2021.6.29(火)
朝のうちは雨でした。
夕方、友人に届け物があったのでついでにウオーキング!
いつものコースでは見かけない、花いっぱいのアオギリが目に入りました。
花は地味なベージュ、華やかというものでもありませんね。
だいぶ前のことですが、アオギリはキリとはいうものの桐とは全く別物と聞いたことがあったので、どんな風に違うのかな?と思ってネットを開いてみました。
すると、
小杉波留夫さんという方の、とても分かりい写真付きの記事を見つけました。
アオギリ(中国名:梧桐・碧梧桐) アオイ科 アオギリ属
2009年以前まではアオギリ科に分類されていたそうですが、DNA鑑定の進歩で今はアオイ科に分類されるようになったとのこと。
ハマボウやムクゲと同じアオイ科で、アオギリの雄花は花弁がなくガクと雄しべだけでできているそうですが、小杉さんの写真を見ると、それががよ~くわかります。
日本国政府の紋章や豊臣秀吉の家紋は桐と言っていますが、どう見てもアオギリの葉だそうです。
上を向いて咲く花の形をみて、これは桐の花だと思った記憶はありますが、葉が違うなどとは思いもよりませんでした。
中国の詩経には 「鳳凰は梧桐(ごとう=アオギリ)にあらざれば栖(す)まず」 と記されているそうです。古代の人々は神様の止まり木はアオギリとわかっていたのですね。
花札のキリの絵札にも鳳凰が描かれているそうですが、その葉もアオギリだそうです! 私はそれも知りません!
ちなみに桐材の桐はキリ科キリ属だそう(以前はゴマノハグサ科だった)
今日見かけたアオギリの花。
高くて詳しくはわかりませんが、雌花と雄花が入り混じって咲いているそう。
この花を見ただけではとてもハマボウやムクゲと同じ仲間とは思えません。
ハマボウは近くではあまり目にしませんが、ムクゲは今が花どき。
私のウォーキングコースでもステキに咲いています。
これは ↓ 先日のとねるずで間違って歩き始めたところで見かけたもの。
このムクゲと、アオギリが仲間だったとはねぇ・・・ 驚きました。
小杉波留夫さんの記述です(先にこちらを紹介したら私の要約はいりませんでした!)
鳳凰の木 青桐(あおぎり)|東アジア植物記|読みもの|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信 (sakata-tsushin.com)
話は違いますが、
碧梧桐といえば・・・ 名前だけはピンときました。
でも情けないことに詳しいことは全く・・・。
河東碧梧桐(かわひがし へきごとう) 俳人・随筆家・書家。
写真を見ると、掛け軸など私の好きそうなステキな作品がいっぱい。
収集家もたくさんいらっしゃるというのがよくわかります。