2023年10月22日(日)
三重県の津市と松阪市の境界にある修験業山と栗ノ木岳を目指して早朝自宅を出発。登山口の津市美杉町にある若宮八幡宮に着いたのは8時半だった。
駐車場から参道を進む
若宮八幡宮では日本最古らしい
境内を進み社務所の左側から入山。沢沿いの道を渡渉を繰り返しながら登っていく。堰堤を過ぎたら左の谷に入り山腹をつづら折りに登って尾根筋に出た。ここからの道は急登が連続するが、杉の木の根が張った道で足下がしっかりしていた。
高宮修験業山登山口の石柱
無名滝
山奥に堰堤
急登道
西側の曽爾方向
市境界の尾根に着くと修験業山と栗ノ木岳の分岐だ。先ずは右手に折れて修験業山に向かう。すぐに南側に眺望がきく日当たりのよい場所があり、ここで今日唯一の登山者と出会った。挨拶をして先に向かう。P1061には川上村若宮神社高宮の石鳥居と祠がある。ここから修験業山までは気持ちのよい広葉樹の尾根を登っていく。
修験業山と栗ノ木岳の分岐
南に飯高方面
高宮の石鳥居
修験業山山頂(1094m)は眺望こそないが広葉樹の疎林に囲まれて落ち着ける。誰もいないので三角点に腰を下ろしてハンディ無線機で430MHz・FMをワッチする。結構多くの局が入感しているが、空き周波数を探してCQを出した。愛知県・滋賀県・三重県の4局と交信しSOTAと山ランを達成、先ほど登山者と出会ったところまで戻りおにぎりを食べた。
修験業山山頂
分岐に戻り次の栗ノ木岳に向かう。実はここまで予定以上に時間がかかったこともあって修験業山一座で下山することも頭をよぎったが、このまま先に進んでも3時頃には下山できそうだったのでもう一座登ることにした。栗ノ木岳へのルートは市境界尾根で所々眺望はあるが、アップダウンも結構きつかった。ようやくたどり着いた栗ノ木岳(1066m)はまつさか香肌イレブンに選ばれている。430MHzで岐阜県山県市移動の局を呼んで交信できた。
栗ノ木岳への尾根からは南側の眺望が開ける
同じような写真ばかり😃
栗ノ木岳が見えてきた
栗ノ木岳山頂、遠くに青山高原方向
この先若宮峠経由の周回ルートは、事前のネット情報では余りお勧めされていなかった。このため当初は来たルートを戻ろうかと思っていたが、分岐からここまでのアップダウンを考えると戻るのもしんどい。周回ルートなら登りはないので先に進むことにした。若宮峠までは急坂もあるが問題なく歩ける。南側や東側の眺望もいい。峠からはガレ場が多く足下に注意が必要だった。特に谷筋が崩落した跡などはルートが分かりづらいが、先のテープを探し足下を確認しながら慎重に降りた。谷筋に降りてからは渡渉を繰り返し予定した時間に駐車場に戻った。
正面に局ヶ岳
若宮峠
谷が崩落したところ
標識を左へ
駐車場に戻った