JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

五條市の乗鞍岳と天誅組本陣跡

2021-09-29 | 日記
2021年9月23日(木)
 大日山を下山後天辻峠から舗装林道を少し先に進むと乗鞍岳への登山口がある。その前の林道は幅員が広くなっていて駐車も出来た。
路駐して正面の登山口へ
登山口の標識
 登山口からこれも「Kobo Trail」の道を登って行く。このコースも眺望には恵まれないが歩きやすい尾根筋の道が続いていた。標高994mの乗鞍岳山頂は五條市と吉野郡天川村の境界となる。430MhzでCQを出すと伯母子岳に登っているJP3OSW局や芦屋市移動のJS3NBS局が呼んでくれた。これで秋分の日の登山を終える。


乗鞍岳山頂、金峯山寺蔵王堂から33.7km、金剛峯寺根本大塔まで22.0kmとある
乗鞍岳山頂

 帰り道に天誅組本陣跡にも立ち寄ってみた。幕末に討幕運動を起こした天誅組だが、幕府軍によって壊滅させられている。今は、広場の周りに記念碑が点在しているだけだった。
公園と天辻延命地蔵尊堂

以下「大塔村 維新歴史公園」の碑から

 攘夷運動が激しさを増した江戸時代末期 文久三年(1863年)「中山忠光」「吉村寅太郎」ら反幕勢力は「天誅組」を旗揚げし 激しい討幕運動を展開した
 大和五条で決起し 代官所を襲撃した後 交通の要地 物資の集散地であった「天辻峠」に本陣を構えた この地方きっての富豪であり有力者であった「鶴屋治兵衛」をはじめ村人は居宅や人力を提供し協力を惜しまなかった
 しかし 幕府軍の追補厳しく志半ばにして夢破れたものの「維新運動の先駆け」として讃えられている
 なお 当地は 鶴屋治兵衛の屋敷跡であり「天誅組本陣」が置かれた場所である
 よって天誅組の義挙及び村人の行動の歴史を正しく後世に伝えるため当地を「維新歴史公園」として整備したものである            平成17年1月 大塔村長

明治39年から昭和52年まではここに天辻小学校があったらしい
公園からの展望
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大日山

2021-09-26 | 山と無線
2021年9月23日(木)
 白石岳の次は大日山(897m)に登る。この山は出屋敷峠から県境を反対(北東)側に行った先にあるが、これだと往復で2時間くらいはかかりそうだ。ここはいつものことながら安直登山で近くの天辻峠から取り付くこととし車で天辻峠へと移動する。
 道の駅の向かいから「天誅組本陣遺跡」の案内に従って舗装路を入る。そのまま先に進むと天辻峠に到着。広い路肩に車をおいて登山口へ行くとここにもトレラン実行委員会の止山の表示があった。合わせて地元の地図付きの看板も設置されている。古くて文字や地図はやや不鮮明だが、登るルートは止山区域を通ることはなさそうだ。その確認が出来たので気持ち穏やかに登っていくことが出来た。
林道は路面状態が良い、この左に車を駐めた
天辻峠は右上の黒いマーク、左に行って止山の北端が大日山
登山口から山へ入る
 途中で地図にあるアンテナ施設に出会うが、すでに鉄塔は撤去されて建物だけが残っていた。山頂の近くには崩れかかった小屋が残っているがトイレやテーブルのようなものが見えた。山頂には青い建物があり中は見えないがおそらく大日如来が祀られているのだろう。山名の由来のようだ。お堂の先に三角点があり、山名プレートも幾つかぶら下がっていた。430Mhzで神戸市東灘起動のJA3PYH局と交信し来た道を戻った。
鉄塔は撤去済み
歩きやすい道
山頂直下の廃小屋
山頂横のお堂
大日山山頂
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奈良・和歌山県境の白石岳

2021-09-23 | 日記
2021年9月23日
 先日自重した奈良県五條市の山へ行ってきた。今日は現地泊はせず日帰りで登山口から短時間で登れる山をいくつか選んだ。
 一座目は白石岳(903m)。奈良県五條市と和歌山県高野町の境界にある。この道は「弘法大師の道トレイルランニング」のルートとなっているようで、吉野から高野山まで続いているようだ。いつもの事ながら出来るだけ安直な登山ルートを選択し県道の出屋敷峠からピストンする計画だ。国道168号から県道に入って少し進むと山側には白いビニール紐が延々と張られ「止山」の札がぶら下がっているのが見えた。この季節は彼方こちらの里山でマツタケ山の入山禁止となっていることは何度も経験している。あちゃー😨 と思ったがどうにもならない。とりあえず出屋敷峠まで行ってみる。ビニール紐は途中で途切れていたが峠の登山口にはトレイルランニング実行委員会の「9月から11月は止山につき通行をご遠慮ください」の看板が設置されていた。
出屋敷峠も県境となる
左のフェンスに「通行をご遠慮ください」の表示
 進むか諦めるかだいぶ迷ったが、途中で見たビニール紐のような地元の明確な入山禁止表示がなかったので、白石岳まで行かせてもらうことにした。尾根筋の道は良く踏まれた歩きやすい道が続いている。トレランのコースを示すビニールテープも多く付けられていた。出屋敷峠から山頂までほぼ展望のない樹林帯の中だが、日差しを遮ってこの時期には快適だ。峠から30分余りで三角点のある山頂に到着。430Mhzで箕面市移動のJP3IVD局と交信し来た道を戻った。ここまで誰とも会わずに次の山に向かった。
登り始めて直ぐの災害復旧跡、このコース唯一の眺望
山頂には山名プレートが多かった
このルートは吉野と高野山を結ぶようだ
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コロナワクチン2回目接種

2021-09-19 | 日記
2021年9月19日(日)
 昨日コロナワクチンの2回目接種を受けました。接種場所は自宅から徒歩1分の医院で、いわゆるかかりつけ医というやつです。種類はファイザーでした。1回目の副反応はほとんどなく、接種から二、三日くらい接種部の辺りが何となく痛重いような感じでしたがその後はまったく違和感も感じなくなりました。
 周りからいろいろと聞いた話では2回目の方が副反応が出やすいということで、一緒に受けた連れ合いに言われて解熱剤も準備しました。今回の副反応も今のところ1回目とほとんど同じような経過です。このまま解熱剤不要で経過すればいいなと思っています。
 今日は朝から天気が良かったので洗濯をしたり簡単な朝食を作ったりしてのんびりと過ごしています。さて、明日はどうするかな。
今日の朝食(目玉焼き、ソーセージ、マッシュルームソテー、ブロッコリー、なすの煮浸し、有機のライ麦パン・・残り物が多い)
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今度の3連休は自重か

2021-09-15 | 日記
2021年9月16日(木)
 ここのところ2週連続で日帰りの低山に行っているが、どうも気力と体力が充実せずいつも計画半ばでのリタイアが続いている。山は無理せず楽しむものと思っていても、こんな調子ではロングコースの山行きはとても計画する自信がなくなってくる。少しでも体力を維持しトレーニング登山を重ねようと思っている。
 そんなわけで今週末からの3連休の天気予報を見ていると、近畿地方は日曜月曜と良い天気になりそうだ。ここはどこかに泊まりで出かけようかと思いついて、奈良県吉野方面の山歩きを考えた。ネットで宿の予約を検索し、日曜に五條市の宿を予約完了する一歩手前ではたと思い出した。18日の土曜日はコロナワクチンの2回目接種予定日だった。(夕食時に妻に忘れないように注意したのは自分だった😨 )1回目ではさしたる副反応もなかったが、いろいろと聞いた話では2回目接種後の副反応は相当程度出るらしい。強い運動も控えた方が良さそうだ。そんなわけで宿泊予約は思いとどまった。
五條名物柿の葉寿司、ブログ内容とは関係ありません・・・(「柿の葉すし本舗たなか」さんからお借りしました)
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丹波市の五大山

2021-09-13 | 日記
2021年9月12日(日)
 先週に続いて兵庫県の山へ向かう。コロナの緊急事態宣言で県境を跨ぐ移動自粛が呼びかけられているが京都府内の山は登り尽くしたこともあり、周辺なら生活圏と言うことで大目に見てもらえるかなと小心さも合わさっての方向決定だ。
 五大山の登山口は丹波市市島町の白毫寺。広い駐車場があって「丹波の古刹」の幟が風に揺れていた。境内に入ると白毫寺九尺藤の写真が展示されている。その季節は多くの人が訪れるようだ。山門の手前から右手に五大山登山口の標識が設置されている。防獣ゲートを通って山道に入ると古道のような広い道が続く。標高が上がると少しずつ展望も広がってくる。山頂手前にはピンクの花が沢山咲いていた。以前、比良のヤケ山山頂で見た花とよく似ていた。
白毫寺山門
登山口へ向かう
途中の標識
標識も適度にある
ミヤマママコナかな
 ようやくたどり着いた山頂には隣の鷹取山でも見たベンチが置かれ、三角点もだいぶ露出して高山の雰囲気があった。430Mhzで多可町の千ヶ峰から出ていたJS3XVL局と交信した。五大山での山ランを完了し黒井城山への縦走路を進む。次のピークは三日月山(540m)。ここで本日唯一の登山者と出会う。ここは山ラン無効なので挨拶だけしてスルーし縦走路を先に進む。
ベンチも設置されている
五台山山頂の三角点(569.1)
山頂から南方向の眺望
 縦走路は踏み跡もはっきりしており、ピンクテープやトレランか何かのテープもあって安心して歩けた。ただ、この日の気温は30度までは上がっていないものの、風がなく非常に蒸し暑く感じた。アップダウンを繰り返すうちに段々気力が萎えて、当初予定していた千丈寺山へは行かずに手前の大野峠から下山することにした。三日月山で出会った登山者は私より高齢のように見えたが、途中簡単に追い抜いて千丈寺山へと登って行かれた。いつもながらトホホな山行きとなったが、無事に帰宅することが何よりと自分に言い聞かせてのんびりと帰路についた。
ヨコガワ峰の三角点(363.8)
大野峠から下山
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朝来市の大倉部山

2021-09-06 | 日記
2021年9月5日(日)
 8月上旬に長野・山梨方面に行ってから天候やコロナの緊急事態宣言地域拡大もあり山行きは自重していたが、月も変わったのでどこかひっそりと行ける山はないかと考えて向かったのが兵庫県朝来市。大倉部山(692m)は地元では「おくらべ」と呼んでいるようで、北側の和田山町岡にある観音寺から良い道が整備されている。
観音寺の境内左手から登山口へ
 人気のない観音寺の駐車場に車をおいて、観音堂と鐘楼の間を進むと登山口の表示があった。獣除けの金網やネットを3回抜けて尾根筋の道を進む。湿った道沿いには多くのキノコ類が生えていた。中腹辺りまで来るとアカマツの雰囲気の良い林も広がっている。山頂近くでは低いシダの茂った道となりやや不鮮明となるが、残置テープもあり迷うようなことはなかった。
おくらべ登山口の説明
ネット沿いに尾根筋の道
途中の松林
山頂手前から北側の眺望
 登山のペースは相変わらず不摂生と体力不足でふらふらになりながらようやく山頂に到着。山頂からはほぼ360度の眺望が広がっていて南には竹田城跡も望めた。また、写真に撮ることは出来なかったが何種類もの綺麗な蝶々が乱舞していた。無線はいつもどおり先ずはハンディトランシーバーで430MHzを聞くといくつかの局が入感していた。試しにCQを出すと多可町の飯森山に登っているJF3FGL局から応答があった。下りも同じ道を通る。あわよくばと考えていたもう一座は次回以降回しにして帰路についた。
ようやく山頂に着いた
大倉部山の三等三角点
竹田城跡とその奥に立雲峡・朝来山
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