弘前劇場公演は2月に次いで今年二回目。半年に一回のペースとは嬉しい限り。
中日の夜公演に行く。前売り買う時間なくて当日券で。500円が惜しかった・・・。
開演1分前に到着なダメな私。
「休憩室」の初演は97年。実に11年振りの再演らしい。この作品は傑作なのか、有名なので見る前から期待が広がる。
~あらすじ~
地方(弘前)の公立高校の職員室とそれに隣接する休憩室。体育祭の二日目。
どうということのない一日の高校の教師たちの日常をリアルタイムに描写していくことで、人間関係に潜むドラマとその背後にある現代的な逃避の構造を浮かび上がらせていく。
教師という職業と個人の存在との軋轢から逃避する先生の中に、職人気質のパン屋、成長する高校生たち、中国人の妻が静かに語り始める。この日々をどのように生きて死んでゆくのかを。
そんな作品です。
プロローグ的に、電話や、かくれんぼ演出。二人目は笑った。
二年生は修学旅行中なので、生徒はいないのだが、一人だけ保健室と図書室の往復の女子生徒だけが残っている。女子生徒とわけありの関係の担任の二人語りから始まるのが弘劇っぽい。
なんとなしの教師たちの日常会話が楽しい。
あいかわらずセリフはロジカルで役者も覚えるの大変そうだ。
もちろんハイブリッド言語演劇なので、津軽弁と標準語とその他の方言が交じり合う。
役者達も素晴らしい。福士賢治、永井浩仁、木村くに、濱野有希などお馴染みのメンバー。文句のつけようの無い演技。
山田百次は以前の「休憩室」の公演で、生徒の役名「水木百次郎」を演じた事から芸名を変えたとか。
青海衣央里は中国人役だが、そう見えると思えば見える。
女子高生役の平塚麻似子は、そう見えると思えば見える。
乗田夏子は清楚な服装ながら爆裂してた。面白すぎ。
工藤早希子は矢沢心っぽいけど、顔立ちもはっきりしていて、演技も上手くなっていた。
木村元香は初めて観たけどふんわりした雰囲気でなかなかいい女。
鳴海まりかも自然体のいい演技。
シアターアクセプから田邊克彦、小笠原真理子。夢遊病社から柴山大樹も参戦。極小劇団でなかなか拝見出来ないのだが、弘劇で実力を見せ付けてくれました。
林久志は前作から出演して正式入団したと思う。
そんなに起伏の少ない展開だったが、とある日常という部分に大いに楽しめた。
弘劇の作品は好みでないのもあるのだが、前作の「蜜柑/檸檬」に次いでとても楽しめた。
福士と青海の二人だけ礼をして終演した後、誰も帰らないので、なんかあるのかな?と思ったが、何もなかった。ただ単に慣れてない客が多かったからか、終わったのに気付かなかったのか。
なので自分もなかなかきっかけを作れず帰れずに座ったまま・・・。
結局一人が勇気出して帰った後に釣られるように帰ったダメな私であった。
中日の夜公演に行く。前売り買う時間なくて当日券で。500円が惜しかった・・・。
開演1分前に到着なダメな私。
「休憩室」の初演は97年。実に11年振りの再演らしい。この作品は傑作なのか、有名なので見る前から期待が広がる。
~あらすじ~
地方(弘前)の公立高校の職員室とそれに隣接する休憩室。体育祭の二日目。
どうということのない一日の高校の教師たちの日常をリアルタイムに描写していくことで、人間関係に潜むドラマとその背後にある現代的な逃避の構造を浮かび上がらせていく。
教師という職業と個人の存在との軋轢から逃避する先生の中に、職人気質のパン屋、成長する高校生たち、中国人の妻が静かに語り始める。この日々をどのように生きて死んでゆくのかを。
そんな作品です。
プロローグ的に、電話や、かくれんぼ演出。二人目は笑った。
二年生は修学旅行中なので、生徒はいないのだが、一人だけ保健室と図書室の往復の女子生徒だけが残っている。女子生徒とわけありの関係の担任の二人語りから始まるのが弘劇っぽい。
なんとなしの教師たちの日常会話が楽しい。
あいかわらずセリフはロジカルで役者も覚えるの大変そうだ。
もちろんハイブリッド言語演劇なので、津軽弁と標準語とその他の方言が交じり合う。
役者達も素晴らしい。福士賢治、永井浩仁、木村くに、濱野有希などお馴染みのメンバー。文句のつけようの無い演技。
山田百次は以前の「休憩室」の公演で、生徒の役名「水木百次郎」を演じた事から芸名を変えたとか。
青海衣央里は中国人役だが、そう見えると思えば見える。
女子高生役の平塚麻似子は、そう見えると思えば見える。
乗田夏子は清楚な服装ながら爆裂してた。面白すぎ。
工藤早希子は矢沢心っぽいけど、顔立ちもはっきりしていて、演技も上手くなっていた。
木村元香は初めて観たけどふんわりした雰囲気でなかなかいい女。
鳴海まりかも自然体のいい演技。
シアターアクセプから田邊克彦、小笠原真理子。夢遊病社から柴山大樹も参戦。極小劇団でなかなか拝見出来ないのだが、弘劇で実力を見せ付けてくれました。
林久志は前作から出演して正式入団したと思う。
そんなに起伏の少ない展開だったが、とある日常という部分に大いに楽しめた。
弘劇の作品は好みでないのもあるのだが、前作の「蜜柑/檸檬」に次いでとても楽しめた。
福士と青海の二人だけ礼をして終演した後、誰も帰らないので、なんかあるのかな?と思ったが、何もなかった。ただ単に慣れてない客が多かったからか、終わったのに気付かなかったのか。
なので自分もなかなかきっかけを作れず帰れずに座ったまま・・・。
結局一人が勇気出して帰った後に釣られるように帰ったダメな私であった。