旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

真夏の北海道ガーデン巡り2023~動画編

2023年08月15日 10時56分54秒 | 北海道ガーデン巡り

2023年の真夏の帰省旅では様々なガーデンを訪れました。
その中で人が写り込まないように動画を撮れたガーデン三つ
写真より臨場感が湧くのでは。
ご一緒に散歩する気分でガーデンの世界観を味わっていただけると嬉しいです。

その一:陽殖園のタイマツバナの道

真っ赤なタイマツバナの道を行く真夏の陽殖園【北海道ガーデン巡り】

 

その二:風のガーデンの朝

真夏の風のガーデンを朝散歩【北海道ガーデン巡り】


その三:そらのガーデンの最期の夏模様

そらのガーデンの最後の夏【北海道ガーデン巡り】

 

今年の北海道は暑かった
けれど植物は元気に育っていました

 

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花の拠点で真夏の北海道ガーデン巡りを締めくくる

2023年08月14日 11時44分14秒 | 北海道ガーデン巡り

8月8日(火)

新千歳空港へ向かう前に、恵庭市にある「花の拠点 はなふる」へ立ち寄りました。
今回の帰省旅で唯一雨に降られましたが、小雨の晴れ間をぬって、大急ぎで「はなふる」のガーデンを巡りました

「キッチンガーデン」では真夏もモリモリと元気に野菜が育っていました。
野菜畑のデザインはいつ見てもカッコ良いです。

キッチンガーデンの側の宿根草ガーデンではエキナセア、リアトリス、オミナエシなど季節の花が咲いていました。
ピンク色と黄色の組み合わせですね。


キッチンガーデンから奥の丘へ向かう道すがらにバラが植えられています。
遅咲き種でしょうか、咲いているバラもありました。


「虹色の鳥」エリアでは暖色系の宿根草が列になって迎えてくれるよう
ダイナミックな植栽が素晴らしいです。

フロミスのシードヘッドが可愛らしく、ルドベキア・ゴールドストラムの鮮やかな黄色とで面白いコンビになっているような

一年草のレースフラワー群の中、所々に配されたエキナセア・プルプレア・マグナススペリアオル(ムラサキバレンギク)の大株。
手前には背の低いヘレニウムが育っています。
こうした風景が好きだわ~

更に道を行けば次々に変る風景
ラムズイヤーとエキナセアの群植から

白いフロックスを中心とした風景に変ります。
色合いの変化も楽しみながら散策できます

丘の斜面側でも様々な花が見られます。
この花はベロニカ・ロンギフォリア・ブルーリーゼン(セイヨウルリトラノオ)かしらん


「ミチノモリ」のエリアへ
昨年より木々が育ってます。
ホスタ(ギボウシ)グラス類、シダ類など、葉色や形の違う植物がバランス良く配置されています。

アンゲリカや

オオウバユリのシードヘッド

野山で咲いているようなアスターなど、森の雰囲気を感じさせる植栽がイイですね~

丘の斜面ではアナベルとアスチルベが咲いていました。
どちらも秋には枯れ美を感じさせてくれそう


一年草のエリアではヒマワリが満開。


「大きなカステラが焼けるお庭」エリア
もう、ね~、この銀葉のグラデーションのコーナーが大好物なのですよ
所々に銅葉のグラスが入っていて引き締め感もありますかね~
真夏はモリモリ育っていて、思わずダイブしたくなります。

真ん中にハーブ類が植えられたテーブルで一度食事をしてみたいものです。

白い小型のアガパンサスや

エリンジウムなどがアクセントになっていたかしらね~


「暮らしを恵む庭」エリアではガルトニアが満開でゴージャス
自分の庭にも植えてみたいな。

オレンジ色のヘメロカリスの背景は同系色の宿根草で、

ここは赤系のコンビネーションに
色合いも考えられていますね。

反対色のコンビも。
カサブランカとオニユリかな
真夏の花ですね


「グラベルガーデン」のエリア
実は今回かなり注目していました。
この温暖化著しい日本列島で、これからのガーデニングを考えるとき、乾燥や暑さに強い植物を選ばざる負えないと思っているからです。
先日の「趣味の園芸」でも上野さんが、自身が作庭したこのグラベルガーデンを引き合いに出してお話しされていました。
こんなに様々な種類の花が咲いているとは

ロシアンセージって乾燥に強かったのね。

このコロンとしたシードヘッドは何の花

同じ品種でもグラベルガーデンに植えられている植物は、他のエリアで育っている株より背が低かったような。

それでも色鮮やかな花が多く見られて、今後の自分の庭作りの参考になりました

この小型のアリウム、この夏あちこちでチラホラ見かけました。
きっと丈夫な宿根草タイプのアリウムなのでしょう。


「プレイグラウンド」エリア
ここの辺りでかなり雨が強くなってきて、大急ぎで写真だけ撮りました。

奥まで歩きたかったけど断念

急ぎスターバックスで雨宿り

 

黄金色に光るグラスの穂が美しかったです


「はなふる」の好きなところは、北海道の有名ガーデンのガーデナーさんたちが、それぞれの個性を出しながらしっかりしたコンセプトをもって、各ガーデンエリアを作り込んでいるところ。
広い北海道の有名ガーデン(ほんの一部ですが)が集約されたような場所のような気がするのです。
それぞれのガーデンの植栽とリンクしながら巡ると、いっそう各エリアへの思いが深まるというのでしょうか。
まあ、それはかなりマニアックな楽しみ方ではありますが

そして嬉しかったのは管理がとても良かったこと。
公共のガーデンは、ともすればフェアーの時だけ綺麗で、その後は手抜きになりがちかな~
と感じてきましたが、綺麗がキープされていました。
ボランティアさんたちとスタッフの尽力のおかげでしょうか。
雨が降っていたので動画が撮れず残念
また別の季節に訪れたいです。

これで2023年真夏の北海道帰省旅はお終い。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました
多くの方々に北海道のガーデンの素晴らしさをお伝えできていれば幸いです。
後日オマケの動画をアップします。

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旧北海道庁舎から大通公園の花壇へ そして夕食

2023年08月12日 18時18分23秒 | 北海道ガーデン巡り

8月7日(月)
そらのガーデンを後にして、せっかくなので旧北海道庁舎へ向かうと、建物は絶賛リニューアル中。
そうだったと思い出し一寸がっかりしたのですが、何やら右側に建物が

建物の修復の過程を公開していました。
道庁の天守のような「八角塔」の屋根が目の前に
地上に下ろして修理しているのですね。

八角塔の屋根金物も凝っています。
右下の金物は避雷針のようです。

三角屋根も修復中。
修復完了予定は2025年2月
綺麗になった旧北海道庁舎が楽しみです。


大通公園ではビアガーデン開催中
なので、沢山のコンクール花壇を見ることができませんでした。

市長賞受賞花壇はワイルド

コンテスト花壇の隣に植えられた植物名と株数が記されたパネルがありました。
これは勉強になりますね。

 

大通公園のメイン花壇はいつも綺麗に整えられています。
ボランティアさんたちが頑張っているのでしょうね。
植栽もお洒落です。

宿根草メインのナチュラルガーデンです。

ロシアンセージがスクッと立ってカッコ良いです

 

夕食は赤レンガテラスの「鶴雅ビュッフェダイニング」で

アイヌ文様をモチーフにした落ち着いたインテリアで大人っぽい。

鶴雅グループのホテルでは朝夕食のビュッフェが有名で、そのレストラン版のお店でしょうか。
キラキラの宝石箱が並んだようなビュッフェです

まずは冷製のオードブル類を集めてスパークリングワインで乾杯

その後温かいお料理を
焼きたてのピザも頂けます。
ご飯類の後はデザートを。
お腹一杯になりました。
これでもお料理の品数としては三分の二程度かな
どれも美味しくいただきました


実家では大粒のホタテ貝の浜焼きや、焼尻サホークのラム肉(プレサレ)や、毛がになど北海道ならではの食べ物をたくさんいただきました。
今回は食も満たされた帰省旅となりました

翌日は新千歳空港へ向かう前に恵庭の花の拠点へ寄り道して、夏の北海道ガーデン巡りを締めくくりました。
続く

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サヨナラは淋しすぎる~そらのガーデン

2023年08月10日 10時45分52秒 | 北海道ガーデン巡り

8月7日(月)

午後札幌に到着後、駅ビル屋上の「そらのガーデン」を訪れました。
上野ファームの上野砂由紀さん監修の屋上庭園で、北海道新幹線札幌延伸にともなう札幌駅南口の再開発のためビルが取り壊されるので、このガーデンは今年8月31日をもって閉園します。
年々素敵になっていくガーデンを見てきたので、充実期を迎えているこのガーデンが閉園されるのは本当に淋しい

ガーデンに入って奥に広がる青々とした芝生と壁面緑化と手前のナチュラルガーデンが屋上と思えない伸びやかさ

ナチュラルな植栽の中では夏の宿根草とグラスの穂がサワサワと揺れています。

銅葉のアスター群の中に一株だけ植えられた黄緑色の葉のサルビアが、植栽のアクセントになっています。
こんな植え方は一寸マネしたいかも

グラスの花が咲きそうです。
このグラスが黄金色になる前に閉園になるのかと思うと一寸センチメンタルな気分になります。

ビル側の植栽群
夏らしくダイナミックに茂っています。

フウチソウがモリモリ育ち風になびいて涼し気です。

植栽のオミナエシに囲まれた中心あたりにヘレニウムが咲いていて、暖色系のグラデーションに。

 

入り口のウッドデッキの椅子には次々にお客さんが座っていました。

ルドベキアやゲラニウムの植え込みを眺めていたのかな。

エゾミソハギかも

満開のルドベキアから飛び出たアリウムのシードヘッドが面白いです。

そらのガーデンは乾燥に強い植物を植えているようで、様々なグラス類が見られます。

 

柵沿いのレイズドベッドには小型のダリアも。

銅葉のダリアが可愛い

柵ではセンニンソウが咲いています。

グラスの穂が高々と~

銅葉のサラシナショウマの蕾にトンボが停まっていました。
花が咲くのを見られるだろうか


北海道新幹線札幌駅開業は、道民の悲願と言っても過言ではないでしょうか。
次にできる駅ビルにも、このような素晴らしい屋上庭園ができることを願ってやみません。
その頃私は70才を超えていますが、新幹線に乗って札幌駅に降り立ち、新しい「そらのガーデン」を見たいものです。

都市間高速バスを待つ間の癒しでした。
「そらのガーデン」ありがとう

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真夏の北海道ガーデン巡り~後半のハイライト

2023年08月09日 11時46分36秒 | 北海道ガーデン巡り

亡母の七回忌を無事終えて、昨夜、自宅へ戻りました。
長かった私の夏休みはこれで終了
羽田空港で飛行機を出ると熱気がム~ン
暑い地域に帰ってきたのだと実感しました。

実家からの帰路、立ち寄ったガーデン等、とりあえずハイライトのみアップします。
8月31日でビルが取り壊されるので終了となるナチュラリスティックな屋上ガーデン


絶賛工事中の北海道を象徴する煉瓦通リの建物


ビアガーデン開催中の大通公園


ふくろうの木彫が飾られたビュッフェレストラン


恵庭市の花の拠点では雨に降られながら~


最終日は多少雨に降られたのですが、今回の真夏の帰省旅も充実した日々でした
それにしても北海道らしくない湿度と暑さに地球温暖化を感じざる負えない日々でもありました。
道央の植物たちも、それにも負けじと育ち咲いていました

写真と動画も少しあるので、整理がつき次第順次アップしま~す。
お楽しみに

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真夏日なのに涼し気~真夏の風のガーデン

2023年08月02日 11時30分39秒 | 北海道ガーデン巡り

7月26日(水)

レンタカーで実家から富良野へGO
途中、砂川にある実家のお墓参りをしてから「風のガーデン」を目指します。
実家から砂川まで約一時間、そこから富良野まで約一時間、計二時間程でしょうか。
折角なので新富良野プリンスホテルに一泊することに。
「風のガーデン」のシーズン券を持っているし、これで心置きなく真夏の「風のガーデン」を堪能できます。

ホテルに到着してすぐに「風のガーデン」へ
真夏にガーデンを訪れるのは、本当に久しぶりで前回がいつだったか忘れてしまうほど。

アーチの先で真夏の宿根草群が手招きしているようです。

この時期は真っ赤なペルシカリアが満開で、エキナセアやへメロカリス、モナルダ等、夏先の宿根草がモリモリ大きく育ち沢山の花を咲かせていました。

品種は特定できませんが、青い大型の花穂が風に揺れてユラユラしている様子が素敵

大株の赤いクロコスミアがガーデンのロマンチックは色合いのアクセントになっているみたい。

エリンジウムをアーチに沿わせているのは倒れないような工夫かな。

線の細い植物の中で大きく開いたホスタの葉が存在感を放っていました。

ガーデンの中ほどではガブリエル様の像が迎えてくれます。

ひとつひとつの花を見るよりも、こうした全体の風景を眺めてドラマ「風のガーデン」の世界観に浸るのが好きなんですよね

グリーンハウスが見えてきました。

グリーンハウスのウッドデッキに絡まっているクレマチスの青色の鮮やかな事
背景のアナベルの白さも際立つような

グリーンハウス内は今もドラマの舞台そのままようで、カーテンが風になびくとドラマのテーマ曲を口ずさみたくなります。

グリーンハウス脇の小道を登るとガーデン全体が見渡せる展望台があります。
こんもり茂った宿根草群の風景が一枚の絵のようです。
この中に咲き終わった宿根草、今咲いている宿根草、これから咲く宿根草が交じり合っているのです。
そのお手入れと植栽バランスに、来るたびに感心します。

可愛らしい花もたくさん見つけました
タリクトラムかな

ウドの花だと思いますが、大型で存在感抜群

沢山の種類のヘメロカリス(ディリリー)が咲いていました。

エキナセアやルドベキアなども


ガーデナーさんにお願いして写真を撮ってもらいました。
聖地巡礼の記念かな
ありがとうございました


「薔薇の庭」まで足を延ばしました。
このローズガーデンは一期咲きのバラが多いので、開花のピークは終わっていましたが、遅咲きのバラが咲いていました。

「岳の夢」は遅咲きなのかな。
大株に育って沢山花を付けていました。

咲き終わったバラにはローズヒップがたわわに実っていました。
ロサ・グラウカのヒップの色は個性的ですね。


そして「野の花の散歩道」を歩きます
広々としたメドウというのでしょうか。
自然な感じで草花が茂っています。
この散歩道で見られる花の写真が貼られていました。
親切だな~

可愛らしいシーン

北海道のガーデンでよく見られたバーベナ・ハスタータ

この日の富良野は最高気温が30度を超える真夏日でした。
確かに暑かったけれど、風のガーデンは緑が多いせいか木陰があるせいか、気温ほど暑く感じられなかったの
そして一泊して翌朝もガーデンを散策
朝は北海道にしては気温が高かったけど気持ち良かったし、お客さんが少ない時間だったので没入感がありました。
真夏は植物が大きく茂っているけれど圧迫感の無い雰囲気になっていたのが、オープン当初と違ったところかもしれません。
満喫しました~

朝、バス乗り場の裏ではエゾリスが夢中でヒマワリの種を食べていました。
朝ごはんなのかしらね


新富良野プリンスホテル滞在記に続く

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群植と開放感が魅力~真夏の北彩都ガーデン

2023年07月29日 13時38分04秒 | 北海道ガーデン巡り

7月23日(日)
レンタカーを旭川駅で返却し、実家へ向かう都市間バスを待つ間にJR旭川駅裏の北彩都ガーデンを訪れました。
この日の旭川は真夏日で暑かったのですが、駅裏のアウネの広場からガーデンセンターまでブラブラ歩きました

北彩都ガーデンの駅裏側は忠別川へ向かって下り斜面に作られています。
キチンとした植栽計画の元に植えられた宿根草の数々。
見ごたえのあるガーデンです

真夏はピンク色系のグラデーションのエリアだったり、

イエロー系の宿根草の咲くエリアだったり、

同色系の三色のコンビネーションが美しいエリアだったりと、色合いも大きな塊で植えられているので、開放感があります。


ガーデンセンターへ向かう途中ではヤナギランが咲いたのでしょうね。
大木の木陰で涼をとりリラックスしている人々の姿が見受けられました。

白いオカトラノオの群植の斜面がとても涼し気で、群植の中にツリガネニンジンの紫の花を見つけたり、

淡いピンク色のフロックスが植えられていたり、と見る者を楽しませてくれます。

何よりギボウシの大きなこと
羨ましいにも程がある。
北海道の緑陰、恐るべし


忠別川側は一見草むらのようなのですが、ナデシコやゲラニウムなど植えられているメドウとなっていました。
「メドウ」はイギリスではよく見かけたような気がするけど、北彩都ガーデンでも取り入れられているのでしょう。
感心しました。


鏡池は真夏は一層開放感を感じて涼し気で癒されます。
スタバが混んでいたので休憩なしでガーデンセンターまで歩きました


ガーデンセンター前のガーデンも芝生が青々しく、こちらは暖色系の宿根草がモリモリ咲いていました。

斑入りのグラスの大株
その周りを取り囲むアイランド型植栽がカッコ良いです

グラス類とギボウシ等の葉色で魅せる植え込みも、広いガーデンならではかと。
緑が目に優しくて~

駐車場側の花壇では乾燥に強い宿根草など植えられているようです。
ラベンダーは終わりかけでした。


私の好きな青いゲラニウムとアサギリソウのエリア
どちらもモリモリ育って見事です

降り帰って眺める旭川駅
ガウラが風になびいていました。


旭川駅まで歩いて戻る元気がなかったので、土日のみ運行の「ガーデン号」に乗りました。
「ガーデン号」の尖端のドライフラワーのリースは、なんとオオウバユリのシードヘッドで作られていました。
北海道チックで嬉しいったら~


旭川駅から実家の町まで都市間バスで一時間半ほど。
札幌からより一時間ほど乗車時間が短くて楽でした。
JR留萌線が廃線になったので、一日一往復の都市間バスが運行されるようになったのです。
私的にはとても助かるので、これからは旭川空港インで帰省する回数が増えそうです。

真夏の北海道ガーデン巡り前編はこれにて終了。
春、初夏、真夏、秋、晩秋と、比べてみると一層そのダイナミックな風景の変化が伝わるのでは、と思います。

次は実家の草取りから

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カラフルでパワフル~花と香りに包まれる真夏の上野ファーム

2023年07月28日 14時06分59秒 | 北海道ガーデン巡り

7月23日(日)
滝上町のホテル渓谷に一泊して、午前中に上野ファームに着くように旭川を目指してレンタカーを走らせました
到着した10時半ごろには上野ファームの駐車場に沢山の車が停まっていました。

真夏の上野ファームを訪れるのも6年ぶりかな~
入り口付近のアプリコット色のホリホックが見上げるばかりに成長し、見事に咲いていました

季節の花を浮かべた水盤は、涼しけな感じでまとめられていました。
この日は北海道と言えども30度を超す暑さだったので、一寸涼をとれましたかね~

サークルボーダーガーデンからスタート
夏の宿根草がモリモリ育って咲いていました。

手前に背丈の低い花、その奥が中ぐらいの背丈の花、そして奥が背の高い花。
目線が奥へ奥へといざなわれるようです。

夏の上野ファームはクレマチスもたわわに花を咲かせています。
自然の枝の支柱がナチュラルでクレマチスの雰囲気にピッタリ
先日のNHK「趣味の園芸」ではMCの村雨さんが枝支柱にクレマチスを誘引するお手伝いをしていましたね。

そして群植されたホリホックの一角が見事で、側に寄るとまるでホリホックに包まれ自分が妖精になったかのよう

 

小屋のディスプレイも、前回来た時とは変わって、可愛いジョウロが並べられていました。

真夏のミラーボーダーは植物の背がより高くなっているような
いつ見ても見事です


マザーズガーデンでは沢山のユリが植えられていて、踏み入るとユリの香りに包まれます
真夏のユリの存在感は格別ですね。

真夏にユリの花をこれだけ堪能できるのは北海道ならではかもしれません。

ユリの麓の自然な雰囲気も好き


ノームの庭へ向かうと、アンジェリカがそびえたっている
どの宿根草も負けじと大きく育っているけれど、

見上げるようなアンジェリカの姿は、この時期の上野ファームを代表する風景なのでは

エゾミソハギが満開になり、その先の黄色い花とのコラボは「遠近感の楽しさ」というのかしら

ノームの庭ではユリもワイルド
夏の色合いは目に鮮やかです。

いつものようにノームの池を一回り
歩を進めながらノームの家に目をやる度に、ノームの家を取り巻く風景が変わっていく~この楽しさが伝わるでしょうか

少し離れてノームの家を眺めると、また違った風景に。

更に離れてルリタマアザミ(白花)越しに眺めてみると、色合いの違う風景が~
きっと植栽の魔法がかけられているのでしょうね

上野ファームは風景も素晴らしいですが、新しい植物との出会いも楽しい。
上野ファームで見つけた可愛らしいクレマチス

何気に咲いているグラスの花


いつ訪れても蝶が飛び交い、

もう赤トンボも。
虫たちにも楽園なのでしょう。


歩き疲れて何度かナヤカフェで休憩
三色ジャガイモのポテッコ(揚げ芋)と冷たいドリンク~美味しかった


6年前より更に植物の種類が増えて雰囲気もよりカラフル&パワフルに感じ、植物エネルギーをもらいましたかね~
きっと植栽は毎年少しづつ変わっているのでしょう。
北海道と言えども近年の厳しい暑さを考えると植栽を変えざる負えない、と先日の「趣味園」で上野さんが話されていました。
毎シーズンどこか違ってどこか「イイかも」な真夏の上野ファームでした。

北海道ガーデン巡りは続く

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大胆かつ繊細な真夏の陽殖園2023

2023年07月26日 17時27分22秒 | 北海道ガーデン巡り

7月22日(土)
今回の帰省旅の一番の目的は亡母の七回忌ですが、もう一つの目的は真夏の北海道ガーデン巡り。
7月下旬に帰省するのは、亡母の三回忌(2017年)以来なので6年ぶりぐらいになるでしょうか。
(昨夏はコロナ禍で法事を約一年延ばし今夏にしました。ギリギリ七回忌以内)

真夏の陽殖園を訪れるのは初めて。
入ってすぐの花の斜面はこの時期どんな花が咲いているのかワクワク
ニワフジかな
ピンク色の花が連なっていました。

少し上るとギボウシが満開
北海道のギボウシは葉も綺麗です。

振り返るとフロックスも沢山咲き始めていたのね

坂道を登りながら見上げると赤い実がたわわに実っていました。
陽殖園では前だけでなく足元や目線を上げて眺めたり、目を凝らして草の陰や木の陰をから覗く花や植物を見つけながら歩くのがお約束です

坂の上から眺める借景の山々の青青しい事。
そんな風景も御馳走です。


小鳥池を目指して更に登ります。
小路の両脇には、いかにも自然の生えたかのような草花が色々花を咲かせています。

秋は紅葉が水面に映る小鳥池では、真夏の現在は池の向こう岸に一株の姫アジサイが咲いていて、その姿が水面に映り込み、とても素敵で感動しました
これが狙いなのでしょう。
う~ん、今回もギュッと心をつかまれました

池の陸側斜面ではルピナスのシードヘッドと濃いピンク色の花のコラボが。
花の名前を訊けば良かったな。


真夏の陽殖園で一番目立ち有名なのが真っ赤なモナルダ(ベルガモット)
タイマツバナと言われる宿根草で、庭園のあちらこちらで咲いています。
婦人画報や園芸誌などで良く取り上げられるシーンがこのモナルダなので、一度陽殖園のモナルダの風景を見たいと思っていました。

雑誌や本の写真では伝わらない魅力をヒシヒシと感じました
モナルダとオレンジ系の宿根草の組み合わせとか、

アナベルとのコラボとか、

ヒメヒマワリとのコンビとか、

ギボウシと組み合わせたシーンもありましたし、

ピンク色のモナルダとの色のグラデーションのエリアだったり、

ユーパトリウムや白いハルジオンとクガイソウのコラボレーションだったり、同じ赤いモナルダなのですが、一つとして同じシーンが無いの
山一つが庭なのでこうした様々な風景を作ることができるのでしょうけど、それにしてもその組み合わせのバリエーションにも驚かされるし、どの植物も此処で生まれたかのように育っている、そんな風に感じちゃうんですよ。

山側の通路から見下ろすと、そこには真っ赤なモナルダが川の流れのように咲いていました。
参りました~感激しました


そんなモナルダだけでなく、林の中に何気にクレマチスが咲いていたり、

赤いヤマアジサイとヌスビトハギの組み合わせを見つけたり、

様々なヤマアジサイが植えられていましたし、可愛らしいピンク色の花々も

かと思うとオオウバユリといった野草あり

黄色の小花の中から顔をのぞかせる白いゲラニウムだったり、

山道のような園路を歩きながら、こんなところにこんな可愛い花が
と、まるで「らんまん」の主人公のように、色々な草花に出会えるの。

 

園路をグルグルして見つけたスカシユリの咲く斜面。

ふと見上げると目に入るヒメアジサイの園路だったり、風景のお宝さがしは飽きることがありません


水辺ではエゾミソハギが咲き始めていました。

トンボ池に着いたのは午後3時をすっかり回っていて、そのせいかコウホネやヒメスイレンの花が閉じかかっていました
トンボ池では目の前で鴨が飛び立っていきビックリ

山の頂上付近になるのかな
開けたエリアには可愛い黄色い高山植物が咲いていました。

様々な蝶にも出会えましたよ

何処を見ても面白いガーデンなので、ブログに載せる写真を選ぶのに苦労しました。
情報量が多すぎても伝わらないかな~と思ってみたり。

散策の途中で出会ったアカゲラや初めて見る野鳥や、何よりエゾライチョウの姿を見ることができて嬉しかった
陽殖園という「山一つが庭」なガーデンでは、自然とともにあるアートなのかもしれません。
繊細かつ大胆な植栽に、今回も感動の嵐でした。
高橋武市さんって凄いわ~
また訪れよう

北海道ガーデン巡りは続く

 

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真夏の北海道ガーデン巡り~前半のハイライト

2023年07月24日 16時51分27秒 | 北海道ガーデン巡り

昨夕、実家に着きました。
北海道上陸後、三つのガーデンを訪れました。
今回も写真の整理が追いつかないので、とりあえずハイライトのみアップします。

真夏は真っ赤なモナルダが有名な日本一変わっている花園

 

ノームがガーデンの手伝いをする北海道ガーデン

 

駅の裏のまちなかオアシス


久しぶりの真夏の北海道のガーデン巡り
初めて出会う夏の風景に感激したり、以前とは違う風景がみられて感動したり、そこでしか見られない光景だったり、と今回も充実したガーデン巡りでした

写真の整理がつきましたら、順次その素晴らしい風景の数々をアップしますね。
お楽しみに

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