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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

亀岡の半国山と八ツ尾山

2011-11-26 | 山と無線

11月26日(土)

 亀岡市本梅を起点に南の半国山と北の八ツ尾山に登った。

 一座目の半国山(774.2m)は亀岡市南西部の山で、登山口は赤熊、宮前、るり渓、千ヶ畑の各地にあるが、今回は赤熊からのルートを登った。

 赤熊バス停から少し西に行ったところに半国山ハイキングコースの案内がある。集落を抜けて獣避けのゲートを通り林道を上がる。林道終点からは音羽渓谷沿いの岩がゴロゴロした道を登る。途中に音羽の滝がある。一の滝から三の滝まで順番に現れるが、それぞれ規模は小さいものの趣きのある滝だ。その後も岩が多く水の走る道を登る。「牛つなぎ広場」の看板が立つ鞍部から南に折れて稜線を進むと、登山口から90分で半国山の山頂に着いた。

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半国山ハイキングコース入口

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音羽の滝(二の滝)

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赤熊とるり渓鞍部には「牛つなぎ広場」の看板が

 半国山山頂からは、京都北山から西山、北摂の山が一望できる。今朝は亀岡盆地が濃い霧で覆われていたが、山頂から見る亀岡市内は昼前でも霧がかかっていた。430Mhzで何とか空き周波数を探し、川西市のJR3LEZ局他と交信する。半国山での山ランを終え、往路を戻る。下山は65分ほど要した。

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半国山山頂

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亀岡盆地の名物、朝霧

  本日の二座目八ツ尾山は、東本梅の集落を挟んで半国山の北に対峙している。標高は465.8mで三角点があるが、地形図には山名表示はない。東本梅町大内集落から楽音寺に延びる道を上がる。車は集落にある神社の大杉横に停めさせてもらった。寺まではコンクリート舗装された立派な道がある(ゲートがあり車は入れない)。寺の本堂と鐘楼の間にある園部町口司への道を進むと鞍部に着く。進路を左にとり、尾根を外さないように八ツ尾山の山頂を目指す。途中にNHKの中継アンテナがあった。50分ほどで山頂に到着。山頂は展望はなく雑木に覆われている。枚方市国見山移動の山ランメンバーJM3GVH局と交信していると、宇治市岩間山移動のメンバーJO3ALU局からブレイクが入り3局で交信する。

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東本梅の集落から見た八ツ尾山

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八ツ尾山中腹の楽音寺本堂、登山道は本堂と鐘楼の間にある道を進む

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八ツ尾山山頂のプレート

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八ツ尾山山頂から上空を見ると

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松尾山、嵐山、烏ヶ岳

2011-11-20 | 山と無線

11月20日(日)

 京都市西京区の嵐山へ登った。自宅から市バスで嵐山へ。紅葉シーズンとあって、観光客で大変な混雑だ。渡月橋を渡って地形図にある法輪寺からの登山道を上ろうとすると、駐車場の整理をしていた人からここは登山道ではないとのこと。車道を100m余り南に進んだところに「京都一周トレイル 西山26」の標識があった。

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嵐山の登山口

 トレイル入口は標識がないとわからないくらい細い道だが、しばらく進むと広い林道のような道になる。枝道のあるところには西山トレイルの標識が設置されており、迷うことなく松尾山山頂の三角点(275.8m)に到着した。430Mhzで御所市大日岳のJH3JFF局と交信する。

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松尾山登山道途中の展望所から渡月橋をアップで

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松尾山山頂

 松尾山から北西に尾根筋の道を進み、二座目の嵐山へ向う。快適な道を25分ほど歩くと、嵐山山頂(382m)に着いた。ここは嵐山城址で平地が広がっているが、城跡を示すものは残っていない。430MhzでJA3JCH局と交信する。

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嵐山山頂からも少しだけ眺望がある

 嵐山山頂を後にして縦走路に復帰し、15分ほど歩くと烏ヶ岳山頂(398m)に到着する。ここは樹木に囲まれていて展望はない。430Mhzで山科区のJO3WOC局と交信し本日の三座を終了した。下山は交通の便を考えて往路を戻った。

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烏ヶ岳山頂

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養老山から三国岳へ国境尾根を歩く

2011-11-14 | 山と無線

 11月13日(日)

 丹後と丹波の国境尾根を歩き、養老山と三国岳へ登ってきた。

 登山口は舞鶴市(丹後)側と綾部市(丹波)側の両方にあるようだが、今回は綾部市老富町からのルートを選択した。府道1号線を福井県小浜方面にどんどん進み、府県境手前の集落が老富町である。老富会館手前で左折し大唐内川沿いに舗装された細い道路を進むと、左に林道泉富線の出合があり、道路の舗装も終わるのでこの辺りに駐車する。

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登山口にあった胡麻峠への案内板

 ここから両丹国境尾根の鞍部である胡麻峠へ登る。植林された杉林で、谷を何度も渡渉しながらの登りとなる。谷筋を離れて斜面を少しジグザグに登ると胡麻峠に着いた。ここまで40分足らず。峠には小さな二体のお地蔵さんが山肌に埋まるように安置されている。

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胡麻峠のお地蔵さん、右の地蔵は首がなかった

 ここから国境尾根を南西に進み、最初に養老山へ向う。コース全体が関電の巡視路となっており、快適な広葉樹の尾根歩きが楽しめる。ただ、途中に何本も高圧線鉄塔が現れ、ジリジリと音がするのだけが耳障りである。峠から何度もアップダウンを繰り返し、約70分で三角点のある養老山山頂(665.4m)に到着した。狭い山頂に何とかアンテナを張って、18Mhzでロシアの局と交信。

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途中の稜線からは舞鶴の街と舞鶴湾も望める

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養老山山頂、展望はほとんどない

 養老山での山ランを終え、胡麻峠へ往路を戻る。今日はここまで誰にも会わなかったが、この途中で50人くらいのパーティーと出会う。峠まで約60分。

 峠から今度は反対の北東へ巡視路を登る。20分ほどで両丹と若狭の三国にまたがる三国岳山頂(616.4m)に到着した。山頂には山名表示のほかに、胡麻峠、関屋(福井県)、老富への道標もあった。ここでも18Mhzのアンテナを張り、沖縄のJR6RL局と交信した。

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三国岳山頂

 下山は老富への道を下る。これも巡視路となっている。最初は尾根筋の道から谷に降り、しばらく谷を渡りながら下って、堰堤から先は林道を歩いて40分で駐車場所に戻った。

おまけの古城山

 帰りがけに八津合町にある古城山(199.3m)に寄った。上林山荘の駐車場に車をおかせてもらい、地図にある林道を登る。7~8分も登るともう山頂だ。山頂は城跡が広い平地になっているが、雑草が繁茂し三角点も見つけられない。東屋や使われなくなったトイレなどがあるが、公園として整備されたものが使われなくなって大分立つようだ。お稲荷さんの祠だけは訪れる人があるらしくそんなに荒れていない。7Mhzで掛川市移動のJJ3HIY局と交信する。以前にコンテストなどで何度も交信したことのある局長さんだ。下りは東屋の横に歩道があるのに気が付き、これを下るとすぐに山荘の玄関前に下りることができた。

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下山途中に見えた上林の風景

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山荘前にあった古城山の解説板 

 

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奥八丁山から掛橋谷山へ

2011-11-03 | 山と無線

11月3日(木)

 京都府南丹市の奥八丁山から掛橋谷山へのコースを歩いた。

 登山口は旧美山町の佐々里スキー場跡。京都市から花脊、広河原を通り佐々里峠を越えて佐々里へ。府道370号を左折し道路が2車線から1車線になった辺りに広い駐車スペースがある。その先の河原にササリナチュラルランドのキャンプ場があり、浅瀬を渡って対岸に取り付くとスキー場跡があった。

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スキー場跡、右に見えるケーブルを頼りにリフト終点へ登る

 ゲレンデ跡の斜面を適当に歩きやすそうなところを選んでリフト終点をめざす。そこから先はさらに急な斜面となり、青いビニール紐を頼りにスキー場上の稜線まで急登する。ここまで約45分。稜線に乗ると進路を西にとり、尾根を外さないように気をつけながら幾つかの小さなピークを越えて30分ほど歩くと、展望のない奥八丁山(752m)に着いた。430Mhzをワッチするが入感なく、50Mhzで和束町移動のJH3FYC局と交信する。

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奥八丁山山頂

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山頂のきのこ、種類が分からないのできのこには手は出さない

 奥八丁山から先は西南西のP731を経由し、その先はやや進路を北よりにとり稜線を進む。奥八丁山から60分で地形図の南水無峠と男鹿峠を結ぶ山道の辺りに到着。進路を南に変え細い道を進む。掛橋谷山への登りは男鹿峠手前から南丹市と京都市の境界稜線を登る。掛橋谷山山頂(766m)も展望はないが、三角点があり何枚もの山名プレートがかかっている。430MhzでのCQに茨木市移動のJS3RIP局、御所市大日岳のJS3LOW局から声がかかる。

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掛橋谷山山頂の三角点

 掛橋谷山からは北西にある一つ手前のピークに戻り、そこから進路を北にとって掛橋谷上部への尾根筋を降りた。登りに利用した市境尾根よりもこちらのほうが歩きやすい。あとは掛橋谷をひたすら下る。50m毎に赤いプラスチックのプレートがあり、掛橋谷の入口まで1400m程のようだ。

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掛橋谷の入り口に掛けられた鉄製の新しい橋

 そこから先は舗装された林道を、八丁川沿いに駐車場所まで歩く。紅葉は盛りまでもう少しのようだが、八丁川の流れや小さな滝などを見ながら1時間ほどで駐車場所に戻ることができた。

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林道沿いの紅葉、途中にはもっと鮮やかなのもありましたが・・・

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林道沿いの細い滝

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