2013年6月22日(土)
奈良市と天理市の境界にある国見山(680m)は両市の最高峰である。国見山と周辺の山に登るべく京都から車で向う。
最初に向ったのは高峰山(632m)。名阪国道を福住インターで下りて下入田集落から左の道を入る。産廃工場から先は簡易舗装された高峰林道となり、車で進んでみるが道路状態が良くないようなので引き返し、産廃工場の手前の路肩に車を停めた。傾斜の緩やかな林道を20分も歩くと、アンテナの立つ高峰山山頂に到着した。632.2mの三角点はアンテナの後にあった。430MhzでのCQに、奈良市のJH3CRB局他から応答いただく。
産廃工場の前から林道高峰線を登る
高峰山山頂
山頂のアンテナ
次に向ったのは国見山。国土地理院の旧地形図には名前がなかったが、現在のウオッ地図には名前が載っており、山と渓谷社の新・分県登山ガイド「奈良県の山」でも紹介されている。山ランが目的なので、出来るだけ簡易なコースをと考えて、南麓の別所集落から登ることにし、県道の路肩に車をおく。集落の急な坂道を登ると国見山への標識があった。明確な山道を20分余り登るとベンチやテーブルもある国見山の山頂に到着した。「奈良県の山」では西側の展望が良いと紹介されていたが、生憎と今日はガスで何も見えない。もしかするとガスのせいでなく、西側の木が茂ってきたからかもしれない。430MhzでのCQに堺市のJA3WPN局他から声がかかる。
別所集落先の登山口の標識
国見山山頂の様子
山頂から東方向にはわずかな眺望
次に向ったのは国見山の西隣にある城山(528m)。地図で見るとすぐ横で近いが、登山口の中畑町に向うには、名阪国道を戻って五ヶ谷インターで下りる。舗装路は城山の南で行き止まりとなっており、ここに車をおいて左手の林道を登る。最後は山道となるが山頂まで道がついており、駐車場所から20分もかからずに真新しい鳥居の建つ山頂に到着した。交野山から出ているJM3GVH局を呼んでここも終了。
舗装路終点から左の林道に入る
城山山頂の五社大明神
社の後にあった三角点
本日の最後は虚空蔵山(182m)。中畑町から県道187号を西に向かい、弘仁寺の参道を入って山門前に駐車させてもらう。本堂の左から山道に入るとすぐに小さな社のある山頂に着いた。7Mhzで所沢市移動のJA1HGV局と交信できた。
弘仁寺の本堂
山頂の神社
神社の横にあった石柱、昔旗竿でも立てたものか?