JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

山ラン忘年会後の天保山移動

2010-11-28 | 山と無線

11月28日(日)

 日本全国の山の山頂からアマチュア無線で交信して、様々なランキングを集計している山ラン(山岳移動ランキング通信)の会員となって1年。今日は近畿在住の会員による忘年会が大阪で行われ、私も初参加させていただいた。登山や無線を共通の趣味とする先輩方のお話は尽きることがなく、あっというまに2時間45分が経過した。

 終了後、せっかく大阪まで行くのだからと計画していた低山移動に出発。港区の天保山公園内にある「天保山」は標高4.5m、日本一標高の低い山として知られている。そんなためか、結構人が訪れ記念撮影などをしていく。標高が低く周りには高い高架橋などの構造物があり、無線をするにはロケーションはよくない。案の定、430mhzをワッチしてもほとんど電波の入感はない。しばらくCQを出していると、先ほどの忘年会参加者のJS3UUUが弁天町駅あたりから呼んでくれ、何とか日本一低い山を征服することが出来た。

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天保山公園の山頂付近

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二等三角点がこんな感じで埋まっていた、登頂証明書も発行するとある

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京都南部でお手軽山ラン

2010-11-27 | インポート

11月27日(土)

 今日も行楽日和、そして今日から2日間はCQ WW DX Contest の日でもある。QRPのお手軽移動でどれだけDX(海外など遠距離との交信)ができるか気になっていて、今日はコンテスト目当ての山ランを計画した。

 目的地は綴喜郡井手町の大峰(303m)、地元では万灯呂山と呼ばれているらしい。舗装された林道があり、車で山頂まで行けるようだ。自宅から車で出発、国道24号のバイパスも宇治あたりで渋滞に巻き込まれる。朝から他府県ナンバーの車が多い。今年人気の奈良に向う車が多いようだ。大峰山頂の駐車場に他に車はないが、自転車で登ってくる人が何人かいる。展望台からは北は京都の愛宕山、西山の峰々、そして南の生駒山などが一望できる。

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大峰展望台からの展望

 山頂の展望台でコンテストを聞こうと14MhzのDPアンテナを張る。CWのフィルターを入れてはいるが、FT817ではメジャーなコンテストは聞きづらい。バンドを下から順にワッチしたが、強く入感しているのは日本のほか、中国、ロシア(アジア)、韓国、台湾など近場のようだ。混信が多くどうもじっくりとワッチする気になれない。そんな中アメリカ西海岸から強力に入感しているW7WAがあり呼んでみる。一発で応答があり山ラン終了。ほかに山ランDXで目新しいところもなく、戦意喪失で方針変更。綴喜郡井手町移動なら7mhzでも呼ばれるだろうとアンテナを継ぎ足す。CWで20局余りと交信し、とりあえずは満足する。

 本日の2座目は、北峰(240m)。大峰のすぐ北にあるが地図で見ると道の表示はない。ネットで検索してもほとんどヒットするものがない。ダメもとで予定していたものだが、大峰の展望台北端に「龍王の滝まで800m」の標識があり、大峰への登山道があるのでここを下りてみる。300mほど下りたところで北峰との鞍部に着き、林道や滝への標識がある。そこから北側に細い尾根筋の踏み跡があり、そこをたどるとすぐに北峰の山頂に到着した。山頂は雑木が茂っていて展望はない。JS3UUUとJH3JFFの山ランプレートだけが山頂であることを示している。430mhzでCQを出すと、いつもお世話になっている堺市のJA3WPNから応答がある。

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北峰山頂、展望なし

 本日の3座目は城陽市の鴻の巣山。公園の駐車場は2時間まで無料で停められる。公園前の道は何度も通っているが、公園に入るのは初めてだ。様々な遊具のほか宿泊施設もあり、家族連れで結構にぎわっている。「山背古道」の案内板に従って行くと、10分もかからずに山頂(118m)に着いた。山頂には東屋や展望台があり、大峰ほどではないが西山方面の展望が広がっている。とりあえず430Mhzをワッチすると、ポンポン山に登っているJO3ALU局がCQを出しており交信できた。

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鴻の巣山山頂

 本日の最後は宇治市の御蔵山。山ラン有効ポイントのようだが地図に山名の記載はない。ネットなどで検索してみると標高は90mだったものが宅地造成で61mになったとある。緯度経度の座標も書かれたものがあるが、どうも山頂がはっきりしない。時間もあるしまあダメもとでとりあえず行ってみた。現在の御蔵山は住宅が密集し、標高の最も高い所には御蔵大明神がある。その北西角に三等三角点80.9mがあるが、ここが山ランポイントかどうかは不明だ。とりあえず7mhzで、宮城県気仙沼市に移動していたJO7JTV局と交信し本日の山ランを終了した。今日は歩いた時間は30分ほどで登山とも言えない山ラン山行きであった。

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御蔵山小学校前の大明神、歓喜天とも言うらしい

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御蔵山三角点横にあったプレート

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赤坂山から大谷山へ

2010-11-21 | 山と無線

11月21日(日)

 滋賀県と福井県の県境の山、赤坂山と大谷山に登ってきました。高島市のマキノ高原が登山口。マキノ高原には始めていったのですが、高原手前のメタセコイアの並木道が素敵で、北海道にでも来たのではないかと思えるほどでした。車を停めて写真を撮っている人がたくさんいました。マキノ高原には日帰り温泉「さらさ」が出来ており、その前に無料駐車場がありました。今日は「関西シクロクロス2009-2010第2戦マキノ高原」という自転車競技が行われており、多くの選手や応援の皆さん、スタッフなどでにぎわっています。

 始めは赤坂山から登ります。遊歩道が整備されているのですが、木製の階段が崩壊し、水が走って大きくえぐれているところが目立ちます。お金を掛けて整備したのでしょうが、後の維持が出来ずかえって歩きにくくなっています。標高450m位までは紅葉もピーク、そこを過ぎるとブナなどの広葉樹もすでに落葉しています。粟柄越の稜線が近くなるとそうした樹木も見られなくなり、ササや潅木のみの稜線歩きとなります。登り始めから95分で赤坂山山頂(824m)に到着、風が強く遮るものがないので急に寒くなります。しかしまさに360度の眺望で、日本海から雪を被った白山、伊吹山、鈴鹿、比良の山々などが望めます。430mhzで彦根市のJM3FNV、高島市のJO3SHFと交信し、次の大谷山に向いました。

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赤坂山山頂山 

 大谷山へは来た道を粟柄越まで戻り、その先も展望の稜線をひたすら歩きます。約1時間で寒風というピークを過ぎ、その先の潅木の間で軽く昼食、大谷山まではさらに30分ほどかかりました。

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粟柄越の先から大谷山方面の稜線を見る

 大谷山山頂(814m)も360度の大眺望が広がります。福井県よりになだらかな斜面があり、アンテナを広げるのにちょうどよい低木があります。7Mhzのアンテナを張ってCWで福井県三方郡美浜町移動のCQを出すとボツボツ呼ばれだし、そのうちに小さなパイル状態になりうれしい悲鳴です。30分足らずの間に31局とQSOでき、いつもの山ランとは一味違った久しぶりの移動運用にも大満足です。

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大谷山山頂。後ろのDPアンテナが見えますか

 遅くならないうちに急いで撤収し下山します。20分ほどで山頂から寒風まで戻り、そこからは西谷林道分岐、スキー場ゲレンデを経て駐車場についたのは山頂から90分後でした。

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比叡山に登る

2010-11-20 | 山と無線

11月20日(土)

 今日の京都は小春日和で、紅葉を求める観光客がとても多い。5番のバスも大幅な遅れの上に車内も観光客で混んでいる。修学院離宮道のバス停で下車し、京都側からのもっともポピュラーな登山道であるきらら坂から比叡山を目指す。バスを降りたのが10時40分。音羽川の左岸を歩き、登山口まで約20分。最初はU字に深く掘れた道だが、水飲対陣跡を過ぎると歩きやすい道となる。登山口から1時間余りでケーブル比叡駅横に到着、初めて休憩を取る。

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ケーブル駅横から宝ヶ池方面の展望がよい。遠くには愛宕山が霞んで見える

 そこからは紅葉を眺めながら管理用の舗装路をゆっくりと上がり、30分で四明岳山頂にあるガーデンミュージアムに到着した。昔はここに遊園地があったが、今では陶板画と庭園の施設となっている。花の季節も終わりに近づき、ハイシーズンには1,000円の入園料も半額になっている。山ランに有効な四明岳(838m)山頂はこの庭園の中にあり、どうしてもお金を払って入園しなければならない。ちょうど展望台のあたりが山頂のようだ。展望台からは360度眺められ、遠く白山が見えることもあると書いてあるが、今日は霞んでいてそんなに遠くまで見渡せない。展望台から枚方市国見山移動のJM3GVHに声を掛けて山ラン終了。せっかく入ったのであとは園内を散策し、昼食もベンチでゆっくりと食べる。

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池越しに四明岳山頂の展望台を見る。絵画のような風景だ

 園内をゆっくりと散策したので、比叡山のもう一つのピークである大比叡山頂に向う。山頂の駐車場を挟んですぐ目の前にあり、10分とかからない。大比叡(848m)山頂には一等三角点があるが、四明岳と違って訪れるのはハイカーだけだ。50mhzのアンテナをセットするが入感なし。144mhzで三重県津市移動のJN2JBN、JL3HZCと、430mhzで奈良若草山移動のJQ3CUQと交信できた。下山は基本的に来た道を戻る。午後になっても登ってくる登山者と次々に出会う。水飲対陣跡からは赤山蝉院への道を下った。

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大比叡山頂の三角点

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鞍馬山の紅葉を見に

2010-11-14 | 山と無線

11月14日(日)

 昨日の醍醐山に続いて今日は鞍馬山に古刹を訪ねる。出町柳駅から叡電に乗る。観光シーズンとあって結構混んでいる。模擬試験でもあるのか二軒茶屋で高校生の団体が下りる。これでもかというくらい今風の山服で決めた若い女性もいる。紅葉の洛北は人気スポットのようだ。

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鞍馬寺仁王門前、俗界と浄域の結界

 鞍馬駅から鞍馬寺に入る。仁王門で拝観料を払う。200円とえらく良心的な金額だ。その先にケーブル山門駅がある。鞍馬寺のケーブルカーは、全国でただひとつ宗教法人が運営する鉄道事業だとのこと。距離200mも全国一短い路線らしい。施設維持協力費として100円を払い2分間の車上の人となる。

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可愛らしいケーブルカー

 ケーブルカーは多宝塔駅で終わり。その先は本殿金堂まで約500m歩かなければいけない。もみじの紅葉がすばらしい。金堂前の展望台からこの後登る竜王岳がよく見える。

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本殿前から竜王岳の展望

 鞍馬山の山頂は奥の院への途中から登る。進入が制限されているため、この先は観光客もなく静寂が訪れる。鞍馬山山頂(580m)は国有林の中で、鞍馬寺の経塚がある。430Mhzで昨日も交信した8N3Bと交信する。昨日から比叡山に移動運用に来ているそうだ。

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鞍馬山山頂の経塚

 鞍馬山での山ランを終え、来た道を戻る。山門前の車道を少し花背方面に行くと、薬王坂への道がある。薬王坂は、鞍馬と比叡山をつなぐ古道のひとつだ。坂の頂上付近から竜王岳への分岐がある。北山トレイルの標識があり迷うことはない。ここから先は余り人が歩いていないようで、ところどころ蜘蛛の巣が張ったりしている。竜王岳山頂(500m)は経塚があるのみでひっそりとしたところだ。430MhzでCQを出し、宝ヶ池からハンディ1W運用のJQ3CPM、御所市大日岳移動のJH3JFF、堺市のJA3WPNと交信する。

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竜王岳山頂にも経塚があった

 竜王岳山頂での山ランを終え、薬王坂に戻ると今度は静原方面に下山する。この先は本日最後の箕ノ裏ヶ岳を目指す。静原の畑では、スグキの収穫をしている農家が多かった。老人ホームの裏を通り、岩倉村松町への道を上がる。峠の辺りには墓地があり、その反対側に箕ノ裏ヶ岳への上り口がある。約30分で標高433mの山頂に到着した。竜王岳以降は一人の登山者にも出会うことはない。山頂ではHFのアンテナを張ってみるが、18mhzも14Mhzもコンディションはいま一つのようで、結局7Mhzで犬上郡甲良町移動のJF3ELHや魚津市移動のJA9URと交信した。下山は岩倉村松町への山道を下る。途中で林道と交差し、その先の山道が不明瞭だったのでここからは林道を選んだ。

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箕ノ裏ヶ岳山頂

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醍醐山から高塚山へ

2010-11-13 | インポート

11月13日(土)

 紅葉を訪ねて伏見区醍醐へ行ってきた。自宅を出たのが10時半、遅いスタートになってしまった。醍醐寺の駐車場は半分くらい埋まっている。駐車料は700円、ちょっと高いが時間制でないのが山に登るには都合がよい。寺の参拝料も醍醐寺と上醍醐は別になっている。上醍醐だけなら600円、女人堂で払って参拝券をもらう。ここから上醍醐まで参道を登る。

 上醍醐には准胝堂や開山堂などの国宝級の建物が点在しているが、今日の目的は参拝ではないので前を通り過ぎる。開山堂の横に「醍醐山山頂540m」と記載した標識があるが、本当のピークは横峰峠への道の途中にある。五大堂の下に「横峰峠へは通り抜け出来ません」と書いたプレートがあり、山道に侵入できないようにしてあるが、横に明らかに人の歩いている跡があったのでそこを進む。女人堂で参拝料を払ったときに寺の人に聞いたら、「横峰峠へは危険なので行けない」と言っておられたが、まったく危険はない。醍醐山山頂(454m)は道の途中にあり、数枚のプレートが木にかかっているだけだ。430Mhzで山ランメンバーのJA3JCHとJO3ALUが交信中だったので、ブレークを入れてレポート交換をすませた。

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上醍醐五大堂 (上醍醐へのリンク)http://www.daigoji.or.jp/garan/garan_frame/kami_garan_frame_j.html

 横峰峠からは京都国際カントリーへの車道を登る。1kmほど車道を進むと、高塚山や桜の馬場に通じる山道が取り付いている。途中2箇所ほど分岐があるが、いずれも左を進むと三角点のある高塚山山頂(485m)に着いた。左京区から出ていた「国民文化祭」記念局の8N3Bと交信し山ラン終了。下山は醍醐寺に直接下る道を選んだ。

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高塚山山頂

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舞鶴で多禰山と愛宕山

2010-11-07 | 山と無線

11月6日(土)

 6日は舞鶴市の大浦半島にある多禰山へ行った。京都市内の自宅を8時15分出発。京都縦貫道と舞鶴若狭道を乗り継いで東舞鶴ICで下りる。R27を西へ走ると引揚記念館への案内があるので右折して大浦半島へ。府道21号を大浦ハイランド方面へ行くと、多禰寺への案内がある。多禰寺の上に参拝者用駐車場があるのでここに車をおいた。そのまま車道をしばらく進むと「おおうら森林公園」の案内板が立っている。ここが西登山口、山頂まで1.3kmの表示もある。森林公園で整備された広い遊歩道を上がる。途中、何箇所もお地蔵さんが点在し、真新しい花が供えてある。木々の葉も色づき始め、気持ちのよい山歩きが楽しめた。30分程で一等三角点のある広い山頂(556m)に到着した。砲台跡や記念の石碑などもあり、日本海と舞鶴湾も望める。50mhzで岡山県移動のJR4EUDに声掛けして山ラン終了。しばらくCWとSSBでCQを出してみたが応答なく、あきらめて昼食とした。

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多禰山山頂の案内板

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舞鶴湾越しにクレインブリッジと多禰山を望む

 次に向ったのは愛宕山(東舞鶴)。自衛隊の東側にある282mの山で、地図で見ると山頂まではっきりした道と山頂には寺の記号がある。麓から眺めるとなかなかの姿だ。麓の智性院の横に車を路上駐車し、林道を登り始める。最初は竹薮の中の薄暗い道で、水が走ってぬかるんでいる。その先で山道となるが、ところどころ赤いテープはあるものの、最近は誰も歩いていないような荒れた道だ。山頂まで廃道のような道を苦労しながら上がる。ようやく到着した山頂は、雑木と竹が混じった荒い藪で寺の建物も見当たらない。ただ、平たくなった山頂のあちこちに、穴を掘ったような跡があり、瓦の破片も散見されて寺の遺構のような感じはある。HFのアンテナを張るのも一苦労し、ようやく7Mhzで四条畷市移動ののJ03OMA局と交信して急いで下山した。

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国道のあたりから眺めた愛宕山

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焼杉山から瓢箪崩山を縦走

2010-11-04 | 山と無線

11月3日(水)

 好天に恵まれた文化の日、左京区大原の焼杉山から瓢箪崩山まで縦走するコースを歩いた。

 7時20分出町柳発の京都バスで大原へ、8時大原バス停を出発する。焼杉山への登山口は幾つかあるが、交通の便と後のコースを考えて戸寺から尾根をたどるコースを選択した。市立大原学院の前にある尾根を少し寂光院の方へ行くと「焼杉山登山口」の標識がある。歩きやすい尾根道だが樹林に覆われ展望はない。山頂まで280m位のところで尾根を巻く道となり、大原の町が望める。その先で古知谷からの道と合流し、山頂まではもう少しだ。登り始めから75分で焼杉山山頂(718m)に到着した。焼杉山は大原三山の一つで、最高峰だ。430mhzで八幡市の鳩ヶ峰に移動している山ランメンバーのJM3GVHと交信する。

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焼杉山山頂の三角点

 焼杉山から翠黛山と金毘羅山の大原三山を縦走する。ところが、地図と標識をよく確認しないまま思い込みで歩き始めてしまい、縦走コースでなく寂光院からの直登コースを下ってしまった。どうもおかしいと思いながらどんどん下って、はっきりと間違いに気がついたときには引き返す気力もないほど下ってしまった。今日はもうやめようかと考えもしたが、林道からもう一度焼杉山と翠黛山の鞍部に上り始める。結局、翠黛山まで75分を要した。ここは山ラン終了済みなので、次の金毘羅山へ先を急ぐ。翠黛山から20分で金毘羅山山頂(580m)に到着。金毘羅山の三角点は山頂から少し離れたところにあり、前回登頂したときに山頂と勘違いして山ラン無効となった経緯がある。今回は三角点には寄らず、山頂でCQを出す。すぐに堺市のJA3WPNから声がかかる。山頂には石の三宝大神があるが、すっかり朽ちている。

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金毘羅山山頂の三宝大神

 金毘羅山からは江文峠への道を下る。ここまで誰にも会わなかったが、金毘羅山は人気の山で多くの登山者とすれ違う。江文峠に着いたのが11時45分、ここで昼食とする。

 江文峠の府道を挟んだ反対側に、瓢箪崩山への登山口がある。なだらかな登りと平坦な山道が延々と続く。寒谷峠から先に急な岩場がありそれを越えると瓢箪崩山の山頂(532m)だ。江文峠から65分ほどかかった。山頂は比叡山方面や大原、岩倉方面に少し木が切り開かれ展望がある。144mhzの簡易なDPアンテナをセットし、CQを出していた津市移動のJA2UIVと交信。その後も声掛で八尾市移動のJA3PUX、橿原市のJN3LVG局、紀ノ川市移動のJN3VLLと交信する。すると、大和郡山市のJQ3RIW、長浜市のJI3QEB、宇治市のJI3MCMから呼ばれる。久しぶりに多くの局とQSO出来たが、寒くなってきたのでこのあたりで切り上げとした。下山は岩倉花園町への道を下った。45分ほどで花園町の集落に到着、長い縦走を終えてさすがに足に応えた。

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瓢箪崩山山頂での運用風景、比叡山が間近に望める

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