JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

鈴鹿のイブネとクラシ

2018-05-22 | 山と無線

2018年5月20日(日)

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 東近江市の鈴鹿10座に指定されているイブネに登る。登山口としたのは東近江市の甲津畑。集落の手前から永源寺グリーンランドの案内を見て進みその先の林道登山口付近に車を停めた。午前7時で既に4台先客があった。多くの案内や登山届ポストのある岩ヶ谷林道起点から舗装された林道を登って行く。杉峠を越え根の平峠から三重県菰野町千種に通じる道は千種街道と言われ、信長や蓮如上人も越えた歴史の道で今は登山道として多くの登山者が歩いているようだ。

右の岩ヶ谷林道を登って行く

千種街道の説明

 善住坊かくれ岩、古屋敷跡、蓮如上人御旧跡など歴史を偲ぶポイントを見ながら沢沿いの道を登って行く。ようやく着いた杉峠(1036m)からは伊勢湾が望め展望が広がっていた。杉峠からイブネに向けて緩やかに登って行く。広葉樹の低木の中を進むとシロヤシオが目立ってくる。初めて見る満開のシロヤシオに気分を良くしながら着いたのが杉峠ノ頭(1121m)。ここも山ランに有効となっている。430MhzでCQを出すと神戸市北区の帝釈山からJP3TZY局が応答してくれた。

この岩に善住坊が隠れて信長を狙ったという

桜地蔵尊、大正時代に鉱山の隆盛を願って祀られたのが起源とか

古屋敷跡は大峠への分岐

シデの並木の中を行く

杉峠、立ち枯れした杉の横に新しい木が

峠からイブネ方向へ

満開のシロヤシオ

杉峠ノ頭

 タイジョウとの分岐を右に折れて佐目峠に下りイブネへ登り返す。イブネ(1160m)山頂はシロヤシオなどの樹木もまばらで、アセビらしい灌木が点在している。南側の雨乞岳から東へ鎌ヶ岳、御在所岳と伊勢湾、北には御池岳、西に琵琶湖とまさに360度の展望が広がっている。豊田市移動のJF8LPB局や津市のJL2TPD局と交信することが出来た。

タイジョウとの分岐を右へ

佐目峠から東雨乞岳

シロヤシオに圧倒される

イブネに着いた

鎌ヶ岳と御在所岳

雨乞岳と東雨乞岳

御池岳方向

琵琶湖方向

イブネ北端からクラシ

 イブネ北端まで進みクラシへ。クラシ(1145m)山頂は苔が一面を覆っている。クラシ先端にはシャクナゲの群落があり、盛りをやや過ぎた花が迎えてくれた。岡崎市移動のJP2MYG局他と交信し山頂に戻った。クラシ山頂や鈴鹿のすばらしい景色に癒やされながらランチを食べる。下山は来た道を戻った。下山した時には15台程の車が停まっていた。途中も多くの登山者と出会い、イブネは人気の山だった。

クラシへの道

苔が一面を覆うクラシ

クラシから雨乞岳

クラシ山頂

クラシ先端はシャクナゲが満開

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横山岳と墓谷山

2018-05-13 | 山と無線

2018年5月12日(土)

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 滋賀県長浜市木之本の横山岳と墓谷山に登る。登山口に選んだのは木之本町杉野の白谷小屋。杉野の集落から横山岳の看板を見て舗装林道を進むと白谷小屋やトイレと広い駐車場があった。午前7時30分にして既に10台以上の車が停まっており、予想以上の人気の山のようだ。横山岳は花の百名山に選ばれているようでそれも人気が高い理由のなかも知れない。

白谷小屋前の駐車場、向に広い駐車場がある

登山道案内図、横山岳へは3本のルートが描かれている

 登山準備をして歩き始める。白谷本流コースの入口を左に見送り東尾根コースへ林道をゆっくりと歩いて行く。道縁にも多くの花が咲いているが余り珍しいものではないようだ。林道の傾斜がやや急になると路面もコンクリート舗装が施されてくる。林道の分岐まで来ると左手に赤い橋が見える。この橋は夜這橋という変わった名前の橋で、水場には夜這いの水という名前が付いている。林道の分岐に戻り反対側へ少し行くと東尾根コースの登山口があった。ジグザグに付けられた道で急斜面を登って行く。尾根筋に出てからも急な登りが続く。標高800mを過ぎた辺りからブナの林が広がる。そんなに大木が多いわけではないが明るくて気持ちの良い林だ。標高900mで東から来る金居原からの道と合流し向きを西に変えて登る。ようやく着いた東峰(1130m)はほぼ360度の眺望が広がる。その分日差しを遮るものがなく暑い。眺望を十分に楽しんでから横山岳の山頂へと向かう。

小屋のすぐ裏に本流コースと東尾根コースの分岐

林道分岐

夜這橋の横に夜這いの水

東尾根コース登山口の看板

急斜面の狭い道を入る

尾根に乗る

気持ちの良いブナ林を登って行く

金居原からの道が合流

ブナの倒木も多い

東峰から360度の眺望

 横山岳(1132m)山頂は周りを樹木が囲んでいて展望は南西側の湖北方面だけが開けていた。登山者が寛ぐ山頂の木陰に腰を落ち着け、430Mhzで竜王町移動のJK3IJQ局と交信していると賑やかな団体さんがやってきた。余り賑やかなのは苦手なので交信を終えて早々に山頂を後にする。鳥越峠へのルートは三高尾根と言い激しい下りが続く。途中で休憩し弁当を半分食べた。鳥越峠まで600mを下ると林道がここまで延びていた。

東峰から横山岳山頂へ向かう

尾根筋から北側

反対の南側は墓谷山の先に余呉湖や竹生島が見える

横山岳山頂

 峠の日陰でまたまた休憩。今日も途中しんどくて墓谷山には登らずに一座だけで帰ろうかとも考えていたが、休憩して少し体力が回復したので墓谷山に行くことにした。墓谷山へは約230m余りを登り返すことになるが、杉の倒木が多くてやや煩わしい道だった。墓谷山(738m)山頂は横山岳方面のみ展望が開けているが、周りは木で囲まれていて暑い時は助かる。横山岳と違って誰もいない静かな山頂で弁当の残りを食べる。430Mhzを聞くと御所市の大日岳から出ている山ランメンバーのJH3JFF局が入感している。交信いただき予定の2座をクリアすることができた。

三高尾根の望横展望台から横山岳

林道が延びた鳥越峠、反対側から団体さんがやってきた

峠から西側の眺望

コエチ谷分岐

墓谷山山頂

墓谷山から横山岳

 当初の予定ではここから南の観音堂へ下ることを考えていたが、杉野へ下ってから駐車場まで2km以上歩かなくてはならない。観音堂も見てみたかったがあきらめて来た道を戻り、鳥越峠の手前からコエチ谷ルートを下った。

橋を渡って林道に下りた

下山した時は手前の第3駐車場にも車が停まっていた 

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鈴鹿10座の銚子ヶ口

2018-05-06 | 山と無線

2018年5月5日(土)

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 銚子ヶ口(1077m)は鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳の西に位置する山で、地形図に名前はないが日本山名事典には銚子ヶ口岳と岳が付いて登載されている。当然山ランに有効だ。東近江市が市制10周年を記念して平成27年に選定した鈴鹿10座の一つになっており、こちらには岳は付かない。現地の標識も新しいものは岳は付けていないようだ。

奥永源寺の道の駅にあった鈴鹿10座の案内板

 登山口は奥永源寺の杠葉尾町で、水車の回る登山口の狭い駐車場は既に駐車スペースがなかったので、少し離れたところに駐車して登り始める。獣除けのゲートを開けて進むとすぐに杉林となり、状態の良い道が続く。標識も多く、200m毎に設置されたPostは標高も描かれていて登山の励みになった。

登山口、駐車スペースは狭い

杉林の中を進む、標識の「岳」はわざわざ隠してある

200m Post、標高もあって励みになる

 途中から谷筋の水の流れを聞きながら登る。その支流を何度か渡って標高も900mを超えるとまだ新緑のまぶしい広葉樹の疎林となり、その中を登り切ると尾根筋に出た。山頂の反対側に少し行くと展望が良いところがあり、最初ここが東峰かと思っていたが東峰は山頂方向にもう少し登ったところだった。東峰からの展望はすばらしく、北側の御池岳から南東の御在所岳までがずらっと見渡せる。

コイワカガミが咲く

レスキューポイントも設置されている

水の音や小鳥のさえずりを聞きながら登る

この先に展望が待っている

東峰に到着

御池岳から藤原岳、竜ヶ岳と続く、手前には天狗堂や日本コバも

釈迦ヶ岳と写真ではよくわからないが伊勢湾も見える

御在所岳と鎌ヶ岳

 東峰から更に進むと銚子ヶ口(1077m)の山頂に着いた。三角点のある山頂は展望は木の間に御在所岳と鎌ヶ岳がのぞく程度だが明るく落ち着ける場所ではあった。430MhzでCQを出し愛知県蒲郡市のJS2DLW局他と交信し山ランを達成。東峰まで戻って大展望を楽しみながらのランチとした。下りは同じルートを下った。

山頂手前のハルリンドウ

銚子ヶ口山頂

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青倉山

2018-05-01 | 山と無線

2018年4月29日(日)

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 朝来山を下山後、南東にある青倉山(811m)に向かう。青倉山はJR播但線青倉駅の東南東に位置し、山の南西にある青倉神社から登山道がついている。青倉神社へは北西にある川上や反対の黒川ダム方向から車道があり車で来ることが出来るが、現在神社から黒川方面へは災害のため通行止めとなっていた。

神社から黒川ダム方面へは通行止

青倉神社の駐車場

 青倉神社の駐車場に車を置いて参道を入る。神社に人影はなかった大きな社務所の横から石段を登ると2階建ての本殿があり、靴を脱げば2階に上がれるようだった。安全登山を祈り石段の途中から登山道へと入る。山腹に付けられた道はやや狭いところもあるが踏み跡もはっきりとしていて迷うようなことはない。黒川からの登山道に合流するとやや急な斜面に木製の階段が付けられていた。尾根に乗るとその先に反射板の立つ山頂が見えた。尾根伝いにいったん下り山頂へと登って行く。

青倉山登山口の表示に従い参道を入る

二階建の立派な社務所

石段の先に本殿

本殿も2階建で立派

黒川からの登山道合流地点

木製階段、階段横の斜面が登りやすい

尾根に乗ると青倉山山頂が見える

 細長い山頂は大きな反射板や管理用と思われるアンテナがあった。430Mhzで宮津市から出ていたJO3AXC局と交信し山ランも終了。登りと同じルートを下った。

山頂の反射板

反射板の先に山名表示と三角点があった

山頂からの眺望

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