JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

近江八幡市の竜石山

2014-02-27 | 山と無線

2014年2月23日(日)

 歩いたルート

 近江八幡市のJR安土駅の南にある山。地形図に山名が書かれているが、行ってみた限りは登山の対象ではない。北西の道路沿いから山頂方向に伸びる道は入口でチェーンがかけられているが、その前にスペースがあり車を置かせてもらう。チェーンを跨いで先に進むと、道は不鮮明になり辺りは樹木の残滓などが堆積している。かまわずに歩きやすそうなところを進むと、東のピークとの鞍部辺りに乗る。コンパスで山頂方向を確認して少しの藪をかき分けながら登ると、小広く平坦な竜石山山頂(150m)に到着した。展望は全くない。山頂の目印を探していると、倒れた雑木にヤマラン局のプレートを発見。山想同人プレートの横に付け替えておいた。7Mhzで川崎市移動のJR1SYD局と交信。下山は歩きやすそうなところを選んで歩くと、北側の林道取り付き辺りに下りることができた。

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竜石山の登り、この先で東のピークとの鞍部に乗る

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竜石山山頂

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山頂で見つけた山想同人プレート

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倒れた木にヤマラン局プレートとリボンを発見

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下山はこの辺りに

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安土山

2014-02-24 | 山と無線

2014年2月22日(土)

 織田信長が築城した安土城の城跡である。地形図を眺めていると繖山から北腰越を通って縦走できそうだが、現在の安土山は国の特別史跡として管理されており、入山は南側の大手門跡に限られている。

 駐車料金は500円、意外と多くの車が停まっており次々と新しい車がやってくる。大手門跡の受付で入山料(大人500円)を払ってやっと入山できる。大手道から石段を上がると前田利家や羽柴秀吉の屋敷跡があり、その上の徳川家康邸跡に摠見寺の仮本堂が建っている。

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受付の自販機でチケットを購入

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大手道を上がる

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伝羽柴秀吉邸跡

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大手道からの展望

 途中の石段にはあちこち石仏が一つの石として使われている。このあたりも信長の合理主義なのかも知れない。山頂の天守跡には礎石が整然と並んでいる。それを囲む石垣が最高標高点のようで展望も良い。観光客の中でHFのアンテナを張るわけにもいかず、石垣の隅っこから430MhzでCQを連発。日野町モービル移動のJQ3WOL局から応答があり何とかヤマランを達成できた。

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天守跡へ

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天守跡の礎石

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安土城址からの展望

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繖山(きぬがさやま)

2014-02-23 | 山と無線

2014年2月22日(土)

 繖山は山頂近くに観音正寺があり、安土側と五個荘側から有料の車道が通じているようだが、もちろん歩いて登ることもできる。南麓の安土町石寺にある日吉神社から参道を登った。日吉神社の駐車場に車をおかせてもらい登り始める。

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日吉神社の左の道を入る

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直ぐに広い石段の道となる

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石段道の中間あたりで安土側からの車道終点が合流

 途中で安土側から伸びる有料林道終点の駐車場が現れるが車は一台も停まっていない。その先は手摺りのついた石段で、木札に書かれたためになる言葉に感心しながら登ると観音正寺に到着した。

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こんな言葉がいろいろと書かれている

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観音正寺の境内

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境内からの展望

 繖山山頂へは本堂の左から山道を登る。山頂は三角点の手前にある440mのピークだが、登山道の途中で山頂らしいものはない。その先を200mほど進むと繖山山頂の標識が立つ三角点に到着した。登り初めから45分ほどを要した。

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三角点手前の分岐、このあたりが山頂である

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繖山三角点

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三角点からの展望、左は伊吹山、右は霊仙山?

 三角点での展望を楽しみ、最高標高点まで戻って無線機を取り出し430Mhzで愛知県のJP2GET局と交信。分岐から左の道を降りてみると五個荘から登ってくる林道(地道)に降りることができた。寺まで戻って登ってきた山道を降りた。

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小脇山

2014-02-22 | 山と無線

2014年2月22日(土)

 歩いたルート

 滋賀県東近江市の太郎坊宮の西北西にある山。この山域にある太郎坊山と箕作山は以前にヤマランを終了していたが、小脇山はまだだったの付近の山と併せて計画した。山の西南方向にある安土町内野に十三仏への登山口があり、駐車場やトイレなどが整備されている。

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ゲートの先に駐車場やトイレなどがある

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十三仏の解説、聖徳太子が爪で掘ったとか

 十三仏の参道は地元の皆さんの手で整備が行き届いている。石仏などが点在し、あちこちに新しい花が供えられたりしていた。十三仏は大きな岩が点在しているが、磨崖仏は薄くてよくわからなかった。

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地蔵などが点在する十三仏への参道

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十三仏に到着

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仏様は信心が足らないためかよくわからない

 そのまま箕作山への道を上がる。ここからは尾根筋の山道となるがこちらも良い道である。登山口から40分ほどで三角点のある小脇山山頂(374m)に到着。展望は360度ほぼ開けており、特に南の鈴鹿方面が良い。430MhzでCQを出すが応答なく、18Mhzのアンテナを張って北海道河東郡のJF8EVE局と交信した。

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十三仏から小脇山への道

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小脇山山頂

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小脇山山頂から鈴鹿方面の展望

 小脇山でのヤマランを終了し、箕作山へは向かわずに来た道を戻る。寒い日だったが3組ほどの登山者と出会った。

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堂床山

2014-02-18 | 山と無線

2014年1月16日(日)

  堂床山ルートマップ

 滝王山の北西、兵庫県との府県境に位置する。滝王山北側の鞍部から歩くことも考えたが、地図で山頂付近まで伸びる道路が気になって北側の府道から進入する。舗装路をしばらく進むと会社の建物があり、その先は幅の狭い林道となる。コンクリート舗装や地道の道が交互に続くが、路面状況は余り良くない。落石に車の底を擦ったりしながら行けるとこまでと進み、堂床山への支線付近に車を停めた。その先もジープなら走れそうな道だが先が読めないので歩く。

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地道の林道、治山の谷止工が点在する

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松茸山で入山禁止の看板もある

 バイクの音がするなあと思っていると、そのうちに何台ものオフロードバイクに出会う。林道を走っている分にはよいが、山の斜面を削りながらの走行は迷惑以外の何物でもない。林道終点まで歩き、その先バイクで荒れた山道を少し歩いて、山頂から南西に延びる尾根に乗る。尾根筋は自然林と植栽地の境界で、やや急斜面ながら容易に歩くことができた。駐車場所から55分で二等三角点のある堂床山山頂(584m)に到着。展望は良くないが小広い山頂であった。福島区のJJ3KTW局他と交信し、45分で往路を戻った。

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堂床山への尾根筋から反射板のある丸山(571m峰)

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堂床山山頂

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山頂の山名プレート

 

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滝王山

2014-02-17 | 山と無線

2014年2月16日(日)

 滝王山と堂床山のルートマップ

 三草山の西北西方向にある。国土地理院の2万5千分1の地形図や「ウオッちず」には滝王山と書かれているが、日本山名事典には竜王山と紹介され、ネット検索でも竜王山の名で干支の山として紹介しているものも多い。サイノカミ峠から車で移動し滝王山の南西側から尾根筋をたどろうと考えていたが、途中の道が普通車ではちょっと厳しく、結局長谷集落はずれの神社から取り付くことにした。コンクリート舗装路の終点手前に広くなったところがあるのでここに車を停める。

 舗装路終点から広い道を上がると直ぐ右手に神社の鳥居があるが参拝はパス。その先も広い道が鞍部まで続いている。到着した鞍部は東西と南北に道が交差している。南の尾根筋の道へ進むが、この道はバイクの通った跡があり荒れている。入口には「二輪車通行禁止」の標識があるのだが。

 鞍部から直ぐに三角点のある長谷山に到着。ここはヤマラン有効ではないようだが念のため交野山のJM3GVH局と交信、滝王山の山頂に向かう。駐車場所から45分で標高570mの山頂に到着。山頂付近は大きな岩がごろごろしている。地元能勢町のJS3VNH局と交信し35分で来た道を戻った。

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バイクで荒れた登山道

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三角点にあった山名プレート

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途中の三角点、点名「長谷」

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滝王山山頂

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三草山

2014-02-16 | 山と無線

2014年2月16日(日)

 ルートマップ

 この二週間、週末は南岸低気圧の影響で関東方面を中心に記録的な積雪となっていたが、京都市内は薄っすらと雪化粧をした程度だった。金曜は一日雪、昨日はずっと雨が降っていたが、ようやく天気が回復したので北摂能勢町の山へと向かった。

 三草山(564m)は、大阪環状自然歩道が通る人気の山のようだ。車で移動するので能勢町長谷からサイノカミ峠へ細い道を上る。途中から道路は凍結している。サイノカミ峠は江戸時代初期(1671年)の石碑が建つ古い峠で、交通の要衝であったとのこと。現在でも車道だけで7本の道が交差している。

 峠の道はどれも狭く、駐車するのも容易ではない。何とか通行には支障なさそうと止めたら、たまたま来た軽トラの老人にえらく怒られて、もう少し広いところを何とか探す。

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サイノカミ峠

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峠の道標は能勢町の文化財となっている

 三草山へは峠から環状自然歩道を登る。積雪は20cm前後と言ったところ。軽アイゼンを付けて20分も登ると広い山頂に到着した。山頂には6人くらいのグループが先着しており賑やかだ。挨拶して少し離れたところにザックを下ろし、430Mhzで豊中市のJP3LGC局と交信した。

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サイノカミ峠の登山口

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三草山山頂

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広い山頂は展望がよい

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山頂の環状自然歩道案内板

 下山は来た道を戻る。15分で駐車場所のサイノカミ峠に戻り、次の滝王山登山口に向かう。

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長谷の棚田
 

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朽木の東山へ

2014-02-03 | 山と無線

2014年2月1日(土)

  歩いたルート

 前日までどこへ行こうかとあれこれ迷っていたが、体調もいまいちで土曜の朝ゆっくり起きたので、比較的近場の高島市朽木へ向かう。東山(417m)は朽木道の駅の西方にある山だ。道の駅の駐車場に車を置かせてもらい、中学校と小学校の間の道を通って朽木市場に出る。そこから山側へ舗装路を少し上がると近畿自然歩道の標識があった。最初ここから地形図の道を探して山沿いに北に向かうが、山に入る道を発見できず引き返す。先ほどの標識まで戻って今度は谷沿いの道を上がってみる。すると林道に出てその先に水道施設が見えた。その手前に斜面に入る道があり、近畿自然歩道の標識も見えた。そのまま雪の残った道を登ると峠に出た。ここが明護坂である。

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中学校と小学校の間の道を進む

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民家の先の標識、右は間違いで左の谷筋に入る

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水道施設手前から山側の道へ入る

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雪の残る道

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峠の標識には明護坂の表示

 明護坂からは南、そして西へ尾根筋を歩く。日当たりのよいところは雪も消えていたが、ところによっては40cm位の雪が残っているところもある。この尾根に人の歩いた跡は見当たらないのでツボ足で先に進む。尾根筋ははっきりしており、十分すぎるテープがあり道を間違える心配はない。最初道を間違えたロスと雪山歩きで予定より時間がかかったが、道の駅から約90分で東山の山頂に到着した。

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日当たりのよいところは雪もない

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一方こんな残雪も

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東山山頂

 山頂からの展望はないが、木の枝越しに北方向には福井県境の山、南方向には比良の山が見えている。430Mhzを聞くとトラック局も含めてほとんど入感はない。雪の中でHFのアンテナを張るのも面倒なのでとりあえず430MhzでCQを出していると、福井県若狭町の三十三間山に登っているJN3DQK局から応答があった。向こうは1mを超える雪だという。山ランを達成したので立ったまま軽く昼食を済ませ、来た道を戻る。下山に要した時間は50分ほどであった。この後、隣の西山も予定していたが、体調が優れず今日はここでお終いとした。

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山頂から北方向

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