2015年4月26日(日)
昨日登った千ヶ峰の西に位置する段ヶ峰と千町ヶ峰を目指す。登山口は朝来市の生野高原カントリークラブ横。駐車スペースとトイレも設置されている。段ヶ峰に至る前には達磨ヶ峰とフトウガ峰の二つのピークが地図に載っており、もちろん山ラン有効ポイントだ。
登山口前の駐車スペース
段ヶ峰トレッキングガイドマップのある登山口
登山口の標高は560m位で最初のピーク達磨ヶ峰までは350m程登ることになる。この間は急な登りが続くが登るに従い展望が開けてくる。枯れたススキ野原の中を登ると達磨ヶ峰(913m)に到着。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信できた。
達磨ヶ峰への登り
眼下には生野高原が見える
達磨ヶ峰山頂
達磨ヶ峰からフトウガ峰(1082m)までは前半は軽いアップダウンの平坦な稜線を進み、後半はやや急な登りが待っていた。広い山頂手前には三角点があり、その先は笹原が続く。北西には雪の残る氷ノ山が見えている。生駒山移動のJP3MNE局と430Mhzで交信し段ヶ峰に向かう。
正面にのっぺりとしたフトウガ峰と段ヶ峰が見える
フトウガ峰への稜線
フトウガ峰の三角点から達磨ヶ峰方向
フトウガ峰山頂
雪の残る氷ノ山
段ヶ峰(1103m)までは快適な笹原歩きだ。段ヶ峰山頂は多くの登山者で賑わっていた。千町峠方向から登って来る登山者の方が多いようだ。少し腰を据えてアマチュア無線を楽しむ。430MhzでCQを出すと、海南市のJO3VUQ局や坂出市移動のJJ5LWE局他から次々と声がかかる。そうこうしていると、隣で昼食中だった年配の登山者が、昔ハムをやっていてJA3のコールだったと話しかけられる。またやってみようかなと言われるので、ぜひ山岳移動をとHFのリグなども見せてお勧めしておいた。
段ヶ峰への道
段ヶ峰の三角点、山名事典の山頂はこちら
三角点よりやや高い段ヶ峰山頂、右の山名板には1106mとある
段ヶ峰での山ランを終えて千町ヶ峰に向かう。途中の千町峠には山荘があり、西の宍粟市側から舗装された広域林道が続いているようだった。
段ヶ峰下りから千町ヶ峰
千町峠の山荘、ここまで車で来て段ヶ峰に登る登山者が多いようだ
千町ヶ峰の登山口へは舗装林道を歩く。途中の三叉路を左へとってどんどん進むと、道路沿いに千町ヶ峰登山口の標識があった。登山口には車が2台停まっており先行者もあるようだ。やや急な登山道を標高差200m程登っていく。山頂手前には今は使われなくなった無線小屋が建っていた。千町ヶ峰山頂(1141m)で遅い昼食をとる。御在所岳移動のJJ6AIK局他と430Mhzで交信し、本日予定の4座を終了する。
千町ヶ峰の登山口
無線小屋、ここの主とは以前何回か交信している
展望のよい千町ヶ峰山頂
下山は千町峠まで戻り、そこから生野高原の駐車場所まで延々と林道を歩く。この林道は宍粟市側とは違って地道で、途中落石などもあるためか朝来市により通行止めの措置が取られている。しかし歩くには全く支障がなく、ほぼ水平に見える道をただひたすら歩いて駐車場所にたどり着いた。
通行止め看板のある林道、歩くに支障なくバイクも通り過ぎて行った
林道はほぼフラット
それでも標高が低くなると新緑がきれい
コースタイム
8:07 段ヶ峰登山口 → 8:53 達磨ヶ峰 9:00 → 10:10 フトウガ峰 10:25 → 10:58 段ヶ峰 11:26 → 11:53 千町峠 → 12:00 千町ヶ峰登山口 → 12:40 千町ヶ峰 13:23 → 13:45 千町ヶ峰登山口 → 14:02 千町峠 → 15:55 段ヶ峰登山口