2013年12月29日(日)
2013年の登り収めは兵庫県篠山市の多紀連山へ向う。日本列島は昨夜からこの冬一番の寒波が到来し、近畿地方の日本海側でも大分雪が降ったようだ。篠山に向うまでの道路は、峠で一部凍結したところもあったが雪の影響はほとんどなかった。小金ヶ嶽の登山口となる大タワに向う県道はさすがに標高が高いだけあって雪が積もっていた。大タワの広い駐車場は5cmほどの積雪だったが、何台か車が停まっていた。念入りに登山準備をして小金ヶ嶽に向かう。
大タワの小金ヶ嶽登山口
登山道はよく整備された道のようだが、積雪でよく分からない。先行者の踏み跡があり、これをトレースしたので助かった。鎖を掛けた岩場が何箇所もあり慎重に登る。途中で小金ヶ嶽から引き返してきた先行のペアとすれ違う。登山口からちょうど1時間で標高725mの小金ヶ嶽山頂に到着、展望は素晴らしい。430MhzでCQを出し、加古川市のJA3SPM局と交信できた。
始めは人工林の中を登る
そのうちに自然林となって
天気は快晴
行く手に小金ヶ嶽が見えてきた
岩場には鎖が掛かっている
振り返ると三嶽が
山頂手前にあった覗、山陰が映っている
小金ヶ嶽山頂、先行者の残した雪兎
山頂から北側の展望
小金ヶ嶽からは三本の道が下りているが、今度は畑山に向うため南側の小金口への道を下山する。こちらは今日は誰も歩いていない道となる。最初の内は急斜面で、雪で足元も不確かなため慎重に下る。途中で一度道を外れてしまった所もあったが、すぐに引き返して事なきを得た。
下山道から正面の畑山と丹波の山並み
畑山との鞍部まで降りると大タワへの分岐がある。そのまま小金口への道を進み、「この先行き止まり(畑山まで)」の標識から左の緩やかな尾根を登ると畑山はすぐだった。小金ヶ嶽から45分で畑山(595m)山頂に到着。樹木に囲まれて展望はまったくない。山ランのプレートが2枚かかっていた。VUはダメで、10Mhzのアンテナを張り北海道大樹町移動のJE8ASA局他と交信した。
畑山分岐、左の尾根筋を上がる
畑山山頂
下山は来た道を鞍部まで戻り、大タワへの道を下った。畑山から20分で県道に降り立ち、更に20分かかって大タワの駐車場に戻った。
鞍部の分岐、階段は小金ヶ嶽からの道で左が大タワへの下山道