JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

野迫川村の六本松

2022-05-31 | 日記
2022年5月29日(日)
 奈良県野迫川村にある六本松(1020m)。地図に名前はなく地理院地図で見るとP1020.3の三角点が表示されている。そんな何でもなさそうな山だが日本山名事典に掲載されているので山ランに有効なポイントだ。
 地図を見ると登山ルートはいろいろ考えられるが、最も安直なのは西側の県道から実線で描かれた道を往復するルートか。これだと登山口と山頂の標高差はごくわずかだ。
 登山口の県道まで行くと舗装された林道が見える。先が分からないのとウオーキングを兼ねてここから歩くことにする。車は林道取り付きに駐めた。林道は裏面状態がよく軽四駆ならどこまでも進めそうな感じだ。道の両側は樹木が生えていて展望は全くない。ただこの日は全国的に真夏日続出の暑い日で、展望はなくても涼しく歩くことが出来た。
県道の林道取り付きからスタート
林道からの眺望はこの程度
荒神社の所有林らしいが止山の看板があった
 片道2kmほど林道を歩くと山頂の手前から山頂に向かう薄い踏み跡や目印のテープが見えた。標高にして20mほど登ると六本松の山頂だ。山頂には三角点や山名プレートがあり、名前の由来かどうかは分からないが6本以上の松の木が生えていた。430MHzで和泉葛城山移動のJR3NDO局と交信し山ランも達成することが出来た。
林道から少しだけ踏み跡を登る
山頂、三角点の周りに松の木はある
六本松山頂の山名プレート、結構賑やかだ
 なおこのルートは眺望には恵まれないので、トップの写真は登山口近くの雲海展望地からのものを使った。
野迫川村の売りの一つが雲海
コメント

陣ヶ峰

2022-05-29 | 日記
2022年5月29日(日)
 奈良県野迫川村と和歌山県高野町の境界にある陣ヶ峰(1106m)に登る。登るといっても登山口の天狗木峠からの標高差は120m余りしかない。峠の駐車スペースに車をおいて野迫川方向に数十メートル進むと登山口がある。登山道は部分的にコンクリート舗装された急坂だが、山頂手前の金刀比羅宮までは急傾斜だが四駆軽トラなら上れそうな道が続いていた。その先少しだけ山道を進むと一等三角点のある陣ヶ峰に到着、ここまで展望は全くない。山頂の少し先に明るいところが見えたので行ってみると和歌山方向の眺望が少しだけあった。最近SOTAも始めたので7MHzから始める。DPアンテナを張ってCWでCQを出している局を呼びに回る。東京都檜原村移動のJJ1DQR局ほか4局と交信し山ランとSOTAを達成することが出来た。
県境の天狗木峠
県道の登山口、陣ヶ峰の表示もあった
軽トラでも上れそうな道
広い道はここまで
山頂の山名板
陣ヶ峰の一等三角点
山頂の先から西側の眺望
コメント (2)

甲賀市のサクラグチ(北岳)

2022-05-22 | 日記
2022年5月22日(日)
 久しぶりの登山は滋賀県甲賀市へ。鈴鹿山脈から派生するサクラグチ(919m)に登ることにした。この山はマイナーな山で地図に名前は載っていない。別名を北岳というようで山ラン的にはこちらで登録することになる。
 車は鮎河のうぐい川公園に駐める。前にサクラグチの南側にある能登ヶ峰に登ったときもここに駐車させてもらったが、その時も地域の皆さんが公園の清掃活動をされていた。今日も早朝から草刈りや公園の環境整備活動をやっておられて頭が下がる。
 公園から県道を通って登山口に向かう。途中にある農協や郵便局、小学校などどれも今は廃止されているようだ。過疎化の影響なのだろうが、どこに行っても地方の現状を見ると集落の限界がひたひたと迫っているようだ。
 防獣ゲートを開けて林道を少し進む。山に入ると道がはっきりしているところがあると思えば、踏み跡もよく分からないところがあったりする。適当に歩いてとりあえずは尾根筋を目指す。狭くてやや急な尾根を登りサクラグチから西に延びる主尾根に乗る。ここからは踏み跡もあり残置テープも多く見られた。
尾根筋を登っていく
ギンリョウソウ
平坦なところは踏み跡も分からないので適当に歩く
主尾根に乗った
 標高550mを過ぎたところで東側に小さな崩落地があり、この日最初の眺望が得られた。その先標高750m辺りで大崩落地の縁をとおる。南側に能登ヶ峰や鹿の楽園が望めた。P891にはサクラグチ西峰のプレートがかかっている。北側にわずかな眺望がありたぶん綿向山と思われる山が見えた。
地元小学校の親子登山記念
小崩落地から鹿の楽園
大崩落地の縁を進む
鹿の楽園と能登ヶ峰、麓の集落も少し見える
P891のサクラグチ西峰
たぶん綿向山
コバイケイソウが多い
 サクラグチ山頂はまったく眺望はない。花崗岩がまだ新しい三角点が埋まっている。430MHz・FMで竜王町移動のJA3CKF局ほかと交信することができた。今回は山ランに加えSOTAも意識した。SOTAでポイントを得るためには最低4局との交信が必要だ。山ランでピークの数を稼ぐだけでなく、これからはSOTA対象の山では少し腰を落ち着けて無線の交信も楽しもうと思う。下山は途中枝尾根に入りそうになった所もあるが、基本は同じルートを戻った。
サクラグチ山頂
北岳の表示はどこにも見られなかった
コメント (2)

宍粟市の一山

2022-05-14 | 日記
2022年5月4日(水)
 藤無山を下山後まだ時間が早いのでもう一座予定していた一山(ひとつやま、1064m)に登る。この山も宍粟50名山に数えられる山だ。登山口は山の南側を通る国道429号の高野峠。登山口の反対側に広い駐車スペースがあったのでここに車をおいた。高野峠は旧波賀町と一宮町の間の峠で、国道と言っても峠辺りは幅員が狭く大型車は通れない。しかし、他府県ナンバーを含めて交通量はそこそこあるようだ。
国道高野峠の登山口
 峠のお地蔵さんの横に登山口の標識があり、その先も分岐点などにはわかりやすい標識が設置されている。杉の植林地を少し登って尾根筋に着くと松林と低い雑木林を分ける防獣ネット沿いの道となった。P895.5の三角点を過ぎると作業道が登山道のすぐ近くを通るところが何カ所かあるが、登山道を横切るようなことはない。その先も快適に登山道を進んでいく。山頂が近くなるにつれ樹種もナラか何かの広葉樹が中心となり、明るい新緑の中の登りとなった。
杉林を少し登っていく
ネット沿いの道もネットが邪魔になるようなことはない
道が曲がるところには標識がある
895.5mの三角点
三角点ピークからいったん下ると作業道が現れた
登山道のすぐ際で作業道はとまっている
この辺りは古い林道のような所を歩く
山頂までもう少し
 一山山頂に着くと一気に眺望が広がった。北側の阿舎利山や三久安山などまだ登っていない山が正面に見えて今後の登頂意欲をくすぐる。アマチュア無線は430MHz・FMのハンディで京丹波町の長老ヶ岳から出ていたJG3WSE局、京都府・福井県境の青葉山のJI2JEK局、高知県筒上山移動のJH5GAS局ほかと交信することが出来た。無線と展望を存分に楽しんでから同じルートを下った。
山頂手前でやっと眺望が開けた
一山山頂、正面に氷ノ山
宍粟50名山の標識
西側?
北側?
東側だったような・・・
コメント

次男夫婦と夕食会

2022-05-08 | 日記
2022年5月7日(土)
 大阪南部で暮らしている次男夫婦は3月に晴れて入籍、コロナ禍とあって結婚式は9月に親族のみで行うことになっている。私たち夫婦もお嫁さんと会うのは2回目なのだが、昨日は義母も一緒にお食事会。次男夫婦はそれぞれが仕事を持ち、聞けば二人そろっての休日は久しぶりとのこと。次男が子どもの頃はおばあちゃん子だったので、義母とお嫁さんとの初顔合わせも出来て楽しい時間となった。
 お店は北新地のチャイニーズレストラン。小さなお店でお料理はコースもあるが今回はアラカルトで注文。美味しくいただきました。




コメント

藤無山

2022-05-06 | 日記
2022年5月4日(水)
 前夜は養父市の温泉に入り道の駅で車中泊した。連休とあって風呂も道の駅も混んでいた。移動二日目は宍粟50名山の藤無山(1139m)に登る。登山口は養父市側の大屋スキー場から登ることにした。このスキー場は初めて来たが、グリーンシーズンはキャンプ場営業をしており早朝からゲレンデで遊ぶこども達で賑わっていた。
ゲレンデ下はオートキャンプ場になっていた
 駐車場に車をおいてキャンプする人を横目に林道を上がる。ゲレンデトップから先も林道が続き市境界まで林道歩きだった。そこからは市境界の尾根筋を登っていく。登山道の踏み跡ははっきりしているが、養父市側の桧の枝などが時々被さってくるのを避けながら登った。
林道沿いにはグランピング施設が点在
キャンプ場辺りを俯瞰
ゲレンデトップのリフト降場を見上げる
この辺りの眺望はいい

スキー場が過ぎてからも林道歩き
終わりころには林道が崩落
市境界の尾根筋を登って行く

降雪の影響か変形した樹形も多い
 藤無山の山頂は広くて眺望もあり雰囲気のよいところだった。430MHz・FMで三重県津市移動のJS2MIT局と交信したほか、50MHz・SSBでも岡山県赤磐市移動のJR4EDU局他と交信することが出来た。
 下山は同じルートを戻る。スキー場まで下るとリフトが動いており、夏スキーを楽しむスキーヤーが多くいた。
藤無山山頂
山頂からの眺望はこんな感じ
下山時には夏スキーをする人が多かった
コメント

須留ヶ峰

2022-05-05 | 日記
2022年5月3日(火)
  GW後半は全国的に好天の予報。高速道路の渋滞や人の多そうなところを避けて、またまた兵庫県北部に向かう。3日に登ったのは養父市の須留ヶ峰。登山口となる養父市餅耕地の集落を抜けて細い林道を車で進み、林道の駐車余地に車を停めた。先行者と思われる車が二台ありわずかなスペースに何とか駐車することができた。
この先も進んでみたが倒木がありバックでここまで引き返した
 まずは舗装された林道を終点まで歩く。すぐ横を流れる沢は水量も多く流れも早い。周りの新緑と一体となりとても雰囲気が良く癒される。林道終点からは沢の渡渉や丸木橋で沢を何度も渡りながら高度を上げて行く。
標識は多いが時間と距離はあまり当てにならない
沢の流れは見飽きることがない
 1時間ほど登ると今では使われなくなった地道の林道に合流する。ここで標高は650mほど。合流点の林道は少し崩落しているが、その先はちょっとだけ林道を歩く。
沢に沿って登っていく
この丸木橋はやめて沢に下りる

林道崩落地に合流
 林道はすぐに終わりその先は尾根を登る。次第に林相は杉の人工林からブナなどの広葉樹の森に変わる。登りには周りをよく観察する余裕がなかったが、下山時には大杉山山頂付近に天然杉が多いことがわかった。標高1048mのピークは大杉山の名前が付いている。登山道にずっと設置されている案内板にはこのピークが須留ヶ峰と描かれているがこれは明らかに間違いだろう。大杉山山頂からは素晴らしい眺望が広がっていた。ここで弁当を食べしばし休憩。
林道終点から尾根筋の道へ
気持ちのよい林を登っていく
標高が上がると新緑が始まったところ
大杉山山頂
妙見山辺りか

氷ノ山と鉢伏山はよく分かる
 須留ヶ峰山頂まではいったん下って小さなピークを幾つか越えて登り返す。疲れた体にはこれが結構きつかった。須留ヶ峰(1054m)は周りを低木が囲みほぼ展望はない。三角点と山名を書いた標柱があるだけの落ち着いた山頂だった。430MHz・FMで徳島県の次郎笈 に登っているJJ5ERA局を呼んで交信し山ランも達成することが出来た。 
大杉山の先にあった大杉?

須留ヶ峰山頂
須留ヶ峰からの眺望はこの程度
コメント

丹波市の天狗山と高山

2022-05-01 | 日記
2022年4月30日(土)
 GW前半中日、今日は天気が回復しそうなので先週に続いて丹波市方面へ向かう。予定では、丹波市谷川にある首切地蔵尊から高山林道を進み、ケヤキ峠から天狗山(558m)と高山(660m)をそれぞれピストンで登るつもりだった。首切地蔵の手前に生活環境保全林の標識があり、ここが高山林道の起点になっている。広い駐車場があったのでここに車を駐める。
高山林道を入る
 高山林道は9割ほどがコンクリート舗装された良い道で、途中には森林整備作業中でチェーンソーの音が響いていた。林道終点まで行くと車が駐まっている。ハッチバックのドアは開いたままだが人は見当たらない。花木の採取か何かの許可証がフロントガラスに見えた。ここからケヤキ峠まで予定では10分となっていたが、車に気をとられたか登山口をよく確認せず谷筋の踏み跡に入ってしまう。しばらく進んでからGPSを見てルート間違いに気がつく。戻ろうかとも思ったが薄い踏み跡は続いており、そのまま谷を詰めればケヤキ峠と天狗山の中間辺りの尾根に乗れそうだ。
谷筋の炭焼き窯跡
 尾根に乗ると比較的新しい防獣ネットが尾根沿いに続いている。天狗山山頂の手前でネットは終わり一登りで山頂。樹木に囲まれて展望はない。三角点があり点名奥山のプレートがかかっていた。430MHz・FMで堺市のJA3WPN局他と交信しケヤキ峠に向かう。
天狗山への尾根筋にはネットが続く
天狗山山頂、三角点と関電の標識が見える
山崎独歩会の点名プレート
 ケヤキ峠に着いて本来登ってくる予定だった道を見るがそれほど明瞭な道ではないようだ。ネットで見ていた峠の標識も朽ち果てて残骸が放置されていた。峠から高山手前の猿藪分岐までは急登が続く。ヤブや倒木もあって歩き難い。少し登ると倒木で東側の眺望が開けているところがあった。お腹も空いてきたのでここで休憩することにして昼食をとる。その後の登りもロープ場など一部に登りやすいところもあったが、相当厳しいものだった。猿藪との鞍部からは傾斜は緩やかになるが踏み跡も隠れるようなヤブだった。
ケヤキ峠
ここで昼食
猿藪分岐
松の木に小さなキノコ類がたくさん
白髪岳辺りかな
 ようやく着いた高山山頂には標識が何とか残っていた。以前には眺望もあったようだが、今は木が伸びて北西側の樹間にほんの少しのぞく程度だ。無線は奈良県黒滝村の大天井ヶ岳に登っているJN3OHW局ほかと交信することが出来た。
高山山頂、三角点は無残な姿
 下山は予定変更で西側に続く西脇市との市境界尾根を下る。このルートはヤブもなく歩きやすいルートだった。大呂峠でお地蔵さんを見て北側の林道に降りる道を下る。途中から地図にない作業道が山道を寸断していた。林道を歩いて首切地蔵尊を見学し駐車場所に戻った。
西脇市との境界尾根
伐採地、松は残されている
高圧線鉄塔からも眺望はこの程度
大呂峠のお地蔵さん
首切地蔵尊、そこそこ参拝者がいる
地蔵茶屋も開いていた
コメント