JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

段ヶ峰から千町ヶ峰へ

2015-04-29 | 山と無線

2015年4月26日(日)

 歩いたルート

 昨日登った千ヶ峰の西に位置する段ヶ峰と千町ヶ峰を目指す。登山口は朝来市の生野高原カントリークラブ横。駐車スペースとトイレも設置されている。段ヶ峰に至る前には達磨ヶ峰とフトウガ峰の二つのピークが地図に載っており、もちろん山ラン有効ポイントだ。

 登山口前の駐車スペース

 段ヶ峰トレッキングガイドマップのある登山口

 登山口の標高は560m位で最初のピーク達磨ヶ峰までは350m程登ることになる。この間は急な登りが続くが登るに従い展望が開けてくる。枯れたススキ野原の中を登ると達磨ヶ峰(913m)に到着。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信できた。

 達磨ヶ峰への登り

 眼下には生野高原が見える

 達磨ヶ峰山頂

 達磨ヶ峰からフトウガ峰(1082m)までは前半は軽いアップダウンの平坦な稜線を進み、後半はやや急な登りが待っていた。広い山頂手前には三角点があり、その先は笹原が続く。北西には雪の残る氷ノ山が見えている。生駒山移動のJP3MNE局と430Mhzで交信し段ヶ峰に向かう。

正面にのっぺりとしたフトウガ峰と段ヶ峰が見える

フトウガ峰への稜線

フトウガ峰の三角点から達磨ヶ峰方向

フトウガ峰山頂

雪の残る氷ノ山

 段ヶ峰(1103m)までは快適な笹原歩きだ。段ヶ峰山頂は多くの登山者で賑わっていた。千町峠方向から登って来る登山者の方が多いようだ。少し腰を据えてアマチュア無線を楽しむ。430MhzでCQを出すと、海南市のJO3VUQ局や坂出市移動のJJ5LWE局他から次々と声がかかる。そうこうしていると、隣で昼食中だった年配の登山者が、昔ハムをやっていてJA3のコールだったと話しかけられる。またやってみようかなと言われるので、ぜひ山岳移動をとHFのリグなども見せてお勧めしておいた。

段ヶ峰への道

段ヶ峰の三角点、山名事典の山頂はこちら

三角点よりやや高い段ヶ峰山頂、右の山名板には1106mとある

 段ヶ峰での山ランを終えて千町ヶ峰に向かう。途中の千町峠には山荘があり、西の宍粟市側から舗装された広域林道が続いているようだった。

段ヶ峰下りから千町ヶ峰

千町峠の山荘、ここまで車で来て段ヶ峰に登る登山者が多いようだ

 千町ヶ峰の登山口へは舗装林道を歩く。途中の三叉路を左へとってどんどん進むと、道路沿いに千町ヶ峰登山口の標識があった。登山口には車が2台停まっており先行者もあるようだ。やや急な登山道を標高差200m程登っていく。山頂手前には今は使われなくなった無線小屋が建っていた。千町ヶ峰山頂(1141m)で遅い昼食をとる。御在所岳移動のJJ6AIK局他と430Mhzで交信し、本日予定の4座を終了する。

千町ヶ峰の登山口

無線小屋、ここの主とは以前何回か交信している

展望のよい千町ヶ峰山頂

 下山は千町峠まで戻り、そこから生野高原の駐車場所まで延々と林道を歩く。この林道は宍粟市側とは違って地道で、途中落石などもあるためか朝来市により通行止めの措置が取られている。しかし歩くには全く支障がなく、ほぼ水平に見える道をただひたすら歩いて駐車場所にたどり着いた。

通行止め看板のある林道、歩くに支障なくバイクも通り過ぎて行った

林道はほぼフラット

 

それでも標高が低くなると新緑がきれい

コースタイム

8:07 段ヶ峰登山口 → 8:53 達磨ヶ峰 9:00 → 10:10 フトウガ峰 10:25 → 10:58 段ヶ峰 11:26 → 11:53 千町峠 → 12:00 千町ヶ峰登山口 → 12:40 千町ヶ峰 13:23 → 13:45 千町ヶ峰登山口 → 14:02 千町峠 → 15:55 段ヶ峰登山口 

コメント

千ヶ峰から飯森山を縦走

2015-04-27 | 山と無線

2015年4月25日(土)

 歩いたルート

 4月になってから不順だった天候がようやく安定してきた。この土日は1泊2日の予定で兵庫県に向かう。篠山あたりなら日帰りでOKだが、それより西となるとやっぱり日帰りはきつい。交通費を考えも安宿に宿泊した方が山ランにとっては有利なようだ。ということで、まだ登ったことのない多可郡、神崎郡方面に向かう。

 初日は多可郡多可町の市原峠から千ヶ峰と飯森山を縦走するコースを選んだ。多可町加美区市原から舗装された林道を市原峠目指して登っていく。峠には駐車スペースがあり、到着した10時半には既に何台もの車が停まっていた。

市原峠の登山口

 準備をして早速登山道に入る。千ヶ峰までの道は遊歩道と言った方が適した道で、途中には展望台なども設置されている。快適な道を登っていくと、山頂手前で真新しい林道の終点に合流する。市原峠までも林道を利用して車で登って来たわけだから、どこまでが許されてどこからは批判の対象とするかは個人の見解になるのであろう。しかしこの道はやっぱり無粋だ。

峠から続く遊歩道

遊歩道から多可町方面の展望

千ヶ峰が見えてきた

馬酔木のトンネル

山頂手前に合流する林道

 千ヶ峰山頂(1005m)は360度の展望が広がり、多くの登山者で賑わっていた。430Mhzを聞くと、メイン周波数周辺はコールサインを言わない局で埋まっている。しばらくワッチしていると堺市のJA3WPN局が交信しているのが聞こえたので、無理やりブレイクを入れて交信をお願いする。

千ヶ峰山頂

山頂からの展望

三角点と南無妙法蓮華経の石柱

 千ヶ峰から飯森山へは直線距離で4km程離れている。千ヶ峰から縦走路へ入ると、それまでの賑わいからはかけ離れた静けさとなった。幾つもの小ピークを越えて多田峠に下る。多田峠は舗装こそされていないが良い道が整備されていた。ただ、一台も車がなかったので林道の通行は封鎖されているのかもしれない。峠から飯森山へ登り返す。途中の道からは千ヶ峰のほか歩いてきた稜線が確認できる。飯森山(901m)山頂は三角点と古い山名プレートがあるのみで、展望も今一の感じだった。三木市からCQを出していたJR3FVN局と交信して二座目も終了した。

縦走路にあった桧、珍しい形をしていた

岩座神の七不思議、雨乞岩

稜線の右側はカラマツの林

多田峠

飯森山への登りから千ヶ峰方向を振り返る

飯森山山頂

 飯森山での山ランを終えてきたルートを戻る。千ヶ峰から飯森山往復の間誰一人合わない静けさだったが、千ヶ峰手前で一人の登山者と出会う。千ヶ峰山頂に戻ったときは午前中の賑わいは嘘のようで、皆下山した後だった。市原峠に下りると、神河町側の道は工事の最中だった。舗装するために路面を固めているようだ。工事の人に断わって横を通らせてもらい、予約していた神河町の宿へ向かった。

コメント

三田市の低山を縦走する

2015-04-19 | 山と無線

2015年4月18日(土)

 歩いたルート

 三田市北部、JR藍本駅の東側にある黒谷山、遠城寺山、茗荷谷山、天神岳の四座を縦走した。登山口としたのは地形図で黒谷山の西側にある道。宗教関係の建物の脇を通って地図の道を入る。道は荒れてぬかるんでいる。今は全く使われていない道で、すぐに藪状態となる。舗装跡の残る道を進むと、売土地の看板や開発業者が平成5年に建てた供養塔などが見られた。終点の少し手前から崩壊した斜面を越えて尾根に乗る。尾根筋には古い踏み跡が残っており、境界杭や目印のテープも散見された。P326手前に「二七」の番号が入った杭があり、ここから東の尾根に入る。黒谷山山頂(374m)は四等三角点があり山ランのプレートがかかっていた。50Mhzで京丹波町移動のJA3BXC局と交信した。

宗教施設の横から登って行く

道はすぐに藪に覆われる

こんなところに売土地の看板が

山道には踏み跡が残っている

二七番の杭から東の尾根に入る

黒谷山山頂

 次の遠城寺山に向かう途中北側の尾根筋に入ってしまい、間違ってだいぶ下る。どうも違うなあと感じつつ行きつ戻りつする。ここで1時間近くも時間をロスし、何とか本来の道を発見して遠城寺山(370m)に到着した。144Mhzで南あわじ市移動のJH2FTE局と交信し二座目も終了。

遠城寺山山頂

 その後はやや藪っぽい所はあるものの道を間違えることもなく三座目の茗荷谷山(428m)に到着。この間も展望はほぼない。50Mhzで総社市移動のJR4EUD局と交信できた。

茗荷谷山山頂、ここではプレート発見できず

 最後の天神岳(440m)へもルートははっきりしていた。430MhzでCQを出す。堺市内をモービル移動中のJH3JFF局から応答があり、本日初めて430Mhzで交信できた。ちゃんと電波は出ているようだ。

天神岳山頂

 天神岳からの下山に使ったルートは北西の尾根を下るうちは踏み跡があったが、西に向きを変えた後は踏み跡もわからなくなり適当に斜面を下る。石積みの残る植林地に下山し、武庫川沿いの藪道を避けて植林地内を歩くと地形図にある道に出た。

下山してここから林道に出る

下山後に見た右から黒谷山と遠城寺山、左端は天神岳

コメント

宮津市の杉山、山ランはまたも断念

2015-04-04 | 山と無線

2015年3月28日(土)

 砥石岳での山ランを達成した後、宮津市の杉山に向かう。この山は2012年の夏に一度チャレンジしたことがある。その時は喜多駅近くから林道を登り、山頂まで100m程の距離まで進んだがその先道がなく、深い藪に気持ちが萎えて撤退した。当時は山頂に至る道がなかったが、その後山頂までの道が切り開かれたらしいことをネットの情報で得たので再チャレンジとなった。

 今回は大江山スキー場のある普甲峠から杉山林道を歩いて杉山を目指した。杉山林道の入口はゲートで封鎖されており、鍵が掛かっていて車で入ることは出来なかった。しかたなく車をおいて歩き始める。杉山林道は延長が4.4km程あるようで、高低差はさほどないが距離は長い。展望や周りの景観を楽しみながらひたすら林道を歩く。途中から日陰には雪が残っている場面に出くわす。初めのうちは残雪を楽しみながらの歩行であったが、標高が上がるにつれ残雪の量は多くなった。山頂までの距離が300mに近づいた辺りで急に残雪が増え、行く手を閉ざしている。雪の上を歩く装備を何も持って来なかったのと、夕方の予定が気になったのでまたもここで断念。古代杉を観察してきた道を戻った。

杉山林道入り口

大江山スキー場を振り返る

路面状態は良い

幻の滝

杉山の大蛇

屏風岩

宮津湾と天橋立

行く手を遮る雪

古代杉

コメント