JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

菩提寺山

2013-11-27 | 山と無線

2013年11月23日(土)

 歩いたルート

 滋賀県湖南市と野洲市の境界にある山。近江富士の別名を持つ三上山と名神高速を挟んで南側に対峙している。地形図にある史跡「廃少菩提寺石多宝塔および石仏」からの道を登ろうと考えて現地に赴く。

 史跡の多宝塔と石仏は鎌倉時代のもののようで、地域の皆さんが大切に保存されている様子だ。

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歴史の小径の標識が随所に

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多宝塔

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石仏

 歴史の小径を標識に沿って進むと、昔の火葬場跡や墓地跡があり、墓標に添えられていた阿弥陀仏の地蔵が点在していた。その先で道が急に不鮮明となるが、赤いテープが見えたのでテープを探しながら進む。

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阿弥陀仏、埋もれていたものを配置しなおしたもの

 帰ってからGPSの軌跡を確認すると、登りに使った道は当初予定していた道を大きく外れていた。テープは見失わない程度にあり迷うことはなかったが、小木の枝が藪っぽい所もあり勧められるような道ではなかった。南峰手前の尾根筋でよく踏まれた道に合流したが、この道が当初予定の道のようだ。南峰には小さな祠があり、野洲川流域の展望が開けていた。

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南方の祠

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野洲川上流方向を見る

 南峰から菩提寺山山頂まではすぐで、山頂手前に西応寺・和田神社方面への分岐があった。ここが表登山道と呼ばれている道のようだ。山頂には三角点はあるが展望はない。来た道以外に、東の小学校側へ下る道や、北西の名神方向へ下る道が確認できた。無線はVUでは応答なく、10Mhzで千葉県市原市移動の8J1IC局他と交信した。

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菩提寺山山頂

 下りは先ほどの表登山道を使う。途中で和田神社への分岐があり、高圧線の鉄塔下を通って和田神社に下山した。

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下山途中に菩提寺山を振り返る

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和田神社鳥居横の石段へ下りてきた 

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太郎坊山

2013-11-24 | 山と無線

2013年11月23日(土)

 東近江市にある太郎坊宮の御神体である赤神山は、別名太郎坊山(350m)といい最近山ラン有効となったようだ。実は、今日は旧愛東町の東光寺山から高野山に登る予定で出かけたが、松茸の止山が11月25日までで入山禁止となっていたため、地図がなくても大丈夫だろうと急きょ予定を変更してやってきた。

 太郎坊宮の北にある箕作山へは以前に瓦屋禅寺から登ったことがあるが、今日は太郎坊宮の駐車場に車をおいて、参拝者と同じく参道を歩く。紅葉が盛りで非常に美しく、参拝者やハイカーが多い。石段を上がり、本殿の手前から赤神山、箕作山へのハイキング道が始まっていた。山頂を東側から巻くように標高を稼ぎ、山頂の北側から道がついていた。山頂は大きな岩があり、とても展望が良い。430Mhzで竜王町のJA3LZR局と交信できた。

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紅葉は盛りを迎えていた

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石段の続く参道を上がる

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夫婦岩の間を通ってみる

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赤神山(太郎坊山)山頂

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鈴鹿市の超低山で山ラン

2013-11-19 | 山と無線

2013年11月16日(土)

 亀山での山ランを終え、時間があったのでお隣鈴鹿市に向う。標高100mにも満たない超低山でのお手軽山ランが目的だ。

茶臼山(56m)

 国道1号線を走り、亀山市と鈴鹿市の境界にある。隣には茶臼山古墳が公園として整備されていた。茶臼山は竹薮の中で、三角点があった。10Mhzで桑名市移動のJA2MEI局と交信した。

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茶臼山古墳の解説

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物置の右側から山に入る

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茶臼山の三角点

愛宕山(80m)

 ここも古墳の跡らしいが車で周囲を回ってもそれらしい雰囲気は見られない。南側は農地となっており進入できない。北側の道路から山に入る。山頂は三角点の少し西で、標高80mとなる。薄暗い林の中にリボンがあった。7Mhzで兵庫県小野市移動のJR3LCF局と交信。

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愛宕山山頂のリボン

天王山(63m)

 愛宕山の1km程東にある。山頂には忠魂碑があり、車道からすぐである。7Mhzで日野市のJJYNYH局と交信。

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天王山入口の看板

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天王山山頂

岸岡山(44m)

 千代崎海岸の近くにあり、海の見える公園として整備されている。広い駐車場があり、少し歩くと展望台のある山頂に到着。430Mhzで桑名市のJH2KCI局と交信。日が暮れてきたのでこれで今回の移動を終える。

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公園入口

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山頂の三角点と展望台

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展望台からの夕景

 

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亀山市関町の山を歩く

2013-11-17 | 山と無線

2013年11月16日(土)

 歩いたルート

 鈴鹿辺りの地図を眺めていると、亀山市関宿の北に標高200m余りの低山がいくつもあり周回できそうだ。山と高原地図にもルートが記載され、ネットで検索すると多くの登頂記がアップされていたので行ってみた。

 予定は、羽黒山から筆捨山へ行き、観音山への道を戻って最後に関富士もと言う周回コースである。関富士の北側を通る舗装路の路肩に車をおく。羽黒山へは正法寺山荘跡への看板の立つ道を入る。しばらく平坦な林道を歩くと右手に木の鳥居があり、ここから羽黒山へ登る。途中に羽黒神社の社務所のような建物がある。本殿は石段を上がるらしいが、パスして右手のテープの目印から羽黒山へ急ぐ。余り人の歩いていないような道を進むと、車から40分ほどで三角点のある羽黒山山頂(290m)に着いた。北と西の展望が開けている。144Mhzで度会郡移動のJH2FTE局を呼んで交信する。

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鳥居を通って羽黒山へ

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シダの茂る道

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羽黒山山頂

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山頂から西方向の眺望

 筆捨山への道は最初のうち枝尾根が多く、注意しないとすぐに枝尾根に入ってしまう。テープや布が付けられており、目印を確認しながら進む。岩の隙間を抜けると尾根筋に巨岩が多くなり、岩を巻くように踏み跡がついている。ここも目印を探しながら進む注意が必要だ。東海自然歩道に合流するとそれまでとは変わって歩きやすくなる。羽黒山から1時間かかって筆捨山(285m)に到着した。144Mhzで浜松市のJJ2AOA局を呼ぶ。5WにDPアンテナという簡易な設備のためAOA局には苦労をかけたが、何とか交信成立し来た道を戻る。

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岩の隙間を体を斜めにして抜ける

 

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筆捨山山頂直下の階段

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筆捨山山頂

 筆捨山から観音山へは東海自然歩道を歩く。観音山北側には展望台も設置されていた。1時間で観音山(224m)に到着。山頂にはベンチはあるが展望なし。7Mhzで山梨県上野原市移動のJG1UZD局と交信し下山する。

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途中にあった展望台

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展望台から南方向の眺望

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観音山山頂、テレビ中継局がある

 関富士の登山口には案内があった。10分余りで標高242mの山頂に到着。7Mhzで鹿児島県南さつま市移動のJA6RGD局と交信した。

 

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関富士近景、西側登山口手前の車道から

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関富士山頂

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関富士下山後の車道歩きで見えた羽黒山

 

おまけの一座「城山(153m)」

 観音山の南側で国道1号線とJR関西本線の間にある山。山の東側に登山口の標識があったので上ってみる。ところどころに目印のテープもあり、10分で山頂に到着。10Mhzで福島県双葉郡移動のJQ1NID局と交信しすぐに下山する。

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道縁の城山登山口

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城山山頂

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三重嶽

2013-11-10 | 山と無線

2013年11月9日(土)

 歩いたルート

 高島トレイルの最高峰である三重嶽から大御影山の稜線を歩こうと計画し、登山口の河内谷に向う。しかし、高島市今津の石田川ダムの先で道路は通行止めとなっており、やむなくダムの駐車場に車をおいて歩くことにした。

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ダムの先で道路は通行止め

 通行止めの原因となっている現場では、道路が完全に崩落して復旧工事中であった。朝8時前だったのでまだ工事は始まっていない。ユンボの横をすり抜け、人がやっと通れる幅の道を歩かせてもらった。帰りにも工事は停まっており、今日は土曜で休みのようだった。

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道路崩落の現場

 道路から見る紅葉は盛りといった感じだが、天気とカメラ、写真の腕もいまいちなので感動するような写真は撮れない。でも、長い歩きも余り退屈せずに歩くことが出来た。途中、落合からの登山口を見送り、河内谷に入る。東の箱館山側からは車が入ってきているが、河内谷の林道も荒れた箇所が多く、乗用車では厳しい様子だった。

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紅葉を眺めながら道路を歩く

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河内谷林道のゲート

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見上げるとこんな感じのところも

 当初の予定では河内谷のゲートまで車で入る予定だったが、思わぬ長距離のアプローチとなってしまった。ダムから能登又谷登山口まで、1時間40分もかかった。帰ってから計ると、距離も7.7kmあった。もうこれでは時間的に大御影山までの周回コースは無理だとここであきらめる。予定を三重嶽一座に変更して、ゆっくりと登り始める。最初は杉林の中の急登である。道も不鮮明なところがあるが、テープを頼りにすれば支障はない。尾根に乗っても石楠花が尾根筋を覆っており、やや歩き辛い。蕾が膨らんだり、花の咲いている石楠花もあった。秋に咲く石楠花もあるようだ。

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能登又谷の登山口

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石楠花の花

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半分くらい落葉したブナ林

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能登又谷登山道と本谷登山道が合流

 1時間10分で本谷からの登山道に合流。そこから25分で三重嶽山頂に到着した。山頂には二等三角点があり、今日はうす曇ではっきりしないが、東に琵琶湖、西に日本海を臨むことが出来る。今日はHFをやるつもりで来たが、念のため430Mhzを聞くと山ランメンバーのJL3SGV局がCQを出している。篠山市の畑山(595m)からのようだ。お互い電波は弱いながらも何とか交信成立。重い無線機材を担いできたものの、結局今日もHFはやらず仕舞いとなった。

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三重嶽山頂、背景は琵琶湖

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こちらは日本海方面

 山頂から西に行くと高島トレイルの本道となり、大御影山や武奈ヶ嶽へと続くが今日はあきらめる。お湯を沸かしてゆっくりと昼食をとり、下山は落合への道を選択する。1時間35分で落合登山口に下山。またもや1時間近く道路を歩いて車まで戻った。

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落合へ下る尾根は歩きやすい道だった

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落合登山道口の看板

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洪水調節が主目的の石田川ダムには水はほとんどなかった

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釈迦ヶ岳と大日岳

2013-11-03 | 山と無線

2013年11月2日(土)

 大峰山系の釈迦ヶ岳と隣の大日岳に登ってきた。前夜、五條市大塔の道の駅で仮眠。翌朝起き出して十津川村旭から舗装された林道を登山口に向う。新登山口には駐車場とトイレもあった。

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新登山口の駐車場

 登山口からよく踏まれた道を歩く。登山口の標高は1300m程だが、途中の林道ではまだ見られた紅葉もほぼ終わっていた。35分で旧登山口からの道と合流、この辺りから樹木も少なくなり行く手に釈迦ヶ岳を見ながら歩くようになる。

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登山口

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紅葉の終わった登山道を歩く

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釈迦ヶ岳が見えてきた

 古田の森から千丈平までは緩やかな登りでお散歩気分である。山頂直下で奥駈道に合流し、少しの急登で釈迦ヶ岳山頂(1800m)に到着した。山頂には大正の時代に担ぎ上げられたというお釈迦様のブロンズ像や一等三角点があった。展望は抜群である。430Mhzで堺市のJH3JFF局と交信する。

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釈迦ヶ岳を見ながら登る

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山頂直下で奥駈道に乗る

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釈迦ヶ岳に到着

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山頂の釈迦如来像

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山頂から左奥に八経ヶ岳を望む

 山頂から往路を少し戻り、先ほどの分岐から深仙の宿へと急坂を下る。大日岳との鞍部にある深仙の宿は標高が1500mで山頂から300mの標高差がある。大日岳は修験者の行場で、直登コースには手掛かりのない大きな岩があり、お経を書いた古い鎖を頼りによじ登る。狭い山頂には大日如来像があった。岡山県新見市移動のJR4BXW局と交信し西の迂回路を下る。深仙の宿から千丈平までトラバース道を使い、後は往路を駐車場まで戻った。

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深仙の宿のお堂、隣に避難小屋もある

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大日岳

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この先手掛かりのない一枚岩を鎖だけを頼りに登る

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大日岳山頂

 

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