JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

陣ヶ峰と水ヶ峰

2024-02-28 | 日記
2024年2月24日(土)
 白六山を下山後に向かったのは野迫川村の陣ヶ峰と水ヶ峰。両方とも和歌山県高野町との境界にある。

陣ヶ峰(1106m)
 野迫川村から高野山に向かう県境の天狗木峠が登山口となる。峠の駐車余地に車をおいて急坂を登る。落ち葉の上に雪も積もって気を付けないと滑りそうだ。慎重に登って山頂に到着。430Mhz・FMで五條市の局と交信し、あとは7Mhz・CWで呼びに回って3局追加した。
天狗木峠に駐車
峠の傍の登山口
山頂に続く道
陣ヶ峰山頂

水ヶ峰(1184m)
 水ヶ峰は高野龍神スカイライン沿線に山頂がある。スカイラインから野迫川村に入る林道は冬季閉鎖されていたので、野迫川村案内所近くに車をおいて舗装林道を少し歩く。取り付きからうっすらと雪の積もった急斜面を登り尾根筋を少しだけ進むと水ヶ峰南峰の山頂に着いた。檜の植林地に7MhzのDPアンテナを張ってCWでCQを出す。SOTAのスポットはうまくアップできなかったが何とか5局と交信できた。
舗装林道は通行止
カーブミラーの所から斜面に入る
水ヶ峰山頂の山ランプレート
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五條市の白六山

2024-02-25 | 日記
2024年2月24日(土)
 3連休で唯一晴マークの土曜は奈良県吉野方面に向かう。一座目は五條市大塔町の白六山(1189m)。今日の山行きはいずれも過去に登ったことのある山で、今回はSOTA(Summits On The Air)の無線運用を目的にやってきた。
 高野辻のヘリポートまでやってくると路面にはうっすらと雪が積もり凍てついている。前回はここから歩いたが、林道が入れるのかどうか確かめようと白六山へ続く林道を入ってみた。林道を少し入ったところの分岐に車をおいて後は歩く。
林道の雪は多くなく昨日降った分だけ
霧氷が良い感じ
広葉樹の森への分岐、帰りにはこの先まで轍が続いていた

 林道の雪は多いところでも10cmないくらいだが、木々に着いた霧氷が美しい。久しぶりの海老の尻尾を楽しみながら林道を歩き、最後にちょっとだけ尾根筋を登って山頂に着いた。7Mhzのアンテナを張ってCQを出し、4局と交信できたところで途切れたのですぐに撤収、来た道を戻った。
海老の尻尾が成長
白六山の山頂

誰も来ないと思い三角点の横にアンテナを設置
帰りに高野辻から大峰方面を見るが上の方は隠れていた
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朝来市生野町の古城山

2024-02-21 | 日記
2024年2月17日(土)
 朝来市生野町市街地の北東にある標高609mの山。地形図には道は描かれていないが、琵琶の丸公園から登山道がある。公園の駐車場に車をおかせてもらい、園内の階段を登ると途中に生野城への案内があった。
室町時代の城址
公園には長いローラー滑り台があった
公園内の登山口
 登山道の入口は雑草に覆われていたが、途中の高圧線鉄塔までは枝が切り落とされるなど整備されているようで歩きやすかった。鉄塔を過ぎてからは整備もされておらず細い踏み跡となった。
この辺りは歩きやすい
最近枝を払ったような感じ


 山頂部は3段になっており一番上が主郭の跡で南側の眺望が開けていた。アマチュア無線はVUでCQを出すが応答がない。7Mhzのアンテナを張って東京の無線局と交信しすぐに下山した。
山頂からの眺望
大きな岩のある主郭


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点名「渕」でSOTA運用

2024-02-18 | 日記
2024年2月17日(土)
 今週の移動は兵庫県朝来市へ。一つ目の目的は点名「渕」という三角点まで登ってSOTA(Summit On The Air)の無線運用を行うこと。京都から下道を選んでナビにセットしたら、大回りして但東町経由になってしまった。
 点名「渕」は朝来市生野町と神崎郡神河町の境界にある標高698.5mの四等三角点。ネットで検索しても登頂記は見当たらなかったので、国土地理院の点の記を参考に東の生野町川尻集落から登ってみることにした。集落の北側に描かれている林道は入ってすぐに地道となり、路面も荒れているので撤退。集落の神社から延びている道を歩いてみようと思ったが、入るところを間違えて南側の尾根筋を登ることになる。檜の植林地は歩きやすく途中に急登もあるものの支障はない。尾根筋に出ると古い道も現れるが、一部に灌木の藪も出てきてルート選択が必要だった。
檜の植林地は下草もなく歩きやすい
山頂に向かう尾根筋
 山頂に伸びる尾根も歩きやすいが、高い木の枝に着いた雪がみぞれのように落ちてくる。三角点について7Mhzのアンテナを張りCWで運用開始。容赦なく落ちてくる水滴を避けるため、無線機にはカッパを掛けた。SOTAのスポットを上げたので11局から呼んでもらい交信できた。
山頂に到着、目印は見当たらず
点名「渕」四等三角点
 下山は西側にちょっと下がった所にある高圧線の鉄塔まで降りた。その先は巡視路の標識を頼りに神社目指して踏み跡を下る。下山に使った道の方が分かりやすかった。
山頂横の鉄塔
この日初めての眺望
巡視路を下ってきて山頂方向を振り返る
達磨ヶ峰から段ヶ峰の眺望
巡視路看板に描かれた→神社へ下る
無事神社に下山
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御岳山や大岳山でアマチュア無線を楽しむ

2024-02-16 | 日記
2024年2月12日(月)
 移動二日目は東京都の大岳山に登る。羽村駅前のホテルを出て青梅街道を通り御岳登山鉄道の滝本駅へ。駅前の駐車場に車をおいて往復チケットを買う。7時30分の始発に乗ることが出来た。ケーブルカーに乗ること数分で標高840mの御岳山駅に到着した。朝早いので閉まっているが駅前には土産物屋などがあり観光地となっている。
滝本駅で始発を待つ

御岳山駅に到着
 御岳神社の方向に歩いて行くと多くの宿や土産物屋があり、麓から車道もあるようで車も駐まっている。初めて来たので何でも見るものが新鮮でちょっとだけ観光気分も味わった。今日の一座目は御岳山(929m)で山頂は御岳神社の奥になる。山頂部へは立入が禁止されているので、本殿前の展望所から430Mhz・FMでCQを出し茨城県小美玉市の移動局と交信できた。
御岳神社を目指す
立派な宿屋が軒を連ねる
神代ケヤキ、界隈には巨木が多い
御岳神社
本殿
その奥の山頂部には行けない
本殿の前から都心方向
 御岳山でのヤマランを終了し本日メインの大岳山(1266m)に向かう。ここで登山靴にチェーンスパイクを付けた。この後前半はほぼ平坦な林道歩きが続き、後半は緩やかに登っていく。閉鎖された大岳山荘からは最後の登りだ。大岳山山頂に着くと正面に富士山が見え大展望が広がる。
汚れていない雪道は気持ちが良い

大岳山荘
大岳山山頂

 まだそんなに込んでいないので、隅のベンチに腰を下ろして無線の運用を行う。昨日からHFの無線機は車に置いたままで、今回はVUの軽装備で通す。430Mhz・FMを聞くと祝日なのに違法局があちこち出ていて、空き周波数を見付けるのに苦労する。APRSでスポットを上げたが、またここでミスを犯す。本来JA/TK-007と送るところをKT-007と送ったようで、これだと京都からの運用になってしまう。そんなミスにもかかわらず、短時間のうちに茨城、埼玉、東京、神奈川の10局から呼んでもらいヤマランとSOTAを達成することが出来た。

 下山は途中から鍋割山(1084m)にも足を伸ばす。ここでは武蔵野市から出ていた局を呼んでヤマランの一座を追加することができた。この後は御岳神社の奥の院を経由してケーブルカー駅に戻った。次の乗車に向けて行列が出来ていたので、駅前を散策することもなく二日間の山行を終えた。戻りの高速は静岡と大津の辺りで少し渋滞に巻き込まれたが、6時間余りで帰宅することが出来た。
鍋割山分岐
鍋割山山頂
奥の院峰山頂はヤマラン対象外


御岳山駅前に戻ってきた
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秦野市の弘法山と権現山

2024-02-13 | 日記
2024年2月11日(日)
 大山下山後ちょっと時間があったので秦野市の低山に寄ってみた。弘法山(235m)と権現山(243m)は秦野中井ICのすぐ北側にあり、山頂近くまで車道がある。山頂一帯が公園として整備されていて市民の憩いの場となっているようだ。
 弘法山直下の第一駐車場に車をおいて先ずは弘法山へ直登する道を登る。すぐに到着する山頂には弘法大師堂や鐘楼があり山名の由来のようだ。低山だが江の島方面の眺望がよかった。430Mhz・FMでCQを出し横浜市の局と交信した。
第一駐車場から山頂へ向かう
山頂へ直登する道
弘法山山頂の鐘楼
弘法大師堂
弘法山山頂から中央に江の島が見える
 続いて尾根筋の道を歩いて権現山に向かう。権現山の山頂は広く戦没者の慰霊碑や仏教のお堂のような形をした展望台があった。こちらも相模湾の展望が素晴らしい。ベンチに座って430MhzでCQを出すと、横浜市や開成町の局から応答があり貴重なヤマランの2座を追加することが出来た。

権現山山頂に延びるスロープ
平和塔・平和の礎
権現山の展望台
展望台から箱根方面?
展望台から権現山山頂とその先に大山
 これで移動初日の運用を終え、今夜の宿である東京都羽村駅前のホテルに向かった。
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丹沢の大山移動

2024-02-11 | 日記
2024年2月11日(日)
YAMAPにリンク
 神奈川県の丹沢界隈で山ランとSOTA運用をやろうと計画して早朝に京都の自宅を出発。途中は渋滞もなく5時間ほどで登山口に選んだヤビツ峠に着いた。
 峠の駐車場はすでに満車で路肩に車を置く。登山道は先週降った雪が残っており多いところで30㎝位か。踏まれて固まった雪はチェーンスパイクがよく効いて快適に登ることができた。途中春岳山(949m)というピークがあり山ランに有効なので立ち寄る。雪の上に靴跡が残っていたが、山頂でも一人の登山者と出会う。どこにも物好きはいるものだ。来てから分かったのだが今日は関東UHFコンテストをやっており430Mhzも賑やかだ。千葉県鴨川市から出ていたコンテスト参加局を呼んで山ランも終了した。
ヤビツ峠は登山者やチャリダー、ランナーで賑わう
先日の降雪以来バスは運休の模様
このポイントから春岳山に行く
春岳山山頂、奥は大山
 ヤビツ峠からの登山道でも多くの登山者と行き交ったが、山頂近くでケーブル方面からの登山道が合流すると登山者が一気に増えた。大山山頂(1252m)はちょうどお昼時とあって非常に混んでいた。無線ができそうなところを探してうろうろすると、一段低くなったところに無線のアンテナを設置してコンテストに参加している局が複数いた。本来なら挨拶でもするところだが、本格的なコンテスト参加局で切れ目がない。ちょっと外れたところに腰を据え、コンテスト参加局の邪魔にならないようUHFを外して144Mhz・FMでCQを出す。APRSでスポットを上げたのがよかったようで30分ほどの間に10局から声がかかった。
相模湾が光っている
鳥居を通って山頂へ
売店は閉まっていた
山頂の神社
賑わう大山山頂
ビームアンテナにPCでログインと本格的な無線局が複数
大山からの眺望は素晴らしい
‘ ヤビツ峠に戻ってから岳ノ台(899m)まで足を延ばす。こちらも少ないながらトレースはあった。岳ノ台山頂は展望台があるものの展望は北方向にわずかにあるだけだった。ピークハントでなければわざわざ来るようなところでもなかった。
ヤビツ峠から岳ノ台ハイキングコースへ
岳ノ台山頂
展望台に上がってみたが眺望はなし
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丹波市の高八山から譲葉山へ

2024-02-04 | 日記
2024年2月3日(土)
 2月最初の山行きは兵庫県丹波市へ。この辺りも主立った山は大体登ってきたが、今回は未踏の高八山でヤマラン運用を行い、譲葉山でSOTA運用も行うという目的で出かけた。
 登山口に考えた柏原の八幡神社前に観光者用駐車場があるのでここに車をおかせてもらう。八幡宮の参道を上がり本殿とその裏の三重の塔を拝観。塔の裏から山に取り付くのかと思ったがいったん舗装路を降りてから山に入る。入口には民家(廃屋?)があり軽トラが駐まっていたが入らせてもらう。尾根筋の道は踏み跡が残っており「清水山登山道」の目印もあった。
駐車場向かいの八幡神社
神社の本殿
本殿の裏には三重塔と鐘楼
山中に突然戦争の跡
清水山登山道の表示
 高八山(330m)は地図で見ると標高330mのピークが二つ並んでいる手前の方で、日本山名事典に掲載されているのでヤマラン有効だ。現地では特に山頂らしきものは何もなく、ヤマランポイントでなければ意識せず通過してしまうようなところだった。出来るだけ簡単に一座を追加しようと430Mhz・FMでCQを出すがまったく応答はない。ダメ元で144Mhzに移ってCQを出すと、三木市の固定局が当局の弱い電波を拾ってくれた。
高八山山頂部
その先に堅堀らしきものが
 次の目的地である譲葉山へは清水山から縦走路があるのでこれを歩く予定だった。ただ、清水山山頂は今回立ち寄る必要がないので、少しでもルートをショートカットできないかと考えて地図に描かれている道に入ってみる。道ははっきりと分かるところがあるかと思えば、獣道かそれも分からない不鮮明なところもありちょっと苦労した。結局縦走路に乗るために尾根筋を適当に登ってようやく予定したルートにたどり着いた。結果的にはショートカットにならずより時間がかかったような気がしないでもない。
巨岩の間を抜けて行く、この後道が不鮮明に
谷に出て登り返す、道はほぼ不明
縦走路には標識も多い
 縦走路は途中で梅堺と権現山の二つのピークを越えるので、結構アップダウンがきつい。予定よりだいぶ時間がかかってようやく譲葉山に到着した。ここはヤマランは既に報告済みなので今回はSOTA運用が目的だ。植林地の広い山頂に7Mhzのアンテナを張りCWで運用を行う。事前にSOTAのアラートに予定をアップしておいたので、RBNが拾ってくれてすぐに応答がある。短時間の間に17局と交信でき、うち1局は山頂同士のS2S交信も出来て満足。アンテナを撤収してから遅いランチを食べて下山する。下山は崇広小学校に下る最短ルートを選ぶ。ただ前回この道をそのまま進むと小学校の敷地内に下山したので、今回は途中から東奥集落への道を選んだ。
樹間にわずかな展望
梅堺ピーク(ヤマラン無効)
春日町方向に時々眺望がある
権現山三角点(ヤマラン無効)
遠くに雪を被った山も見えた
譲葉山山頂の神社
左の清水山側から来て崇広小へ下山
 下山後ネットでSOTAのスポット情報を確認すると、当局の移動地を間違って登録していたことが分かる。アラートに間違ったIDナンバーを入力したのが原因で、何とも恥ずかしい限りだがどうかご容赦を😓 
下山路に本日一番の眺望
東奥へ下る
譲葉山登山道の標識
趣のあるたんば黎明館の建物

大ケヤキの根が橋に沿って川を渡っている
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