2024年5月26日(日)
京都府と福井県の県境にある頭巾山(871m)に登る。この山も山ランを始めた頃に一度美山町側から登っているが、今回は福井県側から登ることにした。
国道162号のおおい町にある道の駅付近から県道に入り、野鹿の滝の案内に従って舗装された林道を進む。舗装路終点に駐車スペースがあるのでここに車をおいて後はダートの林道を歩く。この辺りは野鹿谷国有林で、林道の状態も悪くない。頭巾山の登山口は駐車場から1.2km先にあり、谷に降りて対面の登山道に取り付く。この先はやや急な斜面に九十九折りに付けられた登山道で高度を上げていく。道は細いがしっかりした良い道だ。尾根筋の道に乗って山頂近くまで行くとロープが付けられた所があるが、一度も使うことなく歩けるような感じだ。
駐車地には登山口まで1.2kmの標識
林道を降りて左の谷へ
歩きやすい道
トチノキを見上げる
ようやく尾根筋に乗った
ロープが多いがちょっと邪魔
明るくなって山頂が見えた
山頂手前で綾部からの道に合流すると山頂はすぐだ。山頂には小振りながらも立派な社が建っている。以前はあった避難小屋はなくなっていた。山頂からの眺望は素晴らしく、ほぼ360度の眺望が広がる。山頂は余り広くないので何処にアンテナを立てようかと思案するが、まずはハンディトランシーバーで430Mhzを聞いてみる。日曜で標高もそこそこあるので多くの局が入感しており、とりあえずはCQを出してみた。7局と交信(うち山頂同士のS2Sは4局)出来たのでSOTAの目標は達成。場所を少し移動してHFのアンテナも立ててみたが、こちらはどうも調子が良くないようで交信には至らなかった。
綾部からの道が合流、尼来峠の標識も
やせ尾根の先に山頂
三角点は社の後ろ側
福井県境を行くと橫尾峠、南は洞峠への標識
やや霞んでいるが北は若狭湾
山頂の社を正面から
下山は同じ道を下る。今日は最高の登山日和であったが、ほかの登山者と出会うこともなく静かな山を楽しんだ。