JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

丹後半島の山へ

2010-09-26 | 山と無線

9月26日(日)

 京都府の北部、丹後半島の山で山ラン(山頂でのアマチュア無線運用)してきました。

 最初は、丹後縦貫林道を使って京都府の碇高原牧場まで行く予定でしたが、途中、成相山手前と世屋高原先で通行止めとなっており、その都度迂回して大分時間をロスしてしまいました。結局、伊根町の本坂から府道を碇峠に上がり、最初の山である笠山を目指しました。

 碇峠から牧場に入るとすぐに駐車場があり、左に「笠山展望台へ600m」の案内板がありました。簡易舗装された遊歩道を上がるとすぐに496mの笠山山頂です。360度の展望で、日本海や丹後の山なみが広がっています。430mhz/FMで福井県越前市移動の局と交信できました。

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笠山山頂から日本海の眺望

 いったん車に戻り、牧場の南にあるスイス村スキー場まで車を進めます。スキー場の第二リフト降り場が太鼓山の山頂(683m)です。夏季のリフト営業が終わったためか、職員の人がリフトの椅子を外していました。山頂までリフト下の斜面を上がり、山頂三角点横で50MhzのDPアンテナを出して氷ノ山移動の局とSSBで交信しました。

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太鼓山山頂からスキー場ゲレンデを見下ろす

 スイス村から世屋高原方面の林道は通行止め、来た道を戻って国道178号に乗り宮津市国分から成相山への案内板に誘われて右折、三座目の鼓ヶ岳へ向いました。成相山の入り口で係りの人が入山料を集めていますが、「鼓ヶ岳へ登る」というと無料で通してくれます。お寺を過ぎるとすぐに荒れた地道となり、標高500mの展望台へ。その先も進めそうでしたが、展望台の駐車場に車を置いて、そこから25分ほど歩いて鼓ヶ岳山頂(569m)に到着しました。二等三角点の説明版を借りてアンテナを立て、久しぶりに18Mhz/CWをワッチするとロシアの局が強力に入感していたので交信し山ランを達成しました。

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鼓ヶ岳では三角点をテーブルに

 

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桑谷山とフカンド山

2010-09-20 | 山と無線

9月20日(月)

 昨日に続いて北山へ、左京区の久多峠から桑谷山とフカンド山を目指しました。

 自宅を出たのが9時半、最近になく遅いスタートとなってしまいました。久多峠に着いたのは10時20分、峠には3台分くらいの駐車スペースがあります。桑谷山登山口の案内に誘われて登り始めました。しばらく急坂を上がると一つ目の送電線鉄塔に到着、久多の里とその背後に昨日登った白倉岳や比良の山が見えています。ここからは関電の巡視路沿いに第2鉄塔、桑谷山東峰へと歩を進めます。ピークの西峰へはここから西へ曲がるのですが、方位をよく確認しないまま南の道に入ってしまい、大分下ってから間違いに気がついて引き返しました。これで20分くらいロスし西峰山頂(925m)に着いたのは登り始めから95分程かかっていました。430mhzのハンディトランシーバーでワッチすると、今日はコンテストをやっており多くの局が入感しています。大東市飯森山移動の局に声をかけて山ランを達成しました。昼食後、45分ほどかかって峠まで戻りました。

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桑谷山への途中、関電鉄塔から久多方面の展望

 フカンド山へは、峠の北側から取り付きます。地図に道はありませんが尾根筋に踏み跡があり、これを外さないよう気をつけながら25分ほど登ると854mの山頂に到着しました。ここでも430mhz/FMで六甲山移動の局に声をかけ山頂を後にしました。

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フカンド山山頂

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白倉岳へ

2010-09-19 | インポート

9月19日(日)

 今日も登山日和。高島市の白倉岳縦走路を歩いてきました。

 高島市栃生から登山スタート。旧朽木村の山は、登山口や途中の標識がよく整備されていて助かります。いきなりの急登で高度をかせぎます。90分ほどで稜線に取り付き、そこから北へ稜線上を歩きます。南岳、中岳と幾つかのピークを越えて、登山口から2時間強で白倉岳(950m)山頂に到着しました。ここまで一人の登山者にも出会わず、ひっそりとした山頂で430mhz/FMで2局と交信しました。

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白倉岳山頂、北東方面に少しだけ展望があった

 白倉岳からさらに北に稜線を歩くと、20分ほどで烏帽子岳(910m)山頂に着きました。ここには三角点も山頂表示もなく、山ランメンバーの山名プレートだけがピークであることを示していました。430mhzをワッチするも入感なく、7mhzのDPアンテナを張りました。CWで久しぶりにCQを出し、6局とQSOし撤収。すると1組の男女がやってきました。今日出会った唯一の登山者でした。烏帽子岳からは村井を目指してひたすら下り。90分ほどで西村井の集落に到着しました。昨日のお手軽山ランに比べ、歩き応えのある1日となりました。

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烏帽子岳山頂の山ランプレート

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北摂と亀岡で山ラン

2010-09-18 | 山と無線

9月18日(土)

 連休の初日は北摂から亀岡の山をめぐってきました。

 最初は能勢の妙見山へ。名前は前からよく知っていましたが行くのは初めてです。車で山頂直下の駐車場まで行けます。アマチュア無線の移動運用地でも有名で、今日も50Mhzを運用している車を見かけました。参道を上がると本堂の手前の薄暗い林の中に三角点(660m)がありました。430Mhz/FMで泉佐野の局とQSOし、本堂にお参りもせずに妙見山を後にしました。

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妙見山展望台から大阪湾が見えた

 次に向ったのは光明山と天台山。妙見山から府道4号を法輪寺方面に下がると、左手に登山口の案内がありました。道路わきに駐車スペースを見つけて歩き出しました。すぐに光明山山頂(639m)です。植林された桧林の中で、展望はありません。50mhz/SSBで、岐阜県高山市の局と交信しました。

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光明山山頂

 天台山へは一端府道へ下り、100mほど先から反対側の登山口に取り付きます。山頂にある防災無線施設の電源を埋め込んでいるためか、途中の道は荒れ気味です。天台山山頂(640m)の三角点は道の真ん中にありました。430mhz/FMで交野山移動の山ランメンバー局とつながりました。

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天台山山頂

 本日の4座目は京都府との境界にある鴻応山です。いくつか登山口があるようですが、南麓の寺田登山口から上がりました。蜘蛛の巣を払いながら登ること約30分で山頂(679m)です。ここも展望はありませんが、古いベンチがあり、ハエさえ寄ってこなければ落ち着ける場所でした。50Mhzはコンディションが変わったのか入感なし。144mhz/SSBで三重県青山高原の移動局と交信しました。

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144mhzはこんなアンテナで

 次は亀岡市の竜ヶ尾山(413m)。亀岡カントリークラブのすぐそばに三角点がありました。山ランメンバー局のプレートが架かっていました。7mhz/CWで愛知県の局とQSOし、すぐに下山しました。

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竜ヶ尾山の山ランプレート

 本日の最後は亀岡市の西山。平和台公園として整備されています。公園の南側に広い駐車場があり、そこからコンクリート舗装された急坂を上がります。東側のピークが山頂(206m)。展望台があり牛松山や愛宕山、地蔵山をバックに市街地の景色が素晴らしい。7mhz/CWでQSOをはじめましたが、たくさんの蚊が寄ってきたので、兵庫県の局と交信してすぐに撤収しました。

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西山展望台からの見晴らし

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三上山ほか野洲方面へ

2010-09-12 | 山と無線

9月11日(土)

 9月も中旬になりましたが、今日も猛暑日?、秋の気配は朝夕だけか。もう一週間の辛抱でしょうか。

 今週はどこにいこうか考えていましたが、あちこち地図を見ながら、野洲市の三上山ほかへ行ってきました。

 三上山(432m)は近江富士の別名がある山で、名神を走りながらいつも眺めていました。国道8号線沿いの御上神社の無料駐車場に車を置いて登山開始。整備された登山道を上がります。有名な山とあって、この暑さの中でも次々と登山者がやってきます。40分ほどで山頂へ、50mhz・SSBで長野県伊那市の仙丈ケ岳移動の局とつながりました。
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樹木に覆われて展望のない三上山山頂

 妙光寺山(267m)。三上山山頂から、花緑公園の道標に沿って東側に下山し、途中から妙光寺山の標識に誘われながらまさ土の縦走路を歩きます。いくつもの小ピークがあり暑さのせいもあってバテバテです。地図で見るとすぐそばですが、1時間30分ほどもかかってしまいました。縦走せずに三上山からいったん下山し、御池から妙光寺山へ登ったほうが、時間も疲労もましかもしれません。18mhzでCQを出すも応答なく、アンテナを延長して地上すれすれ、木の枝に何箇所も接触したアンテナで、7mhz・CWで岐阜県の局とQSOしました。Photo_2
妙光寺山山頂も展望なし

 妙光寺山を下山して昼食。十二坊へ向います。地図では、山頂まで3本の道路が延びていますが、いずれも入り口が閉鎖されており車で行くのは無理なようです。十二坊温泉の駐車場に車を置いて、林道を上がりました。約30分で山頂(405m)に到着。まさ土の禿山の上に三角点があり、展望も良好です。430mhzで甲賀市や津市の局とつながりました。
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十二坊山頂

 野洲からの帰り道、草津市の牟礼山に寄って行きました。立命館大学草津キャンパスの南にある山で、山頂まで遊歩道が延びていました。麓の青山中央公園沿いに路上駐車し、10分足らずで山頂に(221m)到着です。ここでも7mhz・CWでQSOし、本日の山ランを終了しました。

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牟礼山山頂の東屋

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長等山から大文字山へ

2010-09-05 | 山と無線

9月5日(日)

 先日、逢坂山から大文字山へのコースを予定しながら、途中で道を間違えて断念したため、今日は長等山から大文字山へのコースを再チャレンジしました。それにしても、9月に入っても猛暑日が続き山へ行くのも決意が必要ですねえ。

 先日と同じく京阪電車の追分駅で下車。今回は逢坂山はパスのため、藤尾奥町まで住宅街を抜け、藤尾神社からは右手に延びる国道管理事務所の舗装路を上がります。長等トンネル排気塔の音が聞こえてくる頃、右側の尾根道に取り付き、少し進むと標高354mの長等山山頂に到着しました。山頂の表示は特になく、「山火事注意」の看板に道案内と354m地点であることが記されているのみです。7mhzのアンテナを張ることも考えていましたが、試しに430mhzハンディでワッチすると結構入感があったため、お手軽に済ますことにしました。三重県菰野町や滋賀県東近江市移動の局とQSOし、次の如意ヶ岳を目指します。

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長等山山頂(三角点ピークではない)

 長等山から如意ヶ岳へは、真西に延びる快適な尾根道を進みます。高圧線の鉄塔を過ぎてしばらく行くと、道は舗装された道路にぶつかるので、ガードレールをくぐって舗装路に上がります。この道は、如意ヶ岳山頂にある航空施設まで延びています。如意ヶ岳(472m)は、大阪空港の標識がありますが、その前の広場から徳島県名東郡移動の記念局8J5EQとQSOしました。

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如意ヶ岳山頂の空港標識

 舗装路はここで行き止まりとなっているため、前に歩いた記憶でこの施設の南側をフェンス沿いに進みましたが、藪を分けて進むことになりました。反対側で登山道に取り付いたとき、別の道があったので、こちらが正解だったかも知れません。大文字山への道は途中で藤尾や比叡平、山科方面などいくつかの分岐がありますが、ひたすら西へ尾根筋を進むと大文字山山頂(465m)の三角点広場に到着しました。ちょうどお昼時で、団体さんがにぎやかに食事中だったので、ちょっと外れたところに腰を落ち着けて430mhzでCQを出し、京都市内や生駒市の局とQSOし、大文字の火床から銀閣寺へ下山しました。今回のルートでは、ナラ枯れで枯死した多くの木があり、被害の深刻さを垣間見ることができました。

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大文字山三角点から京都市内の展望

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