2019年10月22日(火)
別府市と由布市の境界にある由布岳は人気の山のようで、南麓の広い駐車場に着いたときは多くの登山者で賑わっていた。豊後富士ともいわれる由布岳は形の良い独立峰で麓の駐車場から見るとそそり立つような雄姿だ。
駐車場から由布岳、左のピークが飯盛ヶ城
駐車場に車を置いてまずは由布岳南のピークである飯盛ヶ城(1067m)を目指す。草原のような斜面に踏み跡が何本も付いているので適当に歩きやすそうなところを登って行く。途中にぽつぽつと生えている木は葉が桑のような感じだ。駐車場から約300m登って飯盛ヶ城山頂に着いた。144Mhz・FMでCQを出していると近くの城島高原に移動中のJG6TXC局から応答があった。
小笹の中の踏み跡を登る
飯盛ヶ城山頂から由布岳
飯盛ヶ城山頂から湯布院方向
飯盛ヶ城から北にやや急な道を下り由布岳との鞍部に着くと西側からの登山道が合流する。ここからいよいよ由布岳を目指す。駐車場から直登コースの道に合流した先は地図で見ると急斜面につづら折りの道が付いているが、実際に歩くと傾斜はさほどきつくなく比較的ゆったりと登ることができた。その後はやや急な斜面を直登していく。何とか標高1490mの鞍部に着くと多くの登山者が一息ついておりここが西峰と東峰の中間点となる。
飯盛ヶ城と由布岳の鞍部
正面登山口からの道が合流し登山者が多くなる
登りの途中から飯盛ヶ城、湯布院の先に九重方向
西峰と東峰の鞍部に着いた
まずは西峰(1583m)に登ることにする。岩場が多く鎖などもあって久しぶりに少し緊張した。そのためかこちらに登ってくる人はあまり多くなく西峰山頂は比較的空いていた。144Mhz・FMでCQを出すと福岡県田川郡移動のJA6HNC局から応答があった。
西峰へは岩場が多い
鎖場を登る人
西峰山頂
東峰山頂を望む
鞍部に戻って今度は東峰(1580m)に向かう。こちらは急登ではあるもののスリリングなところもなく家族連れも多く登っていた。宮若市のJE6JWV局と交信することができた。時間と体力に余裕があれば南東の日向岳を回ることも考えていたが無理をせず来た道を戻った。
今度は東峰に登った
東峰は子供も登っている
東峰山頂から
今度は西峰を見る
だいぶ下りてきて由布岳を振り返る