7月7日(木)から9日(土)
6日から3泊4日で道南を旅行してきた。今回のメインは山登りではないが、せっかくの北海道。簡単に登れそうな山ラン有効ポイントを幾つか組み合わせてみた。
到着2日目の午後、まずは函館山へ。往復ロープウエイ利用で上る。函館山は夜景が有名、登山バスも夕方以降しか出ていない。平日の昼間はロープウエイもがらがらだった。乗車時間3分で山頂駅に到着、売店を抜けて外へ出ると標高334mの山頂だ。VUをワッチするも、入感があるのは430Mhzのトラック局が数局のみ。しばらくCQを出すものの応答なく、トラック局にブレイクを入れて山ランは終了した。
赤レンガ倉庫と函館山
函館山の三角点
8日(金)は生憎の雨模様。この日はレンタカーで登別まで移動予定だが、途中に予定していた木地挽山(680m)はパス。昼前には雨もほぼ止んできたので、大沼公園で島巡りの散歩を楽しんだ。ランチの後、車で山頂まで行けそうだと予定していた日暮山に寄ってみた。山頂手前に広い駐車場があるが、他に車は1台も停まっていない。駐車場から山頂までは80mと表示がある。山頂からは天気がよければ大沼公園の展望があるらしいが、今日はガスで何も見えない。430MhzでCQを出すと、地元のJG8CVW局から応答があった。感謝。
日暮山駐車場の案内板、山頂からは展望なし
9日(土)、最終日。今日は樽前山に登る計画だ。樽前山は支笏洞爺国立公園内にあり、標高1041mの活火山だ。7合目まで立派な林道が延びており、車で上がれる。午前10時半ごろに到着すると、既に広い駐車場は8割方埋まっていた。
登山口からしばらくは樹木の中の登山道が続く。標高800m辺りから森林限界となり、支笏湖や周辺の山々が美しい。外輪山に到着すると樽前山の溶岩ドームが迫ってきた。樽前山の最高標高点1041mはこの溶岩ドームの中にあるが、火山活動のため現在は立入が禁止されている。外輪山の東側に三角点のある東山ピーク(1022m)がある。ここまで登ってくると、山頂横にアンテナが立っているのが見えた。声をかけると地元のアマチュア無線局で、山ランの活動も良く知っておられた。430MhzでQSOいただき、一緒に写真をとってから下山する。ゆっくりとした歩きで、往復2時間ほどだった。下山後は支笏湖温泉まで足を伸ばし、国民休暇村で昼食をとり、温泉で汗を流した。
外輪山の鞍部から東山山頂
樽前山(東山)山頂と奥の溶岩ドーム
登山道から風不死岳と支笏湖