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JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

美ヶ原で山ラン

2013-07-25 | 山と無線

2013年7月20日(土)

 今回の長野移動3日目は美ヶ原へ。美ヶ原は20数年前に家族で訪れて以来だ。前に来た時はニッコウキスゲが多く咲いていた記憶があるが、今回は見ることが出来なかった。

袴越山(1753m)

 松本市内から美ヶ原に向う美ヶ原スカイラインの途中にある。山頂北側の道路の路肩に車を停めて、散策路の標識から踏み跡を尾根筋まで進み山頂に向う。すぐに三角点のある山頂に到着。7Mhzで京都府南山城村移動のJE2HYF局と交信。

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ここから取り付いた

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袴越山山頂

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下山後車で少し進んだところにあった標識

武石峰(1973m)

 袴越山と王ヶ頭の間にある。スカイラインから登山道の標識があるが路肩に駐車スペースはなく、少し手前に駐車スペースを探した。遊歩道を上がるとすぐに1等三角点のある武石峰山頂に着く。7Mhzで茨城県土浦市移動のJJ3EBU局と交信した。

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武石峰登山口、山頂はすぐそこ

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武石峰山頂

王ヶ鼻(2008m)

 自然保護センター前の駐車場に車を停めて、いよいよ美ヶ原の核心部へ。王ヶ鼻の山頂にはアンテナが立っており、遊歩道を少し西に進むと展望の良い休憩地があった。430MhzでCQを出すと、昨日も交信したJF0WQV局が塩尻市の高ボッチ高原に移動しており交信いただく。

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王ヶ鼻山頂

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王ヶ鼻の展望地

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王ヶ鼻から爺ヶ岳(左)、鹿島槍ヶ岳(中央)、五竜岳(右)

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こちらは槍ヶ岳(右)と穂高(左)

王ヶ頭(2034m)

 美ヶ原の標高最高点。アンテナが林立し、王ヶ頭ホテルが立っている。ホテルの裏に三角点と王ヶ頭の石碑がある。430Mhzで富士山八合目のJL1HDC局他と交信する。

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王ヶ鼻から王ヶ頭に向う

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ホテル裏の王ヶ頭山頂

茶臼山(2006m)

 王ヶ頭から塩くれ場を経由して公衆トイレの先から放牧地へ入る。草を食む牛の横を通って茶臼山に登る。ここまで来るのは基本的に登山者だけのようだ。反対側の扉峠方向から登ってくる登山者も多いようだ。今回初めて50MhzのDPアンテナを出す。埼玉県秩父郡移動のJS1OHI局や長野県内移動の各局と交信できた。

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塩くれ場から右の公衆便所方向へ

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牧場の中を歩いて茶臼山へ

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茶臼山山頂

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乱舞するトンボがアンテナにも

 来た道を戻り、鹿伏山(1977m)に登るべく美しの塔に向う。しかしその先の地形図にある道はロープで閉鎖されており立入禁止。鹿伏山は断念する。この後、牛伏山と物見石山に登る予定だが、大分疲れも出てきてどんどん東に向うと帰りが億劫だ。いったん車に戻り、車で向うことにした。

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美しの塔

牛伏山(1990m)

 自然保護センター前の駐車場からスカイラインを戻り、途中から美ヶ原美術館への道を通って美ヶ原の東にある山本小屋に向う。美ヶ原のこちら側に来るのは初めてだが、観光客はビーナスラインを通ってこちらから来る人が多いようで混雑している。山本小屋ふる里館の駐車場に車を停めて牛伏山へ。山頂は駐車場からすぐで、展望を求めて次々と観光客が登ってくる。岡谷市の鉢伏山から運用していたJJ0CCZ局と交信してここも終了。

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登りかけにあった伏せた牛の像

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ケルンの多い牛伏山山頂

物見石山(1985m)

 今回予定の最後は物見石山。美ヶ原高原の東の端に位置する。ここまで来る観光客は少なく、道路路肩の駐車スペースに困ることはなかった。歩きやすい道をしばらく進むと、三角点のある山頂に到着した。先ほどまでの山と違って誰もいない静かな山頂でしばし休憩する。430Mhzで長野市のJH0SGE局と交信した。

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物見石山への道、標識と踏み跡はしっかりしている

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物見石山山頂

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山頂からの展望

 下山後はビーナスラインを経由して扉鉱泉へ。桧の湯で300円の温泉に入り(石鹸、シャンプーはなし)ゆっくりと帰京した。

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爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ(2日目)

2013-07-22 | 山と無線

2013年7月19日(金)

 登山二日目、今日は鹿島槍ヶ岳へ登頂して下山しなければならない。予定時間10時間超のコースである。天気は快晴、周りの山々がくっきりと見えている。

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日の出前の鹿島槍ヶ岳

 5時からの朝食に食堂に集まったのは10人余り。多くの人が早立ちしたようだ。不要な物を小屋に預けてザックを軽くし、5時30分に歩き始める。50分で布引山(2683m)に到着。松本市内をモービル走行中のJJ0GOT局と交信できた。

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登山道に現れたウサギ

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布引山山頂、立山連山や剱岳もご覧のとおり

 布引山での山ランを達成していよいよ鹿島槍ヶ岳へ。歩きやすい道を40分で山頂(2889m)に到着した。山頂の登山者は数人と空いており非常に静かだ。昨年の唐松岳でも交信したJF0WQV局が松本市から呼んでくれてここも終了。

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鹿島槍ヶ岳山頂、中央に富士山が小さく見える

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山頂から槍ヶ岳

 鹿島槍ヶ岳北峰へのルートは今回の山行きでは唯一岩場の道となる。しかし、クサリやハシゴもない程度の道であり特に問題はない。35分と予定よりやや時間がかかって北峰(2842m)に着いた。まずはCQを出し、埼玉県久喜市の山ランメンバー7K4NXB局から応答いただく。ここまですべて430Mhzでの交信である。

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鹿島槍ヶ岳から北峰

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鹿島槍ヶ岳北峰山頂

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北峰から鹿島槍ヶ岳を振り返る

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八峰キレットから五竜岳

 これで今回予定の四座を終了、後は来た道を戻るだけである。鹿島槍ヶ岳北峰を発ったのが8時15分。冷池山荘に10時10分に戻り、預けた荷物をパッキングし直す。種池山荘は12時35分、後は下るだけなのでビールを飲んでゆっくりと休憩。登山口に着いたのは15時40分であった。大町温泉の薬師の湯で汗を流して明日に備える。

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下山中に鹿島槍ヶ岳を振り返る

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爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ(1日目)

2013-07-21 | 山と無線

2013年7月18日(木) 

 前夜車で京都をたって松川村の道の駅で仮眠、着いたころには予報どおり雨が降ってきた。夜明けとともに目が覚めるが雨はまだ降っている。予報では明け方には止むとのことだったが。今日は冷池山荘までの予定で急ぐ必要もない。扇沢の柏原新道登山口に車を停めてしばらく様子を見ることにした。そのうちに雨もほぼ止み薄日も射してきたので8時頃から歩き始める。

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柏原新道登山口

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扇沢の駅が小さくなってきた

 3時間半で稜線の種池山荘に到着。天気はすっかり回復したが、立山や鹿島槍は雲に隠れて見る事が出来ない。山荘の前でゆっくりと休憩し爺ヶ岳に向う。

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ようやく種池山荘に到着

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山荘前から南の針ノ木岳と蓮華岳

 爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰の三つのピークがあるが、最高標高点は中峰(2670m)となる。種池から1時間で爺ヶ岳に到着。430MhzでのCQに志賀高原移動のJR7AXJ局から応答があった。

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先ずは爺ヶ岳南峰に向う

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南峰のピークはトラバースして

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爺ヶ岳中峰山頂

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爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳

 爺ヶ岳から1時間で今夜の宿となる冷池山荘に到着。昨夜は学生の団体客で込んでいたようだが、今日は比較的空いていた。2階のロフトを指定されたが、隣も空いておりゆっくりとすることが出来た。

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冷池山荘のロフト、ここに一人でらくちん

(二日目に続く)

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綾部市の君尾山と愛宕山

2013-07-08 | 山と無線

2013年7月7日(日)

 梅雨明けを思わせる猛暑で、長い山歩きはとても出来そうにない。山ランの毎月登頂を続けているので、7月も何とか早いうちに一座でもやっておこうと出かけた。綾部市の君尾山(543m)はヤマケイの「京都府の山」に掲載されて山では最後となった。地形図を見ると山頂の横を林道が通っている。そこまで車で行けるかどうかは分からないが、少なくとも手前の明光寺までは車で入れるとのネット情報で出かけることにした。

 府道1号線から明光寺、君尾山林道の標識に従って田んぼの中の舗装路へ入る。綾部温泉への分岐を右に見るとそこから先が林道君尾線となる。

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 明光寺までは舗装された林道を進む。一石もあるが、基本的に走りやすい道だ。明光寺分岐から先は未舗装の林道となるが、路面の状態は比較的よく君尾山まで問題なく進むことが出来た。君尾山山頂直下で車を下りる。GPSでは山頂まで100mを切っている。緩やかな斜面を1~2分も登ると君尾山の山頂だ。桧の植林地で展望はないが、猛暑の中ではありがたい。50Mhzで兵庫県から6m AND Down コンテストに出ていたJL3TXW局と交信する。

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君尾山山頂は林道のすぐ横

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植林地の中の君尾山山頂

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山頂で唯一見かけたプレート

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林道から弥仙山

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こちらは東側の山並み

 本日の2座目は愛宕山(262m)。日本山名事典には載っているが、インターネットで検索してもこの山はヒットしない。上林小学校の東から日置谷林道を入る。この先は以前登った弥仙山から笹尾につながるようだが、愛宕山はその途中にある小ピークだ。砂防堰堤の手前で道が分岐する。弥山へは左を取るようだが、右に入ってみる。その先で舗装路と合流ししばらく舗装路を進む。もう一つ堰堤が現れるので、その辺りから適当に左側の斜面に取り付く。道もないのでGPSを頼りに愛宕山のピークを目指す。山頂には愛宕山を示すものは何も見当たらなかった。144Mhzで福井県移動のJE9VWK局と交信し7月の2座を何とか終えることが出来た。

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府道から少し入ったところの石灯篭。右は愛宕山、左は秋葉山

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この道は近畿自然歩道の一部となっている

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日置谷林道を進むと道は分岐する

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GPSが示した愛宕山山頂

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小谷山、虎御前山と周辺の山

2013-07-01 | 山と無線

2013年6月30日(日)

 滋賀県長浜市にある小谷山(495m)は、戦国時代の武将浅井長政の居城小谷城があった山である。何年か前にNHK大河ドラマで、浅井長政の三人娘が取り上げられ、小谷城跡が一躍脚光を浴びたようだ。小谷城跡が国の史跡に指定されていることもあり、今でも山登りより史跡巡りの観光客が多いようだ。

 麓から舗装された道路を車で上がり終点手前の駐車スペースに車をおく。ここで標高270m位である。整備された遊歩道を城跡の解説を見ながらゆっくり登る。標高398mの本丸跡を過ぎると山道らしくなる。山頂は大嶽城跡で、観光客もここまでは余り来ないようだ。駐車場所から45分で小谷山山頂の大嶽城跡に到着。430MhzでCQを出すと、敦賀市の野坂岳に登っているJN3IRC局から応答があった。

 小谷山の登頂ルート

 番所手前の小谷城絵図

絵図の横から整備された道を歩く

途中の展望、虎御前山

本丸下に残る大石垣

本丸跡

小谷山山頂の大嶽城跡

 

 小谷山での山ランを終え往路を下山する。次に向ったのは小谷山の南に位置する雲雀山(ひばりやま、145m)。北麓の墓地横に駐車し、墓地の左手の山道を登る。若干藪っぽい道だが尾根筋の踏み跡ははっきりしている。程なく山頂に到着。この山は古墳跡のようで、山頂には雲雀山古墳群の表示があった。地元の小学校による記念植樹もされているが、植えっぱなしで手入れはされていない。18Mhzのアンテナを張るが入感なし。一昨日からの磁気嵐の影響かも知れない。どうも最近は18Mhzのコンディションもぱっとしない。50Mhzで大阪府豊能郡移動のJS3CTF局と交信した。

墓地横の道を登る

雲雀山山頂

記念植樹もされているが・・・

 

 三座目は虎御前山(224m)。小谷山城の浅井軍を討った織田信長の陣が置かれたところだそうだ。地形図に道の表示はないが、山の北から南にかけて尾根筋にハイキングコースが整備されている。北側の県道脇に駐車スペースを求め、ハイキング道を登る。標高224mの山頂は秀吉の陣跡で、ちょうど昼食中の登山者から、最高標高点はもっと先の229mだと聞く。とりあえず奈良県の高見山に登っている山ランメンバーJO3TLQ局と交信し、最高標高点に向う。最高標高点は信長の陣跡で、小谷山方向の展望も良くくつろげるところだった。ゆっくり休憩して往路を戻る。

 虎御前山と岡山の歩いたルート 

虎御前山北側の登山口

ハイキング道の途中から小谷山

虎御前山ハイキングコース

山頂にあった山ランメンバーのプレート

最高標高点は信長陣跡

虎御前山の最高標高点

 

 四座目は岡山(170m)。山頂には丁野山城跡がある。南麓の谷田神社前に車を停め、東の水田横からはっきりとした道を登る。三角点は山頂横の一段低いところにあった。50Mhzで京都府和束町移動のJH3FYC局と交信しここも終了。南の神社方向に下ってみる。迷うことなく神社横に到着。周回できるようだ。

谷田神社

丁野山城跡の案内図

37岡山(丁野山)山頂

山頂横の四等三角点は169.1m

 

 本日最後は湧出山(ゆるぎやま、206m)。北陸自動車道木之本ICの傍にある低山で、地形図にある道を登る。保険保安林として遊歩道が整備されたようだが、その後は管理もされず年々荒れていくというよくあるパターンだ。慰霊碑手前の案内看板も朽ちて倒れていた。三角点から先は踏み跡もより薄くなっているが、尾根筋は樹木は切り払われているので迷うことはない。206mの山頂にはNHKや民報の中継局が設置されていた。相変わらず18Mhzはだめで、ヨーロッパが入感していたが5Wでは呼んでもかすりもしない。430Mhzで長浜市内モービル移動中のJI3OMK局と交信して本日の山ラン移動を終了した。

 湧出山のコース

湧出山の朽ちた案内板

湧出山の三角点

湧出山山頂

湧出山から小谷山と奥に伊吹山

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