福島の土湯温泉の不動湯温泉が全焼という衝撃のニュースが先ほど流れてショックです…。
だいぶ前の福島観光でも不動湯温泉に行きました。
まっとうな温泉本にも無料入浴あったので来春再訪しようと思ってたのに…。
秘湯中の秘湯で、鄙び感たっぷりの名湯だったのに非常に残念です。
当時の記事はそのうち上げようと思ってたところですが、今回急遽アップします(記事内容はそのままにしておきます)。ま、どうでもよくない話。
だいぶ前の福島観光にて訪れたのがこちらの「土湯温泉」の「不動湯温泉」です。
場所は、土湯温泉町の国道115号線から県道52号線に曲がって温泉中心街へ進む。
500mほど進むと右手に橋があるので右折する。
道なりに進んで「向滝旅館」と「まるに食堂」の間に狭い登り道があるので右折し、「男沼」「女沼」方面へ向かう。
ここから4kmほど看板に沿って悪路を道なりに進むとあります。
逆方向の「奥土湯温泉」の「東海温泉」付近に遊歩道があるので、そちらから30分ほど歩いて行くルートもあります。
土湯温泉には以前「サンスカイつちゆ」の公衆浴場に入ったのだが、芋洗い状態で全くもって土湯の湯を味わえる事も出来なかったので今回再訪する事にした。
土湯温泉の中で一番評判が良さそうなこちらへ向かったが、中心街からだいぶ離れているのを知らずに、中心街からナビで30分近くかかるように案内されて、またナビがバカな案内してるなーと呆れて進んだら本当に30分近くかかりました・・・。
林道は砂利すらひいてない悪路で凸凹、車の擦れ違いも出来ない狭い箇所も多々あります。
ちなみにこの道は冬季閉鎖します。
旅館自体は冬季でも予約の宿泊のみ受け付けているようで、宿泊客は徒歩で行かなきゃならないのか疑問ですが、とりあえず冬季は日帰りは受け付けていないようです。
そんな悪路を進むとなんとか辿り着けます。
まず駐車場があるのでそこへ停めて、少し坂道を下ると山肌に沿って造られた鄙びた旅館の建物が見えます。
大正10年に造られたので、今年創業100年になるそうです。
高村光太郎・智恵子夫妻が宿泊した事でも有名なようです。
とにかく全体的な鄙び感に溢れていて、アクセスも悪いので秘湯ファンに好まれている温泉なので、週末は結構混むようです。
源泉を3本持っており、浴室によって使い分けています。
混浴3ヶ所と、女性専用浴室が1ヵ所、貸切浴室(申し込み制で日帰りも利用可能)が1ヵ所あります。
帳場でお支払い、軋む廊下を歩いていくとまず「常盤の湯」があります。
「常盤の湯」は混浴です。
こちらは残念ながら清掃中(もしかしたら工事してたのかも)で、でも湯が張ってあったから黙って入ろうとしたらぬる過ぎて入れず…。
単純炭酸鉄泉と書いてあり、他の浴室とは源泉が違うので入ってみたかったなぁ・・・。
あきらめて違う浴室へ行きます。
ここからは階段を下っていきます。
手作りの木製の階段が味わい深い!
階段を下ると「羽衣の湯」があります。
こちらも混浴なのですが、すぐ向かいに同じ源泉の「婦人の湯」があるので女性の方は状況をみて使い分けするのがいいでしょう。
羽衣の湯にはカランはありません。
右側が主浴槽で40度の3人サイズ。
左側がぬるめ浴槽で38度の2人サイズ。
湯温的に源泉掛け流しでしょうかね。
お湯は無色透明無味無臭です。
茶色の湯華が驚くほど大量に舞っています。
静かに投入されるお湯に、浴室も鄙びているので、時が止まっているような感覚を覚えます。
浴室からは小さな渓流と山肌が眺望出来るので開放感もあります。
羽衣の湯から更に下流に向かって階段を降りていくと露天風呂があります。
露天風呂も混浴です。
脱衣場も兼用で狭いので、女性にはかなり厳しいかと思います。
浴槽も狭いし、やはりここの露天が一番人気があるので30分以内には出るように書かれています。譲り合いしましょう。
浴槽は41度の2人サイズ。
熱めの源泉が掛け流しされていますが、外気が寒いので適温です。
お湯は無色透明、無味、ほぼ無臭。
白い湯華が舞っています。
お湯は硫黄泉ですが硫黄臭はしませんでした。
白濁する日もあるようで、見てみたかったもんです。
木の葉なども浴槽にたくさん入ってるのはご愛嬌。
眼前に小さな渓流が流れており、素晴らしい眺望とまではいきませんが、これぞ秘湯といったひっそり感を充分に味わえ、自分も含め自然の一部分に同化しているような感覚です。
先客の男性が1人だけ帰り際に会っただけで後は誰もおらず、ずっと貸切状態だったのが更に秘湯感が増したのが最高でした。
そんなわけで素晴らしい秘湯だっただけに二度と入れなくなったと思うと残念で仕方ありません。
山肌に沿ったとんでもない場所に造られたにも関わらず、先の震災でも建物の被害は無かったのが頼もしかったのですが、火災で全焼とは…。
一度しか入ってないけど、親しみが感じられる温かみのある温泉でした。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆★(4.5)
泉質・含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 ※露天風呂
泉質・単純温泉 ※羽衣の湯
泉質・単純炭酸鉄泉 ※常盤の湯
泉温・58度(源泉掛け流し)、他不明
効能・リウマチ、神経疾患、慢性皮膚病など
料金・500円
備品・シャンプー、ボディソープ、無料ドライヤー※いずれも女湯のみ
施設・宿泊、日帰り
住所・福島県福島市土湯温泉大笹25
電話・024-595-2002
立寄時間・10:00~15:00
定休日・無し(冬季休業あり)
だいぶ前の福島観光でも不動湯温泉に行きました。
まっとうな温泉本にも無料入浴あったので来春再訪しようと思ってたのに…。
秘湯中の秘湯で、鄙び感たっぷりの名湯だったのに非常に残念です。
当時の記事はそのうち上げようと思ってたところですが、今回急遽アップします(記事内容はそのままにしておきます)。ま、どうでもよくない話。
だいぶ前の福島観光にて訪れたのがこちらの「土湯温泉」の「不動湯温泉」です。
場所は、土湯温泉町の国道115号線から県道52号線に曲がって温泉中心街へ進む。
500mほど進むと右手に橋があるので右折する。
道なりに進んで「向滝旅館」と「まるに食堂」の間に狭い登り道があるので右折し、「男沼」「女沼」方面へ向かう。
ここから4kmほど看板に沿って悪路を道なりに進むとあります。
逆方向の「奥土湯温泉」の「東海温泉」付近に遊歩道があるので、そちらから30分ほど歩いて行くルートもあります。
土湯温泉には以前「サンスカイつちゆ」の公衆浴場に入ったのだが、芋洗い状態で全くもって土湯の湯を味わえる事も出来なかったので今回再訪する事にした。
土湯温泉の中で一番評判が良さそうなこちらへ向かったが、中心街からだいぶ離れているのを知らずに、中心街からナビで30分近くかかるように案内されて、またナビがバカな案内してるなーと呆れて進んだら本当に30分近くかかりました・・・。
林道は砂利すらひいてない悪路で凸凹、車の擦れ違いも出来ない狭い箇所も多々あります。
ちなみにこの道は冬季閉鎖します。
旅館自体は冬季でも予約の宿泊のみ受け付けているようで、宿泊客は徒歩で行かなきゃならないのか疑問ですが、とりあえず冬季は日帰りは受け付けていないようです。
そんな悪路を進むとなんとか辿り着けます。
まず駐車場があるのでそこへ停めて、少し坂道を下ると山肌に沿って造られた鄙びた旅館の建物が見えます。
大正10年に造られたので、今年創業100年になるそうです。
高村光太郎・智恵子夫妻が宿泊した事でも有名なようです。
とにかく全体的な鄙び感に溢れていて、アクセスも悪いので秘湯ファンに好まれている温泉なので、週末は結構混むようです。
源泉を3本持っており、浴室によって使い分けています。
混浴3ヶ所と、女性専用浴室が1ヵ所、貸切浴室(申し込み制で日帰りも利用可能)が1ヵ所あります。
帳場でお支払い、軋む廊下を歩いていくとまず「常盤の湯」があります。
「常盤の湯」は混浴です。
こちらは残念ながら清掃中(もしかしたら工事してたのかも)で、でも湯が張ってあったから黙って入ろうとしたらぬる過ぎて入れず…。
単純炭酸鉄泉と書いてあり、他の浴室とは源泉が違うので入ってみたかったなぁ・・・。
あきらめて違う浴室へ行きます。
ここからは階段を下っていきます。
手作りの木製の階段が味わい深い!
階段を下ると「羽衣の湯」があります。
こちらも混浴なのですが、すぐ向かいに同じ源泉の「婦人の湯」があるので女性の方は状況をみて使い分けするのがいいでしょう。
羽衣の湯にはカランはありません。
右側が主浴槽で40度の3人サイズ。
左側がぬるめ浴槽で38度の2人サイズ。
湯温的に源泉掛け流しでしょうかね。
お湯は無色透明無味無臭です。
茶色の湯華が驚くほど大量に舞っています。
静かに投入されるお湯に、浴室も鄙びているので、時が止まっているような感覚を覚えます。
浴室からは小さな渓流と山肌が眺望出来るので開放感もあります。
羽衣の湯から更に下流に向かって階段を降りていくと露天風呂があります。
露天風呂も混浴です。
脱衣場も兼用で狭いので、女性にはかなり厳しいかと思います。
浴槽も狭いし、やはりここの露天が一番人気があるので30分以内には出るように書かれています。譲り合いしましょう。
浴槽は41度の2人サイズ。
熱めの源泉が掛け流しされていますが、外気が寒いので適温です。
お湯は無色透明、無味、ほぼ無臭。
白い湯華が舞っています。
お湯は硫黄泉ですが硫黄臭はしませんでした。
白濁する日もあるようで、見てみたかったもんです。
木の葉なども浴槽にたくさん入ってるのはご愛嬌。
眼前に小さな渓流が流れており、素晴らしい眺望とまではいきませんが、これぞ秘湯といったひっそり感を充分に味わえ、自分も含め自然の一部分に同化しているような感覚です。
先客の男性が1人だけ帰り際に会っただけで後は誰もおらず、ずっと貸切状態だったのが更に秘湯感が増したのが最高でした。
そんなわけで素晴らしい秘湯だっただけに二度と入れなくなったと思うと残念で仕方ありません。
山肌に沿ったとんでもない場所に造られたにも関わらず、先の震災でも建物の被害は無かったのが頼もしかったのですが、火災で全焼とは…。
一度しか入ってないけど、親しみが感じられる温かみのある温泉でした。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆★(4.5)
泉質・含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 ※露天風呂
泉質・単純温泉 ※羽衣の湯
泉質・単純炭酸鉄泉 ※常盤の湯
泉温・58度(源泉掛け流し)、他不明
効能・リウマチ、神経疾患、慢性皮膚病など
料金・500円
備品・シャンプー、ボディソープ、無料ドライヤー※いずれも女湯のみ
施設・宿泊、日帰り
住所・福島県福島市土湯温泉大笹25
電話・024-595-2002
立寄時間・10:00~15:00
定休日・無し(冬季休業あり)
震災以降、旅館の廃業が相次いだ土湯温泉は風評被害の代表みたいになってしまいましたが、最近再興に向けていろんな取り組みが行われはじめている矢先にこの火災ですので、不動湯やこの度犠牲になった方はもちろんですが、土湯全体に対しても気の毒に思えてなりません。
このニュースは衝撃でした。
一度しか行ってないけど素晴らしい秘湯だったので親近感があったので。
震災も風評被害も不幸でしたが、それを乗り越えて再興途中なのに、不動湯焼失は度重なる不幸ですね…。
言葉がありません・・・。
なんとこの温泉でしたか~!
こんな素晴らしい秘湯がなくなってしまったなんて
本当に残念ですね・・・。
この温泉は歴史があり、風情もあり、秘湯好きに愛された名湯なので全国ニュースでも流れましたね。
ニュース観た時は衝撃で動けなくなりました・・・。
来春また再訪しようと思ってたところでしたが、二度と入れなくなるとは思いませんでした。
一度でも入浴出来た事が良き思い出です。
いや、ショックですね。
私は現在山形市がホームなので
土湯~土湯峠はよく行きますが
火災の件は今頃初めて知りました。
従業員が亡くなったそうで…。
車で悪路ダート行くより、対岸から徒歩で橋
渡って登った方が早いと言われた事がありましたっけ。
奥土湯は震災以降経営がヤバイらしいので
何とか頑張ってもらいたいです。
土湯自体すでに数件廃業の話を聞きますし。
それにしても残念です。
川の露天はどうなるんですかね。
何となくテレビのニュース観てたらこの不動湯が燃えていたのは衝撃でした…。
震災と風評被害で土湯温泉は大打撃のようですね・・・。
温泉好きなこともあり、福島には年に一度は訪れて出来るだけ温泉めぐってお金落としたいと思っています。
来春にまた不動湯に行く計画してたんですが・・・、非常に残念です。