junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

二度目の桂林 ① 漓江下り

2019-06-30 10:29:12 | 中国

 2019.6.18(火)~21(金)

二度目の桂林の旅(3泊4日)をしてきました。

桂林はまた行ってもいいなぁと思っていたところ、とねるずの歩き仲間3人が行かれるというので私も入れて頂きました。

旅の内容は前回とほぼ同じ、初めての人向きの漓江(りこう)下りと市内観光。 旅行会社はいつも旅の案内を送って頂いているクラブツーリズムです。

ブログは書こうか書くまいか悩んだのですが、前回の漓江下りの写真をみると、曇っていたためどんよりとした宣伝どおりの水墨画の世界でしたが、今回は青空に恵まれ、緑の映える漓江下りになりましたのでそれだけでもアップしたいと書くことにしました。

カメラは一台壊れてしまい、夜はうまく撮れないカメラしかなかったので夜のクルーズの部は全滅です。


 1日目 2019.6.18(火)

成田空港(第2ターミナル)13:50分発 中国東方航空とJALのコードシェアー便。出発は少し遅れたようですが女4人、おしゃべりをして過ごすので全く問題ありません。

昼食の機内食が出たのは午後の3:00。 こうなることは分かっていましたので、空港にいる間にちょっとだけお腹に食料を入れておきました。

日本と中国との時差は -1時間 途中で時計の針を中国時間に合わせました。
このあとの時刻表示は中国時間となります。

乗り継ぎ空港の上海には16:00ころ着だったかと。

今回の旅で初めて写したのが上海空港のトイレ入り口↓ これらの絵表示は日本人のデザインで世界の各地で使われているとか。なんだかなつかしくうれしい感じです。



桂林への乗り継ぎ便出発は18:15分。

搭乗して3~40分ほどでまたまた機内食が出てきました。 これは夕食なので食べておかないと・・。


桂林には20:30ころに到着。

ガイドの徐さん(男性)を紹介して頂きました。 日本からの添乗員さんは落合さん(若い女性)です。

ホテルには22:00ころに着き、それぞれの部屋に入ってシャワーをして眠りに就きました。 この夜から3泊お世話になるのは桂林金龍珠国際大酒店です。


 2日目 2019.6.19(水)

2枚目に写したのは翌日の朝、窓から見た景色。

ホテルのすぐ近くのとんがり山、上の方にお堂があります。

翌日の朝、だれかがお堂の前で体操をしているのが見えました。どなたかが住んでいるのかと思いましたがそうではなく、下からお堂まで道ができていて登ることができるのだそうです。


さて今日が旅のメインの漓江・川下りです。

朝食は6:30から。 ホテル出発は7:40分です。竹港という乗船場まではバスで50分ほど。

漓江は全長437km、そのうちの桂林~陽朔間の83kmを4時間かけて下ります。

見覚えのあるところに着きました。




漓江下りをするにあたり、私たち4人は「雨さえ降らなければよしとしましょう」と言い合っていました。
朝のうちは曇り空で水墨画の景色にはちょうどいいかな?と思っていたのですが、徐々に晴れ間が出てきてなんとまあすばらしい日になったこと!

一週間前は大雨の影響で増水、濁流で漓江下りは出来なかったとのこと。なんて運がよいのでしょう。みんなで喜び合いました。

そして2度目の漓江下りで感じたのは「なんだか緑がきれい!」ということでした。これはお天気のせいでしたね!

日本に帰ってから以前のブログ(2017.9月末)を見ると、写真のすべてがどんよりとしていて、ほんとに水墨画の世界だったのです。

最初の40分ほどは見どころはないと言われていますが、なんのなんの、この山の景色が見られただけで桂林に来た甲斐があったというものです。2度目でもすご~くうれしいです。         

見る位置により見え方は変わりますが、このあたりが蝙蝠(こうもり)山かも。


山の中腹に花の咲いているのが見えました。



私たちについてきたカメラマンさんは「あれは木の新芽」といっていました。確かに他で見たものは新芽のようでしたが、これは花・・と私は思っています。

途中の漁村?観光用のボートと思ったのは間違いで漁をするための舟かも。




40分ほどして見えたこれは冠岩幽洞(かんがんゆうどう)と名づけられた山。山の形が王様の冠に似ているところから付いたそう。

洞窟もあるらしいのですが、どこにあるのかよくわかりませんでした。 せっかくイヤホンガイドが配られていたのにガイドさんからの詳しい説明はなし。

これは、岩の部分が馬に見えるそう。そう言われれば・・・。


こちらは恐竜?(私が勝手に・・)


これはたけのこ山だそう。


この山には道が造られています。中国ではけわしい岩山であっても道を造るのはお手の物のようで、武陵源(ぶりょうげん)でもびっくりするようなところに道が造られていて驚かされました。


この山には名前はないのかな?


羊の蹄のように見えるところから羊蹄山だそう↓

川岸に生えている竹が独特で鳳尾竹(ほうびちく)というそうですが、初めて来たときから私が気に入ってしまったものです。 これは観光用に川に沿って植えられたものなのだということを今回ガイドさんから教えて頂きました。

村の名、本当は「楊堤↓」と書いていたそうですが、わかりにくいということで今では「羊蹄」になってしまったとか。


サントリーウーロン茶のコマーシャルに使われたのはこのあたりの景色のようです。

遠くに富士とりんご山が見えます。

童子拝観音(真ん中のとがった山が観音さまのように見えますか?)


これは? 文筆峰かな?


少し近づいた富士、りんご山


亀岩やかえる岩などもあったらしいのですが、特に説明もなかったのでわからないまま通り過ぎました。

何時間乗っていてもほんとに見飽きることのない景色。





 ↑↓ 九馬画山(きゅうばがざん)と言って、がけの模様が9頭の馬に見えるところから名づけられたそう。私にはなかなか馬に見えなくて・・・センスがないということかもしれません。


これは何かな?勝手に名前をつけていいそうですよ。

私には右側がトラの顔のように見えるかな。


特に名前なんてついて無くてもこの景色いつまで見ていても飽きないですね。

一週間ほど前の大雨で川は茶色く濁っています。




11:00過ぎには船内でお弁当が配られました。 頂いた揚げ物などと一緒にランチタイム。

ランチが終ったころに

田螺(タニシ)山が見えてきました(手前の山)。


船が進んで別の角度からみるとひとつに(右)。


五指山らしい。




とうとう終点の陽朔に到着してしまいました。


10月の半ば過ぎに行かれた友人の写真を見ると紅葉がすばらしいので秋もいいですね。


船を下りて、見覚えのある通りを通って陽朔西街(ようさくせいがい)に向かいます。

途中の街路樹に見たことの無い花が。以前はカートに乗って移動してしまったので気がつかなかったか花の時期ではなかったか(2017.9月末ころだったので)

銀厚朴(ぎんこうぼく:モクレン科)だそう。花に芳香があり薬草となるそう。別名玉欄(ギョクラン)





うれしくてたくさん写真を撮ってしまいました。

今回のガイドさんは男性ですが、キャリアがあるせいかとにかくいろいろなことをご存知で詳しい。花の名前もよく教えてくださいます(しかも漢字も的確に)。 私たちにとってはほんとに嬉しい限りです。

一週間ほど前の大雨ではこのあずまや?の丸い門の中ほどまで水が来たそう。痕が残っていました。

このあずまやの説明もあったと思うのですが、メモもなくよくわかりません。

15分か20分ほどで西街(せいがい)入り口に到着。

ここにも銀厚朴(ぎんこうぼく)の大木↓

ちょうど近くに階段がありその上から写真が撮れました。




ツアー旅ですので横道に入ることは無くメインの通りだけを歩きましたが、前回気がつかなかったのか無かったか新しく目に入ったものもありました。






これは良くできた人形ですが、何をしているのかな? ガイドさんは先のほうに行ってしまって聞くことができませんでした。




旅行会社と提携しているお土産やさんは前回と同じ少数民族の方が作っている作品を扱うお店。


西街歩きも1時間くらいあったでしょうか、バスの待つところに向かいます。


ここから約1時間30分ほどかけて桂林に戻ります。

途中バスを降りて見たのが 月亮山(げつりょうざん)。

花崗岩なのでこのような自然の形もできやすいとか。(と言っても何百万年、何億年単位でしょうけれど!)


バスの中から見える景色もすてきなので、居眠りしている暇もありません。



桂林の街に戻って寄ったところは東山魁夷さんとも交流のあったという画家さんや新進の画家さんたちの絵のある画廊。 購入することも出来ます。

奥の方ではお茶をご馳走になれますが、お菓子などのお土産やアクセサリーなどの販売もあります。

30分ほどで外に出ました。

既に4:00近くでしたが、次は穿山巌(せんざんがん)という鍾乳洞です。
時間が遅いので他の観光客は見当たらず。


相変わらず中国の鍾乳洞は赤・黄・青・緑等のライトアップがすごいです。こういう文化だから仕方ないですよね。解説もして頂きましたがメモもしていないので詳しいことを書くことができません。
  









このあとレストランに移動して夕食。 たくさんの料理も徐々に出てくるので写真には収めにくいですね。



18:00過ぎ、以前泊まったホテル(漓江大瀑布飯店)の近くにきました。

このコーヒーショップ(奥さまは日本人だそう)の前で一度解散。


店の前に咲いていた花。この花もガイドの徐さんはご存知でした。
      
花の名は使君子(しくんし)。回虫駆除に使われる薬草だそう。
      

夜のオプショナルツアー・四湖(しこ)ナイトクルーズに参加する人は18:50ここに再集合です。

近くのショーウインドウにあったこれ、何だと思いますか?

答え;サンダル又はスリッパ。楽しい形ですね~!


再集合まで50分しかないので、近くの湖(大瀑布飯店の窓から見えた)までほんの少し歩きました。

逆光ですが、目立つこの塔二つ。日塔と月塔だそうです(2002年築)。


       クワズイモに実ができていました。
       

歩道のほうを歩いてみると、

名のある方の像のようですが・・。筆を持ち、傍らに硯があります。


歩道には石造の白鳥がたくさんあったのですが、ほとんどのくちばしが欠かれていてなんとも残念。


さてさて、19:00からは四湖(しこ)ナイトクルーズです。これももう一度見てもいいなあと思って申し込みました。

4湖(しこ)とは
杉湖(さんこ:サンは杉ですね、湖の周りに杉の木がたくさん植わっているから?)
榕湖(ようこ:榕はガジュマルのこと:ガジュマルが植わっているから?)
桂湖(けいこ:桂はモクセイのこと:モクセイは4種類あるそうです)
木龍湖(もくりゅうこ:どこかに木製の龍がいたのかな??) 

前回はこの地図は無かったので位置関係はよくわかりませんでしたが、今回はこの地図のお蔭でいろいろなことがよ~くわかりました。

夜の写りの悪いカメラで写真はほとんどブレてしまいましたが
船から見えるものは前回と同じ
・島から島に散策できる景色(昼に散策するのもいいかも)
・そこに架かる世界の有名な橋(イギリス、フランス、アメリカ、日本、あとどこだったか・・)
・帆掛け舟
・鵜飼いのようす
・途中の館の女性の踊り等
以前は終点のステージでショーがあったのですが今回は無しでした。

帰りの船内の生演奏は複雑な形の竹笛演奏でした。

日本の「笙」という楽器に形(大きさも)
は少々違いますが似ていたかも。


ここでカメラの電池も切れてしまって・・・

クルーズの初めころはまだ少し明るくて日塔、月塔はこんな色ですが、すっかり暗くなった帰りには左が金、右が銀色(白)にかがやいていました。(カメラは電池切れで写したくても写せませんでした)

(昼の散策で見た日塔と月塔とは見る場所が違うので位置は逆)

19:50分には陸に戻り大瀑布飯店(前回宿泊のホテル)の前に行くと、ちょうどホテルの屋上(高さ80m)から幅78mの窓全体を伝って流れ落ちる「滝」の時間でした。10分間だけですが、これにかかる費用が一日100万円だそう・・ おどろきーーー!

ですが、これはホテルが出すのではなく観光客に喜んでもらうためと政府が出しているそう。それならね~と納得しました。 この場面は写真に撮っても全く滝感は出ないので実際に見るのがいいですね。もっとも私のカメラは電池切れでしたけれど・・・。

近くで待っていてくれたバスに乗り、ホテルに戻ったのは20:30ころ。 交代でシャワーをして22:00ころには休むことができました。

なんと盛りだくさんな一日だったことでしょう!




とねるず 新京成 高根木戸

2019-06-24 18:25:48 | とねるず
 2019.6.23(日)

 とねるずの日

集合は 新京成線 高根木戸駅 10:00

地図を眺めると、駅の西の方に畑や田んぼに囲まれ島のように見える高根町集落に目が留まり、そちら方面に向かって歩こうとすぐに話がまとまりました。

駅を背にしてしばらくは住宅ばかりの中を歩きます。 やっぱりよそさまのお宅の花々を眺めながら歩くのでなかなか進みません。

しばらく車の多い通りを歩きましたが途中からやっと裏道に入れました。

ある住宅の庭にこんなかわいいファームを見つけました。


名前の分からない花々  ↓ギンバイカだそう。あとで調べて分かりました。
        

    

            

       

めずらしいアジサイもありました。
          

     

       これはワルナスビ
          


高根東小学校の横を通り、地図上に見えるがけ地の下の荒地、田んぼのある方に進みました。


荒地の中に建築会社らしいプレハブがあり、フェンスの中の一角に明神様が祀られていました。どなたかが調べてくださったのでしょうね、稲荷大明神 文化3年(1806)とあります。


同じ敷地にハンゲショウ。私はたまにしか見られないのでうれしいものです。
       

途中、道端ににんじんがたくさん捨てられていました。 なんかの都合で市場には出せなかったのでしょうね。もったいないもったいないといって通り過ぎました。

仲間の一人が、荒地の途切れたところに雉(キジ:オス)を見つけました。

遠くなのでズームにしましたが、なかなかうまくとれません。近くの草むらにメスや子どもがいるようでした。

電波塔の見えるところから左に入る道が見えたのでそちらに進むと、目標にした高根町集落の観行院(かんぎょういん)の前に出ました。


山門に向かって右に六地蔵


小さなお堂がいくつかありました。


祠に屋根がかかっています。大事なもののようです。


弘法大師さまに見守られ88ヶ所巡りをしました。



こちらの小さなお堂の彫り物も本格的なものですばらしかったです。

堂の左手にも

               右手にも
                 
      中の像は、弘法大師さま? 
                            


観行院は真言宗・豊山派の寺院。文亀2年(1502)に西福寺の宥尊僧都(ゆうそんそうず)がここに庵を結んで隠居したのが始まりだそう。かなり古いですね。


本堂前の龍の彫り物もりっぱです。


木鼻といわれるところの彫り物


               右
               

市の有形民俗文化財になっている八十八ヶ所札所大絵馬があるそうですが、どこにあるのかわかりませんでした。

芝生にはたくさんのネジバナが咲いていました。でもちゃんと撮れたのはこれだけ。



ちいさな公園もできていてベンチもあることから、お断りをしてここで楽しいランチタイムとしました。

今日の参加者はこちらの5名と私の6名。



午後は近くにある神社マーク(稲荷大明神)のところに寄ることにし歩き始めたのですが、Y字路で道を間違え神社でないほうに進んでしまいました。
(高根稲荷大明神には神楽殿もあってなかなかのところだったらしいのですが、逃した魚は大きかった!?)

戻ってまで行きたいと言う人は私くらいで、間違ったことがわかっても戻ろうと言う人はおらずまっすぐ駅に向かうことになりました。

雲行きが怪しかったので、一番近くの東葉高速鉄道の飯山満(はさま)駅に出ようと芝山団地の中を通り抜けて歩いたのですが、空が明るくなってきたので朝の高根木戸駅に戻ることにし、車の多い通りを一目散に駅に向かいました。

途中でこんな道標も見つけましたが、残念なことによく読めない・・。

文化15(1816) 中大あな江 とあるかな? 真ん中の道が 大穴(という地名)に続いているということかなぁ・・・ ちょうどこの近くで道が3つに分かれているのです。

この花は? だれも名前がわからず。
       
ネットで調べたらわかりました。 アエオニウム(黒法師)という名前。 
花のように見えるのは葉っぱだそう。 緑のもの、縁取りのあるもの、もう少し色の薄いもの、濃いものなどいろいろあるそうです(ベンケイソウ科 アエオニウム属)


駅の近くまで戻ってから喫茶店に入り、お茶をして3:30ころに腰をあげました。




アカバナユウゲショウ 2度目の開花 その①

2019-06-22 19:03:48 | ベランダ園芸
 2019.6.22(土)

ベランダのアカバナユウゲショウの花が復活しています。

春に咲いたあと、葉がすっかり枯れてしまったので根元からすっきり剪定を済ませました。

新たに芽が出て育ってそれなりの株になったと思ったら、春のように花が咲き出しました。 嬉しい限りです。


      

             

参考までに;
アカバナと名のつくものは日本に10種類ほどあるそうです。 ですが、今我が家のベランダにあるものは 多分、アカバナユウゲショウでいいのではと思います。


  ~ ~ ~ ・ ・ ~ ~ ~ ・ ・ ~ ~ ~ ・ ・ ~ ~ ~

 ※ 6月18(火)~21(金)まで2度目の桂林の旅をしてきました。

もう一度行ってもいいと思っていた桂林の旅、友人3人で一人足りないというので参加したのでした。

漓江下り、市内観光と前回とほぼ同じ内容でしたので、ブログに書くことも同じになりそうなので書こうかどうしようか悩んでいます。(漓江のり が変換に出てこなくて困っていましたが、saikoroatさんがメールで送ってくださったものをコピーして訂正することができました。ありがとうございました)

あす6/23(日)はとねるずですのでそちらの方が先になりそうですが、これからの一週間が忙しくなるとなかなか書けないかもしれません。

まだ新しいパソコンに買い替えられずにいるため、調子は悪いままです・・・。





鎌倉 淨妙寺のアナベル

2019-06-16 18:23:35 | ちょこっとお出かけ

 2019.6.14(金)

鎌倉の淨妙寺内のレストランの庭に咲いているアナベルというアジサイ(の一種)を見に行きませんかとお誘いを受けました。

鎌倉は今アジサイ真っ盛り。北鎌倉で電車を下りたひともたくさんいました。

私たちは鎌倉駅(正面・東口)集合、6名が参加。

淨妙寺まではバスで行くことに。

駅前の5番バス乗り場から乗車、10分ほどで着きました。


バスをおりると淨妙寺参道はすぐです。

参道脇の民家の樹木も古く大きいものが多くさすが古い街・鎌倉を感じます。

     庭の花を眺めながら進みました。
       


淨妙寺山門


山門をくぐった左手で拝観料300円の支払い。
同行のお二人はここで御朱印を戴きました。足元にツリフネソウ。
     

            

淨妙寺は平安末期の文治4年(1188)の開創
当初は寺の名前も宗派も違ったようですが、鎌倉末期・元弘元年(1331)に足利貞氏没後今の淨妙寺に改称したとのこと。 当時は七堂伽藍を備えたりっぱな寺だったそうです。

現在庭の整備中でした。


本堂でおまいりを済ませ奥の方に進みました。

坂道をあがったところに石釜パンを焼いているレストランがあり、そこの庭にたくさんのアナベルが咲いているのです。アナベルはアメリカノリノキの変種を品種改良したものだそうです。

古い洋館がレストランになっていました。



      花びらのように見えるガクは日本古来のアジサイより細かい。
        



ハーブも咲いていましたが名前まではわかりません。
       

     

レストランは予約が必要だそう。

私たちは売店で、石釜で焼いたというパンを購入しました。

狭い庭ですがとても美しく整備されています。

それもそのはず、ここの庭はガーデンデザイナーのニコラス・レナハンという方がデザインしたということですので。


       

ピンクのアナベルもありました。


       


庭にパラソルつきのテーブルがあったのでそこをお借りして早めの昼食としました。
(他での飲食は禁止のようです)

食事の後、裏山の散策路へ。 ウグイスが盛んにさえずり木々を渡っていました。

かわいいアジサイあり。


       
   
    どくだみ
     

        八重のどくだみ
          

            露草も白!
              
          (他の人のブログにこの白い露草はトキワツユクサとありました)     
 
           
淨妙寺でたまたま出会った方が、淨妙寺のバス停の少し先に一条恵観(いちじょうえかん)山荘というのがあってすばらしかったと教えてくださり、私たちもそこに行こうということになりました。

とても目立つ看板がありすぐわかりました。


一条恵観(いちじょうえかん)は後陽成天皇の第9皇子。 
一条恵観山荘は1646年ころ京都・西加茂の広大な敷地に別荘としての茶屋として建てられたもの。戦後鎌倉に移築され、国指定重要文化財となったそう。(拝観料300円だったかと)

入ってすぐのところ。


反対側から。


庭は、名茶人の金森宗和好みに造られているとか。

御幸門


田舎屋風に造られた山荘


それほど広くはありませんが庭を回遊できるようになっています。
あずまやもできています。


小さな流れもあります


  山アジサイいろいろ。


     

          

キキョウも咲いています。

 
眼下に滑川(なめりがわ)が流れているのが見えました。すばらしいロケーションです。

後ろを見上げると楊梅(やまもも)亭というカフェになっていました。
写真が無いので入り口で頂いたスケッチから。(ガラス戸が広く眺めがよさそう)
       

楊梅亭(やまももてい)と同じ建物の茶室部分の丸窓。



このあとは報国寺に向かいます。歩いても10分ほどです。

報国寺: 建武元年(1334)建立。 開基は足利家時。 足利、上杉両氏の菩提寺として栄えたそう。

山門


参道脇の苔むした植え込み








本堂: 淨妙寺でも浴衣姿の若い女性を見かけましたがすてきですね。


鐘楼がまたすばらしい。


ここから先は拝観料が必要(300円)。
別名竹の寺ともいわれるのはこの竹林があるからです。


ちゃんと手入れをしてくださる方がいらっしゃいます。




鎌倉にはやぐらといわれる洞窟があちこちで見られます。
ここは足利義時、義久らの墓になっているそう。




イワタバコもちょうどこの季節が見ごろでした。
        
昔々、このイワタバコを見るためだけに鎌倉まで足を運んだことを思い出しました。

ぐる~っと一回りし、出たところに池と石庭がありました。




建物は伽葉堂(かしょうどう:迦葉は釈迦の弟子)(S53年築)。


宝きょう印塔の横を通り抜け元のところに戻りました。

このあたりにもイワタバコが咲いていましたよ。


報国寺を後にし次は旧華頂宮邸に。ここから歩いて7~8分のすぐ近くです。

旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
玄関のある北側は植木が育って建物は良く見えませんね。

この建物は鎌倉の三大洋館のひとつで(他は前田公爵邸、古我邸)昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられたもの。途中何度か持ち主が変わったようですが、平成8年(1996)に鎌倉市が取得したとのこと。

建物の中に入れるのは春秋の2日間だけで、今日は建物外観と庭を拝見するだけ。休園日は月・火曜日。

南に回ると庭はフランス式庭園だそう。


庭園の先に日本家屋がありましたが、そこは立ち入り禁止でした。


庭園の真ん中のバラがきれいだったので写真に撮っていると、友人がプリンセス・ミチコと書いてある・・と。
       

旧華頂宮邸を後にし、バス通りまで戻ってなるべく裏道を・・・と歩き始めました。
バス通り手前の庚申塔


この色のキョウチクトウは珍しくありませんか?


途中から裏道がなくなり表通りを歩くしかなくなったのでバスに乗ってしまいました。
反対方向行きにこんなバスも走っていました。


駅に戻ってお茶をしたのはいうまでもありません。

17:00ちょうどの電車で帰途につきました。



上野・友人の御朱印巡りとクリムト展

2019-06-13 11:23:10 | ちょこっとお出かけ
 2019.6.11(火)

近所の友人は令和になってから御朱印収集を始めたそうで、上野に行こうと誘われました。

すでに靖国神社や明治神宮、府中の大国魂神社など有名なところをたくさん回っていました。

場所によっては5時間6時間待ちもあったとか。時間切れで当日に御朱印を戴けなかったところは番号札が渡され、別の日に出直したりと苦労もあったそう。

今日は上野公園中心の御朱印収集。近所の友人なので京成電車で一緒に出かけました。

京成上野駅から上野公園に入りました。


まずは花園神社と五条天神社の二社。同じ敷地内にあります。

花園神社入り口(ここは公園からの横方向からの入り口。正面は左の坂道の下の方)

私たちは公園から入りそのまま進みました。





私のメインは今日の昼食。 昨年別の友人の展覧会の日に食べた韻松亭(いんしょうてい)です。


今日は二人だけでしたので昨年とは別の部屋


内容は昨年とほぼ同じ、でも間があいているので全く問題ありません。
       
友人はビール、私はジンジャエールを飲みながら・・・

途中で茶碗蒸しと焼き物が届きました。


   そのあと、豆ご飯と味噌汁です。
         
(ご飯、お味噌汁はお代わり自由だそう)


     最後にデザートの麩まんじゅうが届きました。
     

1時間半もかけてゆっくりいただきおなかいっぱいになりました。  


このあと、すぐ近くにある上野大仏に寄りました。

少し高いところにあり、このパゴダは下から見えるので知っていました。


ですが、何度も何十回も上野公園に来てはいても上に上がったことはありません。友人のお蔭で真近まで行きました。こんな機会が無かったらこれからもずっと上がることはなかったかもしれません。

階段を上がる途中のユリの花


     カシワバアジサイはそろそろ終わりに近いよう。
      

パゴダの中にはご本尊の薬師瑠璃光如来と脇侍として日光・月光菩薩がいらっしゃいます。(撮影不可)

向かって左側にこのような大仏があったとはね~! 

     これが上野大仏なのですね。
       

御朱印窓口は13:30からということで4人の方が待っていました。
 
驚いたことに先のお二人は外国の方(男性二人)。彼らが持っていた御朱印帳は黒くてかっこいい金剛力士像の図柄。見せて頂くとすでに12~3ヶ所の印がありました。

いつ日本に来たのか聞くと、3日前だそう・・・ おほ~ッ! 3日でこの数・・  私の友人と御朱印の見せっこをしていました。

このあと友人も行くという私の行った事のない上野東照宮に回るそうで別れてしまいましたが、彼らは御朱印巡りのために日本に来たのかも! と後で思いました。

さくら通りから左に斜めに進むと、動物園の手前にのぼりのたくさん立っている上野東照宮がありました。五重塔は良く見えるので知っていましたが、こんなところに東照宮?! 全く知りませんでしたね~。


長い参道を進み、山門をくぐり


さらに進むと両脇にたくさんの銅製の灯篭があります。全部で50基あるそう。
これは諸国の大名が寄進したものだそうで、一番古いものが寛永5年(1628)藤堂高虎の奉納したものとか。


正面に金ぴかの建造物が見えてきました。


唐門(正式には唐破風造り四脚門)  慶安4年(1651)の造営だそう。 
左甚五郎作の昇り龍、降り龍、上には錦鶏鳥、銀鶏鳥の透かし彫りがあります。

左が錦鶏で右が銀鶏のよう。


唐門の左手に御朱印を戴くところがあります。その脇から中に入ることができ社殿の拝観ができます。(拝観料350円)

樹齢600年のご神木の大楠。その大きさに驚かされます。


近くに狸が祀られている祠がありました。たぬきとはめずらしい気がします。


解説板


   残念ーーー ここでカメラの電池切れとなりましたーーーー
  
中の狸まで写せたと思ったのですが、それは写っていませんでした。


右手の門を入ると目の前に東照宮の社殿。

新たに金箔を貼ったきらびやかなもの。社殿落慶は慶安4年(1651)4月17日だそう。

植えられている柘植やその他の樹木もかなりの年代ものです。

唐門の内側にも昇り龍、降り龍や錦鶏鳥、銀鶏鳥の彫り物があります。 


このあと、寛永寺にも行きましたが残念ながら写真はありません。 又いつか行ったときに寄ってみようと思います。


寛永寺から戻って東京都美術館のクリムト展に入りました。

同行の友人は膝の手術をし金具を入れたりで障害者手帳を持っており、私は付き添いという形で無料で入れて頂くことができました。

中は撮影禁止なので、頂いたリーフレットからいくつかご紹介致します。



171×171

本当はこれが一番大きな絵なのですが、大きくできなくてすみません。

216×3438

          
           244×56.5


100×100

上の方に赤ちゃんの顔。

110.4×110.9

         
          59.7×49.9


140×85

これは私の買った見開きのクリヤーファイル・表

開いた内側


今日は友人の勧めで初めてイヤホンガイドを利用しました(550円)。 人が多く説明書きを読めないところもあるのでこれは便利。 聞いたから読んだからといってすべてを覚えてはいられませんが、次回からもイヤホンガイドのお世話になろうと思いました。

一回りするとかなり疲れますね、帰りに3階のレストランでお茶・ケーキで一休み。

17:14の始発電車で座って帰りました。 快い有意義な一日となりました。