2013年11月30日(土)
兵庫県丹波市の五台山に登ってきた。「ふるさと兵庫50山」にも選ばれている山で、ネット検索でも多くの登頂記が紹介されている。今回の予定は独鈷の滝から美和峠に登り、分水界の径を歩いて鷹取山と五台山で山ランを行うというもの。
旧氷上町の香良病院の先に広い駐車場があるのでここに車をおく。岩瀧寺や独鈷の滝は観光コースにもなっているようで、観光バスも停まっていた。紅葉の季節とあってか11月中は入山料が必要だったが、料金は200円とお手ごろだった。
駐車場にあった縦走路の案内板
岩瀧寺の山門を通り、茅葺の本堂を眺めて先に進むと独鈷の滝が現れる。石段を登ると不動堂があり、その横から登山道が始まっている。右は美和峠、左は五台山への道だが、まずは美和峠をめざす。
正面が岩瀧寺の本堂
独鈷の滝
不動堂、登山口はお堂の左にあった
美和峠への道は始めはガレた急登だが、よく踏まれた古道で要所には標識が設置されていた。駐車場から55分で美和峠に到着。峠には様々な標識が乱立していた。
旧町界を示す標識もある美和峠
美和峠からは旧氷上町と市島町の境界でもある分水界の径を歩く。非常に幅の広い遊歩道のような尾根道が続く。峠から20分もかからずに鷹取山(566m)に到着。ベンチなどがあり展望も開けている。430MhzでCQを出すが応答なし。18Mhzも入感なく、今日は14Mhzをやってみる。ロシアのUA9KW/0と交信し先ずは山ラン達成。ちょうど昼になったのでベンチに座って昼食とした。
尾根筋の広い道
鷹取山山頂
鷹取山山頂からの展望
鷹取山は地元では氷上槍とも呼ばれているようで、円錐形をした山の斜面を一気に下る。100m程下って最低鞍部に着くと、あとはまた歩きやすい道となる。途中に林道と並行して歩くところもあるが、林道には下りず尾根道を歩く。鷹取山から35分で小野寺山(645m)に到着。山頂からの展望は素晴らしく、鳥瞰図も設置されている。ここは山ラン無効のようだが、念のため14Mhzでロシアの局と1QSOしておく。
小野寺山山頂
小野寺山から少し下った鞍部には独鈷の滝への道が合流している。そのまま直進し五台山へ。小野寺山から15分で標高655mの五台山に着いた。山頂には文殊菩薩の石仏や付け替えられた新しい展望所、ベンチなどが設けられていた。14Mhzで鹿児島県徳之島のJE6ETN局と交信できた。ゆっくりと展望を楽しみ、先ほどの鞍部まで戻って下山にかかる。途中で少しだけ林道を歩き、その先で下山道を見過ごして行き過ぎるが、一ツ岩まで戻って下山する。山頂から1時間で駐車場に戻ることができた。
五台山山頂、展望所は新しくなっている
山頂の文殊菩薩
誰もいない山頂で無線運用
いったん林道に出て一ツ岩から再び山道に復帰する