2013年11月23日(土)
滋賀県湖南市と野洲市の境界にある山。近江富士の別名を持つ三上山と名神高速を挟んで南側に対峙している。地形図にある史跡「廃少菩提寺石多宝塔および石仏」からの道を登ろうと考えて現地に赴く。
史跡の多宝塔と石仏は鎌倉時代のもののようで、地域の皆さんが大切に保存されている様子だ。
歴史の小径の標識が随所に
多宝塔
石仏
歴史の小径を標識に沿って進むと、昔の火葬場跡や墓地跡があり、墓標に添えられていた阿弥陀仏の地蔵が点在していた。その先で道が急に不鮮明となるが、赤いテープが見えたのでテープを探しながら進む。
阿弥陀仏、埋もれていたものを配置しなおしたもの
帰ってからGPSの軌跡を確認すると、登りに使った道は当初予定していた道を大きく外れていた。テープは見失わない程度にあり迷うことはなかったが、小木の枝が藪っぽい所もあり勧められるような道ではなかった。南峰手前の尾根筋でよく踏まれた道に合流したが、この道が当初予定の道のようだ。南峰には小さな祠があり、野洲川流域の展望が開けていた。
南方の祠
野洲川上流方向を見る
南峰から菩提寺山山頂まではすぐで、山頂手前に西応寺・和田神社方面への分岐があった。ここが表登山道と呼ばれている道のようだ。山頂には三角点はあるが展望はない。来た道以外に、東の小学校側へ下る道や、北西の名神方向へ下る道が確認できた。無線はVUでは応答なく、10Mhzで千葉県市原市移動の8J1IC局他と交信した。
菩提寺山山頂
下りは先ほどの表登山道を使う。途中で和田神社への分岐があり、高圧線の鉄塔下を通って和田神社に下山した。
下山途中に菩提寺山を振り返る
和田神社鳥居横の石段へ下りてきた