2014年9月28日(日)
地蔵谷峰を下山した後、朽木宮前坊にある上山(430m)に登る。三角点は412.3mだがその東に430mの等高線があり、山ラン的にはこちらが山頂となっている。(日本山名事典の標高は420mとなっている。)
宮前坊の邇々杵神社西側の舗装路を入る。工場横から林道宮山線となり、すぐに獣避けのゲートがあった。ゲート開けて車で進むこともできるが、初めての林道で路面の状態もわからなかったので、工場横の道路に車を置かせてもらう。
林道入口の獣避けゲート
林道は厳重な防獣フェンスが沿い路面状態はよかった
上山は登山の対象になるような山ではないようで、ネットで検索しても登頂記は見当たらない。どこから取り付こうかと斜面を眺めながら林道を進む。最初に430mの山頂に登ろうと考えていたので、林道終点辺りまで進み南側の谷筋の踏み跡を入る。すぐに踏み跡はなくなり、急斜面に付く獣道を使ったりしながら高みを目指す。山頂手前でようやく傾斜が緩くなり山頂に到着。山頂を示すようなものは見当たらず展望もない。とりあえず7MhzのDPアンテナを展開して愛知県春日井市から出ていた記念局8N2S5Xと交信。サフィックスに数字が混じる変わったコールサインに一瞬戸惑ったが、帰ってから調べると東海道新幹線開業50周年の記念局だった。
林道終点手前から右側の谷筋に入った
上山山頂
これで山ランは達成したので三角点ピークに向かう。地形図で見ると410mの等高線となっているピークは広い。こちらも展望はなく雑木の疎林となっている。三角点を探してピークを2週ほどするが見つからない。あきらめかけていたときに、三角点方向を示す古いプレートを発見。今度はそちら方向を中心に探索してようやく三角点を発見した。国土地理院の白いプラ杭が倒れており見つかりにくくなっていた。しかし、それ以外に上山山頂を示すようなものはなかった。
三角点の方向を示すプレートをようやく発見
上山三角点、白いプラ杭が立っていればもっと早く発見できた
三角点も無事発見できたので下山にかかる。登りに使ったルートは急斜面でとても戻るような気にもならない。三角点から真北方向へ下山する。登りのルートよりだいぶん歩きやすいルートで、斜面を適当に歩きやすいところを選びながら下る。林道手前は緩斜面の植林地で難なく下山。降りた地点は地形図にはない林道分岐だった。駐車地点から山頂まで51分、三角点から駐車地点までは32分を要した。
林道手前はこんな植林地
下山したところは林道分岐だった