2022年10月30日(日)
峰床山(970m)は京都府では第2位の標高の山だ。前回登ったのは12年前で、山ランで新山を駆け回っているためその後は来ることがなかった。最近山ランだけでなくSOTAの運用も始めたので、登頂済みの山もまた行ってみようという気になってきた。
12年前には東の鎌倉山からオグロ坂峠を通って峰床山に登り、八丁平を経由して中村乗越から葛川へ下山した。今回は急に思いついたこともあり、南側の市有林二ノ谷管理舎から八丁平と峰床山を目指すことにした。
管理舎の手前で道路は封鎖されているので車をおく。ゲートの脇を通って中に入り先ずは八丁平への道を緩やかに登っていく。途中で林道に合流し、そのまま標識に従って林道を歩く。当初考えていた道と違うが地図にもないような道もあり、多少道を間違えても問題はない。
ゲートの手前に車をおく
林道から右側の登山道へ入る
白いキノコが群生
紅葉はこんな感じ
ついつい同じような写真を撮る
八丁平は京都では珍しい高層湿原だが、鹿の食害から湿原の植物を守るためあちこちネットが張られている。それでも湿原の雰囲気は十分に感じられた。オグロ坂峠から左に折れて峰床山に向かう。尾根筋の登りで時々久多方面が開けて展望がある。
八丁平を流れる小川
防鹿柵
オグロ坂峠、鯖街道のひとつ
尾根道を峰床山に向かう
キノコ
時々北側の展望がある
峰床山山頂は広く南から北西にかけての眺望がよい。ぽつぽつと登山者もやってくるので、端の方で木の切り株に腰を下ろして無線機を取り出す。430MHz・FMを聞くと日曜とあって結構な数の移動局が入感している。大津市の蓬莱山、米原市の伊吹山、奈良の信貴山、津市の大洞山や青山高原など8局と交信することが出来た。
峰床山山頂
南側には少し街も見えた
遠くに愛宕山、はっきり分かったのはそれぐらい
北西は綾部から福井方向かな
昼ご飯を食べて下山は南の俵坂峠方向へ向かう。俵坂峠から先でまた予定していなかった道に入ってしまったが、戻るのも億劫なのでそのまま先に進む。ナメラ尾根散策道から舗装林道に出て登山口の二ノ谷管理舎に戻った。ずいぶん久しぶりの峰床山だったが、自宅からのアクセスもよく気持ちのよい山歩きが出来た。やっぱり北山はいいなと思う。また出かけてみたくなった。
俵坂峠、30年以上前に花背からここを通って登った
ナメラ尾根散策道取り付きに出てきた