卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

大鰐温泉 おおわに山荘 (閉館)

2010-03-22 00:38:30 | 温泉(南津軽群)
最近、法律事務所のCM増えたよね。
日本も訴訟大国になるのかな?と憂慮するも、大体は借金返済の問題に絞ってるから、その点は杞憂になりそう。
でもヤクザにしたら商売あがったりだね。ま、どうでもいい話。

「おおわに山荘」に行ってきた。
場所は、大鰐町のスキー場の近くにあります。

「おおわに山荘」は残念ながら、今月いっぱいで閉館するそうです。
大鰐町の財政問題は周知の事実なので、致し方なしかと納得してしまいますが、それでも貴重な温泉施設が無くなるのは悲しい事です。
そんなわけで、閉館前にもう一度温泉に入りに行ったのでした。

駐車場に着くと山ほどの車があり、閉館が決まったから客が押し寄せてるのかな?と思ったのも束の間、その日はここの施設で小学校の卒業祝賀会が開かれていたのであり、温泉客とはほぼ関係なしでしたとさ。

そんなわけでロビーに人がたくさんいたので、日帰り温泉本割引は使わないことにしました。
使わなくても200円なので激安ですが。

そして建物の奥の方の浴場へ。
車の数とは違い、お客さんは常に5人前後と静かなものでした。いつもこんなもんでしょうけど。

大きな浴槽が一つと、小階段上がると熱め浴槽。
上下合わせてカランは9ヶ所。

お湯は無色透明で、ほぼ無味、ちょっと薬臭。スベスベ感あり。

崩れた瓢箪型というかなんというか、変な形の大浴槽は15人強のサイズで、あまりに大きいので、湯口付近は44度だが、端っこは42度ほど。
湯口と、上部の熱め浴槽の廃湯が流れて大浴槽へ。

熱め浴槽は2人サイズの46度ほどと激熱。
1分と浸かれなかった。もちろん誰も入らない。
なのでこちらの廃湯が大浴槽へ流れるが、誰もこの浴槽へ入らないから、廃湯といってもフレッシュそのもの。
滑り台状に伝って流れ落ちるから、いい具合に冷めて適温が浴槽に入る。

気温によって加水、加温がありとの表示だが、源泉は高温なので、加温はまずない。
この季節は源泉掛け流ししてるだろう。
大鰐の街中の小さな温泉銭湯と違って、ここはドバドバ掛け流ししてるのが素晴らしい。

大浴槽の端の方には廃湯構があり、せっかくなのでそこのオーバーフローポイントでトド湯した。
この施設がなくなるのは寂しいなぁと感慨深げに耽ってたらいつのまに眠っちゃった。
数十分ほど眠ったかもしれんが、さすがにちょっと寒くて起きた。

そんなわけで満足なお湯だったが、やっぱり閉館は残念。
大鰐の日帰り施設はほとんど小さくて、カランも少ないし、駐車場がないところも多い(唯一大きい施設の「鰐カム」のお湯はダメダメだし)。
それに比べ、こちらは気軽に入れるし、大きくてゆったり出来るから気に入ってたのに残念である。

おおわに山荘よ、今までありがとう。そして永遠に!

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
泉温・66.4度(気温によって加水・加温あり)
効能・慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、動脈硬化症など

料金・200円
備品・有料ロッカー・有料ドライヤーあり
施設・家族風呂、宿泊、食堂

住所・大鰐町大鰐字出張沢11-59
電話・0172-48-2205
時間・6:00~21:00

※閉館しました

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