JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

朽木の上山で山ラン

2014-09-30 | 山と無線

2014年9月28日(日)

 歩いたルート

 地蔵谷峰を下山した後、朽木宮前坊にある上山(430m)に登る。三角点は412.3mだがその東に430mの等高線があり、山ラン的にはこちらが山頂となっている。(日本山名事典の標高は420mとなっている。)

 宮前坊の邇々杵神社西側の舗装路を入る。工場横から林道宮山線となり、すぐに獣避けのゲートがあった。ゲート開けて車で進むこともできるが、初めての林道で路面の状態もわからなかったので、工場横の道路に車を置かせてもらう。

林道入口の獣避けゲート

林道は厳重な防獣フェンスが沿い路面状態はよかった

 上山は登山の対象になるような山ではないようで、ネットで検索しても登頂記は見当たらない。どこから取り付こうかと斜面を眺めながら林道を進む。最初に430mの山頂に登ろうと考えていたので、林道終点辺りまで進み南側の谷筋の踏み跡を入る。すぐに踏み跡はなくなり、急斜面に付く獣道を使ったりしながら高みを目指す。山頂手前でようやく傾斜が緩くなり山頂に到着。山頂を示すようなものは見当たらず展望もない。とりあえず7MhzのDPアンテナを展開して愛知県春日井市から出ていた記念局8N2S5Xと交信。サフィックスに数字が混じる変わったコールサインに一瞬戸惑ったが、帰ってから調べると東海道新幹線開業50周年の記念局だった。

林道終点手前から右側の谷筋に入った

上山山頂

 これで山ランは達成したので三角点ピークに向かう。地形図で見ると410mの等高線となっているピークは広い。こちらも展望はなく雑木の疎林となっている。三角点を探してピークを2週ほどするが見つからない。あきらめかけていたときに、三角点方向を示す古いプレートを発見。今度はそちら方向を中心に探索してようやく三角点を発見した。国土地理院の白いプラ杭が倒れており見つかりにくくなっていた。しかし、それ以外に上山山頂を示すようなものはなかった。

三角点の方向を示すプレートをようやく発見

上山三角点、白いプラ杭が立っていればもっと早く発見できた

 三角点も無事発見できたので下山にかかる。登りに使ったルートは急斜面でとても戻るような気にもならない。三角点から真北方向へ下山する。登りのルートよりだいぶん歩きやすいルートで、斜面を適当に歩きやすいところを選びながら下る。林道手前は緩斜面の植林地で難なく下山。降りた地点は地形図にはない林道分岐だった。駐車地点から山頂まで51分、三角点から駐車地点までは32分を要した。

林道手前はこんな植林地

下山したところは林道分岐だった

 

 

 

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地蔵谷峰

2014-09-28 | 山と無線

 2014年9月28日(日)

 世間では御嶽山の噴火が大ニュースとなっている。私も2012年の7月に登山したが、あの山がこんなことになるとは夢にも思っていなかった。地震や津波、大雨に噴火と自然の驚異はすさまじい。今生きているのも運がいいだけだと思う。

 歩いたルート

 高島市朽木の地蔵谷峰に向かう。ネットで調べた登頂ルートの中で、最も歩きやすそうな朽木能家の無名橋からのルートを選択する。登山口とした県道の路肩には駐車スペースもあった。登山口には白いプラスチックのプレートがかかっているが、文字は消えていて分からない。歩きやすい尾根筋をのんびりと登る。尾根筋にははっきりとした踏み跡があり、造林公社などのプラ杭や目印のテープもあり迷うことはない。P738から方向を東に変えて緩やかに登って行く。途中に2か所ほど北方向に展望の利くところがあった。登山口から80分ほどで地蔵谷峰(792m)山頂に到着。展望はない。試しに430Mhzを聞いてみると、福井県越前町移動の記念局8J9WSH局が入感していたので交信する。その後もしばらくCQを出すが応答はなかった。下山は来た道を60分で戻る。

右の斜面から尾根に取付く

歩きやすい尾根筋

P738で方向を変える

山頂への尾根筋、写真ではやや藪っぽいが歩くのは楽ちん

枯れ木に群生していたキノコ

山頂の300mほど手前から北東方向、駒ヶ岳かな

地蔵谷峰山頂

こちらは山頂下から雲のかかった百里ヶ岳

赤い実とブナの大木

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白髪岳、松尾山と音羽山

2014-09-22 | 山と無線

2014年9月21日(日)

 歩いたルート

 篠山市の白髪岳、松尾山ほかに登るべく篠山市古市に向けて車を走らせる。机上の予定では、篠山市見内から倉谷山、寺谷山を経由して松尾山に向かうつもりだったが、見内集落手前の道縁には、松茸山で「入山禁止」の札が立っている。車を置いて歩き始めると、案の定この先は11月15日まで入山できないと家から出てきた夫婦が教えてくれた。あわせて、住山からなら登山道があるので入山できると言う。仕方がないので車に乗って住山に向かう。

 住山集落に着くと、今日は地域の共同作業で草刈りをされているようで、なかなか駐車スペースを見付けることができない。草刈り中のご婦人に駐車できる所はないかと聞くと、この先に自分の所有地があるのでとめてもよいとの許可をいただく。ご厚意にあまえて車を置き、白髪岳登山口まで林道を歩く。

右は松尾山、左が白髪岳の登山口となる

 白髪岳登山口は、生活環境保全林として以前に整備されたところのようで、東屋などが整備されていた。この先の登山道も木製の階段や指導標も多く、歩きやすい道だ。山頂から南に延びる尾根に乗ったところにはベンチがあり、展望も開けて休憩するのにちょうどよい。

林道終点の登山口

ベンチからは白髪岳も覗く

 山頂の手前にはちょっとした岩場もあり、変化があって面白い。白髪岳山頂(722m)には二等三角点があり、360度の展望が広がる。430MhzでCQを出すと、鳥取市扇ノ山移動のJN3DQK局から応答があった。

山頂手前の岩場

岩場からの展望

白髪岳山頂

 白髪岳を後にして松尾山に向かう。山頂の北側はロープが幾重にも張られた急な下りだが、その先は広くなだらかの道が続く。松尾山手前の鐘掛の辻に着く。松尾山は後回しにして先に音羽山に向かう。

鐘掛の辻

 文保寺方向に下っていくと肩越の辻。ここは五叉路になっている。地形図とコンパスで音羽山への方向を確認したはずだったが、尾根筋の巡視路に入ってしまい、だいぶ進んでから間違いに気が付き肩越の辻まで引き返す。ここで軽く昼食休憩をとり、今度は音羽山への正しい巡視路を進む。(肩越の辻の見取図はこちら)

音羽山へ巡視路をやや下る

 音羽山山頂(531m)は巡視路の途中にあり、三角点もあった。北東方向だけ樹木が刈払われて展望があった。430Mhzで御所市大日岳移動のJH3JFF局と交信し来た道を戻る。

音羽山山頂

山頂で見つけた唯一の目印

 松尾山へは鐘掛の辻まで戻らずに途中の標識に従う。松尾山山頂(687m)は広い城跡だが、樹木に囲まれていて展望は良くない。先客のご夫婦が昼食中だったので、あいさつをして隅の方で無線を始める。ここでも430Mhzで和束町の鷲峰山に登っているJO3ALU局と交信でき、3座での山ランを達成することができた。

松尾山山頂

山頂からの展望は僅かである

 下山は高仙寺跡から住山への道を使う。途中には千年杉や卵塔群などの見どころもあった。

千年杉

卵塔群

不動の滝、水量は少なかった 

(コースタイム)

駐車場所 (21分) 登山口 (62分) 白髪岳 (105分 *道間違いのロスタイム、昼食休憩を含む) 音羽山 (38分) 松尾山 (66分) 駐車場所

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霧ヶ峰の車山とおまけの一座

2014-09-20 | 山と無線

2014年9月16日(火)

 八ケ岳下山後、霧ヶ峰の車山に向かう。大門街道(国道152号)を白樺湖に向けて走る。途中から霧ヶ峰と蓼科山の山容が目に飛び込んでくる。この道は初めて通る道だが、景色の良い道だなと思う。白樺湖のある大門峠からビーナスラインに入り、最初の駐車場から白樺湖と蓼科山を眺める。

大門街道から車山を眺める

白樺湖と蓼科山

 車山の肩にある駐車場に車を置いて遊歩道を山頂に向かう。草原の中のなだらかな遊歩道を30分も歩くと気象庁のレーダードームが建つ車山山頂(1925m)に到着だ。遠足か何かできている子供たちや、リフトで上がってきた観光客も含めて山頂は賑わっていた。邪魔にならないように隅の方で7Mhzのアンテナを張り、JR2GNP局他と交信した。

車山肩の駐車場から遊歩道入口

広くなだらかな遊歩道を登っていく

山頂のレーダードーム

山頂から浅間山方面の眺望

 車山を降りてもまだ時間があったので、茅野市の永明寺山へと向かう。永明寺山公園の駐車場に車を置いて、遊歩道を300mほど歩くと山頂の展望台(1120m)に着く。7Mhzで富山県南砺市の記念局8N9HS局と交信できた。

遊歩道入口

永明寺山山頂の展望台

 これで今回の0エリア移動を終える。八ケ岳で12座、車山と永明寺山を加えて合計14座での山ランとなった。 

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八ケ岳登山(2日目)

2014-09-18 | 山と無線

2014年9月16日(火)

 赤岳展望荘の朝食は5時。今日は天気予報では晴天だが、朝食前に外に出てみると、強風と霧で非常に寒い。今日の予定は時間には余裕があるので、朝食後ゆっくりと準備をして遅めのスタートとした。6時を過ぎると朝日が出てきて風やガスもやや緩くなってきた。6時15分に山荘を出る。今日の予定は横岳から硫黄岳まで縦走し、赤岳鉱泉に下る予定だ。

 赤岳展望荘から横岳への稜線には、二十三夜峰(2730m)、日ノ岳(2800m)、鉾岳(2800m)、石尊岳(2810m)などの小ピークがあって、最近山ラン有効になった。あらかじめGPSにポイントを登録して出かけたが、似たような小ピークが近接しており、山頂の同定には苦労した。一応それらしいところでアマチュア無線をする。今日は平日とあって430Mhzはコールサインを言わない局がひしめき合っている。日ノ岳からは埼玉県羽生市のJO1MOI局、鉾岳からは群馬県桐生市のJN1CED局と交信できたが、二十三夜峰と石尊岳からはCQに応答なく、トラック局に無理やりコールサインとレポート交換を頼み込むことになった。

 横岳も三叉峰(2825m)と奥ノ院(2829m)の二つのピークが山ラン有効となっている。430Mhzをあきらめて144MhzでCQを出すと、埼玉県北本市のJQ1VDA局、群馬県桐生市のJH1EBQ局から応答があり、何とか山ランを達成できた。

 硫黄岳へは多くのケルン沿いに緩やかに登っていく。硫黄岳山頂の南北両側が火口跡で切れ落ちており、特に北側の爆裂火口壁は特異な地形をしていた。硫黄岳山頂(2760m)は縦走路から少し東に行ったところにあるが、小さな石の祠があるだけでその先は行き止まりとなっていた。ほとんど訪れる人のいない山頂から、7Mhzで松本市移動のJA2MEF局他と交信した。

 硫黄岳から後は赤岳鉱泉へ下る。途中に赤岩の頭(2656m)があり、7MhzでJA2MYA局と交信する。赤岳鉱泉から先は北沢を歩き、堰堤広場で軽く昼食をとった後、林道を歩いて美濃戸に戻った。

 コースタイムは、横岳手前の山頂同定に手間取ったり交信相手を探すのに大分時間をとられたが、歩いている時間は概ね昭文社の山と高原地図どおりであった。

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八ケ岳登山(1日目)

2014-09-17 | 山と無線

2014年9月15日(月)

 この夏は天候不順や所用で夏山を十分に楽しむことができなかったが、ようやく天気予報と日程が合ったので八ケ岳に登ることにした。14日(日)の夕方自宅を出る。名神は連休の自然渋滞に加えて事故も重なったようで、一宮まで何か所も渋滞が発生して予定よりだいぶ時間がかかった。

 11時頃美濃戸のやまのこ村駐車場に到着、車中にて仮眠をとる。翌朝は5時過ぎに山荘の管理人が駐車料の徴収に来て起こされる。2日分の駐車料金2,000円を払う。(インターネットからプリントアウトした割引券持参で、退出時に500円返金があった。)

 ゆっくりと登山の準備をし、山荘でトイレを借りたりしながら6時過ぎに駐車場を後にする。まずは南沢から行者小屋を目指す。

 駐車場から2時間8分で行者小屋に到着、小休止して中岳のコルを目指す。行者小屋から55分かかって中岳のコルに着く。ここは阿弥陀岳登頂の起点になっており、多くの登山者がザックを置いて阿弥陀岳に登っていく。

 阿弥陀岳へは登山者が多くやや渋滞している。鞍部から23分かかって阿弥陀岳(2805m)に登頂する。360度の展望を楽しみ、430Mhzで笛吹市移動の7L1QWK局と交信して1座目を終了する。

 阿弥陀岳から下山し八ケ岳の主峰赤岳に向かう。途中の小ピークは中岳(2700m)。430Mhzで甲州市移動のJK1DDL局と交信することができた。

 赤岳への登りは見るからに急な登りで、目の前に見えるジグザグの登山道が気持ちを萎えさせる。

 赤岳山頂手前は岩場となる。前を行く親子は小学校低学年の女の子2人を連れている。両親の適切なフォローで岩場をクリアして行く。赤岳の直下で権現岳への分岐があり、少しだけ権現岳方向に向かうと竜頭峰(2870m)があった。山頂は縦走路のすぐ上だが、山頂までやってくる登山者は多くないようだ。大滝村移動のJQ2QCK局と交信しここも山ラン終了、赤岳山頂に向かう。

       赤岳は南北二つのピークがあり、山頂は南峰(2899m)となる。430Mhzで三鷹市のJA1WQZ局と交信できた。すぐ隣の北峰には赤岳山頂小屋があり、小屋前の広いスペースで遅い昼食とした。

 今夜の宿は赤岳展望荘。山小屋には午後2時ころに着き、生ビールで一人祝杯を挙げる。大部屋はシュラフが引き詰められた2段部屋。連休中の昨夜は満員だったらしいが、連休最後のこの日は一人置きで隣の人にあたることなく寝ることができた。

 赤岳展望荘の食事はバイキングスタイル。品数こそ多くないが、お替り自由で山小屋食にしては充分であった。

 

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ブログ引越ししました

2014-09-06 | 山と無線
 OCNのブログサービスが11月いっぱいで終了することになり、他ブログへの引っ越しが必要になっていました。
 この度gooブログへの引っ越しツールが提供されたので、休日を利用してトライしてみました。問題なく引っ越しが完了したようで一安心です。

 9月に入っても不安定な天候が続いています。天気予報を見ると来週の平日は好天が続きそうです。残った夏季休暇を利用して平日山行きなどを考えています。
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敦賀市の低山回り

2014-09-01 | 山と無線

2014年8月30日(土)

 野坂岳下山後に敦賀市内の低山を回る。

 最初は宮山(37m)。日吉神社の右手から適当に登る。ヤブもなくすぐに山頂に到着。7Mhzで奈良県高市郡移動のJH3WNZ局と交信した。

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南側から宮山全景

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日吉神社本殿奥が山頂

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宮山山頂

 次に向かったのは岡山(37m)。国道8号線のコンビニの北側から山と小学校のグランドの間の道を入る。ピークは二つあるが山頂は北の方で、山頂には今まで見たこともない様な立派な忠霊塔があった。7Mhzで岡山県小田郡移動のJR4YTA局と交信した。

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岡山山頂への石段

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山頂の忠霊塔

 最後は天筒山(171m)。気比神社の北に位置し、公園として整備されている。南側から遊歩道が延びており、広い駐車場も整備されている。次々と車がやってきて、散歩の人が登っていく。市民に親しまれているようだ。コンクリート舗装された遊歩道を登ること25分で展望台や休憩施設のある山頂に到着。敦賀市内の展望がよい。7Mhzで枚方市の記念局8N3HKCと交信し敦賀市での山ランを終えた。

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入り口にあった天筒山公園の案内図

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車は入れない

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山頂の展望台

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山頂からの展望

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