2017年6月11日(日)
梅雨に入ったとたんに長い中休みが続いているので、天気の良いうちに山に行こうと考えて鈴鹿の仙ヶ岳と宮指路岳をめざす。昨年9月に野登山から仙ヶ岳を目指したが、天候が悪くて野登山だけで断念した。今回は小岐須渓谷からの周回コースを選んだ。
鈴鹿ICを下りて狭い道を小岐須渓谷へ。キャンプ場を過ぎると道は更に狭くなり、始めて通るので心細くなりながら終点に向かう。林道の通行止めゲートの手前に駐車場がありここに車を停めて歩き始める。緩やかな傾斜の林道を歩いて最後の堰堤から山道へ入る。谷筋の道をしばら歩いて仙鶏尾根と小社峠の分岐へ。ここから仙鶏尾根への道を登って行く。駐車場から1時間23分でようやく仙鶏乗越に到着。ここからは仙鶏尾根を歩くことになる。
林道ゲート手前の駐車場
ゲートをまたいで林道を進む
鶏仙尾根と小社峠の分岐
山腹に付けられた狭い道が多い
仙鶏乗越
仙鶏尾根を仙ヶ岳へ
仙鶏乗越から約40分で最初のピーク仙ヶ岳東峰(955m)に到着。樹木に覆われて展望のない山頂で430Mhzをワッチすると御在所岳から運用しているJJ6AIK局が強力に入感している。呼び出して交信し一座目を終了する。
仙鶏尾根から野登山
仙鶏尾根から亀山市方面
南尾根との分岐
分岐の先の仙の石
仙ヶ岳東峰
東峰から15分で仙ヶ岳山頂(961m)へ。こちらはほぼ360度の展望が広がる。誰もいない山頂を独り占めし430MhzでCQを出すと、奈良県葛城市二丈山雌岳からJA3JCH局が呼んでくれた。その他愛知県豊田市のJF8LPB局他と交信し二座目も終えた。
東峰から白谷コース分岐を過ぎて仙ヶ岳へ
仙ヶ岳山頂
仙ヶ岳でやや早めのランチを済まし滋賀と三重の県境尾根を宮指路岳に向かう。この道はアップダウンの多い道だった。特に後半はやせ尾根やザレ場が連続し緊張しながらの歩きとなった。ただ、展望が良いのが癒やしではあった。仙ヶ岳から18分で小社峠(800m)へ。そこからは足場の悪いアップダウンの多い道を休み休み登って行く。小社峠から1時間19分もかかってようやく宮指路岳(946m)に到着。堺市のJA3WPN局を初め2,3エリアの各局と交信できた。ところで、宮指路岳は「くしろだけ」と読むが地理院の地図に名前はない。日本山名事典には946mの標高からこの名前が付いたとの説が記載されていた。
仙ヶ岳山頂からの展望
仙ヶ岳からの急な下り
小社峠
尾根道にあった木の根の造形
双耳峰の仙ヶ岳
後半はザレた道を行く
右、仙ヶ岳と左、野登山
宮指路岳の奥に鎌ヶ岳と御在所岳
ザレ場を行く
宮指路岳山頂
予定していた三座での山ランを終了し宮指路岳から東へケヤギ谷コースを下る。このコースは途中の急坂に落ちた広葉樹の葉っぱが堆積していて滑りやすいので注意しながら下る。宮指路岳から1時間21分で駐車場所に戻ることが出来た。
山頂からの展望
ケヤギ谷コースを下る
鎌ヶ岳と御在所岳をアップで
東海展望の岩場
ケヤギ谷コースを下って林道へ