junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

9度目のネパール 最後の散歩

2011-12-15 21:46:36 | ネパール
 2011.11.08(火)

 明日はもう日本に帰るというこの日、銀行から郵便局の用事を済ませるため、広い大通り(カンティパト)を回って最後の散歩に出かけました。

 数年前まで王様が住んでいた王宮は今は博物館になっていますが、その一角、カンティパトと交わる交差点での風景です。
 
すごいオートバイの数に私もびっくり。 先頭に自転車が見えます!


車も多くほこりっぽいのが半端ではありません。 大通りを歩いたり車で走ったりするときは必ずマスクをしたほうがいいでしょう。慣れてないとすぐにのどをやられます。

少し歩くと地図にものっている ラーニポカリという池。 ティハールの5日目、バイティカの日に姉妹のいない男性は池の中に建つ寺院でティカを受けられるということです。

横から見ると・・


 池のまわりにはアヒルがたくさん歩いていました。
 アヒルはティハールの祭りの主人公であるラクシュミー女神と関係があり、 ♪アヒルに乗ってシタール(という楽器)をもって♪ と歌にも歌われ、石像もその姿で現わされてされているものが多いということです。


移動時は一列になってそろって移動していましたよ


 
 ひろいひろーいラトナパークの中ほどにカンティパトとダルバールマルグをむすぶ細い散歩道があるのですが、この散歩道が大きなジャカランダの並木になっています。 一度、この並木が満開のときに訪問してみたいと思っているのですが・・・。

その近くにあるマハンカル寺院。(後ろから見たところ)



大通りの一部がテンプーの乗降場になっていますが、よくまあ動いているな~と感心するような三輪車の多いこと。



 この先にある郵便局で用事を済ませました。

 郵便局の近くにある水場もすっかり水が枯れています。 カトマンドゥでは水不足のためタンクローリーで売りにくる水を買っているのだそうですよ。



 あまり車のないところを通って王宮広場にまわりました。

王宮もいつもと違う方向から見ると又雰囲気が違って見えました。


骨董市のように見えるバサンタプール広場のお土産屋さん


 いつものこんな風景を眺めながらホテルに戻りました。

 午後は、これも最後のネパール語のレッスンを受けて 「9度目のネパール訪問」 を終わりました。

 次回こそジャカランダの咲くころ・・・ と心に決めていますがどうなりますか、まだ予定はたっていません。



9度目のネパール ティハールの祭り

2011-12-14 17:47:38 | ネパール
 2011.10.26(水)

 9度目のネパール訪問のため、この日午後カトマンドゥに到着。

 ホテルに落ち着いたあと、街で知り合いになった方々に挨拶するため散歩に出かけました。

 確認もしないで日本を出発したのですがちょうどティハールのお祭り時期でした。

 ティハールはヴィシュヌの奥さんであるラクシュミーを家に迎え、富と繁栄をを祈る収穫祭です。

  5日間あるのですが
  1日目 カラスの日
 2日目 犬の日 
 3日目 牛の日  
 4日目 ネワール族の新年
 5日目 バイティカ(女性が男性のおでこに赤いティカを授ける儀式を行う)

家々の入り口には曼荼羅が描かれ、光を灯し、新年の準備と女神様を迎える準備がなされます。
以前見かけたものは、色粉を使って描いたものでしたが、葉っぱや花が使われているものは今回初めて見ました。







 タメルチョークで牛を見かけるのはほんとに珍しいことと思います。
お祭り期間はゴミを集める人たちもみんな休みに入ってしまうらしくあちこちでゴミの山が見られました。そのゴミの中から何かおいしいものでも探しているようです。


タメルチョークでは路上に豆や穀物の実を使った絵を描いているところでした。 今年も見られてラッキー! 一昨年も見たのですが、今年は又違う絵で、毎年異なる絵が描かれるらしいと分かりました。



この翌日 2011,10.27(木)も9:30分ころから散歩に出かけました。

昨日の絵が完成していました。 脚立の上から撮ったもの。 でももっと上からでないとちゃんと見えないですね。


これは横から・・


使っている豆や穀物を大写しにしてみました。 それにしてもすごいですよね~。







チョークの片すみでこんなおやつを売っていました。 パロウタというもの。これで二人分 100ルピー(ちょうど100円くらい)。 注文をしたのは中国からの親子です。ホテルで朝食は食べるけれど、いろいろなものを食べてみたいので・・とのことでした。 クレープのようにロールにするのもOKだそうで・・
昨年聞き損った熱源ですが、オイルを使っているということでした。

商店ではどこもマリーゴールドの花飾りを飾り付けます。日本ならさしずめ門松というところでしょうか・・


 

甘いお菓子もお正月にかかせないもののようです。 普段はこの光景は見られません。


これも新年やお祭りのときだけのもののようです。 パーンという葉っぱに、前にあるいろいろなものを包んだもので甘い味がするとか。ひとつ10ルピー。 4年前、キルティプルのお祭りのときに見かけたものと同じかも・・(前のブログを見てみたら・・やはり同じものでした)

ちょうどご婦人が買い求めにきました。 


こんな街の風景を見ながら王宮広場近くまで来たら、少し手前のチョークにも絵が描かれていました。ここは豆でなく色粉を使ったもののようでした。



いつもの王宮広場です。 このピーパル(インドボダイジュ)いつ見てもいいな~


お祭りのおふれ




ティハールは別名“果物の祭り”あるいは“光の祭り”と言われるそうですが果物売りもいつになく多いですね~。





 しばらく広場の風景を楽しんで帰途につきました。

帰りに通ったチェトラパティ・チョークにあるピーパルに糸が巻きつけられているのを発見しました。 これもお祭りのときに巻かれるもの? 木の下で寝込んでいる人も・・



 ※ ピーパルにまかれる糸のこと

 後日、旅行会社の案内の冊子を見たところ、その中に少し紹介がありました。

 ネパールでは大きなピーパルには神が宿るといわれ、木そのものが信仰の対象になっていると聞いていましたが、病気治癒や悪い星回りを鎮めるための邪気退散を祈る時に、木綿の糸を100回巻いて、ブラーマンと呼ばれる司祭とともにその木の下で儀式を行うということです。 

 残念ながら儀式中ではありませんでしたが、いいものに出合いました。



9度目のネパール 7歳のいおりちゃん 初ダンプス④

2011-12-13 18:05:23 | ネパール
 2011.11.4(金)

 4日目 ポカラ~カトマンドゥ


 この日は最後の日ということもあって気がゆるんだせいか写真がほとんどありません。 これではブロガーとしては失格ですね~、お許しください。


 カトマンドゥに向けてのバスは7:30発。 バス乗り場までは歩いて20分なのでそれに合わせて6:00に朝食を出して頂きました。

 ミナさん、いおりちゃんも手際よく準備が済み、余裕があるのでバスパークまで歩いてもいいのだけれどタクシーに乗っちゃおう・・ 近いので昨日おとといお世話になった運転手さんを呼ぶほどのことないと流しのタクシーを拾うことにしました。

 たべものや の副マネージャーがタクシーを拾ってくれたのですが、言い値は150ルピー。 歩いて20分はタクシーなら5分もかからないのに150は高い!と思ったのですが、面倒だったので乗ることにしました。

 いざタクシー代を払おうとしたらこまかいのが120しかなく、120にまけて!と頼むとあっさりOK。 うっふっふ・・ ラッキー!

 たぶん正規のメーターというものがあるとしたら100ルピーでも高いのかもしれないのですが・・・。
 

 早めにバスパークに着いたのですが、いろいろな会社のバスが2~30台も停まっていたでしょうか・・・ わぁ~スゴイと思ったものです。 (写真がほしいところ・・)

 それでもババ・アドべンチャーのバスはブルーでとてもわかりやすくすぐに乗車できました。
 
 ちなみに前回利用のグリーンラインのバスは たべものや のすぐ近くからの発車なのでとても便利、バスを探す必要はありません。(到着はババ・バスと同じここバスパーク)


 来るときは私の隣はずっと空いたままでしたが、帰りはそうはいきませんでした。

 それどころか超満員、ダブルブッキングもあったらしく、運転手室のスタッフ用ベンチでカトマンドゥまで帰ってきた人もいました。



 9:20~  朝食休憩(20分) 行きと同じところなのかどうか・・・こんなさびしい写真しかありません。



 11:35~  昼食休憩(40分)  
ただの休憩所での風景でしたが、旅の後で見たときに笑顔の持つ素晴らしさを再認識した1枚となりました。




 3:30分ころにはカトマンドゥ到着。


 グリーンラインのバスはタメルの近くにオフィスを持っているため、発着ともタメルに近くとても便利でしたが、ババ・バスは行きはタメルの近くからの出発ですが帰りはかなり遠くでおろされます。(郵便局のあたりだったかと・・)

 私たちはそこでは遠すぎると思い下りずにいたら、次はタメルを通り越したはるか先らしい・・・と。

 道路が混んでいてノロノロ運転だったのでタメルの近くに来た時にこれならおろしてもらえるかも・・と無理矢理 「ここでおろして~」 とミナさんとお願い・・ ほんとはダメと言われたのですがなんとかおろしてもらえました。

 タメルに宿をとった方はババ・バス利用時は、はるか手前で降りるか、はるか先でおりるか、帰りを少し覚悟をしないといけません。


 ホテルには3:50分ころに着き、すぐに夕食を食べに行きました。

 そこでのいおりちゃんの悲劇・・・

 外見はりっぱなレストランなのに・・・ 夕食に頼んだオレンジジュースが苦くて飲めなかったのです。

 最後の最後まで、いおりちゃんにはひどい旅だったかも・・・


 今回の旅では、夜に雨が降っても朝になると止んでくれ、行動するには少しも困ることなく、その点ではツイていたと思います。
 ヒマラヤの展望に関しては恵まれませんでしたがまあ善しとしましょう。

 小さい子供と一緒のときは行った先では十分な日にちをとってあげないといけない・・ と大いに反省しています。



 以上で7歳のいおりちゃんとの旅の様子を終わります。


 
 次回、カトマンドゥで見かけた街の様子等を紹介いたします。
  

9度目のネパール 7歳のいおりちゃん 初ダンプス③

2011-12-11 21:55:03 | ネパール
 2011.11.3(木)

 3日目 ダンプス~ポカラ

 この日は、朝早くに起きてダンプスよりさらにヒマラヤが大きく見えるオーストラリアンキャンプまで往復してからポカラに戻ろうと計画していたのですが、天候が悪くヒマラヤどころか近くの山も見えないので昨日のうちに計画を変更。

 朝食を済ませたら、昨日登ってきた道を下って、早めにポカラに戻ってしまおうということにしました。

 いおりちゃんはせっかく仲良しになったサラソティちゃんと別れたくなかったようですが、9:55分 ヤマサクラを後にしました。

 昨年もティハールのお祭りの後で来たので縄飾りがありましたが今年もありました。

昨夜から今朝がたまで雨が降っていたので空はまだどんより曇っています。


 これですからとてもヒマラヤを望むことはできません。 オーストラリアンキャンプに行っても同じことなので計画を変更してよかったと思いました。


 いおりちゃんはサラソティちゃんと別れたのがよほど悲しかったらしく最初は全くペースが上がらなかったのですが、徐々にあきらめがついたのかペースが上がってきました。

 私とミナさんでストックを1本づつ使って下るのですが、ストックなしのいおりちゃんのほうが身軽にずんずん先に行ってしまいます。

 あまり離れすぎて見えなくなっても心配なので、離れ過ぎないようにと注意をしながら先に行ってもらいました。 

 このペース、昨日の出発地フェディに着くまで変わらず、7歳の威力を知らされました。



途中にある休憩所。ここでは休憩はせず。こちらのご夫婦の写真を撮らせて頂いただけ・・ 


もう少し先にある上りでも寄ったいつものエヴァーグリーンレストランで休憩。 下から上がってきた人も一休み。


あとで気がついたのですが、今年は壁が青く塗られていました。 そしてすぐそこまでもやがかかってきています。 これではヒマラヤが見えるどころではありませんね。 あきらめもつくというもの。 




 下りはラクすぎて写真を撮る間もなくびゅんびゅん下ってしまい、気がついたらいおりちゃんの下りの写真が一枚もありませんでした。


 いおりちゃんのような小さな子供がトレッキングをしているのは珍しいのか、会う人ごとに声をかけられちょっとした山の人気者でした。

 声をかけられているときの写真などがあるとよかったなーと後で思いました。



 11:35 フェディ到着  休憩15分を入れても1時間40分で着いてしまいました。


 そこでびっくり。 3月に撮った写真をお渡ししようと思った少し上の(といってもそこまでが大変なのですが)ザムネ でアクセサリーを売っていたチベットの方とばったり会えたのでした。

 お一人しかいなかったのでその方には写真をお渡しし、もう一人の方の写真を届けて頂くようお願いして別れました。


 昨日ポカラからお世話になったタクシーの運転手さんは既に待っていてくれましたので、ポカラには12時少し過ぎに着いてしまいました。


 荷物を置いて昼食。 そのあとは6時に夕食ということにし、自由行動としました。


 ポカラでもたくさんのチベット人女性たちがアクセサリーを売っているのを見かけます。

 
  昨年秋に偶然カトマンドゥでお目にかかった I さんがすでにⅠヶ月も前からポカラに滞在していてみんなで夕食をごちそうになってしまいました。

I さんごちそうさまでした。
 

9度目のネパール 7歳のいおりちゃん 初ダンプス②

2011-12-01 20:56:59 | ネパール
 2011.11.2(水)

 2日目 ポカラ~ダンプス

 昼食はダンプスに着いてから摂ることにし、あまり遅くならないよう時間を逆算し、出発は8:30分ということにしました。 

朝食は少しゆとりを持って6:30分からにしてもらいました。

 おむすび2個とおかず一品に味噌汁、漬物、フルーツです。(いつも食事の写真を撮るのを忘れてしまいます)

 朝が早すぎるせいかみんなおむすび1個が残ってしまったのでおやつに食べようと、包んでもらいました。

 このおむすび、10時ころ休憩したときに手持ちの梅干しと一緒に食べたのですが、なんとまあおいしかったこと! 

 いつもだと私は疲れすぎてか、食欲などまるでないのですが、食べてみてビックリだったのです。

 
 朝食後、持っていく荷物と置いていく荷物の仕分け等あわてることなく済ませ、8時すぎには出発準備ができてしまいました。

 走っているタクシーを拾って、ミナさんに交渉してもらい、安く行ってくれる人にしよう・・・ と話していたのですが、ミナさんが気を利かせて以前お世話になったという大型車のドライバーさんに相談してくれ、安く行ってくれる小型のタクシーの友人を紹介してもらっていました。

 すでに待っていてくれました。 

 8:10 インド系のお祭りの行列が通りかかりました。 ラッキー!





 8:20 ポカラ出発 ダンプスへの登り口のフェディまでちょうど30分。

ドライバーさんとミナさん、いおりちゃん


 8:50 フェディ出発 さあこれから長い長ーい登りが始まりますよ~ 


登り始めて30分くらい・・・ まだまだいおりちゃんは元気。




 9:35 ザムネ ここが最初の休憩ポイント 意外と早く着いたような気がします。 

 いつものことですがここで10分ほど休憩。 この前も後も チョット休憩 は何度となく・・・

 以前ここには二人のチベット人女性がお土産品を売っていたのですが、写真をお渡ししようと思ったのにいませんでした。

 2011.3月まではあった屋根付き休憩所はいつのことかがけ崩れで流されてしまったとか?でなくなっていました。 その代わり、当時建築中だったホテルや休憩所、売店がおしゃれになって新しくオープンしていました。(ここでの写真は撮り忘れました)



ザムネを出発し ほどなくこのおじさんにお会いしました。 以前牛の世話をしているときにお目にかかった方です。 今日はここで観光客にこの杖を売っているのだと言っていました。(ミナさん通訳) 参考までに1本いくらか聞いてみればよかった!




 このあたりからいおりちゃんのペースが落ちてきました。(今考えるとおなかが空いてきたのかも・・)

 お母さんのミナさんは気がついていたかもしれないのですが遠慮して言い出せなかったのかもしれません。  私は自分が空腹を感じないので全く気がつかなかったのです!

 なんとなく、「ここらでおむすびを食べようか・・」ということになり、道端に座り込んで梅干しを出して食べたのでした。。 これがとにかくおいしかったのです。(でもいおりちゃんにはまだ足りなかったかも)

 

 10:35 エヴァーグリーン レストラン  ここもいつも休むところ

 お茶を飲み、おやつを食べ、持ってきた果物を食べて休みます。 3月に撮ったご主人と奥様の写真をお渡しすることができました。

たまたまヤギの出産に出合いました。 2匹目が生まれたばかり・・・


おばあちゃん(83歳)も見守っています。



その後もいおりちゃんを励まし、励まし進むことに・・・。 励ますとご覧のとおり、せっせと先を歩きます。





このホテルが見えてくると目的地ももう近い・・・ とほっとします。


このホテル群の中にある私立の小学校。 いつも見かける外での授業。





 12:40 ダンプス村 “ヤマサクラ” に到着。

 今までで一番早い3時間50分で着くことができました。(前回は4時間30分、その前は4時間)

 7歳のいおりちゃん よくがんばりました!!

昼食がおいしかったのはいうまでもありません。 食べ始めてしまいましたけ・れ・ど・・



 ホテルには10歳の女の子がいて、一人っ子のいおりちゃんには一緒に遊べるのがうれしいらしく疲れたの'つ’の字もなく夜遅くまで、次の朝起きてから出発するまでその子のあとについて回り、とにかく楽しそうでした。


 この日はマレーシアのインターナショナルスクールの生徒たちのスタデイツアーとかで12歳前後の子供たちで大賑わいでした。

 夜にはかなり冷えてきましたので大人は火にあたりながらおしゃべりをして過ごしました。

 



 夜9時にはもう就寝です。 ミナさん、いおりちゃんお疲れさまでした・・・