更になることもありますので出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。
(1)筑後市移動(JCC:4016)
日時:4/20(金)10:30頃~13:00頃
場所:筑後市内からQRVの予定です。
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(2)糟屋郡新宮町[相島]移動(JCG:40005 JIA:40-107)
日時:4/21(土)08:45頃~10:00頃
場所:新宮町相島からQRVの予定です。
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(3)福岡市西区[玄界島]移動(AJA:400105 JIA:40-105)
日時:4/21(土)14:30頃~17:00頃
場所:玄界島からQRVの予定です。
バンド:7/21MHz帯(SSB)
(4)糟屋郡<場所未定>移動(JCG:40005)
日時:4/22(日)11:00頃~13:00頃
場所:糟屋郡内(場所未定:新宮町以外)からQRVの予定です。
バンド:7/21MHz帯(SSB)
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめることがあります。
相島・玄界島とも運用場所に雨除けがないため雨の場合は渡島を中止します。
福岡市営渡船の運航状況は「九州のりものinfo」で確認できます。
・時間に余裕がある場合、スケジュール外でQRVすることもあります。
この場合はTwitterでお知らせします。
・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@jf4cad]です。
[製作]
タブ付きバッテリの半田付けは前にもご紹介しましたから簡単に紹介します。できあがりを考えながらバッテリをいくつかのユニットに組み、それらを接続して11本にします。
いつもお世話になっているJO3FRH局がミント味のタブレット「フリスク」のケースに基板を入れた「FRISKキーヤー」を自作しています。ここまでコンパクトにはならないものの、できるだけ小さくしたいですね。
会社近くのコーナンで探してみたらコンパクトな食品保存用の箱(タッパー)が見つかりました。使わないときは中身が密封されて水に濡れず好都合です。
まずは袋に入ったままのバッテリをケースに並べてレイアウトを決めます。横に5本・縦に2段並べられますからこれで10本のレイアウトが確定。これに残り1本とヒューズケースを配置すればレイアウトの完成です。
レイアウトが決まりましたからタブを半田付けして5本のユニットを作ってゆきます。
5本ユニットを2組完成させました。これを縦に配置して半田付けし、テスターで電圧を確認し
問題がないことをチェックしておきました。問題ないので固定と電極の絶縁のため絶縁テープを巻いておきます。最近空港の保安検査がうるさいので「NiMH」と書かれた部分が見えるよう残した状態で絶縁テープを巻くようにしています。
このバッテリは充電器を共通化するため13.2Vになるよう組んでいます。電圧的にはこれで問題ないものの、11000mAHと同じ充電電流を流しては過電流になり危険です。このため
電流制限抵抗を入れて充電電流を調整しています。逆の放電時にはこの抵抗は邪魔ですから、放電時にはダイオードで抵抗に電流を流さないように組んでおきます。
全体をケースに収納して完成です。いい具合コンパクトにまとまりました。
組み上がったバッテリを一旦放電させます。2月の生野区移動でFT-817に接続し放電させておきました。最初は14V台でしたが残量が少なかったらしく、15分弱で使い果たしました。
空になったバッテリを充電します。私は0.1Cの標準充電は時間がかかりすぎるため使っていません。標準以上の電流を流すため充電電流の調整抵抗で抑えた電流が適正範囲内か監視しながらになります。多すぎると過充電で液漏れを起こし危険ですし、足りないといつまで経っても充電できません。
この抵抗値は実物で調整しないと決められません。その辺を何も考慮せずに抵抗値だけ丸ごと真似されて事故が起きても怖いため電流の適正範囲と抵抗値は伏せさせて頂きます。
初回の充電ではまだ休眠状態であったようで、すぐに電圧が上がって見かけ充電が終わったようになりました。再放電させて2回目の充電からはそれなりの充電ペースになりました。それでも適正電流の許容幅が大容量のバッテリに比べて狭いのかなぁという感じがします。その分抵抗値もクリティカルになります。2回ほど試行錯誤してようやく抵抗値が決まりました。
抵抗値が決まったので完成とします。全体重量は360gになりました。
[部品調達]
全体案が固まりましたから部品を調達しましょう。単3型バッテリは電圧ドロップの少ないタブ付きとしました。
秋月に2400mAHのタブ付き(GP社製)が1本350円でありましたので11本購入。これで13.2Vになります。
このバッテリはFT-817への電力供給専用であり、817の出力は2.5Wでよいため本数を減らして電圧を下げても構いません。しかしながら今回はバッテリ充電器を共通化するためあえて11本で組んでいます。あくまで充電器の共通化が目的であり、HIモード(5W)で動かしたり、HL-45Bを動かすことを主眼としている訳ではありません。
コネクタなんかも調達しておきます。保安装置として7Aのヒューズを入れています。しつこく繰り返していますが、バッテリを自作する場合保安装置は絶対に外さないようにしてください。
充電器は11000mAHと共通です。この充電器は充電用のEIAJ-2のメスのコネクタに加えFT-817を直接動かせるようにスタンダードの純正電源ケーブルも取り付けてありました。これを利用し、2つのバッテリを同時に充電できるようにコネクタを揃えています。
[強化案]
強化したい点が決まりましたので要求仕様をまとめてみます。
・できるだけ重量の増加を抑えたい
→現在のバッテリ+FT-817+HL-45Bでも結構な重さ(6kg近く)になるためこれ以上の
重量増加は抑えたい。充電器も現用のものをそのまま使い荷物を増やさない。
・経済性は重視したい
→コストパフォーマンスの良い方法としたい。
・バッテリはニッケル水素
→飛行機に持ち込むためリチウムイオンは使えない。
運用時間を延ばす方法として極めて有効なのは「同じ仕様のバッテリをもう一つ作る」か「(日本にはない)20AHもしくは26AHのバッテリを個人輸入する」です。いずれの案でも楽勝で6時間をクリアします。ところが前者は重量の点で、後者は経済性の点で厳しいです。性能面では少し譲るとして重量と経済性を考えながら3つほど案を作りました。
図中でピンクに塗ってある部分が強化箇所です。図はクリックすると大きくなります。
[案① 内蔵バッテリ増強]
FT-817の内蔵バッテリは1400mAHです。お使いの方ならお判りですが、全く力不足です。FMなどの連続キャリアではもちろん、SSBでもすぐに容量を使い果たしてしまいます。
そこで標準添付の電池ボックスへの配線を改造(線を1本切断)し、2500mAH前後のニッケル水素バッテリを内蔵させると容量の増強を図ることができます。
[案② 外付けバッテリ大容量化]
現在の11000mAHのバッテリを大容量のものに交換するものです。日本で手にはいる上限は13000mAHです。この容量のバッテリに交換して容量の増強を図る案です。
[案③ 外付けバッテリ追加]
現在のバッテリに加え、2400mAHの単3型ニッケル水素バッテリを新たに追加するものです。追加バッテリはFT-817への電源供給専用とし、内蔵の1400mAHと併用することで11000mAHのバッテリにかかる負担を減らして運用時間の延長を図ります。
なお、現在日本国内で手に入る単三型ニッケル水素バッテリはタブ付きが2400mAHまでなのに対し、タブなしは2700mAHまであります。2700mAHを使うことで計算上12.5%の容量アップになりますが、2700mAHのバッテリは充電時の電流管理が2400mAH以上にシビアなこと、容量が不安定で実際の容量が2700mAHを下回る製品が圧倒的に多く、中には10%以上容量の少ない製品もあるようです。ということで2400mAHのタブ付きで問題ないと思います。
[どの案が最良か]
①~③案を比較し、どの案が最良か検討しましょう。以下の表のようになります。
①案はコストが安いものの容量の増加が少なく、運用時間の延長はあまり期待できません。加えてFT-817内蔵の充電回路を利用するため充電時間がかかりすぎるという問題もあります。
②案は電力供給の融通性がよく使い勝手で有利ですが、13000mAHのバッテリが1個2000円以上するため経済性で大きく劣ります。
③案は内蔵バッテリを活かすため①案よりトータルの容量を増やすことができ、なおかつコストも安いです。①案のような充電時間の問題も生じません。
結果、③案が最も優れていることが分かります。③案のもう一つのメリットは長時間のQRVを予定しない場合に新設するバッテリを外せば軽量化できるという点です。必要なときだけ追加することができる柔軟性を持ったシステムといえます。
戦闘機の航続距離を伸ばすために使われるドロップタンク(増設燃料タンク)的な発想と言えるかと思います。ドロップタンクは中の燃料が空になると切り離して投棄されますがこのバッテリは充電すれば再利用できる違いがありますHi