2021年4月11日(日)
玉置山での山ランを終え、次の予定は大峰奥駈道南部の大森山や、奈良・和歌山県境の尾根を戻って大平多山と甲森に登るというもの。玉置山から大森山へは奥駈道を歩くのが正統派のコースだが、山ラン登山で体力と時間の消耗を防ぎたいとの思いから車で移動した。
舗装林道と奥駈道の交点には駐車スペースがあってここに車を止めた。南に進む奥駈道は地道のやや荒れた林道となる。ちょっと進んだところに奥駈道の標柱があり、林道を離れて細い山道に入る。山腹に着いた道はほぼ水平で、横を通る林道よりアップダウンが少ないようだ。林道終点でまた道が合流するがここから県境尾根まではやや長い本日一番の登りとなる。
奥駈道と舗装路の交点に駐車、左の鳥居から登ると玉置山
反対側から地道を入る
落石の多い林道を進む
この標柱から右の道へ
狭いところもあります
林道終点に合流
伐採地から東側の眺望
ようやく着いた県境の尾根はP1008で右は奥駈道、左は大平多山方向の分岐だ。先ずは奥駈道を歩き大森山に向かう。1078mのピークに大森山の標柱があるが、地理院地図や日本山名事典による大森山山頂はその先の三角点ピークとなっている。自分的には一番標高の高い方で良いようにも思うが、とりあえずは三角点峰まで行く。山頂からの眺望はないが三角点にはお決まりのお札がかけてあった。430Mhz・FMのハンディで五條市の大日山に登っているJR3NDO局と交信することが出来た。
県境のP1008に着いた
大平多山との分岐を示す表示
P1078に大森山の標柱あり
三角点峰には大水ノ森のプレートがあった
大森山山頂の様子
ここからは来た道を戻り大平多山に向かう。P1008の奥駈道分岐から先も県境の尾根にははっきりした踏み跡があり気持ちよく歩くことが出来た。大平多山(999m)の山頂も展望はない。430や144MhzでしばらくCQを出してみたが応答がなくバンド全体が静かだ。仕方がないので広い山頂に7Mhzのアンテナを張り、CWで大阪府大東市のJG3NES局と交信した。
伐採地から北に大峰の山々
中央の玉置山はアンテナで分かる
すぐ横を林道が通っている所もあった
大平多山山頂
本日最後の予定は甲森(987m)で県境の尾根を更に東に進んだところにある。途中に一部藪っぽいところがあったが問題なくクリア。甲森の山頂も展望はない。ここでは最初から7Mhzを使うこととし、大阪市福島区のJJ3KTW局と交信することが出来た。
和歌山県側に古い防獣ネット、この先に藪っぽい所があった
これは新宮市側の眺望だったかな
甲森へ最後の登り
甲森の山頂
石柱を借りてアンテナを張る
これで本日予定していた玉置山を含めて4座での山ランをすることが出来た。後はひたすら来た道を戻りまだ余力を残して駐車場まで戻った。