JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

雲取山で無線運用

2023-05-28 | 日記
2023年5月28日(日)
 京都北山にある雲取山(911m)に登った。10年以上前に一度花脊から登って山ランは終わっているが、SOTAに有効なので再度登ることにした。今回は京北町芹生から登ることにして自宅から貴船を抜けて芹生を目指す。このルートだと自宅から登山口まで20km程しかないのでのんびり出かけることが出来る。久しぶりに通る貴船は朝から多くの観光客が歩いており、狭い道を気を遣いながら通った。
 芹生まで行くと道端にクリンソウが咲いているのが車からも見える。初めての道で先が分からないので林道の路肩が広くなったところに車をおいた。その先も林道を歩き三ノ谷出合へ。登りは三ノ谷を入る。谷筋を詰め最後に山腹を登るが、山頂手前でちょっとルートを外れたようで馬酔木の藪に難儀した。
駐車地点の近くにあった伏状台杉
クリンソウはあちこちに多い
花はいろいろ咲いていた
三ノ谷を入る
谷筋を詰める
 雲取山山頂は展望はない。誰もいない山頂で430MHz・FMハンディを出してワッチするとそこそこの局が入感している。結局CQを出すこともなく呼びに回って5局と交信することが出来た。登山者がやってきたので撤収しニノ谷を下る。こちらは三ノ谷より踏み跡がはっきりしているように思った。途中で立命のワンゲル小屋があり、その先は渡渉を繰り返しながらニノ谷出合を経由して駐車場所までのんびりと戻った。
雲取山山頂
下山中に見た花

ちょっとだけ展望があった
立命館大学のワンゲル小屋


ニノ谷出合

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伊賀市の霊山

2023-05-21 | 日記
2023年5月20日(土)
 伊賀市拓植にある霊山(766m)は地図を見ると山頂にアンテナがあり車道が描かれている。以前別の山に登ったついでに車で登ろうとして、路面状況が余りに酷く途中で撤退したことがある。今回は霊山に登ることだけを目的に京都から下道を通ってやってきた。登山ルートは何本もあるようだが、一番登る人の多そうな霊山寺からの往復とした。
 霊山寺の広い駐車場に着くと既に何台もの車が駐まっていた。ネット情報によると、霊山寺は平安時代初期に伝教大師が開いた寺院で、古くは山頂に七堂伽藍があって多くの信仰を集めていたが、天正の兵火により焼失し江戸時代に現在の地に再興されたとのこと。こんな情報も帰ってから仕入れているので現地ではさっと通り過ぎてしまう😅  
霊山寺の駐車場
本堂の右に県天然記念物のオハツキイチョウ
 鐘楼の奥が登山口で途中には古い石仏が埋もれるように点在していた。いったん車道と合流するところが一合目で、ここから200m毎に標識が設置されたいた。六合目あたりには大きな石に掘られた六地蔵があり、これも相当古いものかも知れない。
苔むした石仏が埋もれるように点在する
クリンソウが咲いていた
ここが一合目
六地蔵が掘られた石
オオカメノキかな
またまたクリンソウ
 霊山の山頂は周りが一段高くなった寺院跡で、山頂周辺にも幾つもの平地があった。山頂からは伊賀盆地の眺望が素晴らしい。ベンチに腰を下ろして430MHz・FMでCQを出す。愛知県や三重県、滋賀県の各局から呼んでもらい山ランとSOTAも達成できた。展望を存分に楽しみ来た道を戻った。
最後は石段を登って十合目の山頂に到着
山頂横に建つのはテレビ中継局の跡?
山頂から伊賀盆地の絶景、三角点は一等?
山頂の周囲は一段高くなっている

東側には布引山地
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宍粟50名山、荒尾山から植松山

2023-05-09 | 日記
2023年5月4日(木)
 宍粟移動二日目は道の駅みなみ波賀からスタートする。近くのコンビニで朝食と昼ご飯を調達し登山口の鳥ヶ乢に向かう。鳥ヶ乢は国道429号の旧道にあり旧波賀町と千種町の境界になっている。広い駐車スペースではテント泊をするライダーが朝食中だった。
鳥ヶ乢に車を駐めてスタート
 宍粟環境美化センター入口の右にある防獣ゲートを開けて林道を進む。標識に従い途中から山に入ると広い平地があり「白雲山日光寺跡」の標識があった。その後は尾根筋の道を登っていく。途中にある三角点は細尾山(811m)でここも山ランに有効となっている。朝早いのでダメ元で430MHz・FMでCQを出すと市内を車で移動中の局から応答があった。前夜千町ヶ峰でSOTA運用をしてきたとの話、感謝である。
荒尾山登山口の標識、左のゲートを開けて入る
白雲山日光寺跡の表示
細尾山山頂
 荒尾山(1108m)は宍粟50名山の一つでもちろん山ランにも有効である。細尾山から休み休み登ってきた。奈良の倶留尊山に移動している局と昨日に続いて交信いただいた。この後尾根筋を東に行くと大甲山があり予定では大甲山を往復してから西に行って植松山にも登る計画だった。しかしながらこの時点で結構疲れていたので大甲山は帰りに考えることにして先ずは植松山に行くことにした。

荒尾山山頂
 荒尾山と植松山の間には140m下って200m登り返す鞍部があり傾斜も急でとても疲れる。それをクリアしてP1171を超えると南側に草原のような景色が広がる。展望の良い尾根筋を気持ちよく進んでいくとようやく植松山(1191m)に到着した。430MHzで阪南市の移動局と交信したが後が続かない。今度は登山ポールに地上高1m強の50MHzDPアンテナを取り付けてワッチすると結構聞こえたので、洲本市や徳島県、地元兵庫県内の移動局と交信し山ランとSOTAは達成できた。
尾根の左側が草地状になってきた

小さな池もあった
植松山山頂、宍粟50名山の22座目
山頂からの眺望

 下山は大甲山をどうしようか道中迷いながら荒尾山まで同じルートを戻る。時間的には何とかなりそうだったが、やはり迷うときはやめておこうと無理をせずそのまま下山することにした。荒尾山からの下りも長い道のりだったが休み休み駐車場に戻った。
来た道を戻る
宍粟の山には松の美林が多いように思う
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宍粟50名山の東山

2023-05-07 | 日記
2023年5月3日(水)
 三室山を下山後まだ時間が早いので東山(1016m)に向かう。登山口は波賀のフォレストステーションで登山ルートは尾根コースと谷コースがある。コースタイムがちょっと短い谷コースを選択。登山口の駐車スペースに車をおいて登り始める。登山道は遊歩道のような感じで、子ども連れでも楽しめるハイキングコースといったところだ。
谷コース登山口



 山頂が近づくと広葉樹の森となり明るく気持ちがいい。山頂には木製の展望台があるが、劣化して危険なためかロープで立入が禁止されていた。時間も15時を過ぎていたので今から登ってくる人もいないだろうと、展望台の階段を支柱にして7MHzのアンテナを張る。CWでCQを出し1エリアを中心に7局と交信しSOTAと山ランも達成。運用中に親子連れの登山者がやってきたのは予想外だったが、慌てて無線運用を説明し少しだけ運用を続けさせてもらった。

尾根コースが合流
明るく広い東山山頂
おなじみの宍粟50名山の標識
山頂からの展望はこの程度
 下山は同じルートを戻り東山温泉で汗を流した。その後は一宮町のスーパーで夕食を買って道の駅みなみ波賀で車中泊した。
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三室山

2023-05-05 | 日記
2023年5月3日(水)
 今年のGWは一週間前の予報では雨マークが並んでいてがっかりしていたが、直前には予報が変わって山行きも出来そうだ。そんなわけで混雑を避けて宍粟50名山を目指すことにした。一座目は三室山(1358m)で兵庫県では第二の高峰となる。
 早朝に自宅を出て中国道を走り山崎ICで降りる。途中新名神の川西ICあたりで少し渋滞したが、大きな渋滞にも遭わずにやってくることが出来た。登山口は宍粟市千種町の三室高原で広い駐車場には数台の車が駐まっているだけだった。
三室山登山口駐車場
 登山準備をして登り始める。初めのうちは林道歩きとなるが新緑の木漏れ日が気持ちがいい。林道終点に登山口の標示がありその先は杉林となる。植林コースと谷川コースの分岐を谷川コースへ進む。やや水量は多いが何度か渡渉もしながら登っていく。谷を離れて山腹へと入るところには標識があったがここで痛恨のミス。本来上の道に入るところをよく確認せず下りの道に入ってしまう。道は下る一方で途中YAMAPも見たがそのうち登るだろうとどんどん下ってしまう。大分下ったところで余りにもおかしいと引き返す。どうやら植林コースを下っていたようで、間違ったところまで戻ると別の標識や登りの道もあった。よく確認せずのうっかりミスで10分のロス。
明るい林道を進む
林道終点の登山口標識
この分岐は谷川コースを進んだ

谷川コースを離れたところで道を間違えた
 標高が1100mを過ぎたあたりから植生が変わり樹間に周りの山ものぞくようになった。山頂直下ではクマザサが茂っていて笹に覆われた道を登る。竹呂山分岐を過ぎると山頂はすぐで、山頂からは一気に展望が広がっていた。
植生が変わって明るくなった

麓の河内集落が見えた
竹呂山分岐、竹呂山へは笹藪が激しいとの情報で今回はパス
三室山山頂と北側の眺望
これは東側だったかな?
 430MHz・FMを聞くと結構多くの局が入感している。CQを出すと島根県松江市や奈良県東吉野村、岡山県備前市ほかの各局から応答いただき山ランとSOTAも達成することが出来た。軽くランチを食べて同じルートを下る。途中からは登りで間違えた植林ルートを使った。
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