junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

勝手にWindows 10 になってしまった!

2016-06-26 19:10:00 | ブログ・PC・トラブル
 2016.6.26(日)

ず~っと以前からパソコンを開くたびに Windows10にアップグレードする ようにとの画面が出て、うるさいな~ と思いつつ毎日毎日、何度も何度も✖ボタンで消してはいつも通りWindows7の操作をしていました。

ところが数日前、ネパールの報告もそろそろ終わりに近づいたころのこと、途中で昼食をとるためしばらくパソコンをそのままにし、食後に戻ってみると、なんと、アップグレード中・・・40% との画面が・・・・!

やめて~~~と言いたかったのですが、途中なのでどうしていいのかわからずそのままにしてしまいました。

結局 Windows10に変更されてしまったのでした。

ネパールブログはそのまま何とか書き終えることができましたが、次のブログにかかろうと、写真の取入れをしようとしたのですが、以前と方法が違ってしまいできなくなってしまいました。

今更悔しがってももう後の祭り・・・。

機械のことは全く分からない私のこと、当分の間ブログも書くことができなくなりました。


今日も とねるず に出かけたのですが、ブログが書けないのでは・・・と写真も撮りませんでした。










16度目のネパール キルティプル

2016-06-22 17:20:55 | ネパール
 2016.5.12(木)

ディネスさんと歩く最後の日になりました。 

今日は、世界遺産ではありませんがカトマンドゥに近い古い街、キルティプルを訪れました。

雨がパラパラしていましたので、バイクでなくバスで行くことにしました。 幸い雨はすぐに止み、水たまりはありましたが歩くのに困るほどではありませんでした。

バスパークの場所が変わったと聞いてから初めてのバス利用です。

以前はラトナパークを越え、危険な大通り・ダルバールマルグを横切らないといけませんでしたが、新しいバスパークはラトナパークの中にありましたので、怖い思いをする必要がなくなり、タメル方面に宿をとる人には便利になりました。


キルティプルには30分足らずで到着。(道路の混み具合により、1時間近くかかったことも!)

チャングナラヤンも一つの大きな石の上にある・・と言われていますが、キルティプルも同じく一つの大きな岩の上にある街と言われています。

街の地図というようなものがあるわけではないのでディネスさんの後について回りました。

地図があったとしてもこんな通りまでは書いてはないかもしれませんけれど・・・。

このあたりの建物はまだ何ともないように見えます。


古い建物が見えてくるとこんな具合です。


大きな木はピーパル(インドボダイジュ)と対で植えられるという “バル(ベンガルボダイジュ)” でしょうか。


古そうなシカール様式の寺院は高さがあまりなかったせいか無事だったようです。  ・・が、まわりの様子を見ると無事だったと言えるのかどうか・・・。


込み入った住宅の間を歩いていると入り口にこんな絵が描かれているお宅を多く目にしました。 これは仏教徒の家のしるしとのこと。



どこをどう歩いたのか、次回伺った時には一人では歩けないかもしれません。。

(後日、“地球の歩き方”の編集に携わっているネパール語の先生と話しをしたときに、最新の地球の歩き方には地図が載っているとお聞きしました!)


青い顔の仏塔のある寺院に着きました。
  
大きな岩の上の街の南東に当たる、チランチョ・ストゥーパとのこと。16世紀のものだそうです。


正面はこちらでした。


私の好きな石像がたくさん・・。 りっぱな寺院です。


上のほうを見ると、やっぱり地震の影響を受けていました。



もと来た道を戻って進むと、通りの真ん中にあるシカール様式の寺院は無事のようでした。


おや、こんなところに金ぴかの像が二体も・・・。


なんだろう・・・と思いながらすぐ近くにあったお店のご主人に聞いてみると、近くにこの像を作っている工房があるとかで、近くのビハールに納めるもの・・と教えて下さいました。 (以前訪れたことのあるスリ・キルティ・ビハールかな?)

お話を伺ったご主人です。


少しわかるネパール語を話してみると、こんどキルティプルに来たらうちに泊めてやるから・・・と言っていただきました。 うれしいお言葉です!


次に向かったところは見覚えのある大きな寺院です。(このあたりが旧王宮のあったところで街の中心部)

バグ・バイラヴ寺院。(シヴァの化身・ヴァイラヴを祀っている) つっかえ棒もなく無事だったよう。


境内を左回りに裏に回ってみました。 季節によってヒマラヤも見えたこともありますが、今の季節は全く見えません。

ジャカランダは満開を少々過ぎたようですがまだまだきれいです。


タイサンボクの木には白い大きな花がたくさん咲いていました。


下に見える街並みはカトマンドゥと同じく、地震にも強い今風なカラフルな建物がぎっしり。



次に寄ったところも以前伺ったことのある、ウマ・マヘショワール(シヴァの別名)寺院です。 

18世紀のものですがその後建て替えられたとか。 地震の被害はみられませんでした。 (このあたりが、岩の上の北西側の頂上に当たるようです)


寺院内にはシヴァとパールヴァティの像が祀られています。
    

建物の外壁にはめ込まれたこれはドゥルガー女神(パールヴァティの化身)のよう・・。
             
ネパールでの大きなお祭り・ダサインはこのドゥルガー女神のお祭りだそうですね。

こんな木彫りの像もはめ込まれています。こういうものを見るととても心が和みます。ステキですね。
                    

寺院の後ろから見える風景。 もともとキルティプルは農業を基本とした町だったそうですのでこの景色も当たり前の風景なのですよね。



寺院をあとにして、そろそろ帰り道、まだまだたくさんの崩れてしまった建物が・・・。




全く大丈夫な建物も多いのですが、壊れてしまった家々がもとのようになるにはどれほどの月日がかかるのか見当もつきませんね。


暗いニュースばかりの記述が続きましたが、何の儀式があるのか、きれいに着飾った笑顔の女性たちとすれ違い、少し心が晴れました。





坂道を下り、大きな岩の上にあるというキルティプルの街を後にし、バスでカトマンドゥに向かいました。



昼食はカトマンドゥで済ませ、ディネスさんとお別れしました。


ほんとに忙しく、カトマンドゥ盆地の7つの世界遺産( + α )を回りましたが、明日はもう日本に向けて出発です。

神さまには 「はやくネパールの復興をお願いします・・・」 と祈りつつ、16度目のネパール(大地震後一年)の報告を終わります。



16度目のネパール チャングナラヤン

2016-06-19 06:30:58 | ネパール
 2016.5.11(水)

今日はカトマンドゥ盆地にある7つの世界遺産の7番目、チャングナラヤンを訪れました。

朝10:30分、ディネスさんが銀杏旅館の下のサンガ・ゲート(バス乗降場所)まで迎えにきてくれました。


チャングナラヤンはバクタプルの街はずれから北に向かって段々畑を見ながらずんずん上がって行ったところにあります。(バイクで25~30分くらいかな?バスだと倍くらい時間がかかるかもしれません。)

前回2度目に訪れたのは2008.10月でしたが、その時はお米の収穫をしていました。 3度目の今回5月は小麦の収穫中でした。

私もディネスさんもこの場所を覚えていました。
今日も女性たちが作業をしていましたが、バイクを降りて声をかけることはしませんでした。 


バイクは早い早い・・・、ここから10分か15分でチャングナラヤンのゲートに着きました。



チャングナラヤン 入場料 300ルピー


遠くに見えるとんがりのある屋根がチャングナラヤン寺院。


参道のお土産屋さんや食堂、お面の工房などをのぞきながらさらに上って行きます。


途中で気が付きました! 今は乾季で水不足気味。 水を汲むためにこんなにたくさんの壺が並んでいます。 でも水はポタ、ポタ、ポタ・・・。 一日かかっても一つの壺がいっぱいになるのかどうか!


夜に、銀杏旅館のミナちゃんにその話をしたら、ミナちゃんのスマホにはこれの10倍くらいの水壺の行列が写っていました! おどろき、おどろき、笑ってしまいました。 生活している人は笑い事ではありませんが!


チャングナラヤン寺院の山門前に到着。 (ナラヤンはヴィシュヌの別名)



ここで、頼みの予備のカメラも作動しなくなってしまいましたーーー! 


ですので、ここからはディネスさん提供の写真を使わせていただきます。


入り口の門をくぐってすぐのところから撮ったもの。やっぱりたくさんのつっかえ棒。


近くに寄ってみると壁にはひびが入っています。


部分修復でも大丈夫そうですが、どうも寺院本体の土台から作り直さないといけないらしいのです。

境内の周りの建物が全滅状態。 全身の力が抜けてしまいました。








壊れる前は “作りかけの象”の後ろに見える二階建ての建物がぐる~っと境内の周りにあったのです。(2007.12月)

今はこんなふうで、ためいきしか出ません。


チンナマスタマイ(頭のない女神)の建物は、屋根の飾りがちょっと傾いているくらいで大丈夫だったよう。


チンナマスタマイの隣の建物もなくなって、シヴァリンガだけがむき出しで祀られています。


こちらも建物はなくなってしまいましたが、石像(神さま)は無事だったようで手積みのレンガで守られていました。
          

狭い境内には大小の建物がたくさんあったはずですが、ほとんどがなくなっていました。


はめ込まれた石像や10ルピー札に使われている石像などは無事でほっとしたものです。



泣いても泣ききれないひどい状況ですが、前に向かって一歩一歩進むしかないですね。 この先何十年かかるかわかりませんがあきらめないで・・・。

そう思いながらチャングナラヤンに別れを告げました。


帰りにバクタプルに寄って昼食をし、ディネスさんがサンガの銀杏旅館に寄ってみる・・ ということで一緒にサンガに向かいました。 バイクはほんとに小回りがきき便利!

明日はネパール滞在最後の日。 

世界遺産ではありませんが、カトマンドゥに近くて古い街、キルティプル訪問の予定です。


16度目のネパール バクタプル

2016-06-15 11:16:52 | ネパール
 2016.5.10(火)

カトマンドゥ盆地の中の7つの世界遺産の中で最もゴミのないきれいな街、それが、バクタプル。  

入場料 1500ルピー または15ドル  

昔からほかの世界遺産よりかなり高かったのできれいなのもうなづけます。


ディネスさんのバイクはライオンゲートのすぐ近くまで乗り入れ出来ました。

バスで行ってもタクシーで行ってもこうはいきません。だいぶ離れたところで降り、ゲートまで10~15分は歩かないといけませんから・・。

着いたところでびっくり。ゲート前にあるバイクを置いたところの建物がこんなことに・・・。 今にも倒れそうではありませんか? こんなでも1Fのおみやげ屋さん、お茶屋さんは営業しています。 貴重なネパール建築なのでぜひ残ってほしいものですが、なんとかなるのかならないのか・・・。


すぐには気がつきませんでしたが、ゲートがなくなっていました。


一年たって片付けが一段落。 やっと、「まずはゲートを造りましょう・・」 というところまでこぎつけたということでしょうか、門柱を立てるための穴が掘られていました。



一歩ダルバール広場に入ると・・、 あらら、さびしい・・・。 

観光客の姿はほとんどないし・・、右端に見えるシカール様式のケダルナート(シヴァ寺院)は上半分がなくなっているし・・・。


美術館からゴールデンゲートのある建物のおびただしい数のつっかえ棒。



それに・・・、 

ないないない・・・ あるはずの寺院が消えてなくなってる・・・。

ゲートを入ってすぐ右にあったはずの寺院もない!


ブパディンドラ・マッラ王の石柱の右にあった石造寺院(ヴァートサラ寺院)もすっかりなくなって・・・。

階段を上がってみると、ヴァートサラ・デヴィ(パールヴァティ女神の化身)は無事だったようですが、青空天井のもとにむき出しになっていました。
          
この、シカール様式の石造の建物があったはずです。

2008.10月のヴァッサラ寺院。(ヴァートサラがヴァッサラと聞こえます) 
このころはホントににぎやかでした。             ↓



55窓の王宮は2007、8年ころに伺った時に修復をしていましたが、そのおかげで無事だったのでしょうか、支えは全く見られません。


ゴールデンゲートをくぐって中に入ってみましたが、旧王宮にはヒンドゥー教徒以外は入れないためタレジュ寺院などの被害のほどはわかりませんでした。 水浴場は建物ではないせいか特に変わりはないようです。



55窓の王宮の前を通って奥に進んでみると・・・。 

ありゃりゃ・・・。

ここは学校だったところです。 地震が昼の12時ころとのことでしたが、子供たちは大丈夫だったのでしょうか・・・。


その前にはシル・マハデヴ(シヴァの別名)寺院があったのですが土台だけしかありません。

この白いきれいな寺院でした。(2008.10月)


下の写真をみると、ここにあったのはシル・マハデヴ(シヴァの別名)寺院とナラヤン(ヴィシュヌの別名)寺院とあります。 右にちょっとだけ見えるもう一つの白い寺院がナラヤン寺院だったたような・・・ うろ覚えなので次回しっかり聞いてまいります。




いつもならここから東に向かって真っすぐ進み、ダッタトラヤ寺院のあるタチュパル広場に向かうのですが、ディネシュさんは途中から右(南)に曲り、トウマンディ広場に出ました。


意外や意外・・・ トウマンディ広場の象徴、ニャタポラ寺院は無事だったのですね。 1934年の大地震でも倒れなかったと聞いています。 でも観光客は・・・??


広場に面したヴァイラブ寺院も無事のようでした。
カフェ・ニャタポラも営業していました。 ・・が、共に写真は撮り忘れたようです。


ここからディネスさんは今まで通ったことのない道に進みました。 どこをどう歩いているのか、一人だったら絶対迷子になりそうな裏道です。


すると、

なんと、なんと・・ 崩れたたくさんの住宅・・・。 

バクタプルでも南西にあたるこのあたりは今度の地震で最も被害のひどかったところだそうです。

通り一本隔てた左側は被害がほとんどなく、右側の被害が大きいのです。




砂利や砂の買える人は早く再建ができるのですが、そのような人は少数とのこと。


まだまだテントやトタンの仮住まいの方がいるとのことです。 かなり暑くなってきているので昼間はとても中にはいられないのではないでしょうか?




 
ディネスさんが裏通りに進んだのは、大地震後一年たった今の状況を私に見せるためだったようです。

まだまだですね・・・ 復興までは遠い・・・。


ディネスさんも迷子になりそうになりながら行きつ戻りつ、出たところはクジャクの窓に通ずる通り。ここまで来ると私にもわかる場所です。
つっかえ棒はほんの少し・・。


クジャクの窓のはめ込まれているこの建物も支えはありませんが中はひどいそうで、修復(建て替え)が必要なのだそうです。



ビムセン寺院のあるタチュパル広場に出ました。


ビムセン寺院の向かいにあるのが、ダッタトラヤ寺院です。

ダッタトラヤとはシヴァ、ヴシュヌ、ブラマーんの三大神が一体となったもので、一つの寺で三つの神さまを祀っているのはめずらしいとか・・。 この寺院は無事だったようで少し安心しました。


この広場に面したピーコックレストランで初めて昼食を摂ることにし、2Fにあがりました。

客は私たち以外どなたもおらず、「これは確かに困った状況・・・」と思ったものです。

バクタプールを訪れたのは今回で5度目ですが、いつ来てもこのレストランはヨーロッパの人たちでにぎわっていました。(この2~3年は中国の人も多いのかな?)

食事をしながら広場やまわりの建物をのんびり眺めていて気がついたのですが、古い建物の間に新しい建物がはめ込まれるように建てられ、残念な風景となっています。

他の建物が全部このような建物になってしまったらがっかりね・・とディネスさんと話しながら帰途に着きました。


今日と明日の晩だけはサンガの銀杏旅館に泊まることにしてありましたので、ディネスさんにはバス停まで送って頂きそこでお別れしました。

そこまでの間にあったジャカランダの並木。(動くバイク上からなのでなかなかうまくとれません。青空でないのも残念)


          


サンガに着いて久しぶりにいつもの山を登りました。 初めて登った時と同じくらい(25分)時間がかかるかな~と思ったのですが、意外と早く15分で登れました。

日没前、珍しい夕焼けを見ました。


ちょうどヒマラヤだけが見える幅の夕焼けなんて・・・! ヒマラヤ万歳!


夕食はやっぱりネパール料理・・とコロッケ! おいしくただきました。
       


16度目のネパール ブンガマティ、コカナ

2016-06-11 17:09:54 | ネパール
 2016.5.9(月)つづき

私の好きな村 ブンガマティ。 訪れるのはこれが2度目。

2月に山元加津子さん(かっこちゃん)から連絡を頂いた時から、ブンガマティが大変なことになっているらしい・・・とうすうすは感じていました。

でも実際に行ってみて、そのひどさに言葉もありませんでした。

ディネスさんいわく、カトマンドゥ盆地の中ではブンガマティの被害が最も大きかった・・とのこと。

バイクからおりて周囲を見渡すと・・・ 何と・・・大地震から1年たった今でもまだこんな状況・・・。 道路だけはきれいに片づけられていますが・・。







これはひどい・・・  後の言葉が出てきませんでした。

村の再建計画が張り出されていました。 赤いところ(崩れてしまって再建が必要なところ)が多く、これはちょっとやそっとではどうにもならないぞ、と感じました。



言葉を失いながらもマチェンドラ・バハルに向かいました。

懐かしい門(北・正面)が見えてきました。


この像はなぜこんなふうに埋まっているのか? 

前回はなぜ埋まっているのかわからなかったのですが、ディネスさんがかつて村の人に聞いてみたところによると、「ず~っと昔からなのでわからない。もともと一頭だけで最初からこのように埋められていて、掘り出すと、村によくないことが起こると言い伝えられているのでずっとこのまま」ということだったそうです。



階段を上がりきって奥をみると・・・、 話には聞いていましたが、あの、白いシカール様式の寺院がない! 奥が透けて見える?!


シンガ、シンギニは彩色されて当時よりきれいになっていましたが、後ろにあるはずの建物がすっかりなくなって、きれいに片づけられていました。
 

ほんとうならこの姿が見えるはずだったのに・・・。(2009.4月)



広場の方にまわってみても・・・何にもない! 見えるのはまわりの崩れてしまった家々・・・。





その中でも、最近建てられたらしい家は大丈夫だったようです。



反対側(南)の門にも回ってみました。


シンガが割れて、痛がっているようにみえます。


寺院の再建計画図が張り出されてありました。



しばらく広場にたたずみ、亡くなられたであろうたくさんの方々の冥福と早い復興を祈ったあと、マチェンドラ・バハルをあとにしました。


次にまわるのはコカナですがその途中にある、ガネシュで有名なカールヤ・ヴィナヤク寺院に寄りました。

ブンガマティからは2~3Kくらいしか離れていないと思うのですが、地震の被害はなかったのでしょうか、見えなかっただけでしょうか?

そればかりか、2009年に訪れたときより外観がずいぶん豪華になっていて驚きました。




門の中の寺院自体は小さなものですが、それは前と同じでした。


ちょうど結婚した方々がお参りに見えているところでした。




2013年のディネスさんの結婚式を思い出してしまいました。


カールヤ・ヴィナヤク はカトマンドゥ盆地にあるガネシュで有名な4つのヴィナヤク寺院のうちの一つです。

ガネシュは「商売の神さま」と書いてある本もあるのですが、ディネスさんは「それは間違い、本当は『縁起のいい神さま』です」と教えてくれました。


次に向かったのがコカナ。

コカナ村はカールヤ・ヴィナヤクからさらに2~3Kのところにあります。

通りの建物にも被害はあったようです。 奥まった家々はどんなでしたでしょうか・・。


ルドラヤ二寺院が見えてきました。(ルドラヤ二はシヴァの妃・パールヴァティの化身)


近くに寄ってみるとやはりかなりのつっかえ棒・・・。 これからどうやって修復するのでしょう?




これで今日の予定は終わりなのですが、ここからディネスさんの新しい家が近い(といっても2~3K?)ということで、寄らせて頂くことにしました。 3年ぶりにご家族にお会いできそうです。

この3年の間にお子さんも生まれ、家族が一人増えていました。


なにせバイクなので小回りが利いて便利!

コカナから10分かそこらでディネスさんの新しい家に到着。


屋上にも上がらせて頂きました。


大昔、まだカトマンドゥ盆地が湖の底にあった時、そこに住む悪い大蛇を退治するために、文殊菩薩がチョバールの山を切り開いたところ、水が引くのと同時に大蛇も消えていなくなったとのこと。

この話の、山の切り開かれたところが、屋上から見えるあの山だそう・・・。
 

お茶を頂いている間にお父様が外出から帰ってこられましたので、ご挨拶をし、記念に写真を撮らせて頂きました。


この他にイギリスに留学していた弟さんご夫婦もイギリスから戻っていらっしゃって一緒に住んでいらっしゃるとのことですが、まだ私は一度もお会いしたことがありません。 今日もお二人はお仕事でお留守でした。

ちなみにパタンの家はおじさま家族が住んでいらっしゃるのでそのままとのこと。 時々行ったり、来たりしているそうです。

帰りは近くのバス停に送って頂きバスで帰るつもりだったのですが、そのバス亭がどうもカトマンドゥに近いところまで行かないとないらしく、結局ホテルまで送って頂いてしまいました。

そのバイクの上から見た風景。

正面に見える大きな木が町の古さを象徴しているような気がします。


もうすぐパタンのお祭りだそうです。 山車祭りの準備が始まっていました。


バスや車でもなかなか撮れない写真が、バイクの上から撮れてしまうなんて・・・ と、一人笑ってしまいいました。 大分曲がっていますけれどね!