JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

仙ヶ岳と宮指路岳を周回

2017-06-12 | 山と無線

2017年6月11日(日)

 歩いたルート

 梅雨に入ったとたんに長い中休みが続いているので、天気の良いうちに山に行こうと考えて鈴鹿の仙ヶ岳と宮指路岳をめざす。昨年9月に野登山から仙ヶ岳を目指したが、天候が悪くて野登山だけで断念した。今回は小岐須渓谷からの周回コースを選んだ。

 鈴鹿ICを下りて狭い道を小岐須渓谷へ。キャンプ場を過ぎると道は更に狭くなり、始めて通るので心細くなりながら終点に向かう。林道の通行止めゲートの手前に駐車場がありここに車を停めて歩き始める。緩やかな傾斜の林道を歩いて最後の堰堤から山道へ入る。谷筋の道をしばら歩いて仙鶏尾根と小社峠の分岐へ。ここから仙鶏尾根への道を登って行く。駐車場から1時間23分でようやく仙鶏乗越に到着。ここからは仙鶏尾根を歩くことになる。

林道ゲート手前の駐車場

ゲートをまたいで林道を進む

鶏仙尾根と小社峠の分岐

山腹に付けられた狭い道が多い

仙鶏乗越

仙鶏尾根を仙ヶ岳へ

 仙鶏乗越から約40分で最初のピーク仙ヶ岳東峰(955m)に到着。樹木に覆われて展望のない山頂で430Mhzをワッチすると御在所岳から運用しているJJ6AIK局が強力に入感している。呼び出して交信し一座目を終了する。

仙鶏尾根から野登山

仙鶏尾根から亀山市方面

南尾根との分岐

分岐の先の仙の石

仙ヶ岳東峰

 東峰から15分で仙ヶ岳山頂(961m)へ。こちらはほぼ360度の展望が広がる。誰もいない山頂を独り占めし430MhzでCQを出すと、奈良県葛城市二丈山雌岳からJA3JCH局が呼んでくれた。その他愛知県豊田市のJF8LPB局他と交信し二座目も終えた。

東峰から白谷コース分岐を過ぎて仙ヶ岳へ

仙ヶ岳山頂

 仙ヶ岳でやや早めのランチを済まし滋賀と三重の県境尾根を宮指路岳に向かう。この道はアップダウンの多い道だった。特に後半はやせ尾根やザレ場が連続し緊張しながらの歩きとなった。ただ、展望が良いのが癒やしではあった。仙ヶ岳から18分で小社峠(800m)へ。そこからは足場の悪いアップダウンの多い道を休み休み登って行く。小社峠から1時間19分もかかってようやく宮指路岳(946m)に到着。堺市のJA3WPN局を初め2,3エリアの各局と交信できた。ところで、宮指路岳は「くしろだけ」と読むが地理院の地図に名前はない。日本山名事典には946mの標高からこの名前が付いたとの説が記載されていた。

仙ヶ岳山頂からの展望

仙ヶ岳からの急な下り

小社峠

尾根道にあった木の根の造形

双耳峰の仙ヶ岳

後半はザレた道を行く

右、仙ヶ岳と左、野登山

宮指路岳の奥に鎌ヶ岳と御在所岳

ザレ場を行く

宮指路岳山頂

 予定していた三座での山ランを終了し宮指路岳から東へケヤギ谷コースを下る。このコースは途中の急坂に落ちた広葉樹の葉っぱが堆積していて滑りやすいので注意しながら下る。宮指路岳から1時間21分で駐車場所に戻ることが出来た。

山頂からの展望

ケヤギ谷コースを下る

鎌ヶ岳と御在所岳をアップで

東海展望の岩場

ケヤギ谷コースを下って林道へ

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鳥越山

2017-06-07 | 山と無線

2017年6月4日(日)

 歩いたルート

 金糞岳から下山後、可能ならチャレンジしようと思っていた鳥越山(1074m)のピークを目指す。事前にネットで登頂記を探したが、積雪期に南麓の甲津原から登った記録の他に見付けることが出来なかった。地理院地図では鳥越峠からも道があるようなのでこのルートを試してみることにした。鳥越峠から取り付きを探すと、法面の左端に踏み跡が見えたがすぐ先が深い藪で簡単には入れそうにない。石碑裏の急な法面に踏み跡があり、ここから笹や木に捕まりながら登り始める。法面を登り切ると傾斜は緩やかとなり、比較的ハッキリとした踏み跡を辿っていく。道は一部灌木の枝などが煩わしいが、行く手を遮られるようなことはない。分岐や枝尾根に入り込みそうなところはスマホのGPSで方向を確認しながら慎重に山頂を目指す。峠から53分で三角点のある山頂に到着。430Mhzで瑞浪市の屏風山から出ていたJJ2CDP局と交信、同じ道を44分で鳥越峠に戻った。

ガードレール先の踏み跡はすぐに藪でやめた

石碑の裏から登り始める

この程度の藪もある

この辺りは比較的歩きやすい

国土調査のプラ杭

非常に雰囲気の良いところもある

途中からの展望、白山方面

熊の爪痕

展望のない山頂には真新しい山名プレートがかかっていた 

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金糞岳から白倉岳へ

2017-06-04 | 山と無線

2017年6月4日(日)

 歩いたルート

 先々週に続いて伊吹山地を目指す。今回は金糞岳から白倉岳の縦走を計画した。登山口は鳥越林道沿いに何か所かあるようだが、山ラン登山で出来るだけ安直に登りたいため、今回は最も山頂に近い岐阜県側の坂内登山口から入ることにした。

 北陸道を今年3月に供用開始された小谷城スマートICで下りる。ナビの地図が対応していないため、何となくぐるぐると大回りさせられた感じがしながら、長浜市高山町から鳥越林道に入る。林道は全線舗装されているとは言うものの、滋賀県側は1車線の道で通るに支障はないが落石が多い道だった。鳥越峠で一旦車を降り付近を観察する。峠は路肩に車を停めることは出来るが、駐車場はない。最初ここに車を停めて林道を岐阜県側に歩いて下り始めたが、少し行くと登山口の辺りに車が数台停まっているのが見えた。下山後のことも考えて峠まで戻り登山口まで車で行く。登山口前には8台くらいは停められる駐車スペースがあり、着いた時には既に6台が停まっていた。

登山口前の駐車スペース

向かいの登山口

 登山口からしっかりした登山道を登って行く。すぐに連状登山口からの道に合流する。ここで金糞岳と反対側に少し登ると大朝頭(1060m)のピークがある。登山口から12分で登ることが出来た。ここも山ランに有効なようなので、先ずはここで430MhzでCQを出すと守山市内を車で移動中のJI3XBZ局が呼んでくれた。

大朝頭山頂、プレートには1073mとある

 本日一座目を簡単に終え、いよいよ金糞岳を目指して登って行く。登山道は非常に状態が良く気分よく登ることが出来た。大朝頭から41分で金糞岳(1317m)に到着。金糞岳は滋賀県第二の標高だそうで今日も結構な数の登山者が入っている。山頂は休憩するには十分な広さがあるが余り展望は良くない。奈良県王寺町の明神山から出ていた山ランメンバーのJA3JCH局と交信し二座目を終了。

爽やかなブナ林を登って行く

頂上まで25分の看板

山頂手前から奥伊吹スキー場と伊吹山

金糞岳山頂

 金糞岳から県境尾根を西に進むと白倉岳(1271m)のピークがある。この間の縦走路は非常に展望が良く、北側の福井から岐阜県の山々、反対側は琵琶湖と周辺の山の眺望が登山の疲れを癒やしてくれる。白倉峠までいったん下り、その先は少し岩のある登山道を登り返していく。金糞岳から26分で白倉岳山頂に到着。先行グループで賑やかな山頂から生駒市移動のJN3GYJ局と交信した。

金糞岳から白倉岳へ

稜線の先に奥琵琶湖

竹生島の向こうには高島の山並

白倉岳へ

白倉岳山頂付近はフラットな道が続く

白倉岳山頂

 予定の三座で山ランを達成し来た道をまた展望を楽しみながら戻る。白倉岳から28分で金糞岳。小休止して42分で駐車場に戻った。

白倉岳の戻りから金糞岳

長浜市街と琵琶湖

金糞岳の下りで真東に見える雪の残る山、方向からすると中央アルプスだが・・・

北東のこちらは白山と能郷白山か

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