Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Sarah Changほか@コンセルトヘバウ(Amsterdam)

2015-08-20 11:26:58 | Concert
一度生で聴いてみたいと思っていたサラ・チャン(Sarah Chang)が演奏するプログラムがあったので、アムステルダムのコンセルトヘバウへ行ってきました。
オーケストラはドイツのDuisburger Philharmonikerで、指揮者はイタリア人のGiordano Bellincampiでした。
プログラムは、
Nielsen - Ouverture 'Helios', op. 17
Sibelius - Vioolconcert in d, op. 47
Beethoven - 交響曲第7番 in A, op. 92
でした。
サラ・チャンがよく見える席で、彼女の演奏をじっくりと見て、聞きました。
やはり、ダイナミックで力強いです。身体をよく使って、時にはイナバウワーばりに上体をそらして弾きます。後ろへ前へと歩む動きもあり、足を蹴りだすような仕草や、最後には弓を大きく振り投げるような仕草も。アメリカのソロ演奏者にときどき見ますが、観客向きにアピールするパフォーマンスが自然とできている感じです。
現在30代半ばで、演奏も熟練して、堂々たる雰囲気です。オーケストラへの気配りもちゃんと見せて、どんどん盛り上げていき、最終楽章ではバーンと炸裂させ、とても良い雰囲気でおわりました。とても良かったです。
休憩後のベートーベン第7番は、前のほうの席で、オーケストラも多人数だったので、もう少し後ろのほうの席で聞いた方がよかっただろうと思います。でも、元気のでる明るめの夏らしいといえば夏らしい曲で、良かったです。指揮者は、背の高い人で、指揮棒を使わず、両手を感情豊かに使い、とても明確な指示をしていました。
全部終了したのは10時くらいでした。
コホコホと咳がでるので、ところどころ曲に集中できないところがあって、それが少し残念でした。
でも体調はOKです。

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