海堂尊著「ブレイズメス1990」を読了。
この著者の作品はたくさん読んでいます。作品内に主役級で登場した人物が別の作品では脇役で出てきたりして、作品を読むごとに人物の相関図がどんどん広がっていくのが、この著者の作品を読んでいく楽しみにもなっています。
今回は、世界で一人しかできない画期的な心臓手術ができる外科医天城が主人公です。登場時はモナコ公国のハートセンターの医師です。突然国際的な雰囲気から始まります。
なんとなく以前に読んだ同著者の「外科医 須磨久善」を彷彿とさせますが、キャラクター部分など設定はかなり違っています。須磨久善は実在の人物ですからね。
この本の最大の見せ場は、外科医天城が東京の国際フォーラムで公開手術を行う場面です。緊張を伴う場で、さらりとアメリカから来た同業者を口でやりこめ、颯爽と手術に挑みます。話の流れは見え見えですが、医療という私の知らない分野のディティールがあり、興味深く読むことができました。作者独特のユーモアは好き嫌いがあると思いますが、私はOKです。
この著者の本を読んでいると、知らない単語や表現に出くわすことがあるのですが、今回は「白色レグホン」。文中に「白色レグホンのようにきょときょとと佐伯教授を見つめる」とあるのですが、この「白色レグホン」が何のことかしりませんでした。調べると、ニワトリの種類の一つのことなんですね。採卵用の白いニワトリのことだそうです。こういう新しい発見があるのもうれしいです。
まだまだこの著者は活発に書いていて、この桜宮市の物語ワールドがどんどん広がっていくさまを読むのがとっても楽しみになっています。
体調は良好です。でも、少しノドが痛いので、のど飴をなめています。
この著者の作品はたくさん読んでいます。作品内に主役級で登場した人物が別の作品では脇役で出てきたりして、作品を読むごとに人物の相関図がどんどん広がっていくのが、この著者の作品を読んでいく楽しみにもなっています。
今回は、世界で一人しかできない画期的な心臓手術ができる外科医天城が主人公です。登場時はモナコ公国のハートセンターの医師です。突然国際的な雰囲気から始まります。
なんとなく以前に読んだ同著者の「外科医 須磨久善」を彷彿とさせますが、キャラクター部分など設定はかなり違っています。須磨久善は実在の人物ですからね。
この本の最大の見せ場は、外科医天城が東京の国際フォーラムで公開手術を行う場面です。緊張を伴う場で、さらりとアメリカから来た同業者を口でやりこめ、颯爽と手術に挑みます。話の流れは見え見えですが、医療という私の知らない分野のディティールがあり、興味深く読むことができました。作者独特のユーモアは好き嫌いがあると思いますが、私はOKです。
この著者の本を読んでいると、知らない単語や表現に出くわすことがあるのですが、今回は「白色レグホン」。文中に「白色レグホンのようにきょときょとと佐伯教授を見つめる」とあるのですが、この「白色レグホン」が何のことかしりませんでした。調べると、ニワトリの種類の一つのことなんですね。採卵用の白いニワトリのことだそうです。こういう新しい発見があるのもうれしいです。
まだまだこの著者は活発に書いていて、この桜宮市の物語ワールドがどんどん広がっていくさまを読むのがとっても楽しみになっています。
体調は良好です。でも、少しノドが痛いので、のど飴をなめています。