JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

浅間山の外輪山に登る

2017-09-30 | 山と無線

2017年9月25日(月)

 歩いたルート

 移動最終日は浅間山に向かう。浅間山は火山規制で本体の山頂に登ることは出来ないが、現在は噴火警戒レベルが2となっており前掛山にも登れない。このため山ランのポイント稼ぎで、外輪山を歩くことにした。登山口は高峰高原の車坂峠で標高は1973mとなる。

おしゃれなカフェもある高峰高原ビジターセンター

県境の車坂峠

登山口で火山情報を確かめる

 峠の駐車場に車を停めて登山口を入る。表コースと中コースの二つあるが、登りは中コースを行くことにした。トーミの頭の手前で表コースと合流し、もう少し登るとトーミの頭(2320m)に到着した。登山口から1時間20分かかった。430Mhzで茨城県のJH1CDR局と交信できた。

登山口から左の中コースへ

表コースと合流

トーミの頭、ガスで浅間山は見えない

 二座目の黒斑山(2404m)へは15分で到着。昨日もお世話になった東京都北区のJS1MBH局と交信し次に向かう。

黒斑山から仙人岳方面

黒斑山手前の大型スピーカー

賽ノ河原から湯ノ平辺りを見下ろす

黒斑山山頂、今回のコースでは最も標高が高い

 次のポイントは蛇骨岳(2366m)、黒斑山から25分程かかった。標識のある山頂はピークから少し外れているような気もしたがそこは余り気にせず標識前からCQを出す。すると南アルプスの小仙丈ヶ岳に登っている山ランメンバーのJS3UUU局から声がかかる。

蛇骨岳

大分ガスがとれてきた

湯ノ平を見下ろす

反対側の嬬恋村方面

 仙人岳(2320m)には蛇骨岳から15分で到着。ガスが大分薄くなってきて浅間山本体や前掛山が正面に見える。栃木県小山市のJO1FSD局と交信した。

仙人岳から浅間山、前掛山

 この先もJバンド、鋸岳まで行って賽の河原に下り外輪山の下を歩く周回コースも考えられるが、鋸岳が山ランに有効かどうかわからなかったのと、湯ノ平からトーミの頭まで300m登り返すのが大変に思えたので来た道を戻ることにした。トーミの頭からの下りは表コースを使う。車坂峠手前の2050mのピークが車坂山でここも山ランに有効となっている。最後は7Mhzのアンテナを張りJH0PPU局と交信、本日5座での山ランを予定通り終了し駐車場に戻った。高峰高原ホテルの温泉で汗を流し充実した3日間の移動を終えた。

車坂山山頂は目印なし

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四阿山と根子岳、おまけに日本ダボス

2017-09-29 | 山と無線

2017年9月24日(日)

 歩いたルート(四阿山から根子岳)

 移動二日目は四阿山(あずまやさん)に登る。登山口としたのは長野県側の菅平高原。牧場手前の料金徴収所で一人200円の入山料を払う。到着した8時45分には既に第一、第二駐車場は満車で第三駐車場に車を停めた。登山準備をして四阿山登山口に向かう。牧場の境界に沿って登る登山道は最初のうちは泥濘の多い道だった。その先は笹の多い道を緩やかに登って行く。9時50分に三角点(1917.6)の小四阿山、P2106の中四阿山には10時31分に到着した。多くの登山者が休憩する根子岳分岐を過ぎ、四阿山山頂(2354m)到着は11時25分だった。登山者で賑わう山頂から少し外れたところから埼玉県東松山市のJS1ONK局ほかと交信した。

 

直進は根子岳、四阿山は右へ

牧歌的な風景の中を進む

雰囲気の良い道

笹原を登る

小四阿山

四阿山の姿が見える

根子岳分岐付近からの山頂

山頂直下はこんな感じ

賑わう山頂

山頂からの展望 

 四阿山での山ランを終えてランチを食べ根子岳に向かう。根子岳との鞍部である「大すき間」は標高2039m。四阿山から300m以上樹林帯の中の急坂を下る。鞍部から根子岳への登りは笹原の中の気持ちの良い登りとなる。根子岳は花の百名山と言うだけあって、盛りは過ぎたものの登山道には多くの花が残っていた。13時28分、根子岳山頂(2207m)に到着。伊那市のJH0JIU局ほかと交信した。根子岳からの下りは快適な道だった。15時5分、駐車場に下山した。

根子岳への鞍部を過ぎると展望の良い道に

根子岳山頂、向かいは四阿山

根子岳からの下り

 歩いたルート(日本ダボス)

 四阿山と根子岳を下山した後、菅平高原スキー場の日本ダボス(ダボスの丘)に向かう。丘全体がゲレンデになっているのでどこからでも登れそうに思ったが、駐車場を探して東から南、西へと回り込む。西麓の国道406号沿いに駐車スペースを見付け車を置いて丘に入る。ススキの中の踏み跡を登って行く。山頂(1411m)にはシュナイダー記念碑などがあり、周りの展望も良くピクニックに最適な感じだった。7Mhzで福島県双葉郡移動のJI7EHD局と交信しこの日の予定を終えた。

駐車場所からススキの中を登る

シュナイダー記念碑

広い山頂

四阿山と根子岳

ゲレンデには可愛らしい花が咲いていた

 

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横手山と志賀山ほか

2017-09-27 | 山と無線

2017年9月23日(土)

 歩いたルート(横手山)

 長野県と群馬県の県境に位置する横手山(2307m)は冬はスキー場となり、若い頃には毎年のように訪れていたがこの季節は初めてである。国道292号の渋峠から山頂まで車道が通っているが、事前のネット検索ではこの道は関係者以外は通れないことがわかっていた。時間短縮もかねて渋峠から夏山リフトに乗る。片道500円のリフトで山頂へ。少しだけ歩くと横手山神社と三角点のある山頂だ。千葉県印西市のJI1IIF局と交信し、下山は渋峠スキー場のゲレンデを歩いて下りた。

渋峠ロマンスリフトに乗って山頂へ

リフトを降りて山頂に向かう

横手山神社の鳥居

横手山山頂

 

 

 

 

車道は進入禁止となっている

  歩いたルート(志賀山ほか)

 横手山での山ランを終わって駐車場に戻ったのが12時。時間があればと予定していた志賀山ほかに登ることにした。登山口の硯川温泉まで車で移動、ホテル向かいの駐車場に車を止める。前山リフトは動いていたが、時間には余裕があると考えてここは歩くことにした。前山スキー場の旧ゲレンデを歩いて前山山頂へ。ここからしばらくは池めぐりの遊歩道を歩き、途中の分岐から志賀山への登りとなる。登山口から1時間余りで志賀山(2036m)に到着。塩尻市の高ボッチ高原に移動していたJJ0QKP局と交信した。

登山口

渋池

幻想的な遊歩道歩き

志賀山への登り

山頂の方位盤

方位盤から少し離れたところの三角点

 そのまま登山道を先に進み、志賀山の東に位置する標高2037mのピークが裏志賀山である。地図に名前はないがここも山ラン有効となっている。白馬村移動のJF0WQX局と交信することが出来た。

裏志賀山山頂

 本日最後の予定は志賀山の南にある鉢山(2041m)。裏志賀山から四十八池を通って行くが、分岐で熊ノ湯への道に進んでしまい途中で間違いに気がついて引き返す。横手山へと続く鉢山の登りは傷んだ古い木製階段やあちこちに水がたまった道だった。標識がないと通り過ぎてしまうような鉢山山頂からは茨城県つくば市のJE1NVN局と交信。予定していた七座での山ランを無事終了し駐車場に戻ったのは16時12分であった。

四十八池の木道を進む

鉢山山頂の標識

下山は途中から廃林道となった

最後は横手山リフト沿いにゲレンデを歩いて駐車場に戻った

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草津白根山

2017-09-26 | 山と無線

2017年9月23日(土)

 歩いたルート

 前夜京都を出て上信越道の松代PAで仮眠し、翌朝高山村から万座温泉を経て白根山に向かう。群馬県は濃霧注意報が出ていて途中の道路も視界が悪かった。白根山は今年6月までは噴火警戒レベル2で駐車場なども閉鎖されていたが、3年ぶりにレベル1に引き下げられて遊歩道を歩くことが出来るようになったようだ。

 8時過ぎに駐車場に到着。駐車場の係員はまだおらずそのまま入る。まずは白根山湯釜遊歩道を上がる。15分程で展望台に到着。ここが現在登頂が許される白根山(2160m)の最高点となる。霧が立ちこめ展望はない。430Mhzで群馬県太田市のJH1QUS局と交信した。無線機を片付け下山しようとすると僅かに霧が薄くなり湯釜を見ることが出来た。

駐車場から湯釜展望台へ遊歩道を入る

展望台に着いた時はこの視界

下山しようとするころ湯釜が見えた

 駐車場に戻り南側の本白根山方面に向かう。まずは国道脇から逢ノ峰(2110m)に登る。山頂には東屋があった。埼玉県入間郡移動のJO1KBQと交信し南への道を下る。

逢ノ峰探勝路入口

逢ノ峰山頂

逢ノ峰南麓で見たニホンカモシカ

 本白根山に向かうにはもちろん歩いて登ることも出来るが、少しでも時間を短縮しようとリフトに乗る(片道400円)。その後中央火口の縁を歩き本白根山遊歩道の最高地点(2150m)に到着。東京からコンテストに出ていたJA1ZGP局と交信し駐車場に戻ったのは10時58分だった。なお、駐車料金(500円)は出庫時に徴収された。

本白根コマクサリフトは動いていた

本白根中央火口

遊歩道最高地点

最高地点から本白根山頂

下山はリフトを使わず歩いて下りた

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奈良の低山を三つ

2017-09-18 | 山と無線

2017年9月18日(月)

 台風一過の祝日、9月の山ランをやっておこうと奈良に向かう。当初予定していたのは奈良市都祁の小川口岳ほか。しかし、「はやまの森 野営場」から山に入るとすぐに松茸山入山禁止の標識があり諦める。付近でほかに三座予定していたがどこも同じかも知れないと急に気力も萎える。

 小川口野営場にあった立入禁止の標識

 しかし、折角奈良まで来て山ランをやらずに帰るわけにも行かない。王寺町方面で未踏の三室山ほかに登ろうと名阪国道を西に引き返す。

三室山(82m)

 歩いたルート

 斑鳩町にある山。県の竜田公園内の一部として整備されている。竜田川左岸に公園の無料駐車場がありここに車を停める。橋を渡って川沿いを少し歩くと三室山登山口。昨日の雨で湿った道を登ると広いカラー舗装の道に出る。山頂には味わいのある東屋があるが展望はない。八尾市移動の記念局8J3HC50Yと430Mhzで交信した。

 

竜田公園駐車場

竜田川の橋の上から三室山

三室山入口

山頂の東屋

明神山(274m)

 歩いたルート

 次に向かったのは王寺町の明神山。東麓の住宅街の端に広い無料駐車場があるのでここに車を置く。住宅街へ入っていくと道路のそばに赤い鳥居がありここから参道となっているようだ。住宅地の上部に登山口があり、その先はコンクリート舗装された緩やかな参道を登って行く。散歩する多くの住民や中には登山者もいる。人気のスポットのようだ。駐車場から30分ほどかかって着いた山頂には水神さんが祀られ、それを囲むように3基の展望台が設置されていた。ざっと展望を楽しんでから滋賀県移動でXPOコンテストに出ていたJH4RAL局と交信した。

明神山の無料駐車場

鳥居の建つハイキングコース入口

住宅街の端から登山口

舗装路は車では入れない

山頂には展望台が三基

展望台をハシゴすると360度の展望

明石海峡方向にはこんなところも

三室山(137m)

 歩いたルート

 こちらの三室山は奈良県三郷町と大阪府柏原市の境界にある。前に地図でルートを探していて西側の柏原市からが良さそうと思って竜田古道の里山公園に向かう。路肩に無理矢理車を停めて歩き始めるが、駐車地点の標高は約248m。三室山まで110m程下ることになる。薄暗くじめじめした道をヤブ蚊を払いながら下る。三室山山頂には展望台があり、ここから三郷町方向には遊歩道が整備されているようだった。先ほど登ってきた明神山からすれ違いで出ていたJP3PLQ局と交信した。結果として来た道はお薦めではなく、東側の三郷町立野南(三)から登るのがいいようだ。

駐車場所から三室山へ下山?

薄暗い道を抜けると山頂の展望台

展望台から麓を見る

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