2014年4月12日(土)
篠山市と三田市の境界にある愛宕山と三国ヶ岳に登る。近畿自然歩道として指定されており周回コースも考えられるところだが、山ラン目的のため登山口まで車で行ってのピストン登山とした。
愛宕山の登山口は龍蔵寺の前にある。駐車場に車をおかせてもらい車道を上がっていくと、お寺の方が出てこられて声をかけてこられた。足元に咲くミヤマカタバミの花や、山の上ではヒカゲツツジも咲いていると教えていただく。
駐車場前のルート案内図
龍蔵寺境内
案内図を見ると登頂ルートは3つあるようだが、愛宕堂への参道でもある中央ルートを登る。愛宕堂までは古い石段の混じる道が続く。愛宕堂下の石段は危険なため立入が禁止されており、右手の迂回路を登る。その先で愛宕堂と山頂への分岐があるが、愛宕堂には寄らずに山頂へ。愛宕山は二つのピークがあり、北側の648mに山頂の表示があったが、最高標高点は南側の650mとなる。430Mhzで明石市のJI3ZOX局と交信し往路を戻る。登りに65分、下山に40分を要した。残念ながらコースの途中ではヒカゲツツジは見ることができなかった。
中央ルート登山口
愛宕堂下の石段は登れない
松茸シーズンは入山禁止
山頂手前からの展望
648mピークに山頂の標識、石杭は三角点でなく境界
こちらは650mピーク、龍蔵寺の平和の鐘を描いた布がかかっていた
次に向かった三国ヶ岳は愛宕山の2km程東に位置する。西側を通る県道の市境界が美濃坂峠で、三田市に入ったところにふきのとう休憩所がある。その前には車を停めるなと書かれているので、少し離れた県道の路肩に車をおく。休憩所の横にある農道から標識に従って歩き始める。周りの茶園では大きなバリカンのような機械を使って茶摘みをしている農家が見られた。茶園を離れて山道に入る。20分余りで標高648mの三国ヶ岳山頂に到着。周りの木が伸びていて展望は余りない。430Mhzで堺市のJS3LOW局と交信し、15分程で下山した。
ふきのとう休憩所
近畿自然歩道、丹波朝霧のみちの説明
茶園の中の農道を登っていく
三国ヶ岳山頂
展望はこんな感じ