JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

長峰山から摩耶山へ

2014-03-30 | 山と無線

2014年3月29日(土)

  歩いたルート

 阪急六甲駅を出たのが8時30分、コンビニで昼食などを調達し歩き始める。住宅街を通り厳島神社の横を登っていく。六甲中・高下の公園で一休み。毎日こんな坂を通学するのは大変だなと感心する。伯母野山住宅街の記念碑を過ぎると、ゲートがあり山道へと入っていく。十分過ぎるほどの指導標に導かれながら急坂を登る。

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厳島神社

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神戸八景伯母野山住宅街の記念碑、この先から山道が始まる

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長峰山への指導標

 長峰山山頂(688m)は大きな石があり、その上に三角点があった。西にはこれから向かう摩耶山がよく見えている。430Mhzで御所市大日岳のJH3JFF局や八尾市高安山移動のJA3JCH局など山ラン各局と交信する。

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長峰山山頂

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山頂から摩耶山と摩耶別山

 長峰山から杣谷峠へ下る。車道を渡り穂高湖へ。誰もいない静かな湖畔であった。徳川道分岐から少し進むと、右手の笹の中に踏み跡を発見。テープや新穂高登山口の私設標もかかっていた。笹の中の尾根道を新穂高に向かう。新穂高山頂(648m)は狭く展望もない。交野山移動JM3GVH局他と交信し来た道を戻る。

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杣谷峠

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穂高湖畔の遊歩道を歩く

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真ん中の徳川道を行く

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徳川道から右の新穂高登山道へ

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途中から新穂高の姿が見える

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新穂高山頂、登ってくる人は多くない

 徳川道分岐まで戻り摩耶山へ向かう。車道を越えるとアゴニー坂。ここからは六甲全山縦走路を歩く。坂を登りきったところが摩耶別山(717m)。縦走路から少し外れた山頂には神戸市の水道施設があった。堺市のJA3WPN局や京田辺市甘南備山のJO3ALU局と交信し昼食とした。

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摩耶別山山頂の水道施設

 摩耶別山から天上寺や摩耶ロッジ前を通り本日最後の摩耶山へと向かう。摩耶山はロープウエイやバスで来ることができ、観光地である。山上の掬星台は夜景のスポットとして有名なところだ。摩耶山山頂はここから少し外れたところにあった。指導標を頼りに進むと三角点があり、その横の天狗岩大神が標高702mの最高点のようだ。50MhzでCQを出し、高槻市のJA3TVQ局と交信した。

 

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摩耶山の三角点

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山頂の天狗岩大神

 下山は上野道を下る。石段の多い道で足への負担は結構ある。途中には旧天上寺の広い伽藍跡があり、今では史跡公園となっている。五鬼城展望公園へ下山し、阪急六甲駅まで歩いて本日の山ラン登山を終えた。

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天上寺跡、昭和51年に焼失したとある

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五鬼城展望公園から大阪方面の眺望

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1万局突破

2014-03-26 | 山と無線

2014年3月26(水)

 1996年5月に現在のコールサインで再開局してから約18年。交信した局数が1万局を超えました。430MhzのFMモービル機とGPアンテナで始めましたが、その後オールモード・オールバンドへと幅を広げました。430Mhzの移動運用、DX交信、コンテスト、HFでの移動運用、山ランの山岳移動など、その都度興味の対象を拡大し、何とかアクティビティを保ってきました。また、従免も暗記だけで1アマまでとりました。この間、アマチュア無線を取り巻く環境も大きく変わりましたが、一番長く続いている趣味として今後も続けて行けたらと思っています。

Photo

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大谷山、波賀尾岳、井谷坪

2014-03-24 | 山と無線

2014年3月22日(土)

 歩いたルート

 丹波並木道中央公園の北西に波賀尾岳があり、地形図に名前はないがその南に大谷山、西に井谷坪があるので登ってみる。

大谷山(340m)

 地形図を眺めて考えた北側の尾根筋を登ってみる。農道の分岐あたりに広くなった場所があり、ここに車を停める。林道を少し入り、尾根に取り付く。下の方はヒノキの植林地だが中腹からは灌木の小枝が藪っぽい。薄い踏み跡は確認できた。15分で山頂に到着。10Mhzで東かがわ市のJA5CBU局と交信する。下山はやや東方向にずれているなと思いながら下る。すると、作業道が見えたのでこれを使う。登りのルートとは大きく外れたが、20分で車に戻った。

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短い林道から尾根に取り付く

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大谷山山頂で見かけたプレート

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山頂のわずかな眺望

波賀尾岳(392m)

 山の北麓にある大山荘の里市民農園の山側に二宮神社があり、その前に車を停める。神社の左手にある林道を入ると、途中からやや狭い作業道に変わる。作業道の終点からは鞍部の尾根を目指して植林された斜面を登る。尾根に乗るとはっきりした踏み跡があり、山頂まではすぐである。神社から20分ほどで波賀尾岳の山頂に到着した。地元の小学生が立てた木柱や山名の由来を書いた看板などが立っていた。10Mhzで岡山市の記念局8J4SNP局と交信し、15分ほどで下山する。

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登山口の二宮神社

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作業道終点からのやや急な斜面

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波賀尾岳山頂

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山頂からの眺望

井谷坪(347m)

 波賀尾岳の西南西にある347.5mの三角点ピークである。尾根沿いに辿ることもできそうだが、時間の関係で安直に最短と思われるルートを行ってみる。大山から舗装路を西に進み、コミュニティバスの荒子新田バス停手前の路肩に車をおく。川を超える橋を渡ると獣避けの金網。ゲートを通って左の尾根に取り付き、歩きやすい尾根筋を登ると12分程で三角点のある山頂に到着した。展望はないが雰囲気の良い山頂だ。東西に伸びる尾根には明確な踏み跡があった。10Mhzで熊本県阿蘇郡移動のJP6NWR局と交信し、10分で下山する。

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コンクリートの橋を渡って直進する

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植林地の斜面を登る

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山名プレート

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井谷坪の山頂

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三釈迦山と火ともし山

2014-03-23 | 山と無線

2014年3月22日(土)

 歩いたルート

 昨日は京都でもみぞれ交じりの冷たい雨が降り、とても寒い一日だった。そんなわけで、天気の回復した土曜も標高の低い山を目指して篠山市に向かう。最初は三釈迦山と火ともし山。どちらも丹波並木道公園付近にある。

 公園の無料駐車場に車を止める。茅葺きの建物の先に三釈迦山登山口があった。遊歩道を登ると三角点のある三釈迦山(318m)山頂に到着。展望台があり、市街の眺望が広がる。最高標高点は320mで三角点の先になるが、こちらは遊歩道の途中で展望もない。18Mhzを聞くとグアム移動のW1AWが強力に入感。スプリットで呼び出し交信する。この局とは先週も交信したが、そのときは確か本土のアリゾナだったと思う。

 

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駐車場の先にある茅葺きの家

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遊歩道入り口

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三角点と展望台

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展望台からの眺め

 

 三釈迦山での山ランを終了し、南東の火ともし山に向かう。尾根筋を辿ってみようと遊歩道を少し戻り、尾根に分け入る。少し下った最初の鞍部には獣避けの金網が設置してあった。通れそうなところを探すと分かりにくいゲートがあった。針金で何カ所も閉められているのを開けて通らせてもらう。その先の尾根道には踏み跡があり、問題なく歩くことができた。

 火ともし山(320m)は細長い山頂で、平井山城の跡だという。山頂を示すようなものは何も発見できなかったが、僅かに土塁様の跡が見られた。ここでも18Mhzで札幌市のJE8HJW局と交信。往路を鞍部の金網まで戻り、そこから谷筋の道を下ると駐車場の先に下山することができた。

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金網のゲートを開けて先に進む

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尾根筋の踏み跡

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火ともし山山頂

 

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竜王山

2014-03-18 | 山と無線

2014年3月16日(日)

 歩いたルート

 豊能郡能勢町にある竜王山(462m)。北側を通る府道の名月峠から直登した。峠のバス停横に駐車スペースがある。付近にはグランドなどがあり、野球をする声がにぎやかだ。名月姫の墓所まで入り、その裏の杉林を適当に登る。だんだん傾斜が急になり、粘土質の土で滑りやすい。息を切らしながら休み休み登る。35分ほどで山頂に到着。三角点があり、山名プレートも数多くぶら下がっている。展望はない。430Mhzで泉南郡熊取町移動のJO3WSP局に声をかけて、20分余りで下山した。

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名月峠のバス停、上の道を上がる

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名月姫の墓所、奥の杉林から入った

 

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竜王山山頂
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山名プレートが多い

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北摂の鳥坂山と野間山

2014-03-16 | 山と無線

2014年3月16日(日)

 能勢の妙見山の北東方向にある鳥坂山と野間山に登る。地形図に名前はないが日本山名事典には登載されている。

 歩いたルート

鳥坂山(456m)

 登り口を探して周りの道路を車でうろつく。山の東側の道は地形図では破線だが車の通れる道だった。山頂の北東方向に獣避けネットを通れるゲートが見え、その前に車をおくこともできたのでここから取り付く。ネットを潜って山に入ると、谷の北側には墓地があった。山頂までの距離は僅かなので、若干の藪を避けながら高みを目指して登る。山頂は灌木の藪状態で山頂を示すものは何も見つけることができなかった。なんとか18Mhzのアンテナを展開し、北海道釧路町移動のJJ8VXR局と交信した。

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鳥坂山登り口

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鳥坂山山頂

野間山(616m)

 鳥坂山を下山して野間山に向かう。登山口は野間隧道東側の妙見荘の向いにあった。ここから関電の巡視路が、豊能町と能勢町の町界尾根に沿って付けられていた。P573を過ぎると、電柱も現れる。野間山山頂は細長い尾根で、展望こそないがゆっくりとできるところだった。430mhzで二上山雌岳のJA3JCH局と交信し、来た道を戻った。

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電光表示の右から巡視路に入る

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P573のプレート

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鉄塔横から僅かな眺望

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野間山山頂のプレート群

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雙ヶ岡

2014-03-15 | 山と無線

2014年3月15日(土)

 今日は午後から少し時間ができたので、右京区の雙ヶ岡までお散歩山ランに出かけた。雙ヶ岡は御室仁和寺の南にある小丘で、6世紀頃の古墳群である。北から一の岡、二の岡、三の岡と並び、一の岡は以前に山ランを終了しているが、今度二の岡と三の岡も有効になったのでやって来たわけだ。

 あまり近くまでバスに乗ると散歩にもならないので、北野白梅町で市バスを降りる。今日の市バスは終始満員の混雑だった。

 京福電鉄の北野線に沿って西に向かう。菜の花や水仙、梅などを眺めながら妙心寺の北門前を通って雙ヶ岡に到着。まずは一の岡に登る。

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菜の花と京福電車

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庭先の枝垂れ梅

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雙ヶ岡の全体図

 一の岡は雙ヶ岡で最も標高が高く、116mである。三角点があり、北側の仁和寺、西側から南方面の展望がよい。

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一の岡山頂から西山方面

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北側は仁和寺

 一の岡から二の岡までは何本も道が通っている。地元の子供や家族連れが多く散策しており結構にぎやかだ。

 二の岡は標高102mで、樹林に囲まれて展望はない。18MhzでチリのCE6SAX局がCQを連発しており、コールすると一発で応答があった。

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二の岡山頂

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端っこでアンテナを張る

 三の岡は標高80mである。こちらも展望はない。今度は14MhzでアリゾナのW1AW/7と交信できた。

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三の岡の山ランプレート

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南の丸太町通近くにある石柱

 これで雙ヶ岡の山ランは終了したが、まだ歩いた歩数は5千歩ほど。歩き足りないので丸太町通を円町まで歩いてバスに乗った。

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松尾山

2014-03-10 | 山と無線

2014年3月8日(土)

松尾山(315m)

 大阪での山ランの帰りに寄った山。大和郡山市と斑鳩町の境界に位置する。

 国道25号線で柏原市から奈良に入る。王寺町から斑鳩町を経由して大和郡山市に入る。松尾寺の案内に従い進むと、寺の前に無料駐車場があった。最も奥の駐車場に車をおいて、コンクリート舗装された林道を登る。

 山頂付近は近畿自然歩道が通っており、矢田寺への標識があった。山頂はNHKの中継施設が占拠しており展望はない。中継施設の奥に三角点があった。箕面市のJS3RIP局と交信し今日の山ランを終えた。

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駐車場の横から舗装路を登る

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山頂の中継局

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松尾山の三角点

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山頂のプレート

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大阪方面へ車で山ラン

2014-03-09 | 山と無線

2014年3月8日(土)

 3月にしては気温の低い予報が出ていたので、標高の低い山を求めて大阪方面に向かう。

飯盛山(314m) 

 大東市と四条畷市の境界に位置する。山頂近くに楠公寺があり、南側の阪奈道路(府道8号)から寺まで車で入ることができた。お寺の駐車場から山頂まではほんの少しである。ハイキングや散歩の人が多い。

 山頂は城跡で大阪平野の展望がよい。交野市交野山移動のJM3GVH局と交信して次に向かう。

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楠公寺の駐車場に車を置かせてもらう

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山頂の楠木正行像

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飯盛山からの展望

花岡山(54m)

 東大阪市と八尾市の境界あたりにある。周辺は農地で農作業中の方があちこちに見られた。付近に駐車場はないので、邪魔にならない路肩を探して少しだけおかせてもらう。

 周りには狭い農道やあぜ道のような歩道が多いが、山の東側から山頂に向かって踏み跡があった。山頂は雑木の中である。堺市のJA3WPN局と交信してここも終了。

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花岡山で見かけた山ランメンバーのプレート

玉手山(73m)

 柏原市にあり、市民公園として管理されている。以前は遊園地があったそうだ。南側の無料駐車場に車をおいて遊歩道を歩き始める。高みを目指して登っていくと北東の100mのピークに来てしまった。今度はGPSで方向を確認しながら山頂を探す。玉手山山頂はいこいの広場あたりのようだ。18Mhzで沖縄のJR6HQ局と交信する。

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100mピークの宝篋印塔
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こちらが玉手山山頂

 花岡山で交信したJA3WPN局から付近に東山があると情報があった。準備不足でそこまでの情報を持たずに来たが、カーナビで玉手山を表示させるとすぐ横に東山があった。地形図の三角点ピークだろうと見当をつけてその方向に向かうが、山頂付近にある水道施設を囲んで厳重なフェンスが巡らされている。最も近そうな梅林の端でシンガポールの局と1QSOしておいた。

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玉手山の梅林、東山のピークはこの上?

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水道施設には近づけないようだ

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私の東山散歩

2014-03-02 | 山と無線

2014年3月2日(日)

 歩いたルート

 山ラン(山岳移動ランキング通信)は、日本中の山の山頂からアマチュア無線で交信することを趣味とする同好の会だ。年6回、様々なランキングをまとめた通信が発行されている。対象となる山は国土地理院の2万5千分1の地形図や、日本山名事典(三省堂)に取り上げられている山などで、この事典の解説に名前が出てくる山も有効になっている。最近になって、東山の粟田山や華頂山、雙ヶ岡の二の岡と三の岡も有効と分かった。粟田山と華頂山に登るべく自宅から散歩気分で出かけた。

 自宅を出て南に向かう。最初に現れるのは真如堂。紅葉のシーズンには人出が多いが今日はまばらだった。

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真如堂、春の桜と秋の紅葉は有名

 真如堂の南には黒谷本山金戒光明寺が続く。今日は何か特別な法要でもあるのか本堂からは大きな読経の声が響いており、参拝客など行き交うかう人も多いようだ。

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金戒光明寺の本堂

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山門の先にはこれから登る華頂山が見えている

 黒谷を後にすると岡崎を通って平安神宮が見えてくる。平安神宮の正面の道は神宮道と呼ばれ、円山公園まで続いている。観光客で賑わう神宮道を南に歩く。

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平安神宮の門

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神宮道から粟田山と華頂山

 三条通を超えると粟田口。ここから粟田神社へと進む。この先は京都トレイルの東山コースを歩くことになる。コースは粟田神社の参道を避けて西側の民家の間を通っている。

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粟田神社の鳥居手前の道を上がる

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最初のうちは民家の横の道を上がる

 この道は尊勝院を過ぎると地道となり、都ホテルとの境界沿いに登って行く。粟田山(180m)は登山道の途中のようなところではっきりとしたピークは見つけることができなかった。GPSがなければ特定は困難だ。430Mhzで八幡市鳩ヶ峰移動のメンバー局JO3ALUと交信し先に進む。

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尊勝院の先は本格的な山道となる

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粟田山山頂あたり

 さらに少し登ると東山山頂公園に到着する。華頂山(215m)は青蓮院大日堂の中にあるようだが、今は新築工事中で閉鎖されており立ち入ることはできなかった。隣の東山山頂公園には東山ドライブウエイを通って車で登ることができる。多くの車や家族連れなどがやってくる。将軍塚展望台から市内の展望を楽しみ、18Mhzで札幌市のJA8NSR局と交信した。

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華頂山山頂の青蓮院は工事中

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将軍塚・大日堂の由緒

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将軍塚展望台から

 華頂山での山ランを終えて下山にかかる。東山トレイルは南に延び、清水山から伏見の稲荷山まで続いているが、今日はここから知恩院への道を下る。国有林の中の道は軽トラでも走れそうな広い道で、指導票もしっかりしていた。

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粟田口と知恩院の分岐

 歩道を下るとお地蔵さんが現れ、ほどなくお寺の屋根が見えてくる。途中で円山公園と知恩院への分岐もある。降りてきたのは知恩院の鐘楼の先だった。参拝や観光の人出で賑わう境内を通って知恩院北門へ。神宮道へ出て来た道をゆっくりと戻った。時間にして3時間半、1万3千歩程の気持ちの良い散歩であった。

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鐘楼の奥に下山口があった

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知恩院の庭

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梅の花もちらほらと

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神宮道を北へ

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青蓮院門跡のクスノキ

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