Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

アイフェル地方(ドイツ)旅行⑦:トリアーのカイザーテルメン

2013-05-17 08:00:59 | 旅行(ドイツ)
ケーキと紅茶でゆっくりしているうちに、小雨が降りだしました。トリアー(トリーアともいう)の観光名所は徒歩で周れる範囲にあると思いますが、体の調子がいまひとつの私にはちょっと無理かもと思い出しました。寒いのも外を歩くのには堪えます。
それで、トリアーの観光名所を巡るバスを利用することにしました。バスは30分ごとに巡回しており、観光スポット7ヶ所の好きなところで乗り降り自由です。こういうバス、観光都市でよく見かけますが、これまで一度も使ったことはありませんでした。
このバスを使って、古代ローマ時代の大浴場跡バルバラテルメン(Barbarathermen)に行きました。が、ここは修復工事中のようで、外から眺めるだけで、あまり見るところがありませんでした。
またバスに乗って、古代の円形劇場を窓から眺め、バシリカ(Basilika)のところで下車しました。バシリカは大きな教会堂で、外からは一見工場のように見えました。中は、大きな空間が広がっており、モダンな印象を受けました。
そこから歩いてすぐのところに、宮殿があり、美しい公園があります。小雨がずっと降っていたので、ゆっくり見ているわけには行きませんでしたが、そこを歩いて南のほうへ向かっていくと、写真のカイザーテルメン(Keizertermen)が見えます。これも古代ローマ時代の大浴場跡なんですが、こちらはきちんと修復されていて、ミュージアムになっています。入場料を払って入ると、遺跡が見渡せる展望台に上ったり、迷路のような地下部分を見て回れます。小さな案内の紙はもらえますが、ところどころに的確な案内表示がないので、実際には何がなんだかわかりませんでした。でも、なんか面白かったです。かなり広く、けっこう贅沢な浴場だったんだなあと思いました。ビデオか何かで、再現図などを見せてくれるともっとよかったのにと思いました。
話はそれますが、日本で、古代ローマ時代の浴場と日本の風呂をつないだコメディの『テルマエ・ロマエ』というマンガや映画が流行っているのをニュースなどで読んでいて、ああ読みたいなあ、見たいなあと思っていたのですが、まだ実現させていません…。
バシリカのところまで戻り、バスを待ちました。なかなかバスは来ず、30分くらい待ったかな。私にとっては良い休憩時間でした。でも寒かったです。

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