2022年8月1日(月)
昨夜は大分雨が降ったようだがその雨も未明には上がり、登山二日目も朝からいい天気となった。小屋の朝食は5時からだがその前に日の出を見に外に出る。サンダル履きで小屋の東側まで登るとちょうど日の出の時間となった。
日の出前の杓子岳と鑓ヶ岳
真ん中に小さく富士山
白馬岳と日の出
白馬山荘と旭岳、その先に富山湾や能登半島も見える
白馬山荘の朝食
小屋に戻って朝食をしっかりといただき荷物をまとめて白馬山荘を後にする。先ずは白馬岳に再登頂。無線は昨日終わっているので少し写真を撮って先に進む。今日は白馬大池から栂池に下り、途中4つの山ランポイントで無線をする予定だ。
賑わう白馬岳
山頂からの景色、剱岳や立山など特徴のある山は分かるが・・・
太陽出てるし東側でしょう
富山平野と能登半島?
鹿島槍ヶ岳と右奥に槍ヶ岳かな
旭岳と能登半島
富士山が見える方向
小蓮華山方向かな、今となってはよく分かりません😅
縦走路の長野県側は切れ落ちてるね
縦走路を進む
振り返って白馬岳と右に剱岳
最初のポイントは三国境。富山県・長野県・新潟県の県境となる。ピークは標高2751mの岩峰だが、登山ルートから少し離れておりロープで仕切られているので無理はしない。登山道の標識傍から144MHz・FMでCQを出し、糸魚川市を車で移動中の局と交信した。
登山道の三国境、ピークは後ろ
次のポイントは小蓮華山(2766m)。帰ってからYAMAPのバッジで知ったが、小蓮華山は新潟県の最高峰になるらしい。富山県南砺市や長野市の局と交信しここも山ラン終了。
行く手に小蓮華山
白馬岳を振り返る
小蓮華山山頂
この先も展望の良い尾根筋の道を緩やかに下っていく。小蓮華山と白馬大池の中間辺りにあるP2612は船越ノ頭でここも山ランに有効となっている。本当のピークはちょっと先の標高2590m地点になるようだが、ここもルートから外れているので標識のある地点で良しとした。糸魚川市固定の局と交信し次に向かう。
船越ノ頭
船越ノ頭から白馬大池に下る坂は雷鳥坂と言うらしいが、ちょうど一羽の幼鳥がいて他の登山者が話している声で見ることが出来た。大池山荘の手前まで来ると登山道に看板が立っていた。白馬山荘のスタッフにコロナ感染者が出て、また今日からしばらく営業自粛とのこと。実際には現地まで来ている予約者には対応してくれるようだが山小屋も大変だ。
白馬大池を見ながら下山
大池手前の花畑
白馬山荘の営業自粛を伝える看板
白馬大池の北側を周り岩の転がる大地のような乗鞍岳に向かう。ピークから少し離れたケルンの傍で今回最後の無線にチャレンジする。平日の昼間とあってなかなか声がかからず、大分粘って上越市の局と交信することが出来た。
乗鞍岳のケルン
これで本日予定の4座での山ランを終了し後はひたすら下山するだけだ。乗鞍岳からは大きな岩の多い道を下り、天狗原の木道で少しほっこりする。そこからまたやや急な下りが続く。栂池自然園ビジターセンターの屋根が見えて山道もあと少しという所で、木の階段で滑って転んでしまう。階段を止める杭におしりを打ち付けたが、大事にならずにすんで良かった。
天狗原の池塘
栂池ヒュッテは素通り
後はロープウエイとゴンドラリフトに乗って栂池高原駅に下山。ちょうど八方行きのバスが出るところに間に合ってスムーズに駐車場まで戻ることが出来た。
ロープウエイにも待たずに乗れた
白馬駅前で遅めのランチ