JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

日野岳と天下峰から高峰山へ

2011-02-27 | 山と無線

2月26日(土)

 中山(72m)

 京都市営地下鉄醍醐駅で下車。醍醐寺方面に向うと市営中山団地がある。団地の東に小高い丘のような山がある。地図で見た標高は72m。この山がなぜか山ランに有効となっている。団地側は高い擁壁で取り付けそうなところはまったく無い。西側から南、さらに東側を見て回ると北東角の少し南に登り口があった。ここには特に立ち入りを禁止する表示が無かったので登らせてもらう。竹薮に少し雑木が混じっているが、よく整備されていて歩きやすい。すぐに山頂だが、ここに立入禁止の札があった。その横で7Mhzのアンテナを張り、JP1TEJとQSOしてすぐに下山。山ランをやらなければ行くところではない。

 日野岳(373m)

 日野岳の登山口は地下鉄の石田駅からだが、天気もよいので中山から歩く。近くまで来ると、「鴨長明方丈石」の案内があるのでこれを頼りとする。京都市の日野野外活動センター前を通り、山道をしばらく登ると、方丈石の碑がある。その先も広い山道を登ると供水峠に着く。峠から北へしばらく登ると日野岳山頂だ。展望はまったく無いが、立派なケルンがあり、登頂記念のプレートもたくさんぶら下がっている。430Mhzで枚方国見山のJM3GVHに声を掛けて山ラン終了。ゆっくりと昼食にする。

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日野岳山頂

 天下峰(348m)

 供水峠まで戻り今度は南への道に進む。こちらもよく踏まれた快適な道だ。ほどなく天下峰山頂に着いた。山頂には間伐材で作った真新しいベンチや使途のよく分からない休憩所のようなものがあった。誰が何のために作ったのか???430MhzでのCQに堺市のJA3WPNから応答があり次に向う。

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天下峰山頂

 高峰山(298m)

 天下峰からさらに登山道を南へ進み、関電の鉄塔下を過ぎてしばらく行くと府道に出る。そこから府道を右に進むと日清都カントリークラブの門があるので、その車道を上がっていく。途中から木幡へ下りる林道に入り、さらに高峰山への分岐を左に進む。ここまではしっかりとした道であったが、山頂への道が分からず、それらしいところから山頂目指して少しの藪こぎをしながら直登する。山頂は展望無く雑木が茂っている。14Mhzで沖縄移動のJI5RPTと交信する。最近、太陽黒点数が100を超える日があり、サイクル24もいよいよ上昇傾向になってきたようだが、この日は18Mhzや14Mhzで聞こえたマレーシアやカンボジアを呼んだが、QRZすら返ってこなかった。5Wに簡易なDPアンテナでのDXは、相手の設備とコンディション次第のようだ。

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高峰山山頂

 

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綴喜郡井手町で山ラン

2011-02-20 | 山と無線

2月20日(日)

今日は綴喜郡井手町で5山の山ランを計画しました。

有王山(378m)「田辺」

 国道24号線から府道321号に進み田村新田に向います。有王分校手前で右折し、有王山の西側を巻く舗装道路を登ります。標高が最も高い地点に車をおき、北側に延びた山道に入ると、途中から荷造り紐の案内がありました。駐車場所からは200m余りで有王山山頂に着きました。430Mhz・FMで八幡市移動のJJ3TDZと交信しました。

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有王山山頂のプレート

駒留山(475m)「田辺」

 有王分校手前まで戻って右折します。左手に廃屋のあるところで道は二股になりますが、「どちらも行き止まり。ここでUターンせよ」との趣旨の看板があるので、廃屋横に車を置いて地図にあった駒留山への道を歩きます。途中から道は不鮮明になりついに分からなくなりましたが、植林地の急斜面をGPSたよりにピーク目指して登りました。何とか駒留山の三角点に到着。山名プレートには「飯盛山」と両方の表記がありました。駒留山は井手町の最高標高点のようです。交野山移動のJM3GVHに声を掛けてここも終了。下山は尾根筋の踏み跡を辿りましたが、和束町との境界にある堰堤横に下りてしまいました。府道を歩いて駐車場所まで戻りました。

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駒留山の三角点、地形図にある実線の道は見当たらない

片原山(373m)「田辺」

 分校横の府道に車を停めて、片原山への林道を歩き始めました。この林道は国有林の管理道のようで、舗装はされていませんが幅員はこのあたりの舗装路より広く、十分車で走行できます。現に、ハンターの車列やオフロードバイク、マウンテンバイクなどが何台も通り過ぎます。林道の標高が最も高くなった峠の辺りで、左側の斜面にテープを巻いた木があり、そこから100mほど山道を登ると片原山の山頂に着きました。堺市のJA3WPNと交信して3座目も終了。

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片原山の山ランプレート

大焼山(429m)「田辺」

 大焼山への道は幾つかあるようですが、今回は先ほどの片原山林道を先へ進み、地形図で大焼山の南側から延びる道を辿ることにします。しかし、取り付きがよく分からず大分あたりをうろうろしました。下山時に確認したところでは、広い林道のようなところでした。山道はしっかりした道がついていますが、オフロードバイクが走った跡で荒れていました。尾根筋に出てからは十二分なテープが山頂まで誘ってくれました。430Mhz・FMでのCQに京都市北区をモービル走行中のJQ3CPMから呼んでもらいました。

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大焼山山頂

天王山(120m)「田辺」

 時間も早かったので、帰りがけに天王山に寄って行くことにしました。地形図には載っていませんが、三省堂の日本山名事典に掲載されており山ラン有効です。事典に掲載された緯度経度を頼りに山頂を探します。目指すポイントは道路から少しだけ斜面を上がった果樹園の中で、標高は120m。斜面の途中で山のピークではありません。なぜここが山頂なのか?です。帰ってからインターネットで調べてもはっきりせず、ここから北に1kmほど離れた多賀の高神社の辺りが小字天王山となっており、ここもピークではないものの標高は120m、?です。とりあえず430MhzでのCQに城陽市モービル移動のJL3GSTから声がかかり本日の5山を終えました。

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歩道を入った先が天王山

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剣尾山から横尾山、北摂の山へ

2011-02-13 | 山と無線

2月13日(日)

3連休最終日、天候も一番安定していると見て北摂の山を計画した。大阪府能勢町の行者山から剣尾山へ登り、京都府との府界である横尾山へ、さらに近くの城山を加えての4山だ。

京都の自宅を車で出たのが7時30分。縦貫道を亀岡ICで降りて国道423号、犬甘野口から府道732を右折して能勢町へ向う。途中の峠は路面に雪が残り凍結している。能勢の郷の駐車場に9時に着いたが、どこに停めようかうろうろしているうちに30分のロスとなった。結局、玉泉寺を上がった登山口に通じる林道の路肩に停めて登り始める。大阪環状自然歩道として整備された階段の多い登山道だ。昨夜からの雪が薄っすらと残っている。行者山(469m)へは20分ほどで着いた。和泉市槙尾山移動の山ランメンバーJO3DBBと交信成立。

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行者山山頂

剣尾山への道もよく整備されている。雪はさらに多くなり10cm前後の新雪の道を歩く。行者山から50分余りで標高784mの剣尾山に着いた。展望は広がっているが、雪雲がかかり視界はよくない。430FMのCQに、先ほどのDBB局ほか、桜井市鳥見山移動の山ランメンバーJO3TXX、下京区のJO3XYH、加古川市のJK3HAMから声がかかる。

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剣尾山への登山道、雪が多くなってきた

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剣尾山山頂、愛宕山方面の展望

剣尾山を後にして横尾山を目指す。少し進んだところでトレースがなくなり、完全な新雪となる。雪はさらに多くなり20cmから吹き溜まりでは40cm程の雪山歩きをしばし楽しむ。すると横尾山から来た登山者と出合い以後はそのトレースを辿る。約35分で到着した横尾山山頂(785m)は、雪の中に三角点があり、亀岡方面に展望があった。平野区のJR3ADIと交信してまずは山ラン達成。すると、金剛山移動の山ランメンバーJH3JFFから声がかかる。何と、JFF局をはじめ5局が金剛山に移動しているとのこと。JA3JCH、JH3ETK、JS3LOW、JP3EPM各局と次々に交信することが出来た。途中から雪が降ってきたので、昼食は後にして来た道を下山する。

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横尾山山頂も雪の中、北側の展望が開けている

車に戻って本日の4山目城山に向う。城山の南麓に住宅地が造成されており急な坂道の車道を上がる。坂の終点手前に車を置いて、坂の先に付けられた赤テープを頼りに急斜面をしばらく登ると、整備された遊歩道に飛び出した。そこからは木製の階段を上がると城山山頂に着いた。三角点のあるほうはテレビアンテナがあるが、山のピークである433mの山頂は広い平地に雑木がぽつぽつあるだけで山頂を示すものは何も無い。交野山移動の山ランメンバーJM3GVHに声を掛けて4座目を終了し帰路に就いた。

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城山山頂はただ平地が広がるのみ

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京都南部で低山巡りと鷲峰山

2011-02-06 | 山と無線

2月6()

 今日は地形図「笠置山」にある低山めぐりを計画した。予定では、妙見山(263m)、湾標山(230)、湯谷山(382m)井手山(120)、流岡山(122m)の五山を考えていたが、湯谷山は思いのほか時間がかかりそうだったので今回はパスし、代わりに鷲峰山(682m)と御林山(402m)を加えて6山を巡った。

 妙見山(京都府木津川市と相楽郡和束町の境界、263m)

 和束町の撰原集落から、「相楽東部クリーンセンター」への案内標識に導かれ、車一台通るのがやっとの細い道を上がる。道の両側には茶畑が広がる。GPSが妙見山まで100mほどの距離を示すところでクリーンセンターへは大きく右折するが、直進すると車2台ほどの駐車スペースがあった。明確な道は無いようなので、ピーク目指して斜面をよじ登る。ほどなく三角点のある山頂に着いた。神戸市菊水山移動のJS3WFDに声を掛けて1座目終了。下山は往路を辿る。

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妙見山山頂ではJS3UUU局のプレートがお出迎え

 湾標山(京都府木津川市、230m)

 妙見山を下山して駐車位置まで戻ると、地形図に南東の銭司集落へ通じる道がある。この道で湾標山へ行くことにして歩き始める。道幅は1m近くもあろうかという道だが、最近は誰も歩く人は無いようで倒木や笹があり歩きやすい道ではない。突然茶畑が現れて農道を歩くが、道を間違えてクリーンセンターの上部に出る。目指す湾標山の電波塔は隣の尾根だ。少し戻って山道に入り再び別の茶畑に出る。この辺りは、いたるところに茶畑があり地図にない道が縦横に延びているのでややこしい。今度は目の前にドコモの電波塔がお出迎え。山頂はアンテナ横を通って明確な道を少し進んだ先だ。山頂には目印となるものは何も無い。CQを出すと、堺市からJA3WPNが呼んでくれてここも完了。

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湾標山山頂手前にあるドコモのアンテナ

 井手山(京都府木津川市、120m)

 加茂町井平尾集落の北にある山。南側から登るが、山裾は茶畑となっている。この辺りの道路も細く、普通車では通るのも苦労するような具合だ。地元の人に駐車場所を聞くが、府道のバス停の辺りがいいとのことでそれに従う。さすがに地域の人は山の名前はよく知っており、登れるかどうか聞く。「山は登れるが今日はサルが多い」とのこと。用心しながら登る。するとすぐにサルの群れに出会う。茶畑を過ぎると放置された茶の木と笹が生い茂るが、道は笹が刈り込まれていて問題なく歩ける。しかし、ここでもあちこちでサルの親子連れが道を横切る。人間を見ると避けてくれるので何とか山頂辺りまで行くことができた。山頂には目印は何もなし。ここでは7Mhzのアンテナを張って、滋賀県高島市移動のJF3ELHのCQに応答する。

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井手山の茶畑から加茂駅方向を望む、右手が流岡山

 流岡山(京都府木津川市、122m)

 井手山の南西で和束川が木津川に合流する西側にある独立した低山。何処から登ろうかと車で山の北側と西側を観察するが、これといって決め手は無いようだ。山の東麓にお寺があり、その裏に墓地があるのでそこから登り始める。墓地の上部は明確な道ではないが、人の歩いた跡がある。所々藪になっているがテレビアンテナのものと思われる同軸ケーブルに沿うようにピークを目指す。山頂には壊れて放置されたテレビアンテナがあり、その先に三角点があった。三重県松阪市移動のJA3JCHに声を掛けて山ラン終了。

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流岡山の三角点は笹薮の中

 鷲峰山(京都府相楽郡和束町、682m)

4座終了した時点でまだ時間が早かったので、帰りがけに車でいけそうなところとして鷲峰山に行くことにする。鷲峰山は京都南部では有名な山で、山頂近くに修験道場の金胎寺がある。寺まで車が入れるようだが、遠慮して下の林道に車を置き参道を上がる。法螺貝の音が聞こえてくる。多宝塔の左に山頂への道があり、山頂には宝篋印塔がある。琵琶湖や比叡山が望めるとあるが、今日は霞んでいてはっきりしない。鷲峰山の一等三角点はこの山頂ではなく北東に800mほど離れた位置にある。CQを出すと井手町移動のJH1HQW、JA1THHから声がかかる。すると、JA3WPNからQSPがあり、山ランのJI3NXKが流岡山に登っているとのこと。先ほど私が行ってきた山で、先日の喜撰山といいニアミス続きの偶然に驚く。NXK局とも無事交信を果たす。

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鷲峰山山頂の宝篋印塔

 御林山(京都府綴喜郡宇治田原町、402m)

 鷲峰山から地福谷林道を郷の口方面に下り、途中から御林山林道へ右折する。林道のピーク辺りに生活環境保全林として整備された広い駐車場があるのでここに車を置く。駐車場の向かいに案内板があり、その横にある階段を登る。途中から右手にある踏み跡を辿ると三角点のある御林山山頂に着いた。CQを出すことしばし、山ランメンバーのJN3KWDが宝塚から応答してくれ、やっと帰路につくことが出来た。

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御林三山頂の三角点

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